「まぁ。。。そうでしたの。。純ちゃん、娘さんは、環さんが、お母さんや妹さんと会う事を知らないんですね。。」電話で葉月が環に言いました。
「言っても良かったんですが。。。とっさでなんとなく。。。」環はなんとなく純ちゃんには、友達と宿泊したいと言いました。大事な友人って。。。
純ちゃんには、環はあまり本当のお母さんの話しをわざわざしてこなかった。環はもう9歳から義母喜美さんと暮らしていて、それから結婚してからも婿養子で両親とも同居だし。
子育て家庭、ビジネス。。。その他。頼りがいのあるしっかりした環はたくさんの目の前の事に必死だった。。。
環の話ですと、母親の峰が、アマゾネスサンクチュアリィを再会の場にするなら会っても良い、という条件だったそうです。
あまりの強欲ぶりにサスガの
葉月すらびっくりして。
「まぁ。うちはお安くはありませんし。。そんな条件を御母様がつけてきたのですか、実の娘さんに会うんでしょ、それに親の都合の離婚で子どもに迷惑をかけているじゃないですか。、。なのに、子どもに要求するのですか、あっ、すみません。言葉が過ぎました。」と、葉月が言うと。。。
「私は母親の峰と仲が悪い姑に可愛がってもらい、姑の志乃は生まれたばかりの私を峰から取り上げたようです。だから、峰はほとんど私をかまえずに、あまり愛情も感じられないかもしれないし、憎い姑の志乃を思い出すからじゃないでしょうか。」
それに、こちらたっての会ってくださいというお願いですから。じゅうぶん。。。突然無理を言ってるのはこちらですし。
峰という母親は、妹舞の話しだと、舞が十代で初婚に敗れて母子家庭になったとき見捨てたそうだ。あんたは勘当した、勝手な事をしたくせにうちに来るな義理の父に申し訳ないし、ここは弟の剛の家になるんだと無視されて。
で、舞が再婚して玉の輿に乗るとケロッと母親です、と名乗り出た根性らしいですし。と。。。
「なかなか手強いお母様で。。。あっ、すみません。。」「いいえ。。。多少の出血は覚悟で、一世一代の。。。私も義母にはお世話になり大半を母親より義母とともに暮らしてきました。だけど。。やはりルーツというか。。あっておきたいのです。」環の自分自身へのケジメのようでした。。。
環はそちらに出向くので、純ちゃんのお付き合いしている彼氏とも会う予定でいるという話しでした。
まぁ。。。今時の母親というのは、子供に金や力があると思うとズケズケ要求してくるもんなんだけど。。ウチのベリーも、だけどね。それにしても自分が迷惑をかけて振り回した子供が会いたいならアレコレ寄越せって。
物騒ね、。。
私なら関わるのヤバいから会わないな。後から次々と要求されそうだし。。、ウチのベリーは、いちお、あれでも私の盤石な基盤を作った功労者でもあるからね。
ベリーの店のお客様筋が良かった恩恵もうけて美味しい思いしてきたな。
ベリーの店でお客様から赤ちゃんの頃からご祝儀をもらい、チヤホヤされいまだに、ベリーの店に行き赤ちゃんの頃からご祝儀をくれたお客様はまだ私が赤ちゃんみたいな感覚で、たんまりお小遣いくれるし。
ベリーも赤ちゃんを連れていけばお客様に受けるって計算づくなのよね。ホステスさんだって、キャーキャー、これでなんか買ってあげて、だし。
多分、マスコミでbillionaireみたいに騒がれようが、お小遣いをハーちゃんにって感じでしょうね。
変な話し。。。ベリーが子育てしないから、かわりに近所の資産家のベリーの中学校の恩師宅に預けられて散々な贅沢ざんまいしてきたし。。ベリーの中学校の恩師と言っても資産家産まれで。趣味で先生をやり、あとは多角経営のオーナーだし。特殊な免許で、公務員だけど、他の事業もやってよし、だし。
