ベルモは。。。本来は喉まであなたの元旦那さんは生きていますよと、目の前の舞に言いたいのですが。。。
言ってはいけない修行僧。私は壁。
言ったところで、。。幸せな結果にならないだろうなと言う結果も見えてきました。修行がすすめばもっと霊的な能力は開眼してくるかもしれません。
ヴィーナス、ミリオン、ベルモ。。プルメリアンスキューバーズという種族のタコのお父さんと、金星人の葉月さんの子ども。。
って事で、8本の手脚がありますが。。そのうちの一番長い、右左の
手の役割をする二本には、ちゃんと指紋や手相みたいなものがくっきり現れています。
お寺で、木蓮和尚様は手相を見れるので、なにげに。。。ベルモの手相を見ていたら。。。
あらららららら。見事に仏眼線、、、指先の指紋の下に仏様の目の様な印がくっきり現れていて。
それから、掌部分には、神秘十字線がダブルで両手にくっきりと現れていました。
これは。。。かわいそうなぐらいに超僧侶になる為に生まれてきた手相。。。もちろん。。。木蓮和尚様は喜ぶべきなんだけど。。。
赤ちゃんの時に、お経を子守唄に育つてきたベルモ。。。ベルモは、孫でもあり、弟子僧侶でもある。いくらお寺に引き取られたとは言え。こんな小さな子どもが、自分から僧侶になると言い出したり。
ベルモは、子どもの頃は、
両性有具の宇宙人ですが、どちらかと言うと女の子みたいだし。
同じぐらいの歳の女の子は、お嫁さんになりたいとか、芸能人になりたいとか、お姫様になりたいとか、あるいは、パティシエだの、エステシャンだの。。。
この木蓮寺の敷地内にある
木蓮幼稚園でも、ああ。可愛い。女の子達は、将来の夢をキラキラとお絵かきして発表する。
ベルモは、木蓮寺の幼稚園の保育士もやっていて。。。そんな可愛らしい同じぐらいの年齢の生徒の幼い女の子と触れ合いながら。。。
はっきりと、お坊さんになるし、結婚はしたくないと言うし。
お寺に来ます
だいたいの女の子の親御さまは、昔は優しい女の子に、今はおしゃれで綺麗なこ、可愛いこに
普通は
女の子が産まれたらそう願うわけですが。
うちのベルモは、オババみたい。抹香臭いったらありゃしない。
神経に話し白熱すると、精神論になってくるので、
ミリオンに、時として、冗談まじりで、変な印鑑や壺を売りつけないでちょうだいよ。と、からかわれるぐらいだし。
木蓮和尚様は、ご本人の意思でやりたい事をやり生きてくださいと相談者にアドバイスする。
結婚の相談も。。。昔僧侶は独身と言われたものの、木蓮和尚様は、結婚は、子孫繁栄であり、宇宙や自然の法則に沿っている。男女が愛し合い家庭を作る事は素晴らしい。。。それに。。。
いくら夫婦の仲が良いとは言ったとて。。。人生の墓場と言われるほど結婚は、修行の場である。人類の墓場と言われても、時代が変わってきても、婚活、婚活。。。
それでも、やはり結婚したい人がたくさんいるのである。木蓮和尚様は自分ももちろん結婚してるし。。。婚活パーティーをしたり。。。
ところが、ベルモは既に結婚したくないみたいに言ってるし。まぁ。。。将来的にどうなるかは、わからないけど。、。
相談者の
舞は、再婚しましたが。。。私は好き勝手をしてきました。シングルマザーになりまして、昼間だけでなく夜スナックで働いて、そこに来た
自分に惚れてきたお客、ただいまの主人の未森にプロポーズされました。好きじゃないし、
ただ、何回も何回も私目当てに通ってきて、同伴して貰ったり相談して貰ったり。あくまでただのお客様でしたから。未森は、私を真面目に好きな事はわかりましたし。。。
だから傲慢かもしれませんが、相手から誘われて、都合よく空いていて気が向いたら、相手も私を時間拘束できて嬉しいでしょうし、と思っておりました。
営業ノルマの売り上げにもなりましたからね。
今の旦那、未森とプライベートで、だんだんと会うようになり、居心地が良くなり。。好きではないけれど。。
生理的に嫌でもなく、会社経営者でまあまあうまくいってたみたいですから、色々条件を出して、それで納得するなら、と。再婚しました。
