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2024年01月11日

マリッジセレブレーション。377追憶の流れ愛おしい時間。。。

えっ。。。

IMG_3266.jpeg
記憶の片隅にどこか懐かしい声がすると。。ボーっとした光が吾朗太さんの目の前に現れました。。。IMG_3269.jpeg

えっ。。えー。。。

「あ。。。あの、その声は。、叔父さん、ヒロキの叔父貴、、。」目の前のもの寂しいIMG_3269.jpeg青白い光からは確かに。。聞き覚えがある、ヒロキだ。。。でも、なんで、ヒロキは俺が産まれる前からヤクザを嫌がって剣崎家とさっさと縁切りして厳しい寺に入っていてでも、オヤジが亡くなった時にオヤジの身内がヤクザでゴタゴタしているので後の手続きなどは、小さい子どもがいるし特別にヒロキの叔父貴がいろいろとやってくれたとは聞いてるけど。。でも、俺はガキの頃から悪い仲間や女や年少やらとろくに実家に帰っていなかったとは思ったんだが。。。それから、生きてた頃の記憶は親や兄貴達とか、うろ覚えぐらいで、他は。。まだほとんどあまりないけどなんか、それにしてはヒロキの叔父貴の声はすぐわかった。。で。。でも、なんで、こんな、、幽霊の俺がビビるのはおかしいけどいったい、なんなんだ、この状況。。。まさか、ヒロキの叔父貴は死んで幽霊の俺には青白い光のようなものに見えるとかいったい、これは夢でも見てるのかパニックな吾朗太さんに。。。

青白い輝きは。。。ますますの輝きを増して。。IMG_3302.jpegあまりにも眩しいほどに美しい。。吾朗太さんとその青白い光だけが。。めまいがしそうにまぶしくて。。クラクラする。。。

太陽のもとの昼下がりのにぎわしい海辺の
空間から完全に隔離されていて切り取られるように静寂に包まれていました。吾朗太さんは幽霊でもう既に死んでるし、死ぬ事を思えばもうそれ以外はなにも怖くないのに。。得体のしれなさという死ぬ以外にはない恐怖が一瞬襲ってきたかと思うと、すぐに、怖くない、俺はもう死んでいるからこれ以上死ぬ事はないそれに。。。ヒロキの叔父貴は味方だ、絶対に味方だ。。。と安心感のような穏やかさと熱い気持ちがなぜかふっ、と自然と湧いてきた「吾朗太。。。覚えていてくれたか。。。あぁ。。やっぱり。。お前はいなくなった時のまま。。。

「あ。。。あのう、叔父貴、叔父貴どうして、そんな光のような。。魂って言うのか、叔父貴も俺みたいに。。まさか、、死んだんか

「死んではない。。私はちゃんと生きているさ。肉体は今も生きて東京にある。でも、今、生きている肉体次元での私は今の自分も昔の自分も時々しか思い出せないぐらいで。思い出してもすぐ忘れて。。でも、こうやって魂ははっきりときちんと自分も自分の過去も覚えていて魂だけ、こんなふうに肉体は眠っている時に時々浮遊して散策する事を許されて。魂が浮遊する時だけ自分らしい自分に戻ってほんの少しの時間だけ、私の肉体は今は東京の施設でIMG_3327.jpeg眠っている。」

あっ。。。そう言えば、木蓮寺のブーコ。ベルモも、前に生きている認知症の婆さんの魂が木蓮寺に突然浮遊してきてベルモにわざわざ懺悔しにきたみたいな話しをしてきた。亡くなるちょっと前の婆さんで100歳を超えていたらしいが。死期が迫っているのを本能的に感じ取り、それは覚悟しているけど、このまま自分の犯した重大な罪を
懺悔しなければ死んでも死にきれないと。。悪さなんて。。墓場まで持っていけばいいものを。どうしても持っていけなかったんだろう。そういう事もあるんか、ぐらいに特別興味なく話していたけど。

「あっ。。。さっきまで、四朗がこの店にいたんだって。俺の骨がこのプルメリア島で発見されてそれで三太夫の方が先にプルメリアの警察署に行って話しをしてきてくれたみたいだけど四朗はどうしても三太夫と都合が合わなくて今日わざわざ東京から来てくれて警察署に行く前にこのみせに立ち寄ったらしいけど。」ここはIMG_3449.jpeg海の家クワタの外なので吾朗太さんは言いました。
ヒロキさんの魂は。「四朗、あの子には申し訳ないといつも思ってる忙しいなか時々施設にIMG_3326.jpeg顔を出して時には奥さんや連れ子の男の子達まで顔を出してくれる事すらある奥さんの連れ子で私とは血の繋がりもないしもうあの子達も大きいしやる事がいろいろあってもそれでも顔を出して見舞いに来てくれる事もあって。。。元が優しいのもあるかもしれないけど、多分、四朗の育て方がかなり良かったんだろう。感謝しかないけど、肉体の私はそれすらもわからず、こうやって魂に還った時に感謝するしかないけど、でも。。私は肉体の時には四朗にはいつもマナベ君と言ってしまうし肉体の時には四朗をお前の部下だったマナベだと思い込んでしまうんだ。で、こうやって魂になって浮遊する時間になるといつも罪悪感が。。

