「あっ。。。あ、その。。。」
まさか。。。青山のおじさんからいきなりオーガストさんの事を聞いてくるなんて。流星こと駿栄は、青山奏氏が、いったいオーガストさんをどうとらえているのか読めなかったので戸惑うばかりでした。「ミーシャから聞いたんだけど。タクシードライバーやってる男性が、どうも俺の父親なんじゃないかって駿ちゃんが気づいたみたいだって。。。リリコちゃんから連絡があったってミーシャが言ってたんだけど。。。」「あ、ああ、うん。。同僚と掃除当番で遅くなって。。マネージャーやボーイさんが先に帰ってるから送迎無いし、飲むし、車通勤しないから二人でタクシーで帰る事にしたんだ。で、店の近くで朝方タクシー拾ったら、ちょうど名刺にオーガストって書いてあって、プレゼンスタクシーなんだけど、社員の番号があるみたいで、それに24番って書いてあったから、同僚の饗に、これさ、オーガスト24って、僕らの誕生日じゃん。って喋ってたから、そしたら、ドライバーさんが、あなたたちも8月24日産まれなんですかって、話しになって。で、赤信号でドライバーさんが振り返ったら。。。おじさんにすっごく似てて。。。オーガスト24の名刺に青い山のハンコが押してあったんだけど。。。これって。。。まさか、青山って思って。。」
「青山奏に似てますねみたいな事言ったの」奏が聞くと、駿栄は、「いや、年齢的に。。。もしかして、まさかだけど。。。おじさんのお父さんかもみたいに思ったんだけど、おじさんって世間では、こんな言い方しちゃいけないかもしれないけど、両親から捨てられた事になってるでしょ。。。だから、もしも、そういう事があったとして青山奏氏のお父さんだったとしてそれに触れてはいけないタブーかもと思って言いたいけど黙ってたんだよ。いくらこっちがお客でも、触れると地雷の最低限のマナーがあるというか、金を払ってるんだ何を言ってもいいみたいな下品なお客って僕もけっこう見てきてウンザリしてるからさ。」「そうか。。。」「で、店にリリコが来て。都王新聞の文化の取材らしい。それでなんとなくオーガストさんの話しになったんだ。。。そしたら、リリコがオーガストさんを今日タクシー貸し切りにしてるみたいで。。。だけどさ、穏やかな感じのいい人だったんだよね。ほら、僕たちはまだまだだけどある程度の年齢になるとだいたいの人って外見に性格がにじみでるもんじゃない。生きた証みたいにさ。。おじさんは、どう思ってるかわからないけど。。。どうも。。。悪い人だと思えないんだよね。。一度会っただけだけどさ。。」「ああ、リリコちゃんの話しはミーシャから聞いたんだけど。。。ウーン。。。俺は祖父母に育てられてきたけど。。。祖父母が、娘と別れた婿の悪口言ってるのを全く聞いた事がないんだよね。母親からは、別れた旦那が養育費を払わず借金を踏み倒して逃げたから、私はいつまでも夜の仕事なんだみたいな愚痴を言われ続けて、母親の再婚で再婚するから、あんた達はいらないみたいに兄貴と二人捨てられて。。。でも、どうもキチンと養育費の支払いがあってそれを母親の瞳が全部使い込んでたらしいし。。。」「まぁさ。。僕の店にも馬鹿女みたいなお客が来て。。。有責の離婚して親権取って子ども育児放棄で平気で飲みにくるのもいるけど。別れた旦那に二度と会わないのをいいことにやり放題って女の人いるでしょ?職業柄僕は女性の嫌な面々も目の当たりにするけどさ。女性って。。多くはなにかと被害者になりたがるし。。。自分が有責側でも離婚したら無条件に女性が慰謝料貰えると思い込んでる頭がおかしい人もいるみたいだしね。あっ、ごめんなさい、おじさんのお母さんの事じゃなくって。。。」
