「あの。。。なんか。。純さんという女性が。。?」幽霊の吾朗太さんが視えるハイヤーの運転手の
オーガストさんは
吾朗太さんは
なぜ、そんな事を聞くのだろうか吾朗太さん本人も男の子か女の子かすらよくわかってないみたいな感じで。。。
と思いましたが、
「あ、それは。。。」吾朗太さんはなんと答えたらいいのやらと戸惑ってしまいましたが、
そのとき。。。あっ
アマゾネスサンクチュアリィの方向からリリコが歩いてきました。
「ごめんなさい、吾朗太さん、お客様がいらしたので。。。昼間はだいたいは仕事で夜勤もあったりで家にいるかどうかわかりませんが、もしもなんかありましたら、ウチがわかるみたいだし。ウチに来てください。」オーガストさんは本当に申し訳なさそうに言いました。
なんか。。。いい人だよなぁ。。吾朗太さんは。。切ない痛みが込み上げてきました。
あっ。。。ジワっと。。なんだか昔懐かしいような。。記憶はないにしろ。。。いつかどこかで。。。
よくは思い出せないけどさりげない思いやりや配慮というか。。。
ジワっとあたたかな感覚。。。木蓮寺が特に綺麗だから昼間はフラフラどこかへ出掛けて夜はいつも寝床の定宿に勝手にしてるけど。。。このオッさんの家や庭でも綺麗だからイイよなぁ。。。
チラリと吾朗太さんはそう考えました。
さて。。同時刻。同じ朝。。
プルメリア島の北。。。
神楽町市、南新町の海辺の白い家のヴィーナス以外の住人、福ちゃんとシュナ坊とグリは、体調不良のヴィーナスだけを置いてグリのUFOで先に神楽町小学校へ。。。
というか、朝ごはんを作るのがめんどくさいので小学校の近所のカフェ南風でモーニングしてから学校へ行く事にしました。福ちゃんが社会で働く就労児童なので子ども達だけでも喫茶店へ入るのが許されています。就労児童は、家庭の事情や自らの希望で早く自分の適した資質で社会に貢献したいという子ども達です。
本当は、珈琲大好き南風のマスターの珈琲の大ファンのヴィーナスが率先して南風のモーニングに行くところ
いかんせんな、今朝は二日酔いでフラフラトホホ。。。
今は水を飲むのがやっとこ。大好きな珈琲も、大好きな桃も今口にしたら吐きそうです。
ヴィーナスは、しぶしぶミンナを見送るとガラス張りのリビングの水素水のウォーターサーバーで水を飲もうとすると門の向こうの遠目に、隣の居酒屋くじらのオヤジさんを見つけました。昨日お客に散々飲まされて酔っ払っているのかフラフラしてどうもウチにやって来そうです。なんなのよ。。。あの人、駐車場代なら口座引き落としじゃない。なんかのクレームかまたきし蔵と揉めたのかしら。。。それとも、福ちゃん達が昨日きし蔵に行ったのがバレて酔っ払って苦情を言いにきたのかしら。。。朝っぱらからメンドクサイ。。
うわぁ。多分。。。あのオッさんまた酔っ払ってる。。アタシもクラクラ二日酔いで人のこと言えないけどさ。
海辺の白い家を挟んできしめん屋のきし蔵と居酒屋くじらできし蔵とくじらのご主人は神楽町市小学校からの同級生です。祖父が名古屋出身で神楽町市できしめん屋をはじめて3代目のきし蔵のご主人と自分で居酒屋くじらをはじめたくじらのご主人。子どもの頃からの幼なじみで仲はいいし。白い家の裏のヴィーナスの麗しが浜パーキングの月極め駐車場もお互いお客さんの駐車場でスペースを何台か借りていますが、くじらのお客が勝手にきし蔵の駐車場に車を停めてきし蔵のお客が車を停めれなかったり夕方からオープンのくじらの駐車場にきし蔵のお客が勝手に車を停めたりで店のご主人同士で大揉めに大喧嘩になったりしました。