吾朗太さんはその言葉にはっとして。。。

「マナベ。。って、俺とよくつるんでた奴だろ。。。叔父貴はなんで坊さんで山奥で修行してたのに俺らの反社のマナベをよく知ってるんだよ。確かに俺もうっすらとマナベって奴が俺の部下で四朗に見かけはよく似てたってぐらいは覚えてるけどあいつも俺といっしょでめちゃくちゃだった奴だろ、確か。わざわざ、ボケた叔父貴が四朗に間違えてマナベって思い込むって、マナベを知っているのか。。。

マナベはあいつはまだヤクザでもやってるのか。よくわからんがあいつもめちゃくちゃだったし俺みたいにもう死んでてもおかしくはない。喧嘩ばっかりだったし俺も人の事は言えないけどな。それに、車やバイクも、IMG_3323.jpeg俺は酒はあまり飲めないし好きじゃないからほとんど飲まなかったけどアイツはザルで飲酒運転なんか当たり前だったからなそのうち事故って死ぬぞと俺が言ってもその時はその時だと。。。

俺に憧れて東京邪神軍に入ってきて
俺の言うことはきいて俺も可愛がってたとなんとなく覚えてるけど。外見は四朗に似ておとなしそうだったから、それがコンプレックスで鏡に向かってメンチを切るというか、IMG_3312.jpegガンを飛ばしまくるキメ顔の練習してたなぁ。俺は逆にお前はそのギャップ、確か、ヤクザに見えないところが生かせるのにって言ってたけどな。オヤジの蓮気もヤクザに見えないヤクザを重宝してた。真面目そうに見えたり爽やかそうにいかにもいい人に見えて恐ろしかったり相手を騙す武器になったり、悪い事して逃げてもどこにでもいる容姿は目立たないから目をつけられにくいし。一般のカタギの生活に溶け込みやすい。イケメンやインパクトがあり特徴的な容姿だと目立って仕方ないし。整形して悪い事をして逃げてもイケメンや特徴的な顔のやつは自分の顔に愛着があってよりよくする整形ならいいかもしれないが、
自分が自分じゃなくなるほどに
逃亡生活用にガラッと別人になるぐらいに顔を変えてしまうのにはかなり抵抗があるはずだ。そのてん、平凡な容姿だと一度はイケメンに産まれてみたいとか、全く別人になるという事に前向きな可能性も高いし、容姿で妬まれる事もない。顔は大人しいが、実は凶悪。。。
そういうギャップある空気も鋭利な武器だし。なんて事を俺はマナベに言ってたと思う見かけは確かに四朗にそっくりな奴だったけど。マナベは、ゴローさんは生まれつき顔で悩んだ事もないだろうし、文句なんかないだろうし、すっごいイケメンだからそう言うけど俺みたいに、不細工ってわけじゃねーが、どこにでもいるようなありふれたよくある顔の奴って男だろうが女だろうがなんでこんな顔に産まれてきたんだって悔しくて悩むもんなんだ、なかなか顔と名前が一致されないしジュッパヒトカラゲ扱いされる俺みたいに横着すぎて地元で名前が知れ渡りまくっても名前だけ独り歩きしてるような感じで、いざ噂の本人を見てやれ!って事になったらなんだ、イケメンでもないし、不細工じゃないけどインパクトもねーな、アイツパッとしねーなぁってガッカリされるし。なんてよく言ってたっけ。

そんなもんかねと思いながらもまぁ、マナベを含めて、平凡な容姿の奴らはなんとかして必死でモテたい褒められたい様だった。


「なんで。。って。。ああ。。。そうか。。お前は。。いなくなって。。それで、ここで亡くなってたし。。覚えていないんだなぁ。仕方ない。。」寂しげにヒロキの魂がいいます。

「俺が。。俺が。このプルメリア島で死んだ時。。叔父貴やマナベもなんかあったのかよ、さっきまで四朗の様子を見てたさ。話しかけられないけどそしたら、叔父貴がいまは山寺から降りてボケて施設に入って四朗がたまに施設に見舞いに行くけど叔父貴は、ボケてていつも四朗の友人のマナベと間違えられるって話していて。ボケた叔父貴が四朗にマナベ君、吾朗太は元気かとか、吾朗太がいなくなった事もわかってないみたいだけどでも、厳しい修行僧の叔父貴がなんで吾朗太の友達をよく知っているみたいな感じなんだろうって不思議がってて、まさか、まさか叔父貴。。厳しい修行僧生活に嫌気がさして。。俺らと悪巧みしたんじゃないだろうな。

つい、吾朗太さんはあまりにも自分に何があったか知りたくてボケたなんて。。叔父のヒロキさんにかなり失礼な事だとは思いながらも。。。失礼な言い方をしてしまう。少しでも自分が死んだ原因がわかれば。。と思えば。。だが、それにはヒロキさんは答えないかのように。。。

「あの子も。。。いろいろあって。。大変だったけど、まだ、生きてるただ、あの子はもう、昔のあの子じゃない。
時は流れて
時代が変わり人が変わっていく。。。それが自然の事。。。だが、いったい。。

何があったんだ。。死んでしまって。。時が止まったままの俺は。。。吾朗太さんは急速に自分だけが取り残されていく感覚に陥り。。。






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