2021年10月04日
マリッジcelebration291親ごころ、子の気持ちただ切なくて。。。
「えっ」
純が。。。純が隣のおばさん環さんの娘でない事にミーシャは驚いたのだけれど。
純ちゃんが言うには、
「私は。。。反社会のヤクザみたいな乱暴な父親の血が流れてるかもしれない。」純ちゃんは泣き始めました。
緋夏さん、家出ばかりして行方不明になっていた緋夏さんは3歳の男の子を轢き逃げで亡くして。その犯人らしき鷹さんという老女と勘違いをして鷹さんの一卵性双生児でそっくりな妹の峰さん
親の離婚で生き別れになった
環さんの実のお母さんを刺そうと襲い、それを一緒に旅行していた環さんがかばい、環さんは異母妹の緋夏さんに刺されたのだけど
それを目撃した純ちゃんが刺し違えて環さんを刺して驚く緋夏さんから刃物を取り上げて緋夏さんに本気に怒り環さんが殺されたかもしれないとパニックになり緋夏さんに殺してやるとわめいて襲いかかり、近くにいた福の神のラブと笑〜が必死で純ちゃんを取り押さえて刃物も取り上げられて事なきを得たのだけれど。私は人殺しをしたかもしれなかった恐ろしい。。。殺人未遂だ福の神姉妹が動いて揉み消したけどと、純ちゃんの告白を聞きました。
ミーシャは、「それは。。私でも人殺しになるかもしれない。当たり前だわ。目の前で大切な人が襲われて命を奪われたなら。。。普段暴力とは無縁な人でも反射的に相手を殴ったり蹴ったり。。。めちゃくちゃやるわよ。許せないし、環おばさんは刺されても無事で純も何事もなかったんでしょう、その緋夏さんていう。。。純の実のお母さん。。。息子さんを轢き逃げされて可哀想だけど、。。」純ちゃんは人殺しをしそうになったそんな自分が自分で怖いと言ってるけど誰だっていざそんな状況になれば。。。。
結局は、その轢き逃げ犯の鷹さんという老女は罪の意識か既に自殺していたという。犯人と勘違いされて刺されそうな峯さんを環おばさんがかばって刺されてしまった。
当たり前かもしれないが、それが許せなかった純ちゃんは、自分を捨てた産みの母親緋夏より愛情をかけて育ててくれた育ての母親環さんを取ったのだ。
殺人未遂事件はプルメリア島の篤志家葉月の聖域のアマゾネスサンクチュアリィという特殊な場で起きたのも含めて
異母妹の緋夏さんという事で、被害者の刺された環さんの方から事件にしないで欲しいという事と、刺されそうになった環さんの母親峰さんも、生き別れになった一卵性双生児の姉の鷹さんが緋夏さんの息子さんを轢き逃げしたという事を知り
どうか緋夏さんを不問にして欲しいと。
なんとも悲しい事件というか。。。「私は。。。もしかして、暴力を振るったりお金を取り上げたりと酷い男の子どもかもしれないという事で、緋夏さんという人は異母姉のお母さんに私を押し付けて逃げたのよ。新しい男と一緒にね。新しい生活に私は邪魔だったかもしれないし、私は新しい男の子どもかもしれないけど、暴力男の子どもかもしれないし。。。」
そして。。純ちゃんは初めてできた彼氏というのが、実は緋夏さんの新しい男の息子であり。。。彼氏とはなにもなくて良かったんだけど、もしかしたら異母兄妹の可能性があるからとそれでそれをきっかけに、彼氏ができるのはおめでたいけど血の繋がりのある男性はダメよと、それがきっかけで
母親の環さんに衝撃の事実、実は純ちゃんは特別養子縁組で環さんの娘では無い事を打ち明けられたと。
純ちゃんは、刑務所で服役した事があるチンピラ反社会氏か、元彼氏のお父さんか
どちらの娘かはわからないという彼氏。。。カフェ南風のオーナーのグーとは既に終わったけど父親が一緒の異母兄かもしれないという可能性。。。それが故に
恋は終わり、そしてもう一人父親の可能性がある緋夏さんの元夫の吾朗太という反社会。
どちらにせよ、緋夏さんは純ちゃんを捨ててどちらが父親にせよ、不幸でしかない。純ちゃんをさらなる不幸のどん底に陥れた。木蓮寺のベルモからは、どんな親でも産んでくれた事は事実なのでそれには本当に感謝すべきだし、だからといって親が害がある毒親だと自分が思えたら距離を取ったり捨ててもいい。親の言うことなんて聞けることだけきいて、聞けないことはくだらないしょうもない事を言う親が悪いし。
世代や価値観が全然違うし、おおかた子どもの方が今の時代にどう生きるか早く順応しやすい。
純ちゃんは、緋夏さんに手放されたからこそ、環さんという素晴らしいお母さんに恵まれたのだし。ベルモは、母親葉月の出産を手伝った悪い女性に騙されて三つ子のうち2人死産としてミリオンと一緒に海に流されたけど瀕死の赤ちゃんを母親から死産だと騙して捨てた犯人の恐ろしい悪い女性を悪いどころか彼女に感謝してるし。本当に死にかけていたし一度は死んだ様なものの私が起死回生して木蓮寺に引き取られて。
