「あ。。。そうなんですね?いえ、はい、あ、どういたしまして、」木蓮寺の和尚に、葉月から、ルッコラが、いま、桑田さんのお宿につきました。と連絡がありました。
三泊4日で、3日目は、木蓮寺にルッコラが宿泊する予定です。明日の夜は、葉月がルッコラとベリーやマリリンをディナーに連れて行くので、木蓮寺様もご夫婦と、お母様と、ベルモとチワワちゃんとご一緒いかがですか、
と言う事でした。葉月のお返しのつもりでしょう。青の洞窟のほとりの、貸し切りのお部屋を借りますので。。。桑田さんちも、桑田さん夫婦と、ミリオンとお孫さん二人をご招待した、と言う事です。「ま。。。まぁ。太っ腹だわね。。。葉月さん。。青の洞窟のほとり。。。船で行く最近出来た大理石でできたお店でしょ。」奥様の紫子さんが言うと、ベルモが、「やっぱり、お金持ってるのよ。。。いいんじゃない。善意のご寄付やご好意は、ありがたく頂戴しないと。」そう。。。いいえ、もったいないからいりません、と言うと、喜んで差し上げますと言う人が困る場合もあるし。賄賂でもないんだし。「まぁ。ココナやミーナが暴れない事を願うわ。。。」紫子さんが言います。「まぁ、母さんがいるから、いいんじゃない。母さんのそばにおいとけば。。。」木蓮寺の濃紫婆様がいるので、あまり落ち着きがないと叱られるし。。。濃紫婆様は、ミーナやココナのチワワちゃん達のお箸の訓練や、スプーンやナイフのトレーニングも時々しているし、好き嫌いさせないように、幸いアレルギーが二人ともないので、させています。「あー。って事は、。。明日はフレンチ、だとして。。。桑田さんちは魚介類だろうから、。。チャンコ鍋とか、豚でもコロッとあげるか。。。」木蓮和尚がわざわざベルモの顔をジロジロみて。。。チャンコ鍋だの、豚だの言い始めました。「ちょっと、ちょっとセクハラじゃない、それ」和尚、自分もデブのくせに。。。とベルモは思います。「ただ、チャンコ鍋とか豚って言っただけじゃ。なんで反応するの。。。やましいの。。。」ベルモは和尚にプンッとむくれ。。。「膨れるとよけいにお餅みたいじゃのう。。。」「もう、あなたベルモをからかってないで。。。旦那さんから黒毛和牛いただいたし、ワインもいただいてるから、霜降りの鉄板焼きにしたら。。」紫子さんが言います。
檀家様が寄付や贈答を木蓮寺によくしてくださいます。木蓮和尚も、料理はプロの腕前。。「ミリオンちが、海老だのアワビだの出すでしょうからうちも、木蓮寺として、品位を保つ物をお出ししないと。。。」ベルモが言います。。。「あ。キャビアやフォアグラやトリュフもあるんじゃったー。ウシシ。」木蓮和尚がいいます。木蓮和尚は、料理好きなため、多忙な時間をぬぐうように料理します。忙しくてやらない時期もありますが、あまり料理をしないと気持ち悪くなるほど。。。そのせいか、木蓮和尚夫婦やベルモはデブです。。。食材も各地、海の幸山の幸とか、スイーツだの。。。毎日毎日結構届く事が多いし。。。
それに時々。。。ベルモは、和尚の接待やお付き合いで、格式の高いお店にもついていきます、さすがに飲み屋はいきませんが。。。ベルモも、木蓮寺の修行僧のひとり、僧籍大福ですが、他の小坊主さんより。。。やはり贔屓になってしまうかなぁ。
とは。。木蓮和尚は思いました。大事なお子様を全国、木蓮和尚は、海外はては宇宙からお預かりしています。厳しくあるも、修行僧は、みんな可愛い自分の子供みたいなもので。。。でも、ベルモは、修行僧大福であるものの。森沢家の家族の一員森沢ベルモであり、
昔は、ベルモが来るまでは、奥様紫子さんと濃紫婆様が、小型犬を家族に迎えよう。身よりない小型犬を家族にするのは、お寺としての役目だし、社会への貢献みたいな事を言っていましが、住職の木蓮和尚は、子供なら、もうたくさん迎え入れている。小さな小坊主さん達が木蓮寺に来てくれて。もしも。。。
木蓮寺に、楽しいだけで遊び好きな普通の子供を受け入れたら。。。小坊主さん達は、どう思う。確かに修行僧として、うちに来たんだけど、まだまだみんな子供。。。
