2021年07月17日
マリッジcelebration280ただ、死んだ様に眠りたい。。。
再び、現在では。。。
「あ。。。あの。。わ、私はそういうの。。。苦手なんですっ、TVに出るなんて。。。」
青の洞窟を眺める高級フレンチレストラン
青の洞窟のほとりでたまたま、オーガストさんの顔見知りの福の神笑〜や、女優の茶目コ、美術家のヴィーナスと隣の席になり、
人気番組パーフェクト・サーズディのプロデューサーがオーガストさんを見て
あの人、年齢は親子ぐらい違うけどあの青山奏氏にそっくりじゃありませんそっくりさんに出て貰ったらみたいな事を言う。。。
それを聞いたオーガストさんはギクっとしてお断りする、笑〜達の話からオーガストさんがプレゼンスタクシー勤務と知りますますプロデューサーは、「貴方の会社や仕事の宣伝にもなるし。」とさらにふっかけるのだけど、
ところが、茶目コは、プロデューサーにコソッと「あの。。。本当のところはよくわからないけどあの青山奏さんのお父さんって。。。青山兄弟が子どもの頃に子どもを置いていなくなったってエピソードが有名でしょ。。。年代的にオーガストさんを、青山奏社長のお父さんだと勘違いする人達も出てくるんじゃない。。。」
そう、世間では青山奏の父親は子どもを置いて行方不明になった自己中な奴で、年齢的に青山奏にオーガストさんが父親だと勘違いされ、
プレゼンスタクシーやオーガストさんの
宣伝どころか、イメージダウンになりかねないのだ
「あっ。。。そうか。。」プロデューサーは焦り
笑〜が、はっとして、お店のスタッフを呼びお店の菓子折りを用意して貰って
リリコやオーガストさんの方を向いて頭を下げて「雰囲気に水を差して申し訳ありませんでした。。。」お店のスタッフが笑〜に言われて青の洞窟のほとりの菓子折りを二人に手渡しました。
福の神笑〜は、オーガストさんを見てなにか思うところありでこれ以上、オーガストさんが青山奏そっくりだという話しを進めたらまずい気分壊したかもとなんらかを察したのでしょう。プルメリア島で何度かオーガストさんのハイヤーに乗って話した事もあるけれど。。。まぁ、確かオーガストさんはあまりお酒が飲めず、すぐ赤くなるし、甘いものが大好きだけどでも、ウィスキーボンボンやアルコール入りのチョコレートさえフラフラするアルコールが美味しいと思えないしそれに、車の運転が好きだから、こっちに来てプレゼンスタクシーに入ったみたいな事を言っていて、コソッとスタッフにリリコ達のコースを聞いてスイーツが入っていたのでリリコも甘いものは大丈夫だと察してすぐに菓子折りを用意して貰いました。
おふたりに非礼の
お詫びに飲み物を一杯づつ、だとリリコはアルコールでいいけどオーガストさんはごちそうしてもミネラルウォーターになるし。
スイーツだと、デザートもコースにあるし。それに細い二人は、コースでもうオナカイッパイになるかもしれないし。それなら、お詫びにお土産で。、、
「あ。。。あのそんな、お気遣いなく。。」リリコもオーガストさんも恐縮したものの、笑〜は、「い、いえこっちがでしゃばったお話しをしてお邪魔してしまって。。心苦しい限りです。どうぞ、納めください。」すると、ヴィーナスも、はっとなにかに気付いて、「どうぞ、ごゆっくり失礼致しました」と頭を下げました。
こっちの話し。。。というか、それからは、笑〜達のテーブルは、再び仕事の話に戻ったようです。もうあちらのテーブルは仕事の話に夢中なので、オーガストさんは、ホッとした様な顔をしましたが、あまり気にしていない様で、「得しちゃいましたねー」と笑っただけでしたが、リリコは、
笑〜さん。。。まるで地雷を踏んじゃったみたいな顔で慌てて。。。オーガストさんの事。。。有名人、青山奏の父親って気づいたんだろうか。わざわざ菓子折りまで用意するって。。