ベリーの旦那ルッコラが第三子が欲しいと言ったら、ベリーが子供は2人って約束と喧嘩して、そこに先生という葉月の実家の近所のお金持ちで、ベリーの中学校の恩師とその奥様が間に入って、私たちがバックアップしますから、
赤ちゃんも面倒みるし、と。
葉月の幼いきょうだい、マリリン、ナオキも。それで葉月は産まれました。
残念ながら。
先生の奥様は亡くなりましたが。。
いまだにあの先生は私を甘やかすし、ベリーは、先生葉月を甘やかさないでちょうだい手のつけようがないぐらいワガママだし。
なんて、言ったって、ベリーがベリーの実家のクラブで働いて水商売デビューした時から、独立してキャラメリゼのママになって。それから、マリリンにキャラメリゼを譲って。。
で。。。で、スナックキャラメルリボンをルッコラとはじめて。。。先生が、ずーっとしょっちゅう常連さんとして飲みに来て甘えてるのはベリーの方じゃない。ま。あの先生はお金が有り余ってるから。。。
ベリーは。。。
今回はマリリン姉さんの祝賀もあるから、まあいいでしょう。でも。。舞さんのお母さんも相当な婆みたいだわね。
確かにある程度の歳になれば、親を旅行に連れていく子供はいるけど。。。ふつうねだるかしら
環さんは、せっかくそちら、アマゾネスサンクチュアリに行くから神楽町かプルメリア島で、純ちゃんに純ちゃんの彼氏と会おうかしらと言ってみようかな。。。と。
電話で話していて、葉月は、さすが、なんか純ちゃんのお母さんって感じ。好感もてるわ。
こちらはプルメリア島の南黒蝶貝地区、アクアオーシャン。。。
海の家クワタの大将の息子さんは、近所で大将の千範から引き継いだ海の宿海の灯り、を経営していました。海の灯りは、オーシャンビューで、洋館と和館に別れています。
両方ともちゃんと個室露天風呂はついていました。敷地内には、月の灯りという料理やもあります。
普段はミリオンも海の家クワタか塾のアルバイトをしていますが、時々こちらにも手伝いにいきます。大将の息子さんは30歳過ぎぐらいで、クリスマスイヴ生まれの聖夜君と瑞稀ちゃんの幼稚園児の兄妹がいるので、ミリオンもオモリをしたり、教育をしたり。。ミリオンも4歳で彼らとおんなじ歳ぐらいではあるのですが。。。ミリオンから連絡が来て、ミリオンの実の祖父が宿泊するので、ミリオンがお金を払うからいいお部屋をこの日かこの日リザーブしてほしいという事でした。
大将の息子さんは、大将からもいろいろ聞いているので、お金はいいから、この日なら和室に泊まれるよ。露天風呂なら和室がいいし、プルメリア島、だけど、日本に来たのだから。と、まず日にちを指定しなければいけないミリオンの海の灯りから、この日ならうちに来てくださいって、と。葉月にミリオンから連絡がありました。
木蓮寺は、いつでもいいし、ヴィーナスんちも福ちゃんもいつでもいいと言ってくれています。ミリオンちは宿泊は商売だし、お客様の都合もあるし、葉月さんもミリオンもルッコラの宿泊費は支払うと言ったものの、大将の千範は、ミリオンを里子に下さっただけでも。なんの御礼もせず。、。葉月さんがミリオンやベルモを発見しても取り返さず、べりーさんやルッコラさんも取り上げず、そのまますんなり里子を承諾して、また、ミリオンが人気美術家ヴィーナスと三つ子という事で、遠方からファンのお客様も来られるし。ミリオンが、聖夜、瑞稀の面倒もよくみてくれて助かってるし。
葉月様々なんだし。海の灯りは各部屋露天風呂もあるだけではなく大浴場やサウナもあるからね。釣りも出来るし、温泉もあるし、おっさんや爺さんには快適。ルッコラは、どうも青の洞窟のファンタジーを感じたい。、。みたい。ルッコラも美術芸術の星の金星人。。。釣りより骨董や美術や、絶景鑑賞の方が好きなタチ。。。まぁ。プルメリア島や神楽町の福の神のお膝元に来られたら、大喜びでしょうね。前回は、あまり時間もなく観光がちょっとだけしかできなくて。。かなり残念がり。だけど。。