あの子は普通に暮らして、木蓮寺に来たのにと、言って木蓮寺を去ってしまったり辞めるこが出てくる。と、言って修行僧以外の里子反対していた木蓮和尚も、ベルモに出会って。。。
瀕死のベルモを介抱して育てるうちに。。。
すっかり。。。自分の家族にした上に、さらにまた、女の子のチワワも、お寺に捨てられて拾い里子にします。。。
最終的ににベルモは、木蓮和尚の反対を押しきって強引に僧侶になりました。。。木蓮和尚夫婦は、まさか、赤ちゃんがお坊さんに。。。と、最初は、精神病院へベルモを入院させそうになったり、悪い霊に取り憑かれたのか亡くなったお坊さんの怨霊かと大騒ぎになりましたが。。。
木蓮和尚夫婦の
子どもはとっくの昔に独立世帯で、オジサンオバサンだし。女の子は、嫁いだ木蓮幼稚園を手伝いに来る中村紅子だけ。。。ベルモは、
なにぶん。。。女の子として可愛がって育てよう。と、楽しみにしていたのに。。。それに、ベルモが結婚ちたくないの。と、赤ちゃんなのに言うので、木蓮和尚夫婦は真っ青になり。。。
木蓮寺に怨みがある尼寺から神父の霊か、女人禁制のお坊さんの霊に取り憑かれた独身で亡くなった怨霊かと騒ぎましたが。ベルモは、冷静に、和尚のスマホで、和尚の自分の人生は自分できめる、とか、
「そうそう、和尚。。あの舞さん、明日またこちらにいらっしゃるんですね。。前の相談の時に言ってた生き別れたお姉さんって7歳歳上の東京の女性と。。。」ベルモが言います。舞は、以前木蓮寺に人生相談に来ました。たまたま、明日の午前中なら空いているので。。。と。少し前に舞さんから申し込みがありました。。。ベルモは、以前舞さんが、元旦那さんが行方不明になったと言う話を聴いている時に。。、
、舞さんの元旦那さんは、生きている勘が絶え間なく働きました。。もちろん。。。あくまでベルモの直感、霊感と言った話しですし。
本人から聞かれてもいないのに、そんな話をするのはご法度です。ただ。。。木蓮寺に散策に来たミニウサギの希望さんには、赤ちゃんができている、妊娠してますみたいなことをうっかり本人に喋ってしまいました。希望さん本人は気付いていなくて驚いていましたが、結果的にスッゴく喜んでいましたし。。
まぁ。それは、おめでたいからね。だけど。。。舞さんのお姉さんね。。。生き別れた。。。
なんか。。。舞さん。。。話しを聞いてると疲れてくるのよね、
でも。。。そんな事言ってられないわ。
その舞さんは。。。姉の環、母親の峰と三人でアマゾネスサンクチュアリィにやってきます。
うわぁ。。。
ufoから降りてみると。。環と、峰は、はじめて伺う壮麗な振り替えると、広大な庭園に、ゴージャスだけど軽やかで悪戯っぽいリズムの噴水が。、。ufoなので、ホテルの玄関脇に停りましたが、展望台がある。。。
舞も2度目に訪れますが。。。なんて変わらない素晴らしさ。。。時間の流れに揺らぎを感じます。
「ごゆっくりおくつろぎくださいませ。ステキな思い出がたくさんできますように。」ダイヤさんが、お辞儀をすると、玄関のドアが空き、
清楚な白いワンピースの
ミニウサギが出てきて、「執事の椎名でございます。峰さま、環さま。舞さま。本日は、アマゾネスサンクチュアリィへようこそお越し下さいました。ありがとうございます。」
時間軸がずれて。。。ゆっくり流れる優雅な時間に切り替わり。。。
まあっ。環はなんだか子どもの頃に読んだ不思議の国のアリス。。。みたいだわ。と、思いました。
母と姉妹の滞在予定は。。。
今日は到着。明日は、峰スパ。環と舞は木蓮寺。。3日目は、夕方まで各自自由行動でした。。。
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2020年01月03日
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