お。。。お嬢さんですって
なに、馬鹿にしてんのよっ。と、舞がくるっと振り返ってみますと。。。
えっ。。そこには。。。ハタチぐらいの、ビーグルというのか、多分ビーグル犬の男の子がいました。可愛い子だけど。。ヤダ。。。なんかの宗教の勧誘かしら。。
お嬢さんだってわたし、43歳よ?息子のグーか、グーよりちょっと歳下ぐらいでしょうに。な、、、なんなの。。
舞はナンパというより、変な宗教の勧誘かしら。と、思って無視しようとしました。が。。。再び。。。
「お嬢さん、どこへ行かれるんですか。。」
「あ。。。あの。あの、お嬢さん、って。40歳を過ぎて。。。」「え、えっ40歳過ぎた見えませんよ。。。せいぜい三十代前半でしょう」その男の子は、本当に驚き。。確かに舞は。。。確かに舞は見られる仕事であり、エステに通い。旦那も経済的に豊かで。。。かなり若くは見られています。もともとの童顔もあって。。。「まあ、お上手ですわね。。。」舞は年齢を言うとびっくりされるのは、日常茶飯事であり。。自分で言うことじゃないけれど、、、自分でも、年齢よりは、かなり若く見えるのでは、ないかとは。自負もありますが、あらためて言われると嬉しい気持ちはあります。爽やかイケメンだしね。。。
「あの。。。お食事まだですか、ランチでもご一緒しませんか、」と、ビーグルが言う。
ナンパ。それとも勧誘。ま、暇だし。。勧誘なら勧誘で。。?断ればいいのだからね、ちょっとだけ食事ぐらいにつきあってもいいかな。なかなか可愛い子じゃない。
これも。。。旅の思い出、旅先だからね、変な意味じゃなくって。。。
さてさて。。。
ヴィーナスのところに、木蓮寺の和尚から電話がありました。来客が、思わぬところ早く済んだので、だって。。。
アクアオーシャン。。。
海辺の。。。プルメリア島の黒蝶貝区、海の家クワタ。。。
海の家の常連さん達と、スタッフのミリオン。。。地元漁師さん、常連さん達の思わぬ差し入れにあやかり。ヴィーナス、シュナマロン、笑〜、茶目コと、非日常なひとときをココアは過ごしました。今日二泊目。、、明日はチェックアウト、で。神楽町で、久しぶりに、父親ちがいの兄達。。。ピースとグーと、お昼食事したのち、名古屋へ帰る。。。
楽しいひとときだけど、グーは。。。本命の彼女ができたのかもしれない。。クラスメイトや、小学校の男の子たちは、どうもガキで。。。
ココアも男の子たちから、ちょっかいかけられたりする事はあるんだけど。奴らに興味がない。特にひつじは、小学校入って以来、なにかとかまってくるけど。めんどくさいのよね。なんて。。。うみを見ながら。。
やっぱり。。。海は透明度が高い海が素敵よね。。いうまでもないな。。
と、。。ヴィーナスが、木蓮寺からの電話を受けると、暫くしてから行くと、返事しました。ミリオンは、この後塾の講師の仕事があるので、同行できないのですが。。。ベルモのやつ、最近またまた、霊感がいっそう強くなってきましたって話しだけどね。
ミリオンの話しだと。。ミリオンは、「私は霊感なんか全然ないし。そういう。。、非科学的なあってないような話をしても。信じろってキリがないわ」ミリオンは、霊感だのスピリチュアルだの。。。はっきり証言がないというのか、
そういう話しは苦手なのです。木蓮寺は、桑田家も代々菩提寺ですが。。。かと言って。。菩提寺があり、檀家なだけ。。。
由緒正しき伝統がある、プルメリア島の自慢の名所の木蓮寺ではありますが。。。
ベルモのやつ。。。坊さんのくせにデブだし。あたしたちは、本来なら葉月さん、ヴィーナス、それから、パパのミシェルといい。。痩せてる家系なんじゃない。。甘やかされてるわよ。「変な壺や印鑑売りつけられちゃダメよ」と、ミリオンが言うので、ココアが、「げっ。」と、驚きましたが、ヴィーナスが、「ジョーダン。ジョーダン。」「そ。。あんまり、ベルモが話をなんでも、仏様が、仏様が、感謝の気持ちみたいな話に結びつけるので、ウザくなって、変な宗教に勧誘しないでちょうだい、ってからかってやるのよ。ベルモは、カンカンに怒るけどでも、だいたいなんでも仏様の話に結びつけるのはよくないわ。だいたい、キリスト教やら、私みたいに家が菩提寺があるから、信じなくても適当に檀家やっとけ、みたいな人もたくさんいるでしょ。亡くなられた人は大事だけど、それでいま、生きている人が犠牲になったり、法事だなんだと、あれこれオプションを言ってくるのも変だと思うしね。」