なんとも、ヴィーナスに連れて行かれたマスターの南風の珈琲が忘れられないらしく。ヴィーナスがたまに珈琲豆を買っては送るものの。。。。やっぱり本場で本格的に飲みたいらしいし。
神楽町小学校のすぐそばの喫茶店
南風では、ヴィーナスがシュナ坊とやってきて「ルッコラガクルゾ。オボエテマスン。」
一度、ルッコラが南風に来たし。べりーさんやルッコラと。ミージイサンもいたかな。ルッコラが、南風の大ファンになったみたい。で。。。それで。ヴィーナスも。。ルッコラに珈琲豆を買ってせっせと送っております。ランチが終わった時間なので、2人はサンドイッチをオーダーしました。神楽町小学校の用務員さんのミージイサンもやってきたので、ヴィーナスが手をシュルッと伸ばして、席空いてるよー、と合図して、ミージイサンも相席にして。。。マスターが、ぜひ、ルッコラさん。大歓迎と喜んだのもつかのまに。、。「それにしても。。。」おなじみなオーダーのミージイサンのアイスコーヒーを運びながら、マスターが言うので。。。エ。。。
スタッフに仕事を任せて。。。マスターは、
ヴィーナスとシュナ坊と、ミージイサンの席にやって来たのです。なんか。。。マスターの様子がおかしくないかな。。。
オヤッ。。。マスターが。。。「実はさ。。。純と俺、従兄妹だったみたいで。」「えっ」マスターは母親の舞が純ちゃんのお母さんの生き別れになった妹だと言う事を知ったそうで。。。純ちゃんから連絡があったみたいで。。。
「別に、いとこはお付き合いやら結婚は大丈夫なんじゃないの。」のんきにミージイサンはアイスコーヒーをすすり、ヴィーナスがくれたサンドイッチを頬張ります。ヴィーナスが、家の福ちゃんに2ピースお持ち帰りで、ミージイサンが来たからあとピザも、とオーダーしたピザがやってきました。たまに、ヴィーナスは、同居の福ちゃんに南風でテイクアウトのお土産を買っていきます。
マスターは、「いとこは全然かまわないよ。。。ただ。。。母親の。。。母親の血統。。」マスターは、幼い頃。。薄らぼんやり。。母親の舞に首を絞められたような心中未遂みたいな恐ろしい記憶が。。。
純ちゃんは。。あの母親舞の血縁者。。。母親舞の母親、祖父母の峰も娘画像が困っても知らん顔。。。で、今んなってたかりにくる、と舞は激怒していた。。あの純ちゃんが。。。
舞の家系の血の女性。。。
マスターは、そのせいか、昔っから目立つ派手でキツイ女ばかりが群がってきて、キイキイ争って。。。安らぎの様な純ちゃんに出会い癒されて
なん。。。だけどね。アルバイトのスタッフが、ヴィーナスのルッコラへの珈琲豆とマスターがおまけにくれたスイーツの包みを持ってきました。
マスターも、ヴィーナスがよく来てくれる上に、珈琲豆までよく買ってくれるので、実家やヴィーナスにもスイーツのおまけをよくくれます。実家には日持ちするのが良いかなー、なんて言うけど。。。
イツモアリガトウ
ヴィーナスは、時間空間で、空間に物を入れてサッと送れるし、実科の冷蔵庫に住所を設定したら大丈夫だし。冷凍保存も日にち指定もできるから、大丈夫だよ。と。
おっとりニコニコ
安らぎの純ちゃん。。。しかし。。。あの子も。。。
舞や。。。舞がため息をつく舞の母親の血統の女性なんでしょうか。
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2019年12月23日
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