う。。。。ヴヴヴ。。
「べ。。。ベルモ、ベルモ。。」葉月と連絡中スマホの向こうでベルモがうなりだした。。ヤダ。。。。また、霊に取り憑かれたのかしら。。。
しかし、ややあって、ベルモは、
「さ。。。さっき。。小梅さんのお通夜まで少し時間があるから、木蓮和尚が、少しならお昼寝していい、朝早かったし、昨日は夜起こされたから、と言って寝てたら。。。チワワに。。。あいつら若い衆に。。頭にメンソレータムを塗り込まれたの」
「ば。。。バッカじゃないの。。。ギャハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ」葉月が笑い転げると、ベルモの家のベルモの妹ぶんのチワワのミーナとココナが、メンソレータムを見つけて、塗って遊んでいたらスースーするので、な、なにこれっ。。と、ひりひりスースー。。。ミーナとココナがうたた寝しているベルモの頭にメンソレータムを塗り込んでイタズラされたらしく。。。
メッ
ベルモは警策でミーナとココナのおしりを叩きましたが。。もうしませーん。もうしませーん、って嘘つくな
こないだ、寝てる間にベルモの頭にマジックで目玉を描くし
油性でお風呂で丹念にこすってもなかなか取れない。。。
仕方ないから、木蓮和尚が、薄毛の悩み相談の人から取り上げたカツラを2、3日かぶらなくちゃいけないけど。。。アフロ
木蓮和尚は、髪が薄くカツラやウィッグで、悩んでる人々も相談に来るけれど。ばれる、ばれる、やばい、ばれる。。。ハゲや薄毛のばれる。。というぐらいなら、
ハゲはナチュラル。。カツラやウィッグなんか取ってしまえー
と、ばかりに、カツラやウィッグを取り上げてしまいます。彼女にハゲがバレたぐらいで去っていく女なんかどうだっていいのです、
それに、そんな女なんか、スッピンはどうなんだ。。と、言ってやれば良いのです。
髪の毛目当ての女なんか、こちらから捨ててやりましょう
隠そう、隠そうと変なカツラを買うからズレるし。。本当は、カツラとみんなわかっていてヒソヒソうわさされるものの、面と向かって言えないから変な空気をつくるだけだし。
だったら最初からハゲです。と、ハゲをトレードマークにしてしまえばこっちのものなんだから。
笑のネタにもできるんだし。
木蓮和尚は、若い頃から、スキンヘッドでしたが、自分が好きでやっているのです。父親の翡翠仁はふさふさで頭をまるめていないし、宗教的に頭は自由でしたが、木蓮和尚は、お坊さんは、スタンダードが良いと、かなり若い頃から坊主です。
そんな事でくよくよするから人生に余計なものを背負い込むのであって、カツラや余計なものは、取り払ってすがすがしく生きなさい。
悩んでるのがバカバカしくなります。ので、ハゲた人々からカツラを頂戴して奉納御供養をして、悩みとともに後日お焚き上げしますが、ベルモは、最近あの時の奉納はアフロのカツラしかなく。。。
ギャハハハハハハハハハハハハ他の小坊主さんたちから散々からかわれたし。。。今日もスースーこれから。。。お通夜なのに。。まともにお経を詠めるかしら。
それはそうと。。。ハリー君はおそらく俊さんとともにいる。。。警察に通報するのは。。、反対だわ。。。俊さんが逮捕されるのも。。。多分、俊さんは、親切でグーさんと間違えたハリー君に声をかけて、、、亡くなった息子さんを偲んでるだけだと思うし。。。
でも、俊さんは、ハリー君を連れてどこかへ出かけたらしいけど、
もしかして、警察か、グーさんのもとへ送り届けるのか。。。
グーさんの自主的な行動に任せたいところだけど。
さあて。。。
ギクっ
しまった、駿栄は、アヤシイ動きを、アザラシのギャル達に見破られてしまいました。
アザラシとハリネズミは駿栄を見てキョトンとしています。駿栄は、いっそ、そこのハリー君は
奈色君というハンドルネームで、メディアクリエイションのコミニュケーションサイトで活動をしている小学生なんだが、その友達申請を受けて友達になったマンチカンで、
警察に奈色君が行方不明になったからなんかあったら連絡してと頼まれたから、と言ってやろうか、とは思ったものの。。。
奈色君のプライバシーだし。明日には公開捜査に切り替えるらしいけど。
それに。駿栄のネット上のマンチカンを女性だと思っているらしいし。。だから。。