「いや、いいんだよ。つくづくとんでもないBBAだったからさ。途中から兄貴と、もしかしてBBAが嘘をついているんじゃないかって話してて。。俺らの名字は父親姓だし、ヤバい父親ならさっさと姓を変えられたり、祖父母が婿の悪口を全く言わないし。だけど、育てて貰ってる祖父母を問い詰めるのもと。それに、BBAは何度も金の無心はしてくるし。手切金でけっこうくれてやったんだけど。。」「オーガストさん、仕事で海外へ長いこと行ってたみたいだよ。、、そういう環境だと、男が離婚したら子育てなんかできないんじゃないの。確か福岡が地元って言ってたんだけど、次男だし地元に戻らずにプルメリア島に老後暮らす為に移住したって言ってたけど。。。身内とも疎遠というか、身内に頼れなかったんじゃない。。。」「ウーン。。。確かに。。。BBAが、父親は駆け落ちして。。。父親の九州の家とは絶縁して結婚したみたいな事を言ってた。。。まぁな、昔の九州って相当な偏見かもしれないけど九州男児って言葉があるぐらいだし、男尊女卑の長男教というか。。。どうも学校の先生の家みたいで。。。学生時代に上京して勝手に子ども作って絶縁されたらしいけど。。。まぁ、でも瞳のBBAみたいなちゃらんぽらんの派手な飲み屋の女を連れてこればそりゃあ、ウチの息子をたらし込んだと昔カタギの人は普通は怒るわな。物心ついた頃は、祖父母と暮らして父親の事はいないもんだと諦めてたし、良くは知らないけど、それは聞いた事はあった。」「おじさんが一歳か2歳ぐらいに、ご両親が離婚してるんでしょ。そりゃ、ずーっと父親と会ってないなら。。。そりゃ。。。覚えてないよ、」「兄貴は3歳か、それぐらいだったんだけど。。。父親は時々帰ってくるが、結構可愛がってくれていた記憶がうっすらとあり、母親からは、遊び歩いてたまにしかろくでもない父親が帰ってこなかった。みたいに離婚後言われたんだけど、あれは今考えると、多分父親が出張か単身赴任でもしてたんじゃないかと思うって。。。後から、もしかして家庭がある男性との間に俺たち兄弟ができたから、父親があまり家にいないのかとも考えたけど、どう考えても、それにしては、若いお兄さんみたいな人だったし。。。やっぱり出張や単身赴任とかかなって言ってた。もしも、父親が
暴力を振るったりとか酷いことをしたとかそうなら3歳ぐらいだと強烈にトラウマになるだろうけど。。。そういうのも全然なかったし。。。それよりも子どもの頃、母親もあまり家に居なかった記憶もあるって兄貴も言ってたんだ。」「名前は、覚えてるのオーガストさん、なの」「聞いてないからなぁ。。。自分を捨てた男性なんか、というか、俺は父親なんか全く覚えてないし。まぁ、瞳のBBAの旦那だからさ。。正直チンピラだと思ってたんだけど。ヤクザとかチンピラとかそっち系で。。。絶対会いたくないし、家から出て行った様な奴はどうでもいいって思ってた。。。ただ、兄貴がおぼろげに、反社なんて、そんな感じじゃなかったような気がする、育ちが良さそうな感じがする、でも、父親は、家にあまりいなかったから、はっきりよくわからないんだけど。。みたいな事をたまに言ってて。。。」「名前は、戸籍謄本とか、取り寄せて調べたらわかるんじゃないかなぁ。僕なんか、あまりに親から酷い扱いを受けるんでわざわざ中学生ぐらいで戸籍謄本取り寄せたし。もしかして、ここまで両親や親族が僕に冷たいのは、わざわざサンドバッグにする為によそから貰われてきたのかもしれないって思って。。。でも、実の両親だと知った時はスッゴいショックでさどっかに優しい両親がいて、助けに来てくれるんじゃないんだ、あんな人たちの血が流れてるんだって変な物語を自分で想像したり。。作っては、希望を持ってたんだけど。。。」
駿栄は、幼稚園でディズニー映画のシンデレラを見てシンデレラが、継母と連れごにいじめられているのを見てその時。。。もしかして、僕が家族にいじめられる理由は。。。うちの両親が本当の両親じゃないからかもしれないと、思いました。
しかしながら、幾ら辛くても。。。家を出る事なんて幼児にできるはずもなくて。
普通は子どもが、実の親と血の繋がりがないと絶望するのだけど、駿栄は、両親が実の両親である事に絶望しました。戸籍謄本の二男の欄にバツ印をつけ、自分で養子と書き込んでみたのです。