さて。。。時同じくして木蓮寺。。
「嘘をつくな」敷地内の木蓮幼稚園から離れに帰ってきたベルモの妹分のチワワのミーナとココナは、ベルモに問い詰められて住まいの離れの冷蔵庫のヨーグルトを勝手に食べた言い訳をしはじめましたが、
「ウンコが。。。ウンコが出ない」「ウンチが出ないから。。ヨーグルトを食べれば大丈夫だと思っただけ」二人はモゴモゴ想定通りのウンチが出ないからヨーグルトが薬みたいな言い訳をしはじめましたが
「これはなんなのよあんた達」
それは、木蓮幼稚園に配られた幼児の教育サンプルの雑誌すくすくチルドレンで生活や躾、各種勉強などなど日々日替わりで課題が出ているまるで夏休みの日誌の様な物で、
企業から複数サンプルを配られて、ミーナとココナにも与えたのですが、
ほら、やっぱり今月号、計算問題のある日は二人とも白紙。。。字の練習の日は途中でやめたり日記を書く日は、ねーたんのジュスをかってにのみました。だいえととをてつだいます。
と冷蔵庫泥棒した自爆文が書かれていたり。さすがに勉強嫌いなふたり。別に毎日の課題を強制しているわけじゃないんだけど
歯抜けというか、おそらく二人とも、夏休みの日誌は好きなページや簡単なページだけやってあとは白紙で知ったこっちゃないわかりませんも、そういう回答なんだし。
それより調べたらカンニングだし、と開き直るタイプなんだろう。
それが、後ろのページのトイレトレーニングで、
ウンコの出た日、快便花丸、普通まる、少し出た三角、お腹を壊した四角、出ないバツと。。、、そのページだけは2人とも馬鹿正直に真面目に記録を几帳面に毎日毎日付けているのだベルは、寝る前に、2人ともキャーキャーいいながら記録しているのを何度も見ているので。。2人が便秘でない事なんてお見通しだし。
ふたりともに。
花丸や丸、せいぜい三角が並ぶトイレトレーニングのページ。。。
なにがウンコが出ないだ大概にしろいウンコの記録だけ毎日毎日真面目に馬鹿正直に。。。確かに子どもはウンコの話が大好きだし、木蓮寺僧侶兼幼稚園教論のベルモの副担任クラスのヒヨコ組の生徒達も、粘土など自由課題を与えると必ずウンコを作る生徒が何人かいます。。確かに自由課題だからねぇ。
木蓮寺に住み着く霊体の吾朗太さんからは、ひよこ組の園児の悪口でしょっちゅうからかわれデブは、手に負えない系の掃き溜めのアタオカの頭のおかしい奴らをていよく幼稚園から押し付けられたんじゃねーのとバカにされ
心配になって他のクラスの先生たちに相談しても
自由課題なので、ウンチのオブジェを作る園児はうちにのクラスにも一定数いるのでラブリーウンチ、園児なんてそんなもんですよむしろ、ウンチでもなんでも一生懸命作ったことを褒めてあげてくださいとアドバイスされ。。。まぁ、なんだかそんなものか、子どもはウンチが大好きなんだと。。。
でも、ミーナやココナは、いつまでもいつまでも。。。
なぜ、確実にバレる嘘をつくんだその度に、ベルモは2人のお尻を警策でペンペンするその度に2人は泣きながらもうしませ〜んとごめんなさいしても、しばらくするとまたイタズラをし。
イタチごっこのトカゲのしっぽ切りだし
ウチの森沢家ときたら
木蓮和尚や、濃紫婆さん、紫子夫人
爺ばあはそろって誰もがチワワ達には甘いし叱らない教育をしているわけじゃ無いし、爺ばあキチンと躾はしているけど
本気ではチワワ達には怒らないんだよねだからさ。。。あたしが目を光らせてお尻を叩く程度には
私が鬼役になるしかないじゃないのベルモは妹分の憎まれ役を買って出ます
それはさておき冷蔵庫の中の名前が書いてあるものは食べるなと口をすっぱくして躾けてるのに
