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2020年04月29日

マリッジcelebration184再生するのも。。。手放すのも。。。

プルメリア警察署に。。。俊は奥様の緋夏さんを迎えに行ったはずが。。。

寝耳に水続き。。。だって。。急に夜帰って来なくなっておかしいと思っていたら、警察に逮捕されていて。。。しかも、息子のコウを轢き逃げした犯人を知っていて黙っていて。。


その人と間違えて。。。一卵性双生児の妹を狙い、その妹をかばったら異母姉の環さんを刺した。。。とか。何がなんだかもう。。

それで、離婚してくれ。。。と。

どうしても離婚してくれ。。。と。

プルメリア警察署。面会室にて。。

あちら側に。。緋夏さんは座りその横には、歩水というブルーの聡明な感じの福の神。。女性が座っている。

透明なアクリル板を隔てて。、。役1日まるっと、会っていなかった妻。。。てっきりパートにでも出かけたのではないかと思ったが。。

俊、旦那だけの収入で生活できるものの、フリーランスで家にいる事が多い俊が、家事も緋夏さんよりうまくできるがため、緋夏さんは申し訳ないので、とパートに出ていました。

パートに行くと言いながら、何日かは、コウの犯人を偵察していたのかもしれません。

しかし。。俊は、いま俊がいるのは、全て緋夏さんのおかげです。記憶喪失の俊さんを助けて元旦那を振り切り。。。

でも、最近では緋夏は、俊さんの過去を知ってしまいました。それがゆえに。。。

娘である、純ちゃんをさらにはまた傷つけたのです。純ちゃんは。。。俊の前の奥さんとの子ども、その人と付き合って、環さんが気づきこれ以上、兄妹の関係を進ませない為に純ちゃんにそれを告白したのです。

純ちゃんは、緋夏の前の旦那の吾朗太の娘さんかもしれませんが、吾朗太の子どもでも、逮捕された遊び人のいい加減な暴力男の子です。
どう転んでも。。。俊の娘でも、異母兄と恋愛結婚するわけにいかないし。どちらにせよ、緋夏は純ちゃんを傷つけてきました。

既に環さんに丸投げして実家に純ちゃんを置いてきてから。。。しかし。。

緋夏さんは、いつ、俊が前の記憶を取り戻して緋夏さんの前から去るのか。。。恐ろしかったのです。それに、もう多分出所した吾朗太がなにも言ってこないのも不気味でした。

もっと若いお金がある女性を見つけたのかもしれないですが。。。

アクリルの向こう側で、緋夏さんは震えていました。

「一人で抱え込んで。。。どうして協力や相談をしてくれなかったの。」俊さんは言います。」jp/_images_g/a19.png">

「あなたに相談したら、あなたは、犯人を殺すなんて。。。反対して阻止するに決まってる。私はどうしてもこの手で犯人を殺害しなきゃならなかったわ。」

緋夏さんにとっては、俊とコウの家族がなにより。幸せを壊す奴は許さない。俊さんに相談しても、犯人を狙うなど反対するに決まってるから。。。

それはそうだけど。。。緋夏さんは、犯人は殺してやらないと気が済まない。。息子を轢いただけでも許せないのに。。逃げた。。

アクリル板の向こうで、うなだれている緋夏の隣の歩水は、俊さんに、「奥様は、離婚届けに印鑑を押してくれたらここから出ます」と言います。

「そんな。。。

「俊。。。お願い、私とは別れて。私はたくさんの人を振り回して傷つけてきた。やりきれないの。。。」「急に言われても、そんな納得できない。。。」

しかし。。。緋夏さんは、

「俊、私はあなたの過去を知っているわ。あなたは。。。」

「過去。。。そんな。。。いつ。。。」

知っていて。。。黙ってたの

ところ変わって。。。

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木蓮寺。。。


さて。。。
木蓮寺のベルモは、木蓮和尚様に連れられて鹿の小梅さんの家族葬にやってきました。
どこかに夕方出かけて行く気配を感じると、ベルモの妹分のチワワたちが騒ぎ始めます。しかし、正装。。ベルモが葬儀用の正装をすると、チワワのミーナもココナもついていこうとするのを断念しました。お葬式はお化けが出ると怖くて嫌がるのです。

イタズラが過ぎて。。。
二人は昼間こっぴどくベルモに叱られましたが、なんだかんだで、ベルモが大好きです。ねーたんねーたん。

木蓮和尚様からは、あまりにイタズラが酷い場合には、止むを得ずおしりのみ叩いて躾しなさいと言われて。。。今日は、ベルモは、寝ている間に、頭にスースーするメンソレータムを塗り込まれアイツらのせいで頭がジンジンしていましたが、

なんとか、収まってカツラをつけなくてもセーフなようです。イタズラ盛りで、よく夜中に起きて部屋を飛び回って遊んでいたり。。。もう。。。

ベルモと、ミーナとココナのチワワの若いしゅうの二人は、木蓮和尚様のお母さんの濃紫婆さんと一緒に離れで寝ていて、濃紫婆さんは、気楽に熟睡してしまいますし、ミーナとココナを甘やかしていますが。。。早く寝なさいと言っても、夜中に二人が同時に起きるとコバエのように遊び回るので、ベルモが、ダニ、ゴキブリ、虫、コバエと夜中怒っても怒っても。。。CEBDAD67-9224-47F7-AA99-350A526BFF2B.pngキリがありません。バカバカしい。。。

ベルモが怒るのもおもしろいのでわざわざからかうように暴れます。ベルモはもともとからかわれやすいフシがあるし。。。

それはそうと。。。ベルモはもうお通夜に出かけなければ。。。帰ったら、葉月さんに連絡しとこ。。わ、なんか。。。ヴィーナスから。。。まぁ、いいわ。ヴィーナスからLINEが来てるみたいだけど、もう行かなきゃいけないし。。。木蓮和尚様の車の助手席にベルモは乗り込みました。。。今日はお通夜だからお酒は飲まないし、和尚様が運転。。

いま七十代前半なので、お酒は飲むし、ベルモはそろそろ健康的なうちにケジメをつけ和尚様の運転免許を取り上げようと考えてはいました。今日お見えになった俊さんも、息子さんが轢き逃げにあったし。

俊さんは、その轢き逃げ犯を知らないと思いますが、鷹さん。。。当時六十代のお年寄りではないけど、いい年齢でしたし。

木蓮和尚様が事故を起こしたらさすがに轢き逃げしないに決まっているけれど、一応上級国民の部類には入るとは思うし、そうなればなかなか逮捕されないので、それはそれでこちらが皆様に申し訳ないし、

悲しいけど、木蓮和尚様が自分で事故死なら悲しいけど。。。それはそれで自業自得だけど、もしも他人様を巻き込んでしまったら。
ズルズルなぁなぁに
ヨボヨボのオジイの過信を放置している家族も傲慢だし。まだまだ、木蓮和尚様はピンピンしているのですが。。。

まぁ、でも濃紫婆さんは九十歳で免許を取り上げられたし。。まだまだかなぁ。。

なんて。。助手席で、チラチラ運転席の和尚様を眺めてボーっとしていると、ベルモの魂にまたまた。。。あの。。。


小梅さん。。。今回のお通夜の主役である百歳過ぎた小梅さんの魂がベルモに問い掛けてきてしまいました。。





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