もともと。。。スナックのお客様は恋愛対象ではありませんでした。そりゃ。人として興味を持って楽しんでいただける様にと接客しましたけど。。。
私の頭の片隅には、いつも、俊が。。。
再婚相手の
未森は、私より3歳ぐらい歳下で、未森も馬鹿正直に親に私とスナックで知り合ったなんていちいちほんとの事を言いまして。
この人ってアホか。黙っておけば良いじゃない。。。大丈夫かしらと思ったのですが、まぁ、正直なのかしらと。そしたら。。。やっぱり旦那は。。。間抜けなぐらいに正直でしたね。結婚するなら。
一緒にいて
ラクな人がいいとか言っている人がいますが、どうなんでしょうね。
夫婦は、ベーシックが、信頼関係だと思うのですが、
その答えは私にはわかりませんわ。舞は言います。
未森の両親には、嫁が離婚歴のある十代で子どもを産んだ歳上の出戻りこぶつき。。。二人も子どもがいて。と、大反対されましてね。
あっそう。。。
それならそれで、うるさいならもういいや、未森がお客さんで、それでいい。結婚しなくてもと。。私は思ってたんですが。。。
未森は、
お金や時間や労力をかけてきたせいか、蟻地獄にハマった様に私を諦めませんでした。
そう。。。尽くしても尽くしても尽くしても。。。砂を噛む様な関係だった俊に。、、
私はますます恋焦がれるように。。未森は、私に振り回されていながらも、私は適度に相手にして邪険にあしらわなかったせいか。。。彼なりに、わずかな隙間に希望の明かりを見出して
私は離婚歴もあり。子どももいます。最初からはっきりとそう申し上げています。
それがダメなら仕方ないですね、
じゃあ、いいですから。と、未森のプロポーズをお断りしますと、僕がなんとかしますので、と、よけいに未森が私に執着するようになり。。。
彼の言い分は、なんとまっすぐな正直な人なんだろうか。。。だって。
私も大切にして貰える快適さを味わう事ができましたし。。。
なら。。それなら。。言えるだけわがまま言ってみたらどうなんだろうみたいに。私は、未森に対して、結婚してやるみたいな。。。
だけど。。。世の中には、きっとそんな夫婦もいるでしょうね。頼み込んで結婚してもらってどちらかに尻に敷かれて頭が上がらないとか。。
だって。。。いまだに私の心には、俊がいるんです。そして。。。舞は今の旦那さんの未森が自分に惚れていて。。まるで、未森は、昔の私が、俊に気遣う様な。。。
なんだか、ミジメで。未森は、昔の俊に片思いして気を遣っていたわたしみたい。
そんな未森にイライラする事も、これほどよくしてもらってもあるんです。
妥協した結婚という。。。どっか。。なんで私が結婚してあげたのに、スナックをやめなきゃいけないの。とかね。
シングルマザーを辞めて支えてくれる、包まれる安楽の砦が欲しかったのにね。
水商売から足を洗いましたが、シングルマザー時代に、働くことに火がついたって言うか、家にいるのが嫌いな性格に気づいたので、
再婚したら、
スナックはしないけど、旦那が経済的に豊かでしたからね。。。小料理屋店を持たせてくれたんです。
これまで、ずーっと働いてきたので、経営者の妻として専業主婦も。。とも、考えましたけれど。。未森には、商売ができるだけの経済力があるんですもの。。。
それに、このまま専業主婦に収まるのも嫌でしたね。
子どもをできたら作ると言う約束で小料理屋をはじめました。。。私は。。。
子どもに関しては女の子が欲しかったのです。。しかし。。。
未森との間に息子、娘が産まれたら産まれたで。。。ベビーシッターや、保育所や幼稚園に預けました。
正直。。。私はそれほど子どもが好きではありません。
本当に恐ろしい嫌な女ですが、最初の旦那俊との子どものピースとグーは、ピースは、妊娠したら俊と結婚できるかもしれないから。
次の次男のグーは、離れた俊の気持ちが第二子が出来たらこちらを振り向いてくれるかもしれないから。。、で、あって、はっきり言って私は子どもを俊との絆を結びつけるための道具であり、
