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2019年12月12日

マリッジcelebration65実は裏ではいろいろ仕組まれておりましたと。。。

木蓮寺にいる
駿栄に舞から突然に、軽蔑の電話が一本



ホストだったのねー。へー、どうりで、私みたいなおばさんに、、

誤解だよ舞さん、舞さん。。。舞は電話の向こうの様子から時間があまりない様で。。。そうだ、名古屋に帰るんだっけ。

誤解だよ。本当に、舞さん。僕はホストとしてあなたに興味を持ったわけじゃない。信じて。。。最初は、、最初は、初恋の子が、とびっくりしたんだ。初恋の子がしっとり大人になっていて。。。惹きつけられたんだ。。
だから声をかけずにいられなくて。プライベートじゃないか。わけもなくなぜか懐かしの感情と甘酸っぱい気持ちが心に染み入る。。。

私が名古屋の遠く住まいだから通えないしお客にならないと思ったんでしょうに。舞は軽蔑している。ホステス経験のある舞は昔同僚がホストにボケて水商売からさらに風俗へ身を落とした、借金に追われたという女性を見てきて。。ホストには印象が悪く。
舞は
自分は元ホステスのくせに、ホストはヤクザみたいなもの、と思い込んでるし。

舞は舞で、駿栄とはもう遠方で既婚者だし、どうなるもんじゃないって知った上でわざわざ電話をしてしまった。非通知だけど。。。

必死でプライベートだよ、ホストでアルバイトしてるけどそれは単なるアルバイト。本業は在宅で、だし。必死でホストとして舞さんに声をかけてないと弁明する駿栄。。しかし。。

もう時間がない。。と電話は切れてしまいました、なんだよ。。誤解されたままかよ。。そりゃ、もう舞さんには会えないとは思うけど。。。
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ガッカリして、また縁側から奥座敷に駿栄は戻ってきました。

また。。。自分の周りから人が居なくなってしまう。。

さきほどまで、木蓮和尚に励まされだんだんと元気になっていった駿栄は再びガックリうなだれています。「どうしたんじゃ。。。」木蓮和尚が駿栄に問うと。。。

「舞さんに。。、ホストって事がバレたみたいでホストとしてナンパしたんでしょ、で、舞さんが名古屋なんでお金にならないって思ったんでしょ。、と軽蔑されましたよ。」駿栄は泣きそうになっていた。「そうやって。。。嫌われてそれで、諦めがつくならそれもいいのではないかな。早く忘れなさい。別に年齢差がどうこうは関係ないけど。。。舞さんには家庭があるんだから。。」幸せになるのは良いことなんだけど。、誰かの幸せを壊して幸せになるのは本当の幸せじゃない。。

どうのこーのできるわけじゃないけど、舞さんには不思議な親近感があった。どこか懐かしの。。それは、きっと。。初恋の面影と舞さんの気さくなひと懐っこさなんだろうな。

「舞さんというより、駿栄君は、舞さんに初恋の余韻に酔いしれたのでは。。。本来のタイプの女性に会って恋に恋する、というかの。」真剣に話しを聞いてくれたとか、舞が本来駿栄の本能を刺激して鷲掴みにするタイプの女性だから執着するのかもしれん。。。
木蓮和尚がいうと、駿栄を支援しているはぐれ先祖霊の長政は。。ベルモの身体を通して、「そうだよ、駿栄。。既婚者はいかん。駿栄、お前は初恋の子の面影を舞さんに感じただけ。。。わたしも影から駿栄を見守ってきたけれど。。舞さんはどうにもならんよ。初恋の女の子に似ているかもしれないが、中身は全然違うぞ。」長政はさとしました。

長政にノリウツラレたベルモも。。。
中に入った長政が主導で、いまは黙っているしかないので。。
そーよ、舞さんはやめときんさいよ。既婚者とか年齢差とかそーゆー意味じゃあなくってさ。舞さんはしたたかよ。私あの人苦手だわ。ココアちゃんやピースさんやマスターには悪いけど。ウチの産みのおかん、葉月さんもわがままだけど。、私の身びいきかもしれないけど葉月さんは情が深いとこあるし。だけど。。。舞さんは冷血よ。自分が得しないと気が済まないわ。。

駿栄の家系の先祖霊からできそこないがゆえにはじかれたはぐれご先祖さまの
長政は。。。駿栄の初恋の女の子。駿栄が幼い頃から影で見守ってきたあの女の子を思い出して。。確か、純ちゃんって言ったな。長政は、ずーっと駿栄の赤ちゃんの頃から微力ながらにして駿栄を守護している。

当然ながら、駿栄の環境や周りを察知してはおりました。

線の細い緻密でデリケートな駿栄が自殺せずに遠くに生き延びてホストという発想を展開したのも長政の守護する力もございまして。長政は、長政で不器用なりに駿栄を必死で守っており

どうにか、駿栄に輝かしい新しい人生展開を。。と。長政自身は自殺してしまいましたが。駿栄を同じ道を歩かせたくなく。。駿栄は幸せになってほしい。。。

舞に執着したらいかん。もちろん、人生を生きる自由意志は駿栄オンリー。駿栄の人生を決めるのは駿栄でしかないのだけれどね。。。

だけど、
毒親環境から
駿栄を生き延びるヒントとして影からワザとパソコンを操作して在宅業務にホストの広告やプルメリア島の情報などをまぜて、
駿栄を生かす方向へ、新たに自信溢れる本来の駿栄へと、輝かせようとアレコレ実は仕掛けていました。