駿栄が学校へ行った隙に勝手に駿栄の部屋に入った
親に戸籍謄本を取り寄せた事がばれて、さらには養子と落書きしたのを見つけられて。。どうしてこんな事をするんだと叱られて、あまりにも厳しく問い詰められてパニックになり、あまりに両親が兄や姉との扱いが違うから。。。もしかして、自分はよその子ではと思ったとついそのままストレートに言ってしまったところ。。。駿栄は父親の帝に殴られて吹っ飛びました。「こっちがお前なんかよその子って言いたいのに、お前なんかクソ生意気だ出来の悪い貴様が全て悪いんだろうに、お前は頭だけでなく性格まで悪いんか今日から三日間飯を食うなさっさと家中隈なく掃除しろ」
その日は、夜ちょうどミーシャの双子の弟達の家庭教師をする日で、ミーシャの家、青山家は、2軒隣の駿栄の家庭事情を知っている為に、青山家のハウスキーパーの純ちゃんの祖母の喜美さんが、駿栄の晩ごはんの用意もしていました。ずば抜けて頭のいい駿栄は、同級生や同級生の兄弟の家庭教師のアルバイトを親に内緒でしていて、同級生も、駿栄の家は怖いので、駿栄に小遣いもなく、お年玉も親に取り上げられるのを知っていて、駿栄をかばいました。隣の家の神野家、純ちゃんの家が、主に純ちゃんをかばい、またその隣の青山家も協力しました。神野家は、同級生の純ちゃんの兄と弟がいるので、純ちゃんの兄弟の渡海とケイトとも仲が良かったし。純ちゃんの母親の環さんも、ご飯が食べれないならウチに来なさい。と、言って昔から駿栄をかばいました。
駿栄が友達の家に行こうと、駿栄の両親は何も言わないというか、両親とも接待や出張外泊も多く、兄や姉には外食のお金を渡したり
駿栄は、家のあまりものでも食べろとお金を駿栄だけ渡さず、
驚く事に外食や旅行に駿栄だけ置いてきぼりにするのです。
しかしながら、駿栄は家族と旅行や外食に行くぐらいなら何も食べない方がマシだと思いました。純ちゃんの祖母の喜美さんは、隣の青山家でハウスキーパーをするので、こっそりと駿栄のディナーまで用意していました。
家の掃除は、ほぼ毎日毎日、小さい頃から駿栄の役割で、そのせいか当たり前に掃除する習慣が身につき元の性質もあり、とにかく超綺麗好きになりました。料理は作らせるとつまみ食いしたり、仕返しに何を入れられるかわからないので駿栄は一切の料理はさせてもらえません、
食べる物といえば、冷や飯や余ったもの、残飯。時にはご飯がない時もありました。
あるときは、駿栄は、自分が
父親が外に作った子どもでもいい、半分はうちの両親の子どもじゃないのであれば。。。と、思ったけれど残念ながら、戸籍謄本で駿栄は正真正銘の父親の子どもであり、それから高校生の時に、じゃあ托卵で母親と他のタネでできた子が僕という事はあるのか、とにかく、半分だけでも、よその子でありますように。と、駿栄は、家の掃除がてらに母親、ついでに父親の毛を拾いDNA鑑定に出しても。。。
残念ながら、超毒親の正真正銘の正統な次男でした。
電話の向こうで
「瞳のBBAが無くなって、再婚先の大阪の異父弟から電話があって。。。これはあまりにも兄さん達に、黙っているのは忍びないから、と横浜の兄貴に瞳の日記帳が送られてきたし、瞳が酔っ払うと、昔っから過去の結婚についてペラペラと異父弟に話していたらしいんだ。。。日記には、BBAの字で最初の旦那を騙して子どもさえ作れば結婚して専業主婦になれると思って作ったとか、旦那の親と絶縁していて旦那の実家は遠方でラクだとか、旦那は海外国内問わず飛び回って、亭主元気で留守がいいとか、離婚したのは旦那がフランス赴任の時で、海外移住で実家と絶縁の旦那は子どもの親権を私に渡すしかなかった、私は子どもなんかいらないけど、養育費が入るし、親が面倒見てくれるし、みたいに書いてあって。。。もう、悲しいというより、呆れて物が言えないし。。。薄々嘘をついて父親を悪者に仕立ててるなと感じてたんだけど。。。」青山奏氏は、ため息をつく。それもそうだろう、再婚で相手が初婚だから、子どもは面倒みれない、親の面倒をみれない、親の面倒は、娘は嫁ぐし親ができるだけ自力で自分の老後はキチンとすべきかもしれない事かもしれないけど。。。
