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2020年03月23日

マリッジcelebration164親心、男心センチメンタルな子ども心。。。


はっ。。。
この人。。。もしかして。。グー兄ちゃんやピース兄ちゃんのパパなんじゃないの??

ハリーは、ついてきた俊という男性。。おじさんを。。
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ほどんど母親の舞は。。前の結婚について話さないし、兄二人も遥か遠く。事情があり若い頃から兄二人も名古屋から出て神楽町に住んで自分で働きながら学校へ行って。。ほんのたまに顔を合わせるぐらいだけど。。

都会的で洗練された感じ、生活感がないけど冷たくない感じというか。。

グー兄ちゃんに幾らなんでもそっくりだし、グー兄ちゃんの部屋に行った事があるけど、インテリアの趣味もこんな感じだし。。まるで。

まるで、ハリーは、未来の世界に迷いこんで何年か先のグー兄ちゃんと話しをしているような錯覚に陥って。。20年先の未来へタイムトリップ。。とか。

そんなまるで、映画の中の話のように。。

しかし。このおじさんは、料理上手でも、フリーランスの建築士らしいし。。

やっぱり、未来人なわけないし。。。

「おじさん。。。おじさん、子ども。。というか、前にも結婚してない?名古屋にいた、とか、ない?」再びとハリーは、その優しいおじさんに聞きました。どうもアヤシイな。。おじさんは隠しているのかな。。。過去を。。

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「え。。。結婚って言ってもなぁ。おじさん、43歳だから。。20年近く前に今の奥さんと結婚したんだけど、それでも今時はそんな年齢的に早いぐらいだよ。。。」俊さんは言いました。

よ、43歳だってま、ママと同い年だよっ。。え、えー、ママはスッゴく早く結婚したらしいし、ピースお兄ちゃんを十代で産んでいるらしいし。。

グー兄ちゃんはハタチの時の子どもだし。。その時の、お兄さんたちのパパは、行方不明になったと聞いてるし、あまりママは教えてくれないんだけど。。このおじさん。。。そうなんじゃないかな?

わかっててとぼけているかも。。スッゴく優しくていい人なのに。。

ママやお兄ちゃん達を捨てて。。

「落ち着いたら、送っていくよ。喫茶店南風だろう?」「うん。。。」「実はね、おじさん、その喫茶店南風の人に名刺を貰ったんだけど、」
「え、グー兄ちゃんから」「いや、多分違う。スタッフさん。塩を買いに、青の洞窟へ来ていたみたいでさ。あ、青の洞窟って。。。南側だけど、お気に入りの場所で、おじさん落ち着くんだよ。そこで、それこそ、そのハリー君の言ってるグー兄ちゃんという人に間違われたんだよ。。。」

そんなに似ているなら、見てみたいと、おじさんは笑います。え。。。ホントに。。知らないのかなぁ。。

「おじさんね。。。若い頃の記憶がないんだよ。。。気付いたら東京にいて。。。それ以前の事は。。。さっぱりと。。どうしてたのか。。。」「えっ

この人。。。記憶喪失なんだ。。。って。。。事は。。やっぱり

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俊はそう言うとお茶を入れてくれました。

どうしよう。。。この人。。もしかして。。「あ、あのおじさん、おじさんは、、、過去の、過去の生活が思い出せなくっても、いいの??もしかして。。もしかしたら、家族とか。。いるかも。。しれないよ。。。」「ウーン。。。でも、特に探されてるわけじゃないみたいだし。。。なんか、おじさん、どうでもいい人だったんじゃないかなぁ。あんまり、。。過去は。。。」

どうしよう。。。グー兄ちゃんに。。このおじさんの事を言ったら。。まずいかもしれない。。多分、ママと。。以前このおじさんが結婚してた。。。としたら。。

ママは。。。あまり夫婦仲良くないからおじさんが出て行ったのかも。。グー兄ちゃんに知られたら。。。

こじれて、家庭というか、ママと。。思い出したくない人、みたいに。。混乱が起きるかもしれない。もしかして。。。

うちが、うちの家庭がぐちゃぐちゃに

ヤバいかも。。グー兄ちゃんに。

あ、合わせない方がいい。。子ども心に、妙にハリーは、男女の難しさを感じて。も、もしかして、なんだけど。

もしかして。。このおじさん、新しい女の人ができて。。ママから去ったのかも。。

でも。。。このおじさんがママから去ったのだから僕は産まれた。「どうしたんだい?送っていくよ。家出はダメだよ。。。心配してるさ、ハリー君は小学生だろ、まずは、そのお兄ちゃんのところへ。。。」

この人。。。いい人なんだけど、ママにとっては、、、悪い人だったかもグー兄ちゃん達にとっても。。。

グー兄ちゃんは、父親を知らないみたいに言ってたし。。怨みがあるかも。。ヤバいかも。。。

「お。。。お、おじさん僕、僕、グー兄ちゃんと会いたくない。、会ったら名古屋に帰れって強制送還されるよ。

ど、どうにかして。このおじさんをグー兄ちゃんに会わせないようにしなきゃ。

う、うちの家庭がバラバラになるかも。

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そして。。。

「あの。。。ダイヤさん、いま、いいかな?」

ダイヤさんにアポロンから電話がありました。アポロンは、今日は持ちマンションのひとつのプルメリアヒルズの最上階の部屋にいるそうです。
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「いいけど、ちょっとだけなら。。どうしたの?なんか、あった???」

