駿栄。。。と突然呼ばれた。。。
あー
そう。。。ここは、木蓮寺。。奇跡が起きる名寺。あれは。。。
幼なじみの。。。純
「純。。純、なんでここに。。。」美しい白いリムジンがサーっと停まり。ゾロゾロとこども達が出てきた。。なんだー
ガキのうちからリムジンだと。アホらしい。どんな暮らししてるんだって。。駿栄は、ムッとして。。さ、帰ろうと思いましたが。。
あっ、じ。純、。。幼なじみの純
駿栄のはぐれ先祖霊の長政は、やった祈りが通じた。木蓮寺から、さぁ帰ろうとしていた駿栄でしたが、思わぬ幼なじみとの再会。。。
まさかまさかの。。奇跡的な再会です。
ハリネズミの純。さっきまで。。思い巡らせ初恋の人だと。。
なんで。。なんで。。なんで純がここにいるんだろうとは思いましたが。。。あっ、そうか。
純は、神楽町のイーストサイエンスに進学したんだ。プルメリア島のすぐ海の北側。プルメリア島に遊びにくる確率は高い。
それに。。。そーだ純が神楽町に進学って事でなんとなく神楽町を検索していたら。。。自然の流れでプルメリア島がヒットされて。。プルメリア島の情報を読むうちに、プルメリアこそ、
新しい人生をここで。。と思いついた。。
「あっ、駿栄っ、こんなところにいるの」純ちゃんが言います。「びっくりしたっ。。。まさか、純が。。なんだよ、それにしてもリムジン。。」駿栄が目を丸く驚き、純ちゃんを見つめています。純ちゃんのそばには、こども達。。
さっきのリムジンから降りてきたこども。。
どっかで見た。。あっ。マスコミ。。
ネットニュースによく出てくるいまどきの
美術家の宇宙人のヴィーナス。。と、そのアシスタントのシュナ坊という仔犬。。
それから。。
女優の茶目コ。。と、福の神姉妹だ。。。そうか、だからリムジンか。。どおりで。。そうそうたるメンバー。。
純は有名女優やカリスマ美術家や福の神達と知り合いなのか。。。スゲー
リムジンの運転手が降りてきて、「じゃあ、わたしはお迎え2便のお客様をピックアップしにプルメリア港へ行くわね、と福の神姉妹のピンクの方にプルメリアの花束を渡しました。
「こんにちは。はじめまして。お知り合いアマゾネスサンクチュアリィの管理人ダイヤです。」とリムジンの運転手は駿栄に頭を下げてにっこりするとまたリムジンに乗り込みました。
アマゾネスサンクチュアリィ。。あぁ、あの凄いお屋敷。。。確か女性専用の。。あ。。舞さんが泊まりに来たって。。確かアマゾネスサンクチュアリィだった。。
純も。。。
え。泊まったのかなぁ。なんか。凄い世界だなぁ。。さきほどから久しぶりに会った幼なじみ純ちゃんに圧倒されっぱなしの駿栄。。
圧倒するシチュエーションで。。噂をすれば影なり。。の、幼なじみの純があらわれ。
狐につままれたように。。。
「アマゾネスサンクチュアリィでオープニング三日間のアルバイトをしていたのよ。駿栄、、、あなた、家出したんでしょ。」
「えー。。。な、なんで、純。」
舞さんの泊まっていたアマゾネスサンクチュアリィで純がアルバイトだって。。。なんたる偶然の。。。駿栄は驚き。。。
すると。。。さきほどのおデブな宇宙人僧侶が出てきました。おデブな大福は、そうか確か美術家のヴィーナスときょうだいだっけ。LINEでまた寄りますね、友達が木蓮寺を拝観したいんだって。とヴィーナスから連絡を受けて、着いたよとLINEがあったので、ベルモが表に出てきたのでした。
ベルモは、話し込む駿栄を見て。。「あら、どうしたの駿栄さん。あっ。。。ラブさんお久しぶりですね。」とお久しぶりに会うラブに挨拶しがてら、ラブの友達らしいハリネズミの女の子が駿栄と話し込むのをあれっと思いました。。。
「あっ、、、お大福様。。あの、幼なじみの純さんです。東京の。今はもう進学で神楽町にいるんだけど。。」駿栄がベルモに紹介すると、あらっ、あー、
そっか。。偶然ね、幼なじみな舞さんに似てる駿栄さんの初恋の人って。。この純さんなんだわ。きっと。。そうよ。それにしても。。この純さんの方が優しい感じじゃないの。、。似てるといえば似てるかもしれないけど。。。
全然性格は違いそうだわ。お寺業務やらたくさんの人に会ってベルモは人相やオーラでなんとなく人がどんな人かボンヤリわかるようになってきました。