親権を取った子どもを捨てるかねぇ。そりゃ、再婚で殺されたり虐待されるぐらいなら最低限施設に預けるかもしれないけど。
それで、青山奏氏が飲食店グループ、ブルーモーメントの異能の経営者として成功してマスコミにではじめると、母親の瞳は金の無心にくるし。。。
「親の話は。。。僕も毒親育ちだからね。だけど。。。やっぱり、オーガストさんは、言い訳も出来ない不利な立場だったんじゃない。。家庭を顧みないって言われたらそれまでだけど、仕方ないじゃん。遊んでいる訳にいかないし、男は社会が軸だよ。遊び人で働きもせず、だけど遊んでくれる父親なら、ちょっと冷たい関係かもしれないけど、断絶仕事人間の父親の方がいいじゃん。彼らだって家族を守る為に命懸けなんだよ。企業戦士として生きる男性や、仕事より家庭重視の家庭人として生きる男性や、遊び人の男性がいるけど、企業戦士が悪い訳じゃない。」「リリコちゃんからいろいろと様子を聞こうと思う。。。ただ、俺が有名になったからと言って急に尋ねて来るような性格じゃないという事なんだろうとは思う。。。」「どうするの。。。これから。。」
駿栄が聞くと、「リリコちゃんから話しを聞いて。。。兄貴にも相談してみる。」「また、報告聞かせてください。。。本当に心配ばっかりかけてごめんなさい。。。そうそうそう、同僚のルームメイト、いま、ここにいる饗がおじさんのファンなんだって。。。電話かわろうかな。」側で、同僚流星が、自分の憧れの雲の上の有名人との電話に圧倒されて珍しく無言な饗が、「え、ええほ、ホンモノの青山奏」あらためてとにかくキンチョーしている。「ファンって芸能人じゃないし。。。アハハハハハ。。。でも、駿ちゃんの友人なら。。。」
電話を代わった饗がええっとパニックになっている。。。活字嫌いで漫画すら途中で疲れる饗が、青山奏の自叙伝だけは真面目に読んだのだ。高校を中退した饗は。。。高校すら行った事がない、中卒で大成功した青山氏に興味と希望を持ちました。
饗と正反対で大人しく読書家の姉が持っていた本を、あっ、青山奏だマスコミに結構出演する中卒の異能の経営者。。。活字嫌いが嘘の様に夢中で読み大感激饗の姉も父親も、漫画すら途中でめんどくさくなり、TVしか見ないような饗が青山奏の自叙伝に引き込まれてびっくり
電話の向こう、東京の青山奏は、優しく饗に、「はじめまして、駿栄の近所の者です。駿栄がお世話になってます。子どもの頃から駿栄を知ってますが、私が言うのも変ですが、素直でめっちゃいい子ですよ、」「あー、あー、あっ、はじめ、はじめまして。。。こちらこそ、流星、いや駿栄君にお世話になってます、饗と申します。このたびは。。えーと。。。あ、あの。。。実業家の青山奏さん、ですよね」「あ、まぁ、そう、だねぇ。それより。。。駿栄の近所のおじさんなんだけど。。。」「あ、あの、流星には感謝してます。そ、それから、俺、いや僕は、昔っから。。。青山さんの大ファンです」
憧れの人を相手にしていつもヤンチャな饗もしどろもどろ。。。それから、、、青山氏は、俺がプルメリア島へ行ったら、朔夜社長と駿栄と饗でメシでも食おうと言いました。。。
そうは言うものの。。。
プルメリア島へ来るって。。。青山のおじさんは、やっぱり
オーガストさんに。。。会いに来るって事なんだろうか。駿栄はそう感じました。青山氏は、本人は無意識かもしれないけど行くかわからない、行けたらいく、と言う時には昔っから今後そこへ行く機会があればね、みたいな社交辞令を婉曲に言うし。。。だけど違うのだ。。。無意識かもしれないけど、青山のおじさんは、オーガストさんとの再会を前向きにとらえてるのではないか。