「葉月ちゃんに連絡するからちょっとだけ来れない?あ、今日はお客様の送迎は。。。」

「今日は車のお客様と、夜チェックインのお客様だから、いいんだけど。。。重要な話しなのかしら。。。」珍しく、仕事中なのに時間あるかみたいに聞いてくるけど。。。なんか、困りごとかなぁ。。

「ああ。。。その、葉月さんには連絡しますから、プルメリアヒルズの二十四階の部屋に。。」ダイヤさんに簡単に話すと、電話を切り今度はアポロンは、葉月に連絡しました。

しかし、留守電です。仕方ないので、留守電にちょっと大事な用事があって。。あ、ダイヤさんに相談するから。。と入れておきました。

しばらくして、ダイヤさんがアポロンの部屋にやって来ると、「相変わらず、いい眺めだわ。。。でも、どうしたの??急に。。」

「そのさ、さっき、LINEで小学生が行方不明に。。。って送ってきたでしょ。プルメリア島に憧れてるし、神楽町にお兄さん達がいるから、こっちに来るかもしれないって、コ。。」

「う、うん。早く見つかると、いいんだけど。。。」ダイヤさんが言うと。。

「それがさ、その子。。。そっくりな子を。。見たんだけど、」「え、えー、ええっ、ど、どこで、どこで、それ?」

「それが。。。その、この下の階の二十三階の。。男性が、エントランスで、その子そっくりな子を連れてるのを見たんだよ。。。あ、あれは、おそらくは、本人じゃないかと。。。」「えー、ええっ、そ、そ、それってまさか。、、誘拐け、警察に知らせなきゃ。。。たとえ間違っていても。。似たような子なら。。」

ダイヤさんが慌てて警察に電話しようとするのをアポロンが止めました。

「ちょっと待って。。。なんかね、それが、誘拐には見えないんだよ。それが、ホントに。。下の階の。。。ご夫婦なんだけど。あっ、奥さんは見かけなかったんだけどね。。その。。。落ち着いて。。」

「えっ。。でも、あっ、でも。。。こんなマンションの。。。しかも高層階を借りる事のできる人が。。そんな財力の人が。誘拐。。。なんて。。違和感ある。。けど、お金持ちほど、ジェットコースターみたいなお金の激しい動き。。。か。。」

「いや、俊さんちは、数年滞りなく、しかも月半ばまでには必ず家賃の振り込みをきちんとしてくれてるし。。。あ、車、だよね?シャンパンと言いたいところだけど。。。お昼間だし、車だし。。。」と、アポロンは、コーヒー豆を挽くとドリップしました。。。

「うわぁ。。。いい香り」ダイヤさんが思わず感動します。「そ、これこそ。。。下の階の俊さんからいただいたし、珈琲の美味しい入れ方を教えてくれたり。。。歳が近いし、彼はフリーランスで家で仕事する事が多いから、うちに来て珈琲飲んだり。。。話しをするけど。。。どこをどう考えても。。。紳士だよ。本当に。。。だから、。、」「だ、だけど。。。その子、らしいかも、でしょ。???」
「うん、確かに。。。いちお、俊さんが、親戚の子みたいな事を言ってて、あまりにニコニコなついているからさ。。そう思ったんだけど。。。」

と、言っていると、アポロンのスマホが鳴りました。あー、葉月ちゃんからだ、留守電を聞いてくれて折り返してくれたのかな。

「ハーちゃんからだ、出るね。」と言ってアポロンは葉月からの電話に出ました。

「おじさん。。。あら。アツイノはイーケド。。ダイヤさん。。お仕事中よ。。というか、お仕事中にそんな事するおじさんじゃないけど、どーしたの、いったい。」「あ、あの決して。。そんなサボってとか、そういうわけでダイヤさんをってわけじゃないから。。。」「わ、わかってるわよ。信頼できるからダイヤさんに。。重要な相談、なんでしょ。。」「あ、それで、ハーちゃんにも。。」

と、アポロンは葉月に、ダイヤさんから聞いたんだけど、と。小学生行方不明事件の情報を聞いたんだけど。。。と、下の階の俊さんについてと今日、その小学生らしき子どもを見た、どうしよう、誤解ならとダイヤさんに相談した、と。。。

「えっ?あ、あの、その小学生に似た子が。、
。ってのもそうだけど。。その、俊さんって。。おじさんどこのプルメリアヒルズでしょ。。。そこ、こっちに拘留されてる緋夏さん。。。の、ハリネズミの俊さん、プルメリアヒルズの二十三階って言ったら。。。緋夏さんの旦那さん」「そ、そう。奥さんは緋夏さんって言って、別に旦那さんだけでも充分食べていけるのに、家事や炊事が旦那さんの方が得意だし、子どもが亡くなり、時間があるから、パートでも、って気晴らしにパートに行く、みたいに言ってたんだけどさ、今日見ないからパートかなぁ。。。って思ってたんだけど。。拘留

いや、ちょっと色々あり、旦那さんには内緒かもしれないけど、いま身柄を拘留されもうすぐ解放されるとは思うけど。。でも。。

「で、でも、そのいなくなった小学生、ハリー君は。。。舞さんという元俊さんの奥様の再婚してできたお子様よ。。。ど、どおして、どーして、その子が。。。舞さんの元旦那さんといるの

えー
もしかして。。。偶然にもハリー君と、緋夏さんの亡くなったコウ君は同い年の男の子。

神様のいたずらのように。まるで、
舞も緋夏さんも同い年の女の子。。。揃いも揃って同性、同い年。運命はわかれて。。。

まさか。。。

自分の子どもは亡くなったのに。。再婚してできたハリー君は生きて元気でピンピンしていて。。健康で、

まさか、俊さん
そ、それが。。。憎いの





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