ところで。。。アマゾネスサンクチュアリィオープニング三日間
メイドのアルバイトの
タピ丘こと、ハリネズミの純ちゃんは、お客様のココアのオモリをという計らいでしたが、ココアは小学生だし、ここは。。。純ちゃんの相談と、
葉月さんの取り計らいで、
ヴィーナスが、午前中のお仕事を終えて、ランチをみんなで済ませてから、
それから小学生組の、
ヴィーナスと、シュナマロンと。。。あと、笑さんと茶目コ。。。で、カラオケへ行ったり、
ヴィーナスのきょうだいの海の家クワタや、木蓮寺にでもみんなで行こうかという話になりました。
笑〜や茶目コは、純ちゃんとだいたい同じぐらいの年齢だし、遊びに行ってから、
夜また戻ってヴィーナスは、いったんオフにしたお仕事の切り替えをオンにして、お仕事をすれば良いし。。。
純ちゃんが、舞から預かったお金を、これでね、と、ココアに渡しました。
ヴィーナスは、ミリオンやベルモにLINE連絡すると、ヴィーナスに電話返信したミリオンが、
「ランチ、ウチで食べなよー。海を見ながら。ベルモは、坊さんか幼稚園の仕事があるだろうから、急遽呼び出しはできないけど、うちは今海鮮から、お肉から海の家定番になってるものも置いてあるしね。あたしも、夜から塾の仕事があるけど、それまで海の家だから。」ミリオンは、ヴィーナスと三つ子のきょうだいで。プルメリア島の南、黒蝶貝区のアクアオーシャンビーチの海の家クワタの桑田さんの家に住んでいました。
「うちの店、朝からだいたい近所の酔っ払いがいるけどさ。常連さん連中ね、悪い人じゃないし、なんなら子どもが来るとおごってくれるわよ。ホイホイと、」なかなか今時ないかもしれない田舎な
そういう下町情緒って言うの。。古き良き、かはわかんないけど。。なんっとなくカッコダサいけど
そんなそこはかとないバカばかしさが。
なかなか。。。街中の子も、海の家やらそんな体験は新鮮なんじゃない。お祭りの屋台みたいな食べ物もあるし。
桑田家の桑田ミリオンは、海の家クワタで仕事をしながら、塾の講師をしています。
たまに、ご主人の
桑田千範の息子さんの隣の旅館海の灯りや、旅館海の灯りに付属の夕方からの海の居酒屋海の灯りも手伝っていますが。
海の家クワタは、朝から釣り人や常連さんが酔っ払ったり、飲んでガヤガヤしている事が多いけど、
昔からの常連さんなので、酔っ払いがいるけどさと言っても安心ではあります。最初は、ガラ悪い口悪いと思うかもしれないけど、と。。。
ミリオンが、電話越しに。。、
で、ベルモに連絡し時間あれば、ベルモんちにも行かないベルモがいなくても、木蓮寺は、いつも花ざかりの木蓮の花と、美しい日本庭園が。。。プルメリア島唯一のお寺だし。観光どころとしても、存在感が異彩を放つ。。。
常夏のプルメリア島には珍しく、木蓮がいつも花ざかりで。なんて。。。話してた。ココアは、笑〜や茶目コと。。。
ヴィーナスの予約仕事が終わるまでは、
アマゾネスサンクチュアリィの
海中のゲストハウスに、目の前には、
カラフルな熱帯魚がスイスイ。。。
アクアリウム。。。階段を降りていくと
そこには、ガラスの部屋があり、ガラス越しに
海の中が広がっています。「うわぁ。昨日の、夜の夜景も綺麗だけど、こっちも宝石箱みたい。」最近では海へ行ってなかったココアも、目を輝かせています。
昨日は、夜景を堪能し。。さらには、満点の星空をこの大邸宅の展望台で堪能できました。
女性は、老いも若きも、幼き者もキラキラに目がありません。
うわぁ。。。昨夜は満点の星空プラス。。。オーロラも運良く出ていて。なんて。。。感動なの。。。ひときわ旅行先でも
海が大好きなのに。。。ココアは、
両親とも忙しいしなかなか、ゆっくりと旅行なんて、年に一回か二回だし。。。近年は、海への旅行は行ってないんだよね。
それが。。。今日は。。。極上の海辺。
でも、海というのは、包み込んでくれる様な壮大さと。。。なんとも言えない未知の吸い込まれる様なミステリアスな魅力。安らぎと刺激が兼ね備えて。。。
海には。。。うかがい知れない
知っても知ってもまだ知らない奥深さも讃えています。
舞とココアが、
プルメリア島に来て。。不思議な心地よい感覚を感じたのは、この海が如くに真新しい今時と古き良きノスタルジーと、洗練と斬新さ。。。どこか初めてなのに懐かしいような親しみと見知らぬ街のミステリアスさ。。、あらゆる面白さと美しさが競う事なく譲り合いながらもいいとこ取りをしたなんとも言いようがない
絶妙なバランス感覚だった。。。。。魅力がギュッとそこはかとなくあふれる。。
こんなのはじめて。。。。
これから何がはじまるかの。。
アトラクションの様なワクワクさと、高尚な美術品の様な高貴さ。。。はっとする。。。ばかりの。。。魅力の宝庫。プルメリア島は、
福の神が気まぐれで作ったとかね、福の神のあそびばと、言われ
神々のインスピレーションと、クリエイターや芸術家に愛されて、創造する人達が、新しいより良いアイデアを求めてメディテーションしにいく。精神を研ぎ澄ます。。。
フィーリングを感じ雰囲気を楽しむ島。
プルメリア島が、
それだけ言われてる理由が、小学生のココアにすらわかるし。舞も五感が研ぎ澄まされるって言うのかな。。見るものすべてが愛しい。
さ。プルメリア島は、プルメリア島なんですが。。
ところかわってこちら木蓮寺。「いらっしゃいませ。こんにちは。」
裏社会
組織COMPLEXを完全卒業して宇宙人の茶色黒が、おめでたく木蓮寺の僧侶、小坊主さんだけどね。
住み込み修行をはじめました。茶色黒が、予定で聞いていたご来客の舞に気付いて、玄関にお迎えに行きました。
舞は、かしこまって
「こんにちは。。。あの。。。予約しましたもので。。その、和尚様のご相談の、」舞はゴボウの様なか弱い感じな宇宙人に「あ、ご相談のお客様なんですね、わたくし住み込み小坊主の茶色黒と申します。。。おもしろいわ。。綺麗でおごそかなのに。。
南国情緒の
プルメリア島で。。。和のテイストが