実は。。。
爆発するほどの生のエネルギーにあふれながらも。。。それを包み込むが如くになんとも穏やかな透明の海。。
言うまでもなくね、
海にもいろいろ種類はあるけれど。。。やっぱり。。。美しすぎる透明度の高い海が好きだなぁー。あたしも〜。このあたりの海、サイコー。
天国みたいよー。天国って、死んだ事行った事あるのー
イメージ、イメージ、イメージだってー
ポストカードによくある透明な海。、
海って言ったら。。。絵になる様な透明な海が好きあっ、
それは。。。みんなかな。茶目コや笑〜、ココアは、小学生の女の子らしく、他愛ない事で、きゃっ、キャッとアマゾネスサンクチュアリィの地下、ではなく地海にある海中ゲストハウスではしゃいでいました。
普段は美と魅力の福の神で、そちら関係の企業をたくさん持ち美と魅力の関係の財閥総裁の笑〜も素の顔は幼き小学生。。。ハシャギたいし。遊びたい。。。茶目コも、笑〜のピーチバリエーションズという芸能会社の人気女優です。
ココアは、まさかまさか。まさか、人気女優の茶目コと会えるなんて夢のまた夢。。。だし。福の神笑〜にしろ。。。直接会うなんて想像もしていませんでした。同じぐらいの年齢だけど。。、女神と有名大女優。。。
想像を遥かに超える斜め上を行く経験。
ど。。。どうしてここにこんな凄い人がいるの。。アマゾネスサンクチュアリィのたたずまいとともに。。突然降って湧いてきた様なかけがえのない大きな感動。。。
昨日。。。
見たこともないぐらいに吸い込まれそうな
美しすぎる透明度の高い海が見えてきた時から。。全てが夢の中のような出来事でした。。。でも。。。
いい意味ではあるけれど。。
いま、夢から覚めたというか。現実にも夢のような事が起きるし。
そんな、
人生って。。。なかなか楽しい。
だんだんと自分も異空間だったここになじんでいくし、溶け込んでいく。。。
笑〜が神様でも、茶目コが、大女優でも。。
こうやって接していきますとね。。ホントに親しみあふれるというか。。
まるで。隣近所の
無邪気な小学生の女の子です。仔犬や仔猫がじゃれあうように。。。箸が転がるのもおかしいお年頃。。。
時間が過ぎるのも忘れてお喋りに夢中になって
女の子達が、キャーキャーやっていると。。。
午前中の予約のお仕事が終わった。。。
ヴィーナスとアシスタントのシュナマロンちゃんが降りてきました。
さ。みんなで、海の家クワタ。桑田ミリオンちに行こうよ。と、街を見学する意味も含めて散策がてらに歩いて出かける事にしました。
今日は、オーナーの
葉月が、アマゾネスサンクチュアリィのお客様にご挨拶して、今後開発する
プルメリア島の付近の購入済みの
美島にまた業者さんとともに偵察に行くって。
こちらも、美島開発計画。。。果樹園と、ワイン工場放置された密林を整えて。。。仕事にあぶれた人たちにも、働く場を作る、観光開発として。。。
果物狩りや、ワインの販売や試飲もできる場所を作る。
わがままざんまいで、
甘やかされて育っても。。。
なんだかんだと言っても、葉月は、プルメリア姫の生まれ変わりなのでしょう。。おおやけに関しての貢献する気持ちはあるようです。
さて。。。メイドのタピ丘こと、
純ちゃんは、担当のお客様の舞が外出、ココアが笑〜や茶目コ達とたわむれるので、お部屋のお掃除や、アマゾネスサンクチュアリィ全体のお掃除をはじめました。。。。あっ。。。スマホがいつもと違う音で鳴ると。。
久しぶりの母親からのLINE。。。学校が落ち着いたら一度顔を出して。。か。。こちら、神楽町に来てから、実家に帰る事もあったけど、、、最近はとんとご無沙汰です。。以前帰った時は。。いい人できたの、
と聞かれて。。。あの時は彼氏もいなかったけど。。今度親から聞かれたら。。、正直に言うか言わまいか。。。
