2020年02月09日
マリッジcelebration124混乱と混線の。。。
アマゾネスサンクチュアリィにて。。。
「楽しい席で。。。それを壊してしまうみたいで。。。申し訳ありません。」純ちゃんが、ポロッと涙をこぼして言いました。
あー。。。泣いちゃって。
わ。。。やっぱり、深刻な。。。まわりが息をのみ。。。
葉月が、「笑〜ちゃんや、ラブちゃんが遊びに来るんで、じゃあ、私たちも、今日お泊まりのサラさんやガーベラさんも、晩ごはんは女子会にしましょう、みたいな感覚だったから。。。特に誰かのお祝いってシチュエーションじゃないからね、あまり、遠慮しないで、、それに。。。」
たいしたつもりはないのですが、たまには、
ねぎらいの意を込めて。。ちょっとパーティーしましょう。みたいな感覚でした。
特別大事な誰かの祝宴ってわけじゃないし。。
それに。。。
今晩のメンバーは。。。相談されやすい性格をした人ばっかりであります。お喋りな人ばかりでも、もちろん肝心なところ、口が固いし。
いろいろあったもんねー。ハタチで未亡人になり。。。三人の子持ち。。投資家で女性実業家になった葉月さんはじめ。。。
悲しい事件で盲目になったけど。。。また、眼が見えるようになって、人生やり直し、で、年下の恋人と恋愛中のダイヤさんとか。、。
平凡な人生ではない。。。だけどそれだけの経験や体験は、人を奥深く思慮深くしていくのかもしれない。。
福の神姉妹たちは、たくさんの人の相談に乗ってるし。。。
思わぬところで人生に予想外な事が、だと
四十半ばで、これから自分の人生を、って時に末っ子ができたガーベラさんやら、サラさんは、比較的穏やかな人生かもしれないけど、
相談事には、穏やかな人生を送った人の意見も必要だし。
藤森や、サラさんやガーベラさんが、料理を配膳し終わると、テーブルについて、
「純ちゃんも飲みなよ。私と同級生でしょ。純ちゃんは早生まれなだけで、ハタチみたいなもんだからね。」シャンパンを勧めながら、葉月が言います。
あーそう言えば。。、早生まれなだけで、純ちゃんは葉月と同い年。。なんだか、いろいろ活躍できる葉月さんがまぶしくて。。。
純ちゃんは。。。そう、時々居酒屋金曜日の夜のお客様から、純ちゃんも飲みなよー。と、お酒をいただきます。
葉月は大好きなシャンパンを、ダイヤさんと既に開けていました。カンパイは、シャンパン、でね。
お酒が入った方が、言いにくい事も言えるのではないかな。ラブや笑〜も、ラブは、結婚の福の神ですので、しょっちゅう、自分のウェディング会社や神社のお付き合いで、御神酒や乾杯に付き合って
飲んでます。笑〜も、仕事関係の結婚式に出たりでお酒は飲む事もあり、飲めない事は、ないかな。
親に見つかると、福の神の両親は、公序良俗に関してはかなり厳しいのですが、こうるさい両親は海外ですしね。
さすがに、赤ちゃんのトイプードルの小雪だけは、りんごジュースにしましたが。「チーコを連れて来れなかったのは可哀想かなけど、仕方ないな。。」笑〜は、赤ちゃんチワワの女の子のチーコを連れて来れなかったのが可哀想に思えてきました。
福の神家に住んでいる犬の一人で、大食い化け物みたいだと、飼い主から捨てられて。。笑〜の兄の食の福の神のタチバナが、食べ物はどれだけでもうちにあるから、と引き取りまして。。。
で、チーコは、女の子なので、笑〜が面倒を見ているのです。飼う
と、口だけ言っといて。。。世話は、別の人なんて調子がいい人っていますがね。
まぁ。でも、チーコは女の子だし。同じく福の神家の同居の犬、シュナ坊ももう世話をしなくても、小学校に通っているし、で、笑〜がチーコの世話していますが、ラブのトイプードルの赤ちゃんの小雪と仲が悪いため。。。
あまり、同席をさせないようにはしているのです。原因は、ヴィーナスが小雪を可愛がるため。。。チーコは、ヴィーナスが大好きですが。。。
小雪は気にしていないんだけど、チーコがからむし。。。チーコは、学問と研究の福の神の柊の開発した、
特別なチョコレートを食べさせると、一定期間中は、食欲が抑えられるのですが。
柊は、子ども向けにチョコレートの薬を開発しています。苦い薬がダメな子どももチョコレートなら。まぁ、チーコ、チョコレートを食べさせて、アマゾネスサンクチュアリーに連れてきても良かったんだけどなぁ。。。
だけど。。。最初にラブがもう、小雪を連れて行くと決めていたし。。チーコは、時間がある家の誰か、または、笑〜の会社の従業員が、アルバイトで、笑〜が面倒をみれない時はみています。
それはそれとして。。。こんな時だけど。。。まずは、シャンパンで乾杯。。。純ちゃんが言うには。。。実は。。私は、20年近く当たり前みたいに。。。お母さんだと思っていた環さんから、
あなたのお母さんは、私の異母妹の緋夏さんという、家を出て行ってしまった環さんの義理の母親の娘。。。環さんからしたら、異母妹にはなりますが、純ちゃんは、会った事がなく、
環さんからは、存在を
緋夏おばさんと言うおばさんがいる、と聞かされていただけ。。。
今日、突然に
その環さんの異母妹の緋夏さんが、純ちゃんの母親だと言うのです。
純ちゃんは。。。環さんと本当に仲良しでしたし。。。大事な事はきちんと言う性格の環が。。。確かに。。。環にも、旦那さんの邦彦にも、あまり純ちゃんは似ていませんし、直接血の繋がりのある、おばあちゃんの喜美さんに、おっとりした純ちゃんは似ていますが。。。
