2020年01月04日
マリッジcelebration88胸躍らせる様な出来事に。。。
葉月は、アクアマンのイブニングドレスで。。優雅にご挨拶をしました。葉月の大ファンだと言う峰は。。。「まあっ。TVでみるより、もっと可愛らしいこと。わたしの若い頃みたいだねぇ。」と喜んだので、後ろの環と舞は笑いをこらえるのに必死になっていました。
わ。。。笑っちゃダメ
ギュッわからないように。、。お腹をつねり。。
ぼ。。。ボケたんじゃないの母さん超ナルシストだと思ったんだけどー。あ。。。アホしかし。。。ここで、吹き出しては、このラグジュアリーな空気も台無しになるし。
さすが、サラッと、葉月は、にっこり光栄ですわ。と。
環と、峰、舞は、オーナーの葉月にも挨拶され、葉月自ら施設内のランチの為のフレンチ十六夜へ案内してくれました。
チェックインが14時。。。まだまだ時間があるので。。
ランチの後に。ラウンジでウェルカムドリンクをお出ししますから、と。ufoで、すぐ到着しますが、ダイヤさんは、ザクロと蜂蜜の美容のドリンクを出してくれました。なんだか、肌がふっくら、中から押し出されるようになりました。エステでも販売しているのでしょうね。
「あら。。。お客様みたい。。」「お食事をご利用で、お先にサインをおすましなのかもしれないわね。」清掃の二人。。。年配女性の、シャム猫のサラさんと、月のサナトリウムの清掃員の、東雲ケン、プルメリア島のホストクラブのホスト東雲トキオの母親の月の宇宙人、ガーベラさんです。ガーベラさんは、葉月に頼まれて、時々ufoで送り迎えするから、とアマゾネスサンクチュアリィで仕事もする事になりました。最近ではもう、息子さんのトキオも家に仕送りをする方で別に働かなくていいから。。。
みたいに言ってきますが、お前の事だから、この先わからんからねぇ。まぁ、いいじゃないの。私が働こうが。家にいてボサっとしてるより。。と。ガーベラさんは、仕事を続けていました。仕事をしては、旅行にいきまた仕事をしてみたいに職を転々としていた息子さんのトキオ。。。トキオはホストの源氏名ですが。本名はケンです。
母親のガーベラは、末っ子のケンが、末っ子で甘やかしたかも、と嘆いていましたが、ハタチの葉月はケンと同い年ですから、まず経験を積み重ね体験してから、自分でやりたい事を見つけていくタイプの人もいるし、経営者の方もいろいろな職を体験された方から、ってのも多々あると思うし。私たちの世代が、ガーベラ世代とは全然感覚が違うので、当てはめて考えてはいけない。と、葉月はガーベラを説得しました。
しかも。。。ケンは、他の兄や姉と年齢も離れていて、ガーベラさんが40代で産んだ子なので、世代の感覚にズレ。
必然的に。。。
ジェネレーションギャップが大きくてしかたないのです。
葉月は、気を利かせて、ガーベラさんがアマゾネスサンクチュアリィで時々仕事して、プルメリア島のトキオといつでも会えるように。と。
、連日だとスタッフルームに宿泊ですが、スタッフルームと言ってもなかなかのものですし。。。全然客室に使用しても遜色ない。。。
葉月は、きちんとスタッフには、本人がいらないと言わない限りは、その時間帯によって、お食事も出しました。清掃のスタッフさんだと年配女性になり、葉月の気遣いもあり、働いてくれている感謝と、宿泊体験みたいにしてもらう為に、近場の通えるスタッフさんでも、月に何回か本人が希望すれば、スタッフルームに宿泊できました。近所の資産家のお年寄りにご縁があって育てられて、葉月はお年寄りには優しいところがあるのです。。。これから、スタッフさんの勤続が何年以上とかになれば誕生日のダイニングでのお食事も考えよ。。。
そして。。
サラさんは、プルメリア島の出身の地元民です。
「あらっ、。。」「まあっ、どうしたの、そろそろ、葉月さんが、お二人ともランチをって時間だわよ、サラさん。」東雲さんが、スタッフルームにサラさんを誘おうとしますと。。サラさんが、「あの、ハリネズミのご婦人。。。どっかで。。。会ったかも。。あれ、。。」「あら。。。そうなのまぁ、でも。。。お客様のプライバシーがあるから、あんまりアレコレ詮索はご法度でしょ、さ、いきましょ。」