ミリオンは、亡くなったら、海にでも骨を巻いてもらおうかしら。。。桑田家も男の子は、いるけど、桑田さんの息子さんも、お孫さんも男の子がいるけど、息子さんは、海の灯りという旅館を近所で経営していて、月の灯りという居酒屋が一階にある。。、お孫さんも、跡を継ぐとは限らないし。結婚するとは限らないし。
お墓を管理するとは限らないし。嫌なのに、お墓を管理するために、泣く泣く人生を犠牲にするのは反対だしね。
地球育ちのミリオンは、赤ちゃんの頃に桑田家に育てられて、木蓮寺のベルモとともに笹舟で流されてきたのを、海の家クワタの釣り人客にひろわれたんですが。。。桑田家が、代々ベルモの木蓮寺の檀家って事で。。。
当主、海の家クワタの主人千範が、チハル。が、なにげなーく、海の家クワタで常連さんとともに、
昔はお墓を管理するために跡取りがどうのとか、嫁さんが跡取りを産めとか、跡取り同士男女結婚できないみたいな時代があったみたいな話を、常連さんとしていて、それを聞いて卒倒しかけました、、、
うそれって。カルト宗教では、だ。、
だって。子どもは、授かりものみたいにベルモが言ってたし。ベルモは、不妊問題で木蓮寺に相談客がやってくると、和尚様に、女性だけの問題じゃないと、いつも怒るらしいし。。。跡取りができないって。。男にも原因あるわい。
昔は産む女性ばっかり責められたんだろうな。いったい産むだけでも大変なのにね。
文句を言う
姑も女のくせに、アホ。と、ベルモは言う。
ミリオンは。。。
なんなの。。跡取りって向いてなきゃどーすんのよ、墓、墓って。それで結婚できなきゃどーすんのよ、墓って馬鹿?みたいに罰当たりみたいな事を言ってましたが。今はもう、ほとんどそんな事ないですが、、、昔の人々は、子どもをお墓を管理させるために、結婚に反対したり。。戒名にお金を積むと戒名が違うとか、
ナンジャそれ
カルト宗教にでも洗脳されていたのではないか、とゾッとしました。
さてさて。また場面は変わりまして。
ピンクの蓮の中で眠るミニウサギの希望。
「おめでとうございます」赤ちゃん達の声がする金色の雲達がぐんぐん縮まり。。、ピカピカに光ったかと思うと。。。
コウノトリ、と希望の目の前で、金色の布袋様になり、布袋様は、万歳万歳と、踊り出しました。さ。。。。布袋様は担いでいた大きな袋をポイっと投げると。。、ボワッと。。。白い煙が上がって。。そこらじゅうには霧が張り巡らされました。。。えっ。。。
霧が張り巡らされてから。。どんどん霧が濃くなったかと思うと。。。だんだんと霧も晴れてきて。。。その霧が小さくなり。。一人の男性のシルエットを作ります。。。
希望は、はっ、としました。、まさか。。
まさか、グー。。。シルエットで、誰かはわかりませんが、男性です、。。「運命の人で、ございます。」布袋様が、言いました。
ああ。。。でも、もう。。。時間ない、多分もうすぐ。。。一時間なんてあっという間に。。
だけど。。。あー。。。運命の人ってあー。。、ゆ、夢が消えちゃう
さ。。。さらにまたまた、こちらは、木蓮寺のベルモ。。。大福。大福は、反省する為に。。蔵の掃除を一人でする事を申し出ました。木蓮寺本堂は、まだ開放時間です。蔵と言っても、3つあるのですが。
ヴィーナス達が来るまでお掃除致します。。
やれやれギイッと、手前の蔵の戸を開けると。。ヒヤッと。、。現実世界から取り残された様な真っ暗な空間。。、
すると。。。どこからか、お坊様、お坊様。。
ベルモを呼ぶ声がしました。
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2019年11月16日
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