駐車場の大家で喧嘩や揉め事の見学や口出し大好きなヴィーナスは、二人のご主人に「ね、ご主人とオカシラは、共生共存で持ちつ持たれつなんだし。きし蔵のご主人は、居酒屋のオカシラの店で飲んだお客さん達がシメにきしめんや鍋焼きうどんを食べに来る」「ちょっとちょっとモモキーだけトクしてないアイツさ、わざわざ儲ける為に営業時間延ばしたんだぜ。ウチの酒飲んだ後のお客がよくきし蔵で〆のきしめん食べに行くし。ウチが奉仕するばっかりじゃん。」モモキーというのはきし蔵のご主人の名前が百樹なので小さな頃から同級生からは、モモキーと呼ばれていました。くじらのご主人は、苗字が大黒なので幼なじみからはクロやらクロっちと呼ばれていました。物腰柔らかい紳士的な品のいいきし蔵さんと元ヤンチャしてた雰囲気がある下町のオッさん風のくじらは正反対ですが近所の幼なじみで昔から仲良く料理人と言っても職人気質ではなく二人とも気さくで明るいタイプでした。
たまに酔っ払って気の短いクジラがきし蔵に喧嘩を売ります。ヴィーナスは、「あのねぇ。きし蔵のご主人が営業時間を延ばしてからカシラの店もますます流行る様になったでしょ。カシラんとこは、〆にご飯系か麺類はラーメンかうどんでそれもいいけどさ。お客さんの中では、くじらで一杯やって〆はきし蔵って発想のシステムが自然に組み込まれている人もたくさんいるし、きし蔵さんさお客さんにあそこはいいよ、ってけっこうくじらの宣伝してるんだからね。それに、真逆にきし蔵が閉店してからきし蔵の駐車場に車を停めるカシラの店のお客だっているんだからお互い様でしょ。カシラがそんなにイヤと言うならさ
駐車場の事は、お客さんにマナーがあるからネットや張り紙しとけばいいでしょ。アタシもなんなら自分のホームページにその件でマナーを守りましょうって大家の責任もあるし、書いとくから。」
と、仲裁にはいります。なんて、そんな事もあったけど。。
この
海辺の白い家はリビングが綺麗なガラス張りです。
案の定、
インターフォンが鳴ると
くじらのカシラのダミ声で。。。
「大家さん、ちょっと大家さんいるんだろう。さっき、福ちゃん達が外に出てて大家さんがいないんだけど大家さんって朝っぱらから仕事みたいに聞いたら、間違えて昨日酒飲んで大変って聞いたじゃないのさ。」
アイツらアタシが家にいる事を、二日酔いを。、。くじらのオッさんに喋ったなしぶしぶヴィーナスがインターフォンで、
「おはようございます。。。あのカシラ、なんかありましたか。」駐車場の大家として顧客を無視する訳にはいかないと無理をして対応しました。
「でさ、二日酔いの大家さんがあまりに可哀想だからよ、大家さんウチで売ってるウンコのパワーを持ってきたんだよ。エナジードリンクみたいなやつ。」「はウンコのパワーって下剤持ってきてくれてどうするのよ。。。心配してくれるのはありがたいけどアタシは快便自慢だから。飲んだらピーピーよ。。。」「あー、アハハハハハ。間違えた、違う違う、ウコンのパワーだってー。うちにあるの。。。すまん。ウチの常連のお客がウコンのパワーをウンコくれウンコくれって言う奴がいてさ。食べもの屋でそういう言い方するなって毎回ど叱るんだけどー。二日酔いに効くのやつね、ウコンのパワー。」
「それ、二日酔い防止で、未然に防ぐ予防系でアフターフォローってわけじゃないんじゃない。。。ウンコのパワーって。。。ウチのクラスの蜜蜂ハニーかよ。。。」
神楽町市小学校低学年の
ヴィーナスのクラスは、担任の先生が、5教科ではなくクリエイティブ編の宿題を出す事や授業をする事がよくあり。
例えば、誰もが知ってるような、シンデレラや桃太郎などなど。。有名な物語の続きのストーリーを考えようとか、その有名な物語は何が言いたいのか物語の目的を考えようという考察課題を出すのが好きで。
それは、子どもの想像力をふくらませたり、人の話や考えは宝の山でそういう見方もあったのかと刺激や勉強になっておもしろいし。