もともと感が鋭いし。。。
「あ、あの。。。ここじゃなんだから、また奥座敷にでも来る積もる話もあるでしょう。。」ベルモは、なんだか積もる話があるのではないか。。事情を抱えた家出人と幼なじみと。。。
この純さん見たところ、かなり人が良いし。
福の神ラブちゃんの友達なら親切に相談に乗るに違いない。。
で、と状況を察して駿栄がまだ少し時間があると言ったので。。
また駿栄や純ちゃんに気を利かせて、奥座敷に勧めて案内します。
その他の人々、こども達は、客室に招き入れました。奥座敷から本堂に戻ろうとした木蓮和尚にベルモは、実は駿栄さんの地元の幼なじみがうちにさっき来たのよ。。。例の初恋の女性みたいよ。。少しだけお話しさせてあげて。。せっかくの再会だわ。。。
奥座敷には、木蓮和尚がいて、ベルモは、駿栄と純ちゃん、そして福の神のラブを連れてきました。「ラブさんお久しぶり。」木蓮和尚が言いました。「和尚様。。お久しぶりです。こんにちは。わたしの友達純ちゃんです。どうも、こちらの方と幼なじみみたいで。。偶然ですね。。」とダイヤさんから手渡された木蓮寺へのプルメリアの花束を手渡しながら、ラブが言いました。本当は、プルメリア島に来たなら木蓮寺を拝観したいところ。。。と木蓮寺で車を降りたら
懐かしい幼なじみの駿栄とバッタリ本当は、そのまま神楽町に帰るつもりが、まだ時間は早いし、有名どころの木蓮寺を見ておきたいと純ちゃんは急に思い立ったのです。第六感のなせるわざ、なんでしょうか。。
セレンディピティというのか。。。それ。
妙に木蓮寺がふと思い浮かべて。。名前は聞いたことがあるし、有名どころなんですが。。プルメリア島に来たからにはぜひ、寄ってみたいと思ったのです。
再び、駿栄は、少しだけまたお時間をくださいと木蓮和尚に言いました。今回は先祖霊の長政は見守るのみにして黙っておく事にしました。
「はじめまして。。。私は神楽町のイーストサイエンスの学校に進学しました純です。進学で神楽町に住んでいますが。。この駿栄とは東京の幼なじみです。」と純ちゃんは木蓮和尚にご挨拶しました。それで、アマゾネスサンクチュアリィでオープニング三日間のメイドのアルバイトをラブと共にし、今日はその帰りしな。。
なぜか、急にプルメリア島の観光名所で名高い木蓮寺を拝観しておきたい、どうしてもと思って。。。まるでなにかに引き寄せられるようにして、木蓮寺にやってきました。そして、今度は駿栄が、
「純は、僕を家出したんでしょうと。。どうしてそんな。。地元で誰かが?」「あのね。。。駿栄。。。実は。。私昨日ラブちゃんと一緒にお昼ごろプルメリアリゾートに出かけたのよ。休憩時間で。。そこであるお店に入ろうとしたら。。。あなたとアマゾネスサンクチュアリィのお客さんが二人でお食事をしていたのを発見したから。。。で、お客様のプライバシーだからお店を変えたのよ。」
それで。。。なんで幼なじみの駿栄がプルメリア島に、と違和感に思って。。私は東京から神楽町に進学したから地元については最近の様子はなんにもわからないのだけれど。。。以前に、たまたま母親に電話して同級生とクラス会をやりたいんだけどみんな元気かなと。、
母親に電話したの。。そしたら、駿栄君が失踪届けを出されて行方不明になってる、みたいに。。
純ちゃんは、順序を変えてごまかして地元の母親と電話したら駿栄が行方不明になってる、と。それで昨日プルメリア島のプルメリアリゾートで駿栄とアマゾネスサンクチュアリィのお客様が食事をしているのを見てびっくりした
というシチュエーションで話しをしました。本当は、駿栄の姿を地元から遠く離れたプルメリア島で見かけたので地元の母親に同窓会をするかも、みたいにさりげなく駿栄とは連絡が取れないんだけどなにしてるの、と電話してみたのです。
「失踪者。。、行方不明に。。失踪届け。。で、純は親に僕をプルメリア島で見かけた、って喋ったの。。」「まさか。。。成人男性が家を出るって。。。借金から逃げるわけでもないでしょに。。。よほど思うところがあったんでしょうし。母親には言ってないけれど。うちの母親は、駿栄をこどもの頃から知ってるから心配していたわよ。元気でやっていれば、と。こんな事を言っては良くないけどうちの親も警察関係者も、元気でやってくれたら。駿栄は、実家から逃げた方がいいと。あなたが実家を出るのはもっともよ。」