葉月さんとダイヤさんは、環さんから聞いて純ちゃんが養女だと知っていました。純ちゃんがこの事実は知らないとも。。。
だから、そう話しを合わせます。
純ちゃんは、「どうしてそれならそれで黙っていたのかしら。緋夏おばさんのお母さんであるおばあちゃん、喜美おばあちゃんも同居していながら。「本当の娘さんみたいに育てているから、あえて言わなかったんじゃないの。、、言うタイミングを逃しちゃったら。。」ダイヤさんは言います。
可愛くて、大切だからこそ。。。一緒にいて真実を伝える事ができなかったんじゃないかなぁ。。赤ちゃんの頃からなら、難しいでしょう。
そういう場合は、
出来るだけ早めの方が良いとは申しますが。。。
そうは言うものの。。。
でも、真実を伝えるタイミングは。。いつが正解か。。。なんてないと思いますし。。
なかなか推し量る事ができません。
育てられてきた子ども
本人は、あたりまえみたいに自分の両親だと信じてるに決まってるのですから。確かに純ちゃんも、自分の娘として親が育てる決意か、ちゃんと戸籍は実子、長女になっているので、学校などの書類を出す時に、なんの問題も起きませんでした。
環も旦那さんの邦彦も、もちろん、純ちゃんは自分の娘だという心意気ですから。。。
「それは。。。わかります。すごく可愛がってくれてるし。。。だけど。。。私は。。緋夏さんがいらないから。。。それで。。。それで。。」捨て子。。。って事なの。。。
自分の子どもが可愛くないの。。。
いらないから。。。いらないから。。。環のお母さんに。。。
「純ちゃん。。。なにか。。。緋夏さんというお母さんは、ご事情があったんじゃないの。それで。。。お姉さんの環さんに純ちゃんを信頼できるから預けたんじゃないの。。。私は。。。母親失格だから、そんな事言えないけど。私はヴィーナスを育てたくないから、おかんに預けて自分は、内緒で投資の勉強ばっかりして今に至るんだけど。。」葉月さんは言います。。
葉月は、確かに母親のベリーにヴィーナスを押しつけた。。。騙されて。。というか、旦那が子どもができたら暫くして亡くなる性質の生き物。。。
プルメリアンスキューバーというタコでしたが、それを知らない葉月は子どもを身籠りました。葉月は、子どもは、嫌いじゃないけど育てるほどは好きではないため、あの頃は、16歳でしたから、おろそうとしてましたし。
もしも、旦那さんの命がなくなるのを知っていたなら、葉月は子どもを作るのを反対しましたし。
しかし、命がけの葉月の亡くなった旦那さんのミシェルがおろさないでくれ、ちゃんと自分もどうにかするから。。。と。。しかし。。
そんなミシェルは死んでしまいます。葉月は、愛する男性を奪った子どもの顔を見たくないので、母親のベリーになすりつけてしまいました。
出産時に死産した、とイヴァンさんというカモメに騙されて、ヴィーナスの三つ子のきょうだいの後2人、ミリオンとベルモも海に流されてしまいましたし。
のちのち、2人とも生きていて、2人とも、裕福な家庭で大事にされ里子として元気でやっていますが。
だから、葉月は、三つ子を産んでも誰一人として育ててはいないのです。
里子のミリオンとベルモも、生きているとわかって良かったと思いますが、子どもを返せとは全く言わないし、思ってもいないのです。
葉月は、自分はおかしいかもしれないけど、
女性だからと言うものの、必ずしも子どもが好きだとは限らないし、葉月みたいに育てるほどは好きじゃないとか、産みたくないという女性は、結構いるとは思います。
純ちゃんは、自分の子どもじゃないのに、愛情をたくさん与えてくれた両親を大変尊敬しますし、黙っていられたことは。ショックだったけれど。。。それも。。。よく考えたら、
確かに自分が親でも、赤ちゃんの頃から大事に育てて来た子どもに、なかなか言える事じゃないかもしれない。
だけど。。。
その緋夏さん。。。実は。。環が言うには。。。
マスターのグーさんそっくりな男性といたそうで。。。そうです。。。その男性を、緋夏さんは、俊と呼んでいたそうで。。。
俊。。。
マスターのグーさんのお母さんの舞さんは、俊という幼なじみと十代で駆け落ちし、しかし、旦那さんの俊さんが、ある日突然失踪し、
峰おばあちゃんの話だと、マスターのグーさんは、俊に生写しの一卵性双生児みたいにそっくりだという。。。
緋夏さんは、あの日。。。
赤ちゃんの純ちゃんを抱っこして、環さんに、純です、女の子、3月5日生まれです。と。。。
車に乗っていた男性に俊、と。。。環さんが俳優みたいないい男でびっくりして、よく覚えていたようです。。。
だから。。。もしかして。。。舞さんの旦那さんの失踪の原因は。。。
「あたしの本当のお母さんは。。。マスターから。。お父さんを奪った女かもしれない。」
それに。。。緋夏さんと一緒にいた俊という男性は、マスターのグーさんのお父さんの可能性が高いのだけれど。。。
もしかして。。。純ちゃんは、その俊さんと緋夏さんの子どもかもしれない。
マスターのグーさんとは、異母兄妹かもしれない。だって。。純、なんて名前からして、しゅんに点々を付けただけじゃない。
やっぱり。。。そうかもしれない。そうに違いないわ。。。
そして。。。このことは、いちはやく、グーさんにもきちんと言わなければならない事よ。
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