お。。。おBBA。くそおBBA。。。
舞は。。。環も感動の再会というのに。。ひっくり返す事ばっかり。。
しかし、ここもダイヤさんが、「あら。品性に溢れるお父様なんですね。
」とうまい方向へ持っていきました。さすが、マネージャーというか支配人というか、超高級ホテルの管理人なんでしょう。峰はお主なかなかやるなと言った顔
どうも、峰は、ダイヤさんを困らすと言うより、ダイヤさんがおそらくうまくいい方向にもっていける度量があるとみて、それを楽しんでいるようです。。。
「はじめまして。。。って言うのがおかしいけれど。。。
ありがとうございます。若々しい。。。若々しいですね、お母さんも舞さんも。。。」環さんが涙を拭きながら言うと。。。「舞はそれだけが取り柄なのよ。あたしは生まれつき若々しいのは仕方ないけど、舞はなんにも考えてないから。悩まなくて老けないんでしょうよ。」峰がまた。。。余計なことを。。。
「ポジティブなんでしょうね、可愛らしく歳を重ねるって大事ですね。」と、環が褒めると
「あら。
あんたあの志乃のくそBBAに育てられたのに、素直で良い子に育ったようね。良かったわね、似なくてさ。」舞を褒めたのに、峰が褒め言葉を横からかっさらいぶんどりました。
しかも、死んだ東京の志乃の悪口付き。
幾ら憎いとは言っても。。。仮にも環さんを可愛がって育てられたわけだし。確かに峰が言うように、また女かみたいに。。。赤ちゃんの頃の舞を言うならとんでもBBAだけど。。。峰は確かに姑志乃から、女腹と非難され。。。しかし再婚で剛を産んだ。ジローの方が、愛人に子どもができて。。。子どもは、女。。
これには。。峰は。、話しのニュアンスで、愛人に子どもができたことより、志乃が峰を女腹と非難した事がどうも許せないようで。。。
女の子を産んだのはジローのせい。
全くこれだから昔のBBAは馬鹿なんだからと。。。峰は。。こんな場でも雰囲気を崩すのかしら。
「到着したら、フレンチ十六夜を予約していますので。」環さんが言います。峰が希望してフレンチにしました。と、言うより、舞が環に峰の性質を手廻しして、和食とフレンチなら、峰はフレンチを選ぶ、実は峰は。。。と。。で、お母さんはお洒落で都会的だから、フレンチの方がいいかと思って。。。とか、そのへんヨイショしとけば機嫌がよくなる、とか。峰は年寄り扱いすると怒るのだ。
峰は刺身は食べない事もないけど、魚など、親が骨を取ってくれて、育てられ。自分も、ほとんど出来合いのものを買ってきて出すし。
ハンバーグやグラタンなど、婆のくせに赤ちゃんが食べるものを好み、煮物などあまり食べないし。わがまま放題に育てられました。焼肉だとか。。。パスタとか、ピザ好き放題みたいなもんばっかり好んで食べる。祖母の富士がいる頃は、富士が料理してたけど、富士は見栄っ張りで洗練されて見られたく
フレンチの料理教室に通っていたし。。
峰が、子供の舌、富士がフレンチ料理教室通いで、舞は子供の頃からチーズ的なものを多く食べさせられてきて。家系柄あまり太らないのもあり。。。というか、食べ物によってその人との相性があるのかもしれませんね。。チーズや脂っこくても。。太らないというかあまり体重が変動しない家系なのか。。。
舞も、
確かに洋食は、
慣れてるし嫌いじゃないけど。
なんだか馴染んでやだなと思い、小料理屋蝶々は和食の割烹にしました。誕生日と母の日には、小料理屋蝶々に、何もしないとうるさいので峰を招き、旦那さんの未森がまた、峰に、お小遣いを渡すのですが。。。
これが、フレンチ料理なら、多分月に何回か押し掛けられたかもしれない。まぁ、峰は敬老の日に、ハリーやココアがお祝いすると言ったら本気に怒りだし
こ。。。子どもの気遣いでしょ。
と、舞がたしなめましたが、まるで峰は姑みたいに、舞は子供にどういう教育をしてるんだ女性を年寄り扱いしやがって。早く死ねと言うのか
と雷を落とされそれ以来、峰に敬老の日のお祝いはタブーになりました。
確かに、峰は旦那の焔と旅行に出かけて、ホテルで朝食を和食洋食選べるのに勝手に年齢的に和食にされブチ切れた事もあったらしい。
確かに。。。ヒューマンエラー。。。それはホテル側が接客に問題有りの人権無視でクレーム物だけれど。。
和食を自分から選ぶと年寄りだと思われると思い込んでいる。。。峰はちょこまかして落ち着きがないし、和食だと正座するのが冗談じゃないというタイプなのだ。。。今回。。。環は、舞と相談して、峰をエステスパ、マッサージや美顔の峰が飛びつく施術を体験させ、そのあいだに、木蓮寺に二人で行く事にしました。
舞は、東京のジローと会うかどうかも含めて。。相談を。。。
もちろん、峰はエステやマッサージと聞くとやすやす話しに乗ってきました。
峰を大人しくさせるにはそれしかない。。。ここは、強く、峰のエステ、リラクセーションの支払いは舞がする、と環に申し出ました、、、環は躊躇して、今回はすべて、私が。。。とと言ったのですが、超高級スパですし、「姉さん、木蓮寺に行こうと計画したのは私だわ、
そこは、すべて、私から姉さんへのプレゼントだと思って。。。」舞が、知らず知らず、環さんを、姉さんと呼んだのに、環はジンワリ
きました。。。