純ちゃんは、駿栄を安心させる為に言います。
「そ。。。そうなんだ。。そうか。、失踪届けを出されているんだ。だけどもう、東京には戻りたくない。」「失踪者として。。。失踪届けを出されてあなたのご両親は、もう一度あなたにチャンスを、東大を受けさせる、みたいに言っていたみたいで、周りの人たちは、駿栄にそんな気がないなら可哀想だし。。。どうぞ親元から離れて自分の人生を無事でって気持ちみたいよ。」と純ちゃんは言いました。
「血の繋がりがない人達の方が思いやってくれるとは。。。純の親御さんにもよく助けて貰ったっけ、内緒でご飯を食べさせてくれたり。」駿栄がお仕置きで寒い外に立たされたり。。そんな時。。近所の純ちゃんの親が家に入れたりご飯を食べさせたりしていました。
そうだ。。。他人なのにそこまで思いやってくれた人が自分にもいたんだ。。駿栄は暖かい気持ちになりました。。
駿栄を、寒い外に放り出して
駿栄の両親は知らん顔でさっさと寝てしまうようだし。。「わざわざ、うちの親には言わないけど。元気ならそれで。。で、駿栄、あなたホストなの。。」「えっ。。。なんで。。」
「アマゾネスサンクチュアリィのオーナーさんのお祝いを取りにご招待をトキオさんから受けたのよ。私とラブちゃんとさっきの運転手のダイヤさんで。。熱帯夜にね。別にホストだからどう、ってわけじゃないけど。。駿栄が。。。意外だわ。。新人さんホストで写真があったの。。。まさか、まさかと思ったけど。。」「突然、家出して知り合いもいない。。在宅の仕事はあるけど住むところをすぐに確保するためは、ホストぐらいしかないと思って。。。それに、意外という世界を経験して早く東京を忘れて新しい自分に生まれ変わりたかったんだ。。」
「で。。。あのお客さん。舞さんとは、ホストのお客さんなの。アマゾネスサンクチュアリィに来てた舞さんと一緒にいたでしょう。ビビッドだったかしら。プルメリアリゾートの中心街のね。。」しかし。。駿栄は、
「舞さんは、あの日はじめて会ったんだよ。なんとなく声をかけて。。」駿栄は、初恋の純ちゃんに似ているなどとは言えませんでした。。「ナンパなの。。。」駿栄が。。。ナンパ。。ホスト。。
こどもの頃の駿栄からは。。とてもじゃないけれど。想像できないわ。だけど。年月を積み重ねて。それにみんなお互い好きなように勝手にそんな人じゃないってイメージをいだきあう。。、好ましいイメージをあてはめ。嫌いな人は徹底してイヤなイメージにも。。。
駿栄には、ナンパやホストというイメージが純ちゃんにはどうも未だに持てませんでしたが。
「ナンパ。。。最初はそうだったかも、でも。。。でも。僕は舞さんが忘れられないんだよ。」「し。。。駿栄」「一緒にいて楽しくて。。。いろいろ話しをして飲んでるうちに。。いいなと思って。そりゃ、もちろん、結婚してる事は知っていたし。娘さんとアマゾネスサンクチュアリィに宿泊しているけど、娘さんに友達が出来たから、木蓮寺へ行ってきたみたいに言ってて。。。」「で。、、また会うの。。」「いや。。。多分ふられたよ。というか。。相手にされてないと思う。全然ガキだし。ホストって。。。バレたんだ。、」「え。。なんでそんなホストなんてこと。」駿栄は、舞から舞の旦那さんの会社の人がインスタで舞と駿栄がモザイクだけど、ビビッドに一緒にいた写真を発見したみたいで。
舞はうまく人気店だから知らない男の子と相席になったとごまかしたみたいで。。だけど、コメントにホストの新星では、みたいに書かれていて、舞は旦那さんにホストと浮気、アバンチュールを疑われた、みたいで。
駿栄はガッカリしていました。
「舞さん、。、いまお付き合いしている彼のお母さんなのよ。」
「えっ」駿栄が驚き純ちゃんを見つめました。。。
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2019年12月13日
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