あ。。。
燦燦と。。。太陽の金の優しい光がさえぎられていく。。。ひまわり達は、いっせいにうつむきはじめました。。。ねぇ。。。みんなどうしたの。。。
あ。。。あれっ。。。気づけば。。希望はひとりぼっち。可愛いリスがどこかに行ってしまい。どうなってるの。さっきまでの、心地よさは。みんな嘘なの。。。すると。。。ひまわり達は。。
大丈夫、大丈夫だって。。。みんな生きていたら晴れの日ばかりじゃないでしょ。雨も降らないとねー。かんかん照りばっかりなんて、冗談じゃないよ。涼まないとー。喉渇いたし。
希望さん、まさか。。。お天気すら晴れてれば全てよし、
ひまわりが、ガヤガヤお喋りしはじめます。すると、曇り分厚く雲に隠れた頭上の空の果てにあろう、太陽も。。。希望は、曇りや雨が降ったり、それが、どういう事か、もっとわからないと。果物が美味しいのは、寒暖差が激しいとか、、、きゅっと引き締まりつつも。ゆるゆるな暖かさに包まれながらも。
わたしも、影に隠れないといけない日や時期がある。人が幸せに生きていくためには。、。
「ウン。。言いたいこと、わかるわ。」希望は、天を見上げて。。そう、そうそう。曇ってたり、雨もないと。。。バランスよくいかないとね。分厚くさえぎられた雲の上には、きちんと太陽は、いつもかわりなく。。微笑んでくれているのだから。わかれば良いよ。と、曇り空のかなたから、天の声が響いて降ってきたかと思うと。。。
パーっと。。。薄暗いグレーがだんだんと明るみと彩りを増してきました。黄色、オレンジ。。。茜色。。鏡の国や不思議の国のアリスのように。。。希望は。。見知らぬ国に迷い込んだように。。、でも、それが怖いどころか、ワクワクするのです。あれっ
わたしは。。。そんな性格だったかしら、臆病な。。全然知らないところに一人で投げ出されたら。。躊躇してだけど。。今のわたしはなんだか違うわ。まるで、私じゃないみたい、じゃなくて。
私らしいんじゃないの。希望は、ワクワクした周りの波動を感じとり、自分もワクワクして。新しい自分に気づいた、というか、まるで、本当の自分に出会ったみたいだわ。きゃっほーあの。。。太陽が、さらにまた形を変えた照らし方で、希望を美しいグラデーションに包んでくれているのです。そうね。。。太陽は。。時に激しく情熱的に時に優しく穏やかに。。時には曇り空や雨に主役を譲って。だけど、いないふりしても、ちゃんとそこにいる。いつも、私の頭上に輝いているのは決して変わりない。
太陽表に出ているばかりじゃかいから、愛されているんだ。
誰だって。。曇り雨、表情がないと、豊かになれないものよ。希望に、太陽が優しく穏やかに問いかけてきます。そう。。。愛だって。。甘やかすばかりが愛じゃない、時には厳しく、でも、甘く厳しく形を変えても、愛は、愛なんだ。。。
太陽も。。。
すると。。。天から。。。ひづめの音が響いてきました。。。希望にどんどん近づいてきたかと思うと。。。天空から、まるで天の使いかのように一頭の白馬が姿をあらわします。
それは、どこかで。。。
あっ。ペガサスだ。ぺ。。。ペガサス。
ジワっ希望は、涙がこみあげます。。。
そう。希望が生まれて両親が、買ってくれた白いペガサスのぬいぐるみ。希望の大のお気に入りだったあの子いつも一緒だった。幼稚園や小学校に行く時は家に置いていったけど、それ以外は。だけど。。。いつのまにやら希望は成長し、多分小学校中学年ぐらいで、どこか、まぎれたというか。。関心がほかにうつり。。。自然に。。。美しいぬいぐるみのペガサスをかまわなくなり、多分親が処分してしまったのだろう。。。
ペガサスのぬいぐるみだったけど、
わざわざ他の名前を付けずそのまんま。。
そのままペガサスと呼んで可愛がっていたのは確かだけども。。いつのまにかあれだけそんな可愛がっていたのに。
ごめんなさい。。。天から駆け下りてきた
ペガサスは。。。いななくと、希望にテレパシーで話しかけてきます。いいの、あなたがどんどん成長していった証拠だわよ。あなたが、一番最初に私を可愛がって好きになってくれて、それが、私にはとっても嬉しいのよ。人は時とともに、変わっていくわ。良くも悪くも。。何度も何度も。卒業と脱皮を繰り返して。。恨むどころか、あなたと私は、いつかお別れしなきゃいけないし。人間関係は変化していくし。
好みや関心は人が成長すると変化する。。それは、あたりまえな事である。時代が変化するのは、人の意識もトライとエラーを繰り返して。。。出会いと別れ、卒業と覚醒、破壊と再生の繰り返し。。
知らない間に疎遠になることは悪いことじゃない。。。成長の証だわ。あなたが、好きなもの、嫌いなもの。。
生きていればあるのがあたりまえ。。
だけども、ペガサスは、希望が幼いながら愛して好きになってくれたことに感謝しています。
人は生きていればたくさんのものに出会います。その人き愛された物は。。。十人十色その人の心を豊かにしていきます。
例え、あなたが私を忘れていても。
ペガサスは、だけど、あなたは、純粋な、無垢な明るさと、無邪気さを隠してあなたがある。ペガサスは、そういうと、ふわっと羽根を広げて、美しい天使の羽があらわれたかと思えば。。。
希望の背中に天使の羽根をつけました。天使の羽根は、希望の背中にくっついたかと思えばスーッと消えていきました。ありがとう、ペガサス行ってしまうの、。。希望は、悲しくなりましたが、ペガサスは、、、
希望は、未だに可愛い本質がぶれてないわ。時代が変わって、大人になっても、 不変で永久に変わらない財産ないとね。愛はあなたのなによりの軸よ。
希望、羽ばたいてねそう元気に言うと、
ペガサスは、にっこり微笑んでまた、天を駆けていきました。
アト、木蓮寺。。。
そして。。。こちらは。。。バーンつんざくような大爆のなか。。。バーバラとリア。。。なんなのよ、ここは、なんだって言うのよ。。。あのクソ坊主。あのクソ坊主覚えてろあのデブのクソ坊主のせいだわ、多分。
大福って葉月の子ども。、。
奴は。。。坊さんのふりして、妖術使いかの呪術師かもしれないわ。
変な陰陽師かもしれない。。。きもいわ。あんな幼いのに坊さんになるとか。。頭おかしいのよ、あのデブは。
バーバラとリア、母と娘。。。
いったい。。、私たちは、どこにいるのよ。う。。ううっ。
すると、また爆発音とともに。。。
ドーン
ギャハハハハハハハハハハハハグワハハハハハハ。ヒーッヒッヒ
奇妙な狂った奇声をあげた不気味な骸骨が空中にあらわれてぐんぐんと、バーバラとリアに迫ってきます。
ギャやや
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2019年11月13日
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