そして。。。アマゾネスサンクチュアリィのラグジュアリーダイニングは、割烹十六夜とフレンチ十六夜。。。
マリリンとベリーは、夜に、桑田さんちに招待されているらしく、桑田さんちは、新鮮な海老料理らしいので、葉月は、明日の夜も青の洞窟でフレンチだけど、あそこは、有名なのが、チーズと鴨料理なので、
まぁ、今日も、ランチはフレンチでいいかな、と葉月が、ベリーとマリリンをフレンチ十六夜に招待しました。。。ちょうど、隣は、峰と、環と舞のグループです。。。その他、既に何組かの女性グループがお食事をしていました。
舞と峰が並び、向かいに座ると、食前酒のシャンパンが運ばれてきました。峰は、アルコールにそれ程は、強くないものの。。。シャンパンなら飲めます。「まずは、あらためて、お時間つくっていただきまして、ありがとうございます。」環さんは、舞と峰に頭を下げて言いました。「乾杯しましょ。」舞が言い、三人でシャンパンを乾杯しました、
「それにしても。。。なんでまた。。急に。。環は突然。わたしらに会おうと考えたのよ。。今まで全然そんなそぶりもなく。で、急に舞のところへ電話した、って。舞は、環、あんたの存在を今まで知らなかったし。。。」峰は、環を少し咎める言い方をしたので、舞が、ここは、空気を悪くしてはいけないと思い、「びっくりしたけど、嬉しいわ。わたしは弟しかいないと思ってたし。昔から、お姉さんが欲しいと思ってたのよ。環さんみたいなステキなお姉さんがいて。。。最初は戸惑ったけど。。。でも、嬉しいの。」
それは、舞の嘘偽りのない本音でありました。最初は、興信所で調べた、とかよくない印象しかなく。それ以前に、いまありがちの俺俺詐欺みたいなものかな。。。と。舞は、雑誌やマスコミに、小料理屋蝶々の女将さんとしてインタビューを受け、世間では知る人は知りますし。旦那さんは裕福な経営者で、セレブ妻。。。ですし。。。
姉がいることなんて知らない物ですから、母親峰が離婚した、とか調べて、適当に姉ですからみたいに名乗りでられて。。と警戒したのです。
だけど。。、峰が環の存在を舞に明かさなかっただけであり。。でも、同時にそれは、恐らくは、峰は自分がもう環に会うつもりもなく、舞にも大事な姉に会わすつもりもなかった事になります。。。それにわだかまりを覚えました。舞は、峰を信用しているわけではないし。そういう人だと割り切ってはいるけど。峰にとって、東京の生活は捨てたものでしょうが。。。環は自分の生んだ子どもには違いありません。それを、謝罪もなく、どうしてあんたは急に会おうとかするんだ、みたいな責めた言い方を。。。捨てたのは峰なのに。。あー、さっきから周りがフォローしっぱなし。。。
でも。。。ここで気分悪くなったら。でも。。環との出会いというかいちお、再会は。。。
感動しただけでは、言い表せない特別ななにかを持っています。これだけは、峰に感謝したい。。ところが。また、峰はひっかき回しに。。「悪かったわね、剛だけと、あんたに思わせといて。」剛贔屓の峰がムッとしました。
え、。。ここで。。そうやって取るの。。舞は、「長女だと思ったけど、上にお兄さんお姉さんがいて良かったって意味よ最初っから真ん中の母さんにはわからないでしょうけど。」そう。。。舞はてっきり長女とばかりに思わされていたし。しかも、前の夫の。。。峰と大喧嘩したくそBBAの息子の子どもって事で、峰の母親の富士からも徹底した差別を、弟の剛と受け続けてきた。。。
峰を女腹扱いし、しかも愛人もつくり、女の子までつくったジロー。富士は東京のジロー宅にヤクザみたいに殴り込みにいったらしい。
旦那の慶は、弁護士を立てて経済的に解決しなさいと必死になって止めたらしいけれど。。。祖父の慶は、尻に敷かれてた。。だけど祖父の慶は舞に優しかったし。。もしかして
慶は。。今思えば、なんとなく、舞がジローの子どもではなく義理父の焔の子どもではないかと思っていたフシがあり。子どもの頃はそんなこんな気づかなかったけど。祖父の親しい友人が来ると、舞がお父さん似みたいに言われ。