好きな男性との子どもなら、それほど子どもが好きではない私でも、例えシングルマザーでもいいから欲しいと思ったのです。
だから、結果的に。。。俊も、俊との息子たちも私から離れていきました。当たり前ですよね。
それに。。。わたしは。。。ピースとグーには。。。恐ろしい事をしてしまいましたから。。。多分。。本人たちは幾ら小さくても。。
多分覚えているのでしょう。母親失格です。なのに。。。わたしは四人も子どもを産んでしまいました。
なにか、引き締まる様に。。。
カコーン。。。静寂に包まれたその場にししおどしの音が響きます。。。
こちらは。。。全然別の雰囲気な。。。ミリオンちの海の家クワタ。
プルメリア島も、北の白蝶貝区の穏やかさに比べたら、南の黒蝶貝区の方が賑わしい感じです。
朝からやはり。。。近所の漁師さんたちが飲んでいたり、早朝漁に行き帰ってきて、おみやげー。と。アマゾネスサンクチュアリィから来た小学生組が、海の家クワタにつくと。。。
「桑ちゃん。ミリオンも、今日は、むさくるしー、おっちゃんばっかりじゃなくって、可愛いこがいっぱい来てるじゃない。」二匹のイルカがお酒を買いに来ました。ココア含め。。。小学生達に気づくと
ニコニコしはじめます。
桑ちゃんと言うのは、海の家クワタのご主人というより、大将の桑田千範です。イルカは、たまにお酒を二人で買いに来るのです。
酔っ払いたちは、イルカに向かって、あんたらも常連だから、むさくるしーあはははと、からかっていました。
で。。。酔っ払ってる常連さんは、ピーナッツだのおつまみみたいなのを、イルカに投げて遊んでいました。
ザッバーン。。。
ひゃあデカっ。
すると、鯨もやってきました。圧倒され。。。「大将、日本酒ちょうだいよー。」
「えー。禁酒してたんじゃなかったっけ。」「だって。。。いい薬なんだもーん。あれは、ビールだけの、
話し。ビールは、禁酒っ。」鯨もイルカも見慣れない小学生の十代を見ると
まるで、動物園のエサやりみたいに。余分にお金を大将に渡して、これで、あの子達になにか、食べさせてやってちょうだい。と、わぁ。
ありがとうございます。
ココアと。。。
ヴィーナスや、シュナマロン笑〜や茶目コは、大声で、手を振り。海に向かって鉄板焼きで、漁師さんたちの海鮮の新鮮な差し入れを焼いています。漁師さんのひとりは、ヴィーナスを見ると
「ミリオンのきょうだいなんだろ。もーひとりの黄色の方はマルマルなぷくぷくなのにさ。ターンと食べて、デカくなりな。」と。。。
あれこれ差し入れして。。
世話を焼きます。
ヴィーナス、シュナマロン、笑〜、茶目コの神楽町住民達は。。。
ここは。。。神楽町の南新町みたいだなー。まだまだ人情が残っている。
「あ。ベルモにLINEいれよ。」ミリオンが言います。
そして。。。
こちらは。。。。神楽町の首都圏福の神楽園の神楽町小学校のすぐご近所さんの喫茶店南風は、いつもの様に麗しい珈琲の香りが広がっておりました。
カウンターで久しぶりに、
幼なじみのグーととりとめのない話しをしたミニウサギの希望。。。
綺麗な人だけど、誰なの、なんて。。。常連さんがマスターをからかいました。
またまたマスター。。。女癖なのかなぁ。。
しかし。。。マスターは、あっ、名古屋の幼なじみだよーなんて。。。常連さんに説明してます。
よっ、マスター、もて男っ。だけど、結婚するなら。。。
ほどほどにしなっ。憎いねー。と、常連さんがマスターをからかいます。
グー。。。結婚するのっ。。。希望の胸がズキンと痛みだします。
グーの幼なじみの。。。
希望は。。。南風をにこやかに、また来るねお仕事じゃましちゃ、悪いからねって。。。
希望は、なんで、私は。。グーに、独身って嘘をついたのかしら。嘘をついて、どうにもなる事じゃないのに。。。
いまだに。。。グーの顔を見たら。。。まだ。。好きなのかもしれない。
2019年11月05日
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