えっ。。。「あ、なんでもない、じゃ、明日21時。どっか予約しとくから。。決まったらLINEで送るから。。。」
マスターのグーは、電話を切りました。
そう。。。いつか限界が見えていた、純ちゃんとの恋愛。。恋愛というべきなのか。
純ちゃんと知り合い。。喫茶店
南風が発展した。。賛否両論あるけれど、時代に沿ってニーズも変わっていくというか。。
喫茶店南風は、喫茶店はもちろんのこと。
テイクアウトや、雑貨も売るカルディ珈琲みたいなショップも併設し、スタッフも何人か増えて。
夜風
という、アフターファイブの、ビジネスマン向けの珈琲店も、神楽町の東南部、マーケット２４のテナントに入ってる系列店もできて。。だいたいの
喫茶店は夕方閉まるお店はたくさんあるけど、
お酒が飲めない。。珈琲の香りから大好き
という。。大人向けに、仕事の後の一杯をお酒じゃなくて珈琲で楽しめ、というお店もできました。
誘惑的な珈琲の香りが。。。珈琲の香りは癒しの効果がある。。。
アロマテラピーじゃないけど、珈琲は香りから楽しい。ワクワクする。。。
いうなれば、純ちゃんは、大事なビジネスパートナーみたいなもの。。。
マスターのグーは、今まで子ども時代から、勝手に女性が寄ってきて押しかけ女房みたいなタイプの女性が自然に彼女になって。。
目立つタイプの女性で。。
勝手に彼女気取りというか。なんというか。。。
勝手に何人か女性が押しかけ揉めて。。彼女気取りの女達が。。。
キャットファイトだらけ。。。
最終的に
仕事の邪魔になる行為をしてきて、わがままに耐えきれなくなり、喧嘩ばかりになり。。の繰り返し。自己主張が強く気が強いタイプばかりなので。
仕事とあたしとどっちが大事なのよっ、
お金とあたしとどっちが大事なのよっ、とか、大騒ぎして、仕事
とあっさり答えて終わり。
だいたい稼ぎもろくにない男でいいのかよ。
経済力がある女性だと、私が稼ぐから家にいてちょうだいとか、ヤバイ事を言うし。もちろん、そんな束縛女は相手にしないし。
金に物を言わせてるような下品な女はとんでもない。結婚するには、こういうタイプは無理だ。。
安らぎがない。。いい加減に真面目に将来を考えた恋愛をしなきゃ、と。純ちゃんと知り合い、全然好みではないけれど、かなり落ち着いて。ホッとできる。自然に仲良くなって。。
結婚って信頼が大事では、一緒に暮らすんだし、なんて考えて。。付き合ってと、珍しく自分から言う。人間性に惹かれてたから。。
付き合うなら。。。
健気で真面目で素直。いいお嫁さんになるでしょう。。だけどなんだろうな。。
なんか、違う気がするけど。。なんだかなー。
こちらが違和感を持てばあちらにも伝わる。。。と、いうか。。。今朝純ちゃんは、お母さんの環さんを紹介してくれたばかりでさ。
ひょっとして。。
純ちゃんのお母さん、環さんが。。。反対したんだろうか。
グーは。。。ウチのおふくろの舞が、純のおふくろの妹って事でびっくりしたんだけど。。
舞は、
離婚して名古屋の祖母の峰に名古屋へ引き取られて。。確か2歳ぐらいかな。。
で。。。最初は、突然姉と名乗り出るなんてどー考えてもアヤシイだの、まさか自分に姉がいるなんて。。。
と、すっげびっくりしてたんだけど。。やっぱり。。。いとこってのあんまり良くないかもしれないし。。今んとこ順調だけど、経営者なんて不安定かなぁ。
母親の舞と純のお母さんの環さんは、仲良いらしい。。。でも。。
なんらか。。反対されたかもしれないな。急に、純のおふくろさんに会ったとたんに大事なお話しがある。。。だなんて、シリアスなトーンで。。。電話してきて。。。
それに、まだまだ。。。マスターは23歳。純ちゃんは十九歳。。結婚には早すぎ。。か。
とにかく。。。明日は。。話し合い。
マスターは、スマホで静かなお店を探す。個室がいいな。。。腹を括ろう。。別れ話が出るだろうという予感に。。不思議と涙が出ない。。
思えば。。。本当の愛なんか知らないかもしれない。
女には苦労しなかって。女性経験も豊富で。かと言って。。別に女好きでってわけじゃないし。女性が自然と寄ってきて。まぁ、好き、かなぁ。。ぐらいかな。相手の女性は。。。
羨ましいだなんだの。。言われてもさー。だんだんとめんどくさくなり、仕事の邪魔をし
仕事で忙しいのに浮気してるんじゃないかとさ。
会わないと浮気に結びつけ。スマホを勝手に覗きただの女友達に勝手にどういう関係か、とか。人間関係締め締めに締め付けたら相手は逃げる。
いままでも、恋愛。。なんかじゃなかった。。。かもな。。。そして。。。
場所は変わってこちらは。。。神楽町福の神楽園、高級寿司店福ノ蔵。
環は。。。緋夏さんに。。。電話を切らないで聞いてちょうだい。。
純に。。。緋夏さん、あなたがお母さんという事を言わなければならない状態になったのよ。
緋夏さん。。。緋夏さん、あなたは、あの時の男性私に赤ちゃんの純ちゃんを託した時に。。。
一緒だった、車の男性。。。彼と一緒なの
ねぇ。。。緋夏さん純ちゃんは、あなたが俊さん。。と呼んだあの男性との。。。あの男性との子どもなの
「。。。。。ね。。。姉さん。環姉さん。。」
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