いちおう結婚の話しも出ているんだけど。いちおう。。。いちおうな、だけじゃん。。だって。私たちは、清らかな仲なのに。なんだか、友達というか兄妹みたいだし。
母親というのは、年頃の娘に彼氏ができてもできなくても心配する。矛盾したことを平気で要求するのだ。
両親はそろっているし。。。多分サラリーマンの平凡な家庭。。
まぁ、まさかグーさんが、母子家庭だから結婚を反対するほど古臭くはないでしょうけれどね。。。
純は、落ち着くし癒されると彼氏の南風のマスターのグーさんは言うけれどね。それって。。。どうなのよ。。。女としては。
確かに私は色っぽいタイプじゃないし、セクシーでもない。
複雑な面持ちで、タピ丘純ちゃんは、ゴミをまとめて廊下に出ると、ちょうど管理人のダイヤさんが、お客様のお部屋の切り花に。と、プルメリアの切り花を持ってきました。
あっ。。。タピ丘は、ダイヤさんを見て、これぞ、恋する大人の女性確かに、ダイヤさんは50歳。。。タピ丘の親と同じぐらいの年代女性です。しかし。。。恋の魔法というのでしょうか。。。まぶしいぐらいで。。
昨日、休憩時間に、ダイヤさんが、ケーキを差し入れしてくれて、メイドの恋に化けたラブともダイヤさんと三人で一緒にお喋りしましたが。
まさか、自分が華やかな世界で女性としてこの年齢で輝いている人たちと一緒になって。。大好きな車の運転。。。しかも。。。幼い頃からずーっと憧れていたリムジンを運転しながら。。自分まで、キラキラと輝いていける様な気がするなんて。。本当に、なんと言っていいのかな。
ダイヤさんは、葉月オーナーのおかげで、まさかこんな人生がこの歳で切り開かれていくなんて。。。思ってもみなかったのだけれど。。。と、嬉しそうに、話していました。
既に、年齢は関係なくダイヤさんは輝いているし。娘ぐらいの葉月さんをとっても尊敬しているようで。。。
それから。。。
昨夜は昨日で。。。
終業時間になって、お疲れ様とくたくたになりながら、スタッフルームに戻ってくると、ちょうどダイヤさんとラブが、遅めの晩ごはんだったので。。。タピ丘ちゃんもその場に混ざり。。。和気あいあいとお疲れ様とお互いにねぎらって。。。
。。。ニコニコしたダイヤさんは、
以前、純ちゃんとマスターが、神楽町の南新町の海辺のマスターのお兄さんのピースが料理長をしている海中フレンチの、ピヴォワーヌ海離れで。。。
偶然にも、葉月さん、ダイヤさん、秘書の藤森さんとご一緒した時に。。。お酒がすすんだせいか。。。壮絶な過去を語りはじめて。。。
子どもが出来ない身体で。。。
旦那さんの愛人に子どもができて捨てられて、それから。、。親しくなった同じカモメのイヴァンという女性に騙されて裏切られて。。。
盲目にすらなって。。。しかし、目が見えるようになり、盲目のふりして、イヴァンさんを殺害しようとして。。。でも、葉月さんが、ダイヤさんを救ったのです。
最初、ダイヤさんが盲目のままだと思っていた
葉月さんは、特殊な細胞の持ち主であり、細胞の活用を封印していますが、ダイヤさんに移植して、目が見えるようにしたいとも考えていました。
ダイヤさんと、イヴァンさんは葉月さんの出産を手伝いましたが、
元看護師の
イヴァンさんは、仮死状態のミリオンとベルモを死んだと嘘をつき海にお弔いと言って流しました。
しかし、、、ミリオンもベルモも生きているのを知ってイヴァンさんは、面白妬み半分で海へ流して。。。
もしも、あの時ダイヤさんがいなければ、葉月さんもイヴァンさんにヴィーナスも殺されていたかもしれないし、仮死状態のミリオンもベルモも殺されていたかもしれないと、葉月さんは言います。
ゾクっダイヤさんにそんな壮絶な過去があったなんて。。。
私の悩みなんかちょろくさいもんかなぁと、純ちゃんは、思いながらも、