さて。。。ルッコラを海の灯りで下ろしたグリは、神楽町小学校の授業後に、ヴィーナスやシュナ坊と、またルッコラをUFOで、神楽町小学校近くの喫茶店南風で珈琲を飲む約束をしました。
ヴィーナスが、実家に時々コーヒー豆を送っています。
だけど、やっぱり現地がいいようです。マリリンとベリーをアマゾネスサンクチュアリィで下ろしました。
じゃ、葉月さんによろしくー。
わたしはヴィーナスんちに。。。というか、多分、いま小学校だから、小学校に行ってくるから。で、グリは神楽小学校に向かいました。
神楽町小学校では、低学年児童が給食ビュッフェのタイミングで、グリが久しぶりに教室に行くと。
わぁ。グリちゃん。久しぶりん。元気してたー。
キャアきゃあ、クラスメイトがグリをチヤホヤするので、ヴィーナスがムッ
として、「ゼンゼンガッコーニコナイノニ。サボッテ、キュウショクヤエンソクダケチャッカリキチントクルヒトミタイ」「グリちゃんは、忙しいんでしょ。金星だし、しょうがないじゃんっ。」蜜蜂のハニーが言うので、「アタシダッテ。ハタライテマス。」ヴィーナスが言うと、「ヴィーナスは、遊んでるみたいなもんでしょ、いいじゃん。遊んでお金もらえてさ」シュナ坊が言うとヴィーナスはさらに機嫌が悪くなり、「モービジュツカヤクリエイターモリッパナシゴトダレ、イマドキウキクサカギョウトカヤクザミタイニイウノ」「ヤクザとまでは言ってないでしょ。シュナ坊は、褒めてるんじゃないの。ほら、天職か、なんだっけ。ヴィーナス、自分で人生最高の遊び、人生最高のエンタティーメントは仕事です、ってホームページでカッコつけて言ってるくせに。。。」ドラゴンのモンが口を挟みます。「もー、ボケボケしてると、今日は酢豚でしょ。豚が無くなるわよ。」ハニーが言うと、きゃあきゃあ。。。クラスメイトが、慌てて給食ビュッフェに急ぎました。。。
こちらは。。。
アマゾネスサンクチュアリィ。先に、ぐりに送られてきたベリーとマリリンは、ラウンジで、
蜂蜜とザクロのドリンクを出されました。
「たまには。。。アルコール以外もいいでしょ。
どうせ、夜になると二人とも飲むんでしょうねー。」と、葉月が言います。「ま。。。まあっ。。のんべえみたいだわっ。。。」ベリーがむくれると、「あら、ママ、休肝日ないでしょ。」マリリンが言います。
確かに、ベリーはお酒に強いし。
飲み屋の子ども育ちだし。で、ルッコラが、ベリーに免許を取らせませんでした。ベリーは酔っ払って運転すると思う。だから、アブナイ運転は、ルッコラがするし、ルッコラもお酒は好きだけど、飲まないという日はきちんと飲まないし。飲み屋商売。、。。飲酒運転撲滅サイドがご迷惑をおかけしたら大変だし。ベリーがだいたい仕切りますが、ベリーも酔っ払って運転するかもしれない危険性が自分で怖いし
「お食事まだでしょ。一応、十六夜フレンチ予約しといたから。」葉月は、ヤレヤレ。。。夜は、桑田さんのご招待で、ベリーやマリリンもルッコラと海の灯りで海老料理みたいだし。だから、お昼は、フレンチにしとくかな。。。
まぁ、でも仕方ないかな。アマゾネスサンクチュアリィ内では、可哀想にルッコラが男性だから入れない。。。本当は、ルッコラにも、オトンに、いろいろ食べさせてあげたかったんだけど、アマゾネスサンクチュアリィは男性禁止、だから。。。仕方ない。明日の夜、葉月は、外で、ベリーや、ルッコラやマリリンとお食事をする事にしました。
桑田さんちで泊まると魚介類よね。。。
みんなチーズ好きだから、青の洞窟のほとり。。。に行こうかな。
ちょーど、オトンも青の洞窟好きだし。洞窟と海中の。。。神楽町の海中フレンチピヴォワーヌが有るけれど、プルメリア島にも、超高級フレンチが欲しいと前々から計画されていて。。。
福の神タチバナが、臨場感に面白味があるフレンチが欲しいと、プルメリア島の南西部にある青の洞窟に、青の洞窟のほとりという超高級フレンチが、最近出来ました。青の洞窟の中を船で行き、青の洞窟内に超高級フレンチのお店があります。
ガラスの横は洞窟内で、
ため息が出るほど美しい。。。
福の神タチバナも、現場によく出ているらしい。。。一度行ったら記憶に残る経験を、と葉月は心掛けてはいます。。。
「ところで。。。葉月の方はどーなのよ。
」マリリンがいいます。
あっ、恋愛の事ね。。
「いまは、お仕事よ。。。」「なんなの。。。ワイドショー、あれ嘘なのー、科学者だったっけ。」ベリーが言います。「連絡はしてるわよ。でも、いまはもっと、アマゾネスサンクチュアリィにも、もっと軌道にのせないとね。。。」「まともな事を言うようになったわね。。あの葉月が。。。まぁ。でも、未婚の科学界のプリンス、でしょ。アチラさんの親御さん大丈夫なの。。」ベリーが言いますと、マリリンが、「えー、今どきバツあり子持ちでも、旦那がのめり込みホステスをやめさせて責任もつ、ってうち結構あるわよ。もちろん、すごく魅力的だからね、だから、こっちはお店やめられて痛いけど。。。本人の幸せが優先当たり前だし。。。」「まだまだ、連絡とってるとか、そんなところよ、あっ、ちょっと待った、お客様。環さんや舞さんだわ。。。」
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