そうじゃなければ今の幸せは無いし不幸や試練だと思われる中にもキラリと輝く幸せがあり、不幸を鍛錬研磨で幸せにしていくのはもはや自分でしかない。ダイヤモンドはそのままであれば単に石ころかもしれないが、丹精込めて磨きあげ切磋琢磨と研鑽を積み重ねると優雅にキラキラ輝くのだ人も単に淡々と無駄に歳をとるために生きるのではない、心身成長し、自分らしく輝き自他、社会幸せになる為に生きるのだ
不幸も着眼点を変えて幸福へと繋げる
不幸や失敗の経験に基づいて視野を広げて物事を俯瞰して
ひとかわもふたかわも剥け
人も成長や行動無くして輝きはない、
「産んだ人が育て無い方が幸せな子どもはいるのよ。」ベルモは言う。ベルモも
産みの
母親の葉月は好きだけどそれよりももっと育ての親の木蓮和尚夫妻が好きだ
もしも健全に産まれてヴィーナスと一緒に金星で暮らしていたら今のこのこれ以上ないほどの申し分ない環境はないし。ベルモは、産まれてまもなくのうちにみつごのミリオンとともにミリオンの里親の桑田家が経営するに宿泊している常連の釣り人に海で拾われて、ミリオンは生きていたが、ベルモは死んでると思われたので、常連の釣り人は海外出張が多くてこの子達を引き取れないからと、宿泊先の主人の桑田千範氏に2匹を渡して
主人の桑田千範氏が、菩提寺の木蓮寺に死んでると思われたベルモが可哀想だからお弔いをと葬式をあげる様に木蓮寺に依頼した事でベルモは木蓮寺にやってきた。結局は、死体だと思われた瀕死のベルモが息を吹き返したので木蓮和尚は、葬儀代はいらないのでこの宇宙人らしき赤ちゃんをぜひうちにください、なんならきちんとお金払いますから、この子はきっとウチのこに違いありませんと桑田さんに頼み、桑田さんも宇宙人の赤ちゃんのミリオンを育てる事にしたけど、宇宙人を育てるのに未経験だし、急に2匹いっぺんにはどうしたらいいかわからないので、そんなお金はいらないし、お互いに木蓮和尚と相談しながらそれぞれ育てていこうという話になりました。
木蓮寺の和尚夫婦は金星の40代後半の実の祖父母よりまるでその親ぐらいの遥かに歳上の70代前半だけど。ベルモは幼稚園の先生をしつつ時々いまどきの若いママにキラキラキャピキャピし過ぎてついていけない事もあるし。若いママが自慢という人がいるが、そうだろうかベルモは、産みの親より完全に育ての親ガチャに大当たりしたといつも思っている。おそらくは、純ちゃんも産みの親ガチャは失礼ながら大はずれしてしまったが育ての親に大当たりしたのではなかろうか。
とベルモは思う。ベルモは一生結婚しないので、木蓮和尚夫妻に追い出されない限りはずっと里親の木蓮夫妻と暮らすらしいが、
純ちゃんも、兄や弟がいるけれど結婚したとしてもできれば親の環さん夫妻と住んでくれる男性を探そうと思っている、
ベルモも純ちゃんも決して親の資産目当てという意味はなく。それだけお互いに育ての親が自慢で大好きなのだ
純ちゃんも、私を捨てた緋夏さんは。。。
ベルモの優しい説得に
産んでくれて捨ててくれてありがとうとだんだんと思える様になってきた。ただ、大事な育てのお母さん環さんを刺した時はワザとではないにしろもしも環のお母さんが死んでいたら本気で緋夏さんを殺そうと思えて自分のなかに恐ろしい人殺しをしてしまいそうな自分がいる。。。私は。。
もしもあの時福の神姉妹が自分を取り押さえてくれなければ。。。やっぱり、そんな恐ろしい私は反社会の娘、暴力極道の馬鹿娘なんじゃなかろうか。
「あまり気にしない方がいいよ。誰だってそんな状況なら私でも反射的に相手を攻撃すると思うわ大事な人を目の前で刺されたら冷静になれなくて当たり前じゃない。」ミーシャがなぐさめる様に言う。
親友のミーシャは軽蔑どころか純ちゃんに同情しました。確かに、ベルモに相談した時も
ベルモも
私だって。。。そんな状況なら殺人犯になる可能性じゅうぶんあるわよ。日頃真面目な人だって、穏やかな人だって目の前で大事な人の命を奪われてごらんなさい。
ベルモ自身には、環さんが実の親でなかった事や環さんが死んだら刺した緋夏さんを本気で殺そうと思ってしまった事やら、純ちゃんは切実に親身に相談に乗って貰っていました。
ベルモ自身も、木蓮和尚には、時々、誰だって、日頃善人だとて人殺しになる可能性はあるわ。罪を犯すはずがないと自分は大丈夫だと思っても。暴力や犯罪は絶対いけない、ましてや殺人などとんでもない絶対してはならないけれどとは言ってもいます。
