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2020年05月21日

マリッジcelebration193一日千秋光陰矢の如し。。。

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離婚。。。

突然寝耳に水。。。アポロンはまさか、、、俊さんが離婚してたとは。。。

あれだけ仲良かったご夫婦。。。俊さんと緋夏さんが。

とは、言っても男女の仲を他人がとやかく言うのはヤボだし。

「あっ、珈琲飲みませんか?あ。。。ごめんなさい。大家さんもご多忙でしょうに。」俊が言う。俊さんは慈愛に満ちて穏やかなたたずまい。。。菩薩のオーラというか。


なんだけど、どこか影があった。下戸でお酒が飲めない俊さんは香りも愛して珈琲が好きで。
アポロンも歳が近いし、アポロンはお酒は飲めるけど嗜む程度だし、無いなら無いで済む程度お付き合いのお酒、程度で

わざわざ一人で呑むほどにはお酒は好きではなかったし、それに珈琲は全部全種類、ブラックからカフェ・オ・レまで甘くても苦くても

その時々として。好みで飲んでるけど、

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俊さんと知り合って違いがわかるようになった、というかじっくり珈琲を味わって飲むようになった。アポロンは。。。俊さんに感謝していた。

「いや、大丈夫ですよ。仕事は片付けたし、来客は帰りましたから。。。」やっぱり俊さんの部屋は珈琲の香りがする。俊さんはカフェや喫茶店が苦手なようで、

あれだけ珈琲が好きらしいのに全然喫茶店へ行かない。。。俊さんは、アポロンを招き入れました。

「あっ。。。珈琲ってより、こんな時間ですね。。。もしかして。。。オーナーさん、晩ごはんまだでした」すっかり。。。19時を過ぎてしまった。。。
「まだ。。。だけど。。。特にお腹はすいていないし。食べたい時に食べる生活なんですよ、ひとりものでしょう。ずっと。。。」アポロンは寂しそうに言いました。

俊さんにも影があるのですが、アポロンにも。。。辛い経験とトラウマがあります。そのせいか、聞くともなし、なぜか俊さんに哀しい。。。哀愁と孤独な影を感じる。。

緋夏さんと一緒だった時すら。緋夏さんがパートで出ていて時間がある時、俊さんとはお互いに珈琲を飲んだり話したりするようになって。。。

アポロンの家具の大ファンです、と知ったのでアポロンは嬉しくなり。

これぐらいしかないですが、珈琲飲みながら食べましょ。
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俊さんは自分で作ったらしいサンドイッチをテーブルに運び、珈琲を入れました。香りがたち五感をくすぐります。子どもの頃から珈琲の香りが好きだ、という事と、俊という名前だけ、俊さんは覚えていたそうだ。。。東京から星降り町へやってきたが、

星降り町で、3歳になった男の子を交通事故で亡くして。。。いたたまれなくなりでも、幸い独立した事業はうまくいっていたので、

プルメリア島のこのマンションに引っ越してきた。という身の上を少しずつ少しずつ

俊さんは今まで
アポロンに小出しにして語ってきました。


やっぱり。。。どこか。。もの悲しい。。アポロンもまた。。。双子で産まれてきて、双子は縁起が悪いと言われたように。。幼い頃の大病で子どもを作れなくなって。

皮肉にも、そのおかげで生きている。。。甥っ子のお嫁さんの葉月さんやその子ども達はいるけど天涯孤独だし。。。

「ありがとう。。。俊さん。。」窓からは夜の静かな海が見えて、反対側には夜景がキラキラきらめいていました。高層マンションで、夜景は綺麗だし。プールもついてる。。。

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アポロンは深い事情、俊さんの離婚の事には触れませんてましたが。。。俊さんの方から

「突然ですみませんでした。離婚したなんて。。。」「いや、プライバシー。。。だしね。ただ、びっくりしたよ。羨ましいぐらい仲よかったのに。。。」

なんだろう、緋夏さんも俊さんほどじゃないけど礼儀正しい。。。出て行くなら出て行くで。。きちんと挨拶でも。。。あっ、

そうか。。。さっき、ダイヤさんからハリー君を探してと言われて、、それらしき男の子と俊さんがいるのを
見かけたので葉月さんを呼んで、俊さんの事を話したり様子を伺っていたら。。。


葉月が、あの俊さんというのはもしかして、緋夏さんという人の旦那さんじゃない??と聞いてくるので、奥さんは緋夏さんという同い年女性だよ。と、言うと。。。なにやらその緋夏さんがアマゾネスサンクチュアリィであったらしい。

アマゾネスサンクチュアリィと言うと、女性のみオッケーの施設だから。。。緋夏さんを見かけないのは。。。緋夏さんがアマゾネスサンクチュアリィへ宿泊してるのか、ぐらいにアポロンは思いました。

しかし、お昼まに来ていた葉月さんが、ハリー君と言うのは、うちに来ていたお客様の名古屋の舞さんの息子さんであり。。。舞さんが昔結婚していた男性との間に

成人した男の子が二人いるという話で。。。二人ともプルメリア島の近くの神楽町に住んでいるようなんだけど。。。

その舞さんの元旦那さんが俊さんかと思われるわ。。。と。

「俊さんは。。。いちおう、東京から来てそれ以前の記憶がないとは聞いた事があるけど。。。。」と、アポロンは葉月に言いました。「記憶がないの???」

葉月は純ちゃんから、もしかして彼氏のマスターと異母兄妹かもしれない、と聞いていましたが。。。俊さんが昔の記憶がないとは。。。。。。


アポロンは。。。。まさか。。。

俊さん。。。

過去の記憶を取り戻した

ハリー君と会っていたのは偶然じゃないのか?

もしかして。。。記憶が戻った?
離婚の原因か。。な?


いろいろ聞くのはヤボだけど。。。俊さんのただならぬ雰囲気や奥深いたたずまいは

いろいろあったんだ。。。












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