ああ、なんだかんだで、幼い頃家庭環境が複雑であり、恵まれない家庭と言っていた青山奏氏も、自分の家庭は円満だし。。。父親から捨てられたというのも誤解だった可能性があり。。。
駿栄は
いいなぁ。僕だけ天涯孤独か。。。かと言って、若いうちにオーガストさんや青山奏氏のように自分の家庭を作りたいとは思わないし。家庭を持つのは怖いし恐怖感がある
以前好きになった舞さんは、かなり歳上の人妻で失恋したし。かと言って、自分に一方的に惚れてくる何人かのお客様を自分の方が好きになった事なんて一度でもないし。流星は、働かなくても大丈夫だからとか、貯金を全部あげるとか。。。
お客様とか、好かれるのはありがたいし感謝してるけど、幾ら金持ちの女性でも
そう言われるとドン引きしてよけいに恋愛対象から外れるし。金に物を言わすのか。。。怖いな。。この人達は、男性から本気で愛されるという事にプライドはないんだろうかとすら思う。。。
僕は、家庭は最終的に持たないかもしれないな。子どもも嫌いじゃないけど、めちゃくちゃ欲しいわけじゃないし。
さて。。同じくプルメリア島。
熱帯夜オーナー此花朔夜。
あれっ今日は、なんだよー暫く連絡していない、東京の大先輩青山奏氏から連絡があったかと思えば。。。
スマホの表示には、東京で現役ホストの頃の同僚の麗夜。。グレートピレニーズのレイヤではなく、ウルヤからの着信が入っている。新宿にホストクラブを持っていて、現役時代から仲が良く麗夜も朔夜もホストクラブ経営者で未だに繋がりがあるけど、お互い忙しいので暫く連絡していなかった。
朔夜社長は電話にでると、あまりに暫くぶりの麗夜社長に、「生きてたかー。」と、からかうと、麗夜社長は、
「お、お前さ、パーフェクトサーズディって観るTVの」「見るわけねーだろ。夜は仕事だし、そもそもTVなんぞ、観る時間もない。かかっててもBGMだぞ、なんだお前の店のTV撮影でもあったのか、なら、観てやらん事もねーぞ」
「いや、いやいやいやそうじゃない、全然そうじゃない。そっちのプルメリアの白骨死体発見のニュースが最近あったろう。」「あー、なんとなくチラッとね。」
「パーフェクトサーズディの、話をホスト達が何気なくしてて、最近番組の霊能力者の霊視でパッキンきんのまっきんきんのハリネズミ。。。あれ、ホストだろ、可愛い顔してるし、ドクロの入れ墨が、って言ってて。。俺、
パッキンキンだの、ハリネズミだの髑髏の入れ墨だの、はっとして。。。
思わず、なんだその話しはってホスト達に聞いたら、
お客が、プルメリア島の白骨死体発見の死体の生前の姿を霊視するって番組が放送されて
その話ししてたんでなんとなく帰ってから動画を見たんです、ホラーとか霊の番組好きなんでって言う奴がいて。。。番組で、霊能者がプルメリアの白骨死体の生前の霊視でモンタージュを作成してたんだけど、その、モンタージュが、
俺らがいた、極楽鳥夜の。。。アイツ、あいつそっくりなんだよ氷室終夜。。。」
「はなんだそれ。。。氷室終夜がちょっとまて、ここにパソコンがある。。。霊視バカバカしいが。。オイオイ。。頭大丈夫かよ、ウル。
俺は、霊視なんか信じないからな」
と、言いながらもパソコンで、朔夜社長は、
パーフェクトサーズディ、プルメリア島、白骨死体霊視、モンタージュ写真と検索しました。
すると。。。あるモンタージュ写真が出てきて
「うわっま、マジで。。これ、これって氷室終夜が、あの時は、俺らが会った時は未成年で。。。
その氷室終夜が、二十代超えたぐらいの。感じ。。ま、マジで。。あ、アイツじゃん」
そうだ。。。氷室終夜は、未成年でホストクラブで働き、採用していた極楽鳥夜のマヒル社長は逮捕された。マヒル社長が警察署で暫く勾留されているうちに、
氷室終夜は、マヒル社長の女を寝とったのだ。。。
2021年06月15日
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