祖父の慶は、にっこり笑って、そうだね、気性も穏やかで焔さんに似たらいいと思うんだけど、とわざわざ峰の前の旦那の子どもとは一切言わなかった。
普通は。。えー、でも。舞は峰の前の旦那の子どもだよ、そうかなぁとかなんとか言うはずだ。峰の前の結婚で出来た子どもで父親がジローなのだから。。子どもだったから、そこまで深くは考えていなかったけれど。。
親しい友達ほど、でも、似てるって、この子娘の前の旦那の子どもなんだけどね、ぐらい言うはず。
祖母富士が東京に、殴り込みに。。。みたいに言って必死で止めた祖父の慶は、もしかして。。舞が不貞の子で、峰もどっちもどっちじゃないか。という事が分かっていたのかもしれない。
なんとなく、祖父は、剛に内緒で舞にお小遣いやお菓子をくれたりした事があり、それも舞への。。懺悔というか。。
舞を何となく贔屓してくれたのは、本当は、舞だって焔の子どもであり、遠慮する事なんかないんだ。と、言いたいのだけれど。。それを言うと、峰が被害者とした離婚劇が崩れて、それは良くても、幼い舞がお父さんだと言われた東京のジローではなく、結婚する前から不倫で生まれた身なんて知れたら。。。
さすがにそんな事言えないし。確証はないし。。。ただ、さりげなく、舞をかばっていたのだ。。。多分。祖父は、舞に真実を告げられずに、それしか出来なかったのかもしれない。もしかしたら、舞に環という7歳年上の姉がいる事も言う必要はない、と峰に口止めさせられていたのかもしれない。
姉がいると
言えば、女の子なのに、なんでいらないと実家に舞だけ返されたのか、とか。
峰も東京の事は、金だけ貰って綺麗さっぱり洗い流したかったのかもしれない。
そう。。。もう、峰はジローに二度と会わないのだから。。。
小さな頃から舞に東京の馬鹿亭主、元旦那みたいに洗脳して悪い加害者の愛人子どもを作った最低な男に二度と会いたくない様に思わせたのかも。。。
まさか。。。姉です、と。環から連絡が来るとは考えず。舞も、東京の父親ジローに会うなんて発想もなかったし。。
舞だけ名古屋に連れかえったのは、表面的には、姑の志乃からまた女か、みたいに言われた。。環は志乃が可愛がっているのに、と言った感じなんでしょうが。。。
多分、舞は義理父焔との不倫の子どもだからだ。
もしも。。。舞が、東京の父親のジローの子どもだったら。。。峰の性格上。。東京のジローに環と一緒に置いて出たのでしょう。
やっぱり、そうだ。峰は。。。わたしを東京に置いて出て、舞は、後で父親にも母親にも似てないけどおかしいな、とか、そんな問題が起きたらまずい。だから。。。。
峰は。「ま。舞はしっかりしてないからねぇ。長女って感じじゃないわね。。。」また峰はチクチク嫌がらせを。。。しかし。アミューズが来て。。。それに、、ここは、環もいて。。。こんなスペシャルな空間で。。。場を壊してはいけない。。。
舞がそう思うと、環は、「落ち着いたら、いつか、母さんや妹に会いに行きたいと思っていたの。会ってくれるかはわからないと思ったけど、」環が言いました。環は、出生のルーツというか、9歳の時に母親と姉妹が入れ替わったので。。。
自分の母親と姉妹がいる事がずーっと心に引っかかっていたのでしょう。それにしても。。。ドラマだと。。
ここで。。。いきなり母親が泣き出してごめんなさいとか、言葉を詰まらせて。舞は。。。いくら環から無理なお願いとは言え。。。子どもを振り回しておいて。。。環というお姉さんがいる。。、と舞が衝撃的な事実を知った時も。。。
峰は環が元気そうなの?とか、無事でやってるようだ、という言葉や心配も一切なく。。
なんだ、バラしやがってかとでも言うような反応だし。。。
コソッ。。。「お隣さん。。とりこんでるわね。」舞達の隣の席のベリーが、チワワとウクレレにフルーツを与えながらヒソヒソ。。かなりのワガママ婆さんねー。なんか、姑ってわけじゃなく。。。娘さんみたいだけど。マリリンにササヤキました。。。。
嫌でも会話が聞こえてきてしまい。
すると。。。
峰が、ギロッと、ベリーとマリリンの方を睨むではありませんか。。。
げっ。
聞こえた
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