バーバラとリアは。。。うめき。。。
ハッ。。。と気がつくと、木蓮和尚と弟子の大福が、鎮座している元の木蓮寺の客室でした。。。
「あ。。。あ。。。あ。。」「わ。。。」バーバラとリアのバブーン系モンスターは、訳の分からない事を口走り。。。
「どうしたのですじゃ。」木蓮和尚が、訪ねると。。。「ば。。。ば。。化け物っ。そ、そいつは化け物、バケモノー、
」リアが僧籍名大福のベルモを指差して怒鳴り散らします。ムカッ
ムッこ。。。こんなモンスターから化け物扱いされて。。。バケモノは、どっちだってしかし。。。ここは。。。抑えて抑えて抑えて抑えて。。。「なにを。。。
はて、
」木蓮和尚がとぼけるので、「な。。、なんでもありませんわ、あ。。、あ、もう、体調悪いんで帰りますわ」バーバラは、リアを引っ張って、帰って行ってしまいます。。。なんか、やった、だろうに。。アイツら。。
だけども、証拠が無いし。。母娘は、気づいたら来た通りの木蓮寺の客室の和尚と大福の目の前に正座していたので。。。一瞬、幻覚か、夢でも見たのか。。。それにしても。。。
白昼夢。。。な。。。なんなのあれ。。出されたお茶にでも、ヤバいのが入っていたのか。。でも、それなら、信用と伝統の木蓮寺がそんなはずはない。。やっぱりあのデブだ。大福のデブがきみ悪く豹変して。。。あれは、あのデブの本性かもしれない。。。
自分達が、疫病神憑筋を棚にあげ、バーバラとリアは。。。ベルモをバケモノだ、と思い込みます。
「ち。。。ちょっと、リア、なにその顔、ギャハハハハハハハハハハハハ
ひっどー」リアがススだらけで頭がチリチリになって。。。まるで、コントの爆発後みたいな感じなので、母親のバーバラが、馬鹿笑いしましたら、リアも。。。「母様、カー様、なんなの、そのおかしなアタマは。。。」リアも、バーバラの自慢の凶器カットがチリチリ
えー、え。。。
じゃあ。。二人とも手鏡を覗くと、げっ。と。。。とりあえず、ストールを頭に巻いて。。す。。。スーパー銭湯みたいなとこで、ススを洗って。。
げ。。。で。。。でも、これは。。夢じゃない、なんなの。。。夢じゃないの。あのデブデブが絶対アヤシイ証拠はないけど、畜生
木蓮寺から逃げ出した、バブーン系のモンスターのバーバラとリア。。。とりあえず。。。母娘ストールをすっぽりかぶり身支度を整える為に近くにスーパー銭湯みたいに身体を洗える場所がないか、リアが検索しますが。。。「お。。。お母様。。マユミ。。ってなに。。。
」リアが、謎の無限地獄で母親が怨霊に取り憑かれたのを見ていましたが。。。
ま、娘のリアも、散々嫌がらせを周りにして振り回すタイプですが。。。「なんでもないわよ、逆恨みだわよ。あたしの方が成績がいいから、いつも女学生の時に逆恨みしてきたマユミってやつがいて。、。若く亡くなったらしいねよね。
」あれだけの無限地獄で被害者の悲痛や心の痛みを味わされたのに。。。もはやもう。。。魑魅魍魎以下。。
なんとも。。。バーバラとリアは、ま。お化け屋敷新しいタイプのお化け屋敷に迷い込んだもんだわ。。臨場感あったわね。。
と、理解のできない事を強がっていいました。
さすが。。血筋。バーバラの旦那さんのシリウス博士もバーバラの家系も、疫病神のペスト一族。類は友を呼ぶ、悪霊憑きの家ですから。。やはり、スペシャルなモンスターなのでありました。。。で。。。なぜか。。。退散した。。
バーバラとリアに、木蓮和尚もお大福ことベルモもぽかーん。。。
なんだったんだー。
突然。。。ベルモに霊がのりうっってる。。。すると。。。
バーバラとリアの母娘が、ぱたっと倒れて、大いびきをかきはじめ。。