「あ、あー、実は僕ホストで、アザラシちゃん達をナンパしようと思ったんですが、みんなで待ち合わせだったんですね、ごめんなさい、アザラシちゃんたち三人だと思ってたんだ、みんな可愛いなー、と。」駿栄は、とっさに適当な事を言いました。
「えー、あの、僕、男の子だよ。」小学生のアザラシが言います。「わ、あ、ごめん、ごめん、可愛いから。。。間違えちゃってあははは。。。」
「可愛いから間違えちゃいました、は、性別のわからない赤ちゃんに対して言う事でしょ。学校の先生が、性別のわからん赤ちゃんには、女の子ですか?って聞いてみー。間違えて男の子でも、赤ちゃんなら、可愛いから間違えちゃって。とか、赤ちゃんの男の子を女の子に間違えるのは、悪い気はしないからね、って学校で習ったけど。僕ぐらいはヤダな」アザラシ君が言うと、姉らしいギャルが口々に。
「でも、福は小さい頃は女の子みたいに育てられたしね。」「私たちが世話したからね。私たちのお古も着てたし。」
男の子の赤ちゃんを女の子と間違えても気分悪くならないけど、女の子の赤ちゃんを男の子に間違えるのは男の子も可愛いけど、気分悪いよーと、キャアキャア言っています。。。
「ホスト。。。ってわたし、お断りしますわ。」クルミがジロっと駿栄を睨みましたが、ミルクが、「あら、だってさ。初回はお試しあり、でしょ、私たち普段は北海道住まいで、たまたま観光でプルメリア島に来たの。お客さんにはならないわよ。飲みにいくのはいいけど、」と、いいます。
「こんな可愛いこなら大歓迎ですよ。でも、皆さんで。お集まりでは。」焦って駿栄が言います。「たまたま、僕が、知り合いの喫茶店のマスターに間違えて声をかけてしまった今日会った2人なんです。僕達は姉弟で、僕は神楽町に住んでて。。。で、この俊さんを、マスターに間違えたんです。。。」アザラシ君が言います。
駿栄は、「そうなのか、君はまだお酒は飲めないようだけど、僕はプルメリア島のホストクラブ熱帯夜の新星です。お試し飲み放題2時間五千円ですよ。お嬢さん達いかがですか。と、ナンパしたかったんですよねー。」
「そうなんだ、ふーん。お試しプランね、それなら行こうかしら。あなた、メガネかけてるけど、結構イケメンだし、でも、繁華街じゃなくて。。。あなたも変わり者ね、こんな文化地というか、観光地でナンパって、観光客はあまり固定されたお客さんにならないでしょ?繁華街ですれば良いのに。。。」クルミが言います。
「あー、いやいや、気持ちを静めるために心の洗濯にここに来ました。そうだ、皆さん、邪魔しちゃって申し訳ないです、青の洞窟のカフェに入りませんか?
時間あるなら、お茶でもしましょう。僕、お邪魔したお詫びにおごりますよ。」
駿栄は、様子を伺ってみたいので、全員をカフェに誘う事にしました。駿栄自体ホスト以外にも在宅ワークでお金はあるし。なら、在宅ワークだけしろ、という問題ですが、やはり人恋しい。
住む場所に困って始めたホストですが。。。
「お茶か、、あっ、ちゃんと、この子たちの分は支払いますよ、のどかわいたね、行こうか、眺めもいいだろうしな。」と、俊が
ハリー君やら、アザラシ君姉弟を誘います。
「あ、僕が誘いましたので、ちゃんと僕がお茶代ぐらいはだします。青の洞窟のほとりはフレンチなんだけど、魅惑のブルーカフェはカフェですから。。。たまに来て癒されてるんですよね。。。」駿栄が言いますと、「喫茶店か。。。。たまには入ってみるかな、やっぱり喉がかわいた。。。実はね、わたしは喫茶店が苦手なんだよね。。。だけど、青の洞窟の眺めながら、だと。心の贅沢だよね。。。」俊が言います。
フレンチの青の洞窟のほとりは船で中に入りますが、カフェの魅惑のブルーカフェは、青の洞窟を外から眺める場所なので、船は乗りません。。。
じっくり話をして。。。ちょっと俊さんやハリー君の話をしてみるかな。。でも、純の。。なんなんだろう。うまく誘導して純と関連した人か。。。
あ、そうだっ、こっそりと純にLINEしてみようかなぁ。。
https://blog.with2.net/link/?2019256
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2020年03月31日
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