駿栄が、実家の両親と揉めたときも。、家出を促すようにワザとYouTubeの動画など、家出人だの行方不明だの失踪者を探す番組が出てくるようにしたのです。科学番組、ミステリーチャンネルをよくみる駿栄が、ホームに行方不明者番組が出てくるなんて変だなぁとは思いましたが

あ、ミステリー繋がりか。。となんとなく行方不明者の番組で、失踪した人が新しい自分を生きたいからとか、毒親から逃げる事は必要ですという番組もワザと駿栄が目につくように長政はしたり。。。番組では、家出人からホストになりました、って若い男性が何人かいて。。


その結果、駿栄は

そうか、そういう生き方もあるんだっ

僕は家を出る、新しい人生を生きる。死なない。
在宅で収入があるから死ぬ必要はないし。
死ぬぐらいなら、すぐに住むところが提供されるならば夜の仕事かもしれないな。。それなら、無理かもしれないけど。。死ぬぐらいならそれよりはチャレンジするほうがマシだ

ホストとかも
やってみよう。チャレンジしよう。

駿栄は、自分を変えるためにホストになりました。自分を変える、というより本当の自分に戻ろうと。。本当の自分とは。。本当の自分として生きるにはたくさんの経験が必要な気がして。。

在宅で引きこもれば若いうちの経験もできないし。経験と体験、人は人で磨かれる見守りな先祖霊長政もそう思って駿栄をホストに誘導しました。ホストというのは、オシャレにもなるわけで。体育会系で厳しい人間関係もあるでしょうし。。実に様々な人々が交差する

そして。。。なにより、駿栄の実家や一族が、まさかうちの身内がホストなんてあり得ないでしょ。という世界観。。。親にも身内にもそう簡単には見つかるまいや。。。

長政は、駿栄が這いあがり人生をやり直す為に千尋の谷に突き落としました。

そう、プルメリア島は。。。先祖霊長政がもともと興味があったのと、駿栄の初恋の女の子の純ちゃんが、神楽町のイーストサイエンスの学校に入学して東京から出て行った。。のもあり。

近所にいた駿栄は、幼なじみの純ちゃんが遠くの神楽町に進学したのは知っていて。。その近くのプルメリア島。。長政は、そうだプルメリア島だ、

過去からサヨナラするには。。、環境をガラッと変えて。。特に自分の発想を超えた環境がいい。。駿栄は若い。。長政は、駿栄の潜伏先がプルメリア島になるように、いろいろまた仕掛けていたのです。

そうとは知らない駿栄は、なぜか昔のクラスメイトとの写真が出てきて整理整頓するうちに、幼なじみの純ちゃんの写真も見かけて。

あ、純って神楽町に行ったんだっけ。噂じゃ、と神楽町にふと興味を持って。。。神楽町をネット検索したり。。。神楽町の検索で近くのプルメリア島が必然的にヒットされますが、

プルメリア島を検索した駿栄は、プルメリア島の情報にグイグイと引き込まれてしまいます。


あー
ここならば、ここなら自分の居場所が見つかるかも。。。そして。。。やって来たプルメリア島でしたが。。。

美しい楽しげな南国島が目に心にしみ入ります。嬉しいような怖いような。。

守護霊はいつもその人に。。気づくか気づかないか幸せになるヒントやメッセージを送っています。なにげなく検索した記事から興味を持ったり。。電車内の吊り広告や、雑誌のフレーズ。。。そこから発想が広がってチャンスを掴んだり。。心機一転する場合もあります。。

長政は、そうだ、駿栄の初恋の女の子純ちゃんは、このプルメリア島の近くの神楽町に進学したんだっけ。。。

こちらは。。。場は変わりまして。。

そして。、、アマゾネスサンクチュアリィのオープニング客室係三日間が終了した純ちゃんと福の神のラブ。。。
「ねぇ、このまま帰るせっかくプルメリア島まで来たんだから、木蓮寺に寄っていかない。。私も木蓮寺の評判の景観を見たくて。。」アマゾネスサンクチュアリィのメイドタピ丘はすっかりシンデレラメイクも取れて元の純ちゃんに戻っておりました。
メイド恋さんも、すっかり福の神ラブに戻り
「そうそう。婚活コラボとか、御縁寺で、わたしもあそこの和尚様と一度御縁のコラボしましょうか、って話してたわ。ご挨拶に参りましょう、」ラブは、笑さんの接待の時に神楽の河床料理で木蓮寺和尚と顔を合わせて、婚活寺、御縁について恋愛結婚の福の神として話しをしておりましたしね。

って事だから。。。わたしらは木蓮寺を拝観いたします。ダイヤさんが、プルメリア港までラブや純ちゃんや笑〜達小学生組を送迎しようとしましたが。。ラブと純ちゃんが木蓮寺を拝観してから帰る。。。という事で。。。

「ジャ。アタシモ」ヴィーナスも言いました。昨日小学生組はココアちゃんともども木蓮寺にお世話になったばかりなのに。結局は木蓮寺に寄ってから帰るって事に。。。


そして。。。

木蓮寺。。。とぼとぼ引き揚げようと思った駿栄は。。。真っ白なリムジンが目の前をスーッと通り過ぎて。。

うわぁ。。、スゲ。チョイイヤミかとも思いましたが。。どんな奴らが乗ってるんだと、降りてくる人々を見ると。。。

こ、こどもっ。ガキ。。。ガキかよ。。馬鹿馬鹿しや。ガキのうちからっと。。。思いましたが。。

再び振り返って。。え、。。あ、あれ


「駿栄っ」え。。。

名前を呼ばれて我に帰りました。。







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