それに。。。ね。ベルモに珍しく、虫のいどころ悪くイライラするのは先程かかってきた三つ子のきょうだいの美術家のヴィーナスとの電話でほんとに珍しく口論になりちょっと
そこまで言う事ないじゃないという様な事まで言われて
そりゃデブだのぶーちゃんだの、そういう事を言われてもなんとも思わないアタシハ本当にデブだし。宗教だの洗脳だのそういう事をからかわれたり言われても、うちは見ての通りのお寺で私は僧侶で宗教には間違いないし。
喧嘩になって、そういう事を言われても平気だけどさ。。。
だけどさ、口論のあげく、電話の向こうからヴィーナスが「なによっアンタみたいな結婚もしませんからって言ってる奴に限ってクズオに騙されてけつのけまで抜かれてボロボロになってコロッと騙されて借金まみれよって」そういうふうにキレだしたのだ
コノヤロウだからアタシは結婚なんぞ絶対しないと言うてるに例え親に泣かれわめかれようともさ。ソッチに話しを持っていくな
ベルモは、恋愛や結婚なんて興味もないしメンドクサ冗談じゃないって言ってるのに勝手にそういう話しをされるのがマジでムカつく
なんでそんなあさっての方向へ話が飛ぶのよー
そして。。。
さらにまた、再び。。。遠く離れた東京。。。
京都落ちして。。。東京を捨てたはずなのに。。。なんでまた戻ってきたんだろう。
東京には顔向けできない。。環姉さんや。。純がいるのに。。。身を隠して淡々と片隅で働きひっそりと生きていけるには。。。東京が一番だけど。。
失うものはもうなにもないし。
最初の旦那の
吾朗太は死んだ死んでいた。。。次の旦那の俊とは別れて
息子のコウは轢き逃げで亡くして。。。
居場所が無くて。。。実家の神野家から若いうちから逃げて。。。
吾朗太の子どもならどうしよう背負いきれない業を背負わせた女の子かと怖くなって。。。せめて裕福な実家の優秀な環姉さんの元でならあの子は幸せなんじゃないかと純を実家に捨てて。。。
ツケが回ってきたのだ私の愚かな自己中な行動が周りを不幸にする。。。
娘も息子も不幸にした。。。
緋夏は、死んだ様に眠りたく思う。。。
でも。。。あの時久しぶりに会った純は、元気だった。。。私は間違って勘違いして峰さんをかばって環姉さんを刺してしまい。。
怒った純に刺されそうになったけれども。。
純は。。元気だった。。。
純は、いま19歳。。女の厄年だ。。吾朗太の娘なら、吾朗太の生家の剣崎家の呪いで夭折していてもおかしくはない。
というか、そんな迷信を信じる方が馬鹿なんだけど。。
そうだ。。。
あの子は。。大丈夫なんじゃないか、俊の娘なんじゃないか。。。
しかし。。。俊の娘だとて。。。環姉さんから聞いた。。。
純が
俊の前の奥さんとの息子さんと付き合っていて。。。大ごとになる前に。。悲しいけれど。。。
純は、環姉さんの子どもじゃない事を話して
純は、俊の娘の可能性があるから。。
俊の前の奥さんとの息子さんとも付き合ってはならないと諭したって。。、
どっちにしろ、どう転んでも私は純を不幸にした。父親が吾朗太でも俊でも。。。あの子は。。。
もう死んだように眠りたい。。このまま目が覚めなくてもいい。。。
だって。。。生きがいだった息子のコウは幼いうちに死に
娘の純を不幸にして。。。それなのに。。子どもたちを不幸にしといてなんで、私は生きているんだろう
散々悪さして生きていた吾朗太は若いうちに死んでいた次は。。。私かもしれない。。
でも。。。死ねる人はいい。。死ぬ勇気がない。死んだっていいのに。。。緋夏は奈落の底にいつまでも堕ちていく様な得体の知れない恐怖に包まれながらも
いつのまにか眠っていました。
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