多種多様千差万別な十人十色の考えや物の見方があって無から有を生み出し柔軟に考える訓練や感性を豊かに高める訓練でもあり児童の中には将来は、考えて表現する作家や絵本作家、シナリオライターやお笑い芸人になりたい子も何人かいるので。ティーチャーズという種族の天使とアヒルのハーフの担任のセブン先生は、パンチパーマの若いにいちゃんですが、明るくて優しくおもしろいヴィーナスも大好きな先生です。
みんなの夢を応援する為にも子どものうちから感性を豊かにするクリエイティブな授業と課題を心がけています。
たとえ、文筆業や文章を書く仕事に興味がない子達でもコミニュケーション能力、ワクワクする気持ちやコメント力を高めるクリエイティブの授業はいつも人気がありました。
笑いはこの世を変えるパワーがある、社会が不安になっていくこそ世の中には笑いが必要で笑う門には福来たるで、成長には豊かな感覚と笑いが必要という事で、豊かな感性を育てるという課題のひとつで
「言い間違いや思い込みの勘違いをしていた事がありますか。例えば、先生は、両親が薬剤師ですが、小学生の頃学校の帰りに新しく友達になった子にその事を言ったら急に友達が真っ青になって大泣きして突然逃げて帰ってしまわれて。なんかやったっけ。。。全然友達を泣かせる意味がないので、、。意味もわからなく親にも友達を泣かせたなんて叱られるから言えないし
モヤモヤしていたら次の日学校へ行ったらその友達に謝られました。どうもその友達は、先生の親の 薬剤師ヤクザ医師だと勘違いして
ヤクザ専門の闇医者で拳銃で撃たれたなど人に言えない喧嘩のケガの処置やドラマで腎臓や肝臓を売れみたいな臓器売買の手術をする悪い医者だと勘違いされて家に大泣きで飛んで帰った友達は、怖い人の子どもと友達になったどうしようと親に泣きついたのですが、親がびっくりしてよくよく聞いてみたら息子はどうも薬剤師をヤクザみたいな悪い事をする医者だと思っている事がわかり友達は親に大笑いされて、きちんと薬剤師は、薬の専門家の事で病院やドラッグストアで薬を出したり起きに相談されたりしている人の事だと説明されて次の日セブン先生に謝りに来たのでした。」
まぁ、低学年クラスの児童達からも出るわ出るわで盛り上がって西京焼きを最強焼きでこれが最高に美味しい魚の焼き方だと思ったり。ベルモみたいにビーグルをベーグルと言っていたり。。。 よくある汚職事件をお食事券だと勘違いした子や、野球のアベレージを阿部れいじという選手だと思ってた子や肩甲骨を骨で一番頑丈な
健康骨だと思っていたり、異邦人を悪い事ばかりして暮らす違法人だと思ってたり。。
お兄さんが、
新撰組を新鮮組だと思ってテストに書いていたという子もいました。
よくある
月極め駐車場を、げっきょく駐車場という大手のフランチャイズの駐車場の会社の名前だと思っていた子もいました。
ヴィーナスは、それこそ居酒屋くじらで壁のメニュー表に酒盗と書いてあって、誰かが酔っ払って酒を飲み逃げでもして壁に書いて万引きするなみたいなニュアンスで酒泥棒と注意してるのかとくじらのオカシラに言って大笑いされたと発表しました。
そんな時、クラスメイトのミツバチのハニーが
「お父さんがドラッグストアでウコンのパワーを買ってきてと言われてよく知らなかったので前々から知っていた
下剤のウンコのパワーを買ってきたら家族から怒られるより大笑いされてずっといまだに家族から笑いのネタにされてイヤんなっちゃう」と言われて笑われていました。
ヴィーナスは、いつもの
そんな自分の低学年クラスを思い出して
ああ。。早く。。学校へ行きたい。。。
おいてけぼりをくらうなんて。。。
2021年12月16日
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