だけど、ある日森沢家の家族でTVを見ていて
車が悪いんだーワシは高齢者だー、車が悪いんだぞ、高齢者に向けて親切な車を作らなかった企業が悪いんだからな免許は年齢制限などない、年齢制限ないなら幾つになっても車に乗ろうが関係ない、
という轢き逃げをした90歳近くの高齢者が後日逮捕された事件があり、森沢家は人間離れした犯人のモンスターぶりに絶句したものの、
ベルモが、「こういう人は、被害者から仮に報復で恨み刺されても全然可哀想だとも思わないむしろ、私の親がこんな人であればさっさと免許を取り上げなかった監督不行き届きの愚かな子の自分にも責任あるし、こんな反省の色も全く持てない親なら平均寿命で死ねばいい人で終わって被害者も命を奪われる事もなくみんな幸せだったのにとすら思うし、わざとではないにせよ、他人様の大事な生命や幸せを奪いながらも、自分は全く悪くないだの車が悪いだの免許が年齢制限がないだの、人のせいにしたり車のせいにして言い訳ばかりする
こんな全然反省無いとんでもない人ならいくら産んで育ててくれた恩がある自分の親ですら私が刺して自分も死ぬかもしれない」と泣きながら怒りだした
まぁ、木蓮和尚は何かあった場合自分が悪いのに人のせいや車のせいにする愚かな人では無いけれど。。。
緋夏さんに刺された純ちゃんの育ての母親の
環さんが助かったのもだけど、その場に福の神姉妹がいて純ちゃんが取り押さえられて大事に至らなかったのも、事件が起きた場所が聖域のアマゾネスサンクチュアリィだったのも、全て日頃の純ちゃんの行いが良くて運の運びというか。
ご神仏は常に見てくれているし、そんな愛すべき人を守護して神風や追い風を吹かせる事があるのよ。。。ご神仏は素直さや明るさや得分が大好物で、わざとらしくなく知らず知らずのうちに楽しげで人に親切にしたりや徳を積むような生き方をしている人を愛して時にそういう人に対して人智計り知れない奇跡を起こしたり神風を吹かせるそうだ。神に命を救われるその反面、
ベルモはそういう話しをしつつも、木蓮寺のホームページには、幼いや若いうちに命を失ったり理不尽な事件や事故により命を奪われた人に対しては、神の様に高貴な素晴らしい魂を持って産まれてきて、人類や社会の為に自分が犠牲になりますというシナリオを書いて産まれてきて、自分の生命を奪われた事により問題を社会に提示して社会をよりよく改善成長させて、まさに命懸けで人類を救う様な素晴らしい人々なのだ、ご神仏は、そのご本人が決めた生き方を尊重して見守るのだと載せた事で
轢き逃げで3歳の息子を亡くして、どうこの事実に向き合って行くのかと子どもの幼い生命を亡くした親についての生き方をネット検索して
木蓮寺のホームページのベルモの言葉にたどりついた
緋夏さんの逆鱗に触れて。死ぬのが尊いだと何を作ったようなインチキ話しをしやがって木蓮寺の僧侶大福本人は、イキイキ生きてピンピンしてるじゃないの4歳で多分、好きな僧侶になり、瀕死かなにか知らないが一度は死んだ身みたいに
木蓮寺の
森沢ベルモ、僧籍大福についてプロフが載っていたが、じゃあお前も死ねばよかっただろうにと緋夏さんは悔しくて仕方ありませんでした
ベルモは自暴自棄な緋夏さんに刺し殺されそうでもあったものの。。。
木蓮寺は観光寺でもあり、ベルモは集団生活でだいたい昼夜通して常に周りに人がいる生活が当たり前で結局は、緋夏さんはベルモを殺害するチャンスは得られなかったのだ。
「それで。。。純は、どちらの父親が。。。自分の本当の父親か考えた事があるの知りたいって。。。思ったりは」
ミーシャはさりげなく聞いてみた。
夕食は、お隣のミーシャの家の家政婦も兼ねた純ちゃんの祖母の喜美さんがつくりミーシャも純ちゃんの家で一緒にディナーを済ませて
喜美さんが夕食時は
あまり飲み過ぎないでねと、ワインも出してくれたのだけど
夕食後、さらに飲もうと冷蔵庫のビールとチーズやサラミを持ちだして純ちゃんは、ミーシャに大事な話があるからと部屋に招き入れて自分の出生について打ち明けました。
順調な幸せ素晴らしきお隣の家庭そうだと思っていた純が。。。
ミーシャはお酒の力もあって。。。
純ちゃんに、どっちが自分の父親だと思うなんて。。。つい、聞いてはいけないかもしれないけど、ついつい聞いてしまい、ヤバまずかったかしらと、はっとしましたが
ところが、純ちゃんは、それには静かに「わたしは。。。」
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