で。。木蓮寺の客室が地震みたいに大揺れに揺れ。。
というのは、木蓮和尚の視点で。ベルモは。。。金縛りにかかりベルモの頭の中のスクリーンで。。。
バーバラとリアの阿鼻叫喚地獄や、灼熱地獄や、体験していた地獄を映画のように見せられたのです。。。こんな。。。映画見たくない。というか。。。ベルモは、もともと霊感が強いのと、困っている人に頼られやすい性格をしているので。
バーバラとリアに怨みをもつ霊達が寄って頼ってきてしまい、身体を乗っ取られてしまったのかもしれません。。。「お。。。和尚様、木蓮和尚様、誠に申し訳ございませんでした。」
ベルモが、指をついて木蓮和尚に謝罪します。。。「だ。。。大福。。大福。。。もしかして。。。霊の魔術。。。天罰の術でも。。。使ったのか。。。」木蓮和尚が、びっくりした様子です。戒め。。。伝説の妖術。。昔から、悪人を反省させるために戒めの夢や幻覚を見せて反省させるという事ができる僧侶がいるそうだ、と子どもの頃に多分昔話みたいな感じで、木蓮和尚様が、亡くなった先先代の祖父の和尚様が
木蓮和尚が、小さい頃イタズラをする度に。。
「万緑、ヤンチャが過ぎると恐ろしい天罰の術が下るぞ、」とよく脅されていて。
祖父の話しだと。、。そのお坊さんは。。。
宇宙人の僧侶だから、修行を積んで、悪人に傷つけられたもの、霊の敵討ちみたいな事をするお坊さんがいる。。。と言われたもんじゃったけど。。、まさか。。ベルモは。
すると。。。木蓮和尚様の奥様の
紫子夫人が、客室に入ってきて、「なんなの、あのモンスター母娘。。。慌てて逃げてったけど、どーしてあんな酷いボサボサのチリチリ頭なんかに。。。
だから。。。どうしましたか、って声かけようとしたけど、一目散に逃げてって。。」わけがわからないわ。
みたいな様子で紫子さんが言います。「あ、、、紫子。。さっき、地震は
」と、木蓮和尚様が言いますので、「地震なんのこと、そんな地震なんて。。。一体どうしたのですか？」じゃあ。。。地震みたいにグラグラガタガタ揺れていたのは、そう見えたのは、木蓮寺の客室のみの空間が、バーチャル空間みたいな異空間になり、周囲から切り離され、地震があったように思わせられたらしい。が、実際は、地震なんか、関係ないのでありました。
ベルモに。。。おそらく、あの母娘に恨みがある人々の霊がのりうっったのは、確か。。
だけど。。。
幾ら困った人を救うとは言え。。むらみやたらにノリウツラレルのは。まだまだもっと修行をして、コントロールされないように。。。「あらあら。。。それにしても、ベルモ、顔色良くなったわね？
もう吐き気やら、しないの、」紫子夫人が聞きます。。。「そう。。。そうだ。
いま、全然気持ち悪くない。。。でも。。。わたし。。。一体どうしたんだろう。。。身体に勝手に誰かが入られたのを止められないの。」さて。。。
なにをしようかな。。。
と。。。木蓮寺の庭園をゆっくり散策したあと。。舞は、久しぶりに一人になって。。
でも。。。なんか。。ほんと久しぶり。。今回のバカンスもココアが一緒だったから、まさか自分だけの自由な時間が与えられるなんて。。。
日頃、小料理屋、で、家族もいて。なかなか一人になれないし。。。
とりあえず。。。木蓮寺から出て、もうお昼過ぎだし。。。どっかでランチでも。。。そのとき。。
「お嬢さん、」えっ。。、
お。。。お嬢さん
誰が。。。お嬢さんって年齢よっ、。舞は、振り向きました。。、
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