全く
色気のない関係の彼氏とのことも、純ちゃんは悩みのタネ、でした。
さて。。。こちらは同時刻の木蓮寺。。舞は、
清らかな静寂な聖域に身を置き。。
突然に。。。噴き出すように溢れ出した膿みや澱。。。
突然溢れ出す感情に蓋が出来ずに。、。息せききって嗚咽をあげはじめた。
ある意味で駆け込み寺の木蓮寺は。。。突然泣きはじめたり、号泣するお客様はザラでした。
ダーレモわかってくれない。居場所がない。孤独だ。生きづらさを感じる悩める人々など。。。
封印されていた感情が、爆発したり。舞の様に日常からかけ離れて聖域に身を置く事で、溜まりに溜まっていたものが、いっきに浄化される不思議なばの力がありました。
嗚咽をあげはじめた舞を優しく何も言わずに見守っている紫子夫人。「ああ。。。すみません、奥様ごめんなさい。」舞はバッグからハンカチを取り出して溢れ出す涙をぬぐいました。
「謝ることはないのですよ。みんな誰しも泣きたい時は泣き。。笑いたい時は笑い。。。時には怒ってもいいの。ほんとはみんなそうしたいんだからね。」だけど。。。大人になれば、そんな場が無くなるし。そうしちゃいけないと思い込んでしまうの。子どもですら、そうしちゃいけないんだと思い込んでしまうのですからね。」
よろしければ、どうぞ。。。
お抹茶をお召し上がりになり、奥の座敷にお入りくださいませ。
主人と見習い僧の大福がお待ちしております。と紫子夫人が言いました。
「ありがとうございます。。。こんな美しい場所に奥様の優しいお言葉。。。身に染みます。。」和菓子と抹茶をいただきました舞は紫子夫人に深々頭を下げますと、奥の座敷にお邪魔いたします、、、
木蓮和尚様のいらっしゃる奥の座敷へと舞は進みました、失礼いたします。舞は張り詰めた凛とした空気のなか。。緊張の面持ちで。。。
ところが。。。しかし。。舞が、奥座敷へのふすまを開けると。。。ぷ。。。ぷぷっさきほど号泣していた舞は嘘のように。。
思わず吹き出しそうになるのを必死でこらえました。。。だ。。。だ。。大福
僧籍名大福ことベルモが、木蓮和尚様の隣に控えていたのですが、マルぽちゃのまるまる膨らんだおデブの宇宙人が、袈裟を着ているのですから。。。
さきほどの。。。おコゲのゴボウか燃えかすみたいな小坊主の茶色黒といい。。この紫子夫人が説明する大福といい。。。まるで、コントかしら。あっ。。。そ、そうか。。。
アマゾネスサンクチュアリィのオーナー葉月さんのお子様だったっけ、あのおデブちゃんは。
そうそうそう。。。そうだ、アマゾネスサンクチュアリィにいた、美術家のヴィーナスちゃんと三つ子って話しよね。舞は、木蓮寺をネット検索して、大福についてのプロフィールにも目を通して。。
ああ、これがあの天才美術家と言われてるヴィーナスちゃんが、実は私たちは三つ子でした、と言っていたこのひとりなのね。それにしても。。。なんで、三つ子なのにこの子だけ、まるまる太ってるのかしらね。
さきほど、茶色黒の燃えかすみたいなおこげのチャイクロといい。。。
泣いていたのがバカらしくなるほど、笑いがこみあげそうになった。。。
「ようこそ、いらっしゃいました。お待ちしておりました、舞様。。遠方からありがとうございます。私は、当木蓮寺の住職の木蓮でございます。。。こちらは、大福でございます。」
と、木蓮和尚様のご挨拶とともに、おデブの大福が、まるまるムチムチで、あまりに名前がフィットしていたので。。。
静寂のなか、とうとう舞は、失礼も顧みずに、我慢しきれなくなって吹き出してしまったのです。。。
だ。。。だって。。さっきもお茶菓子に大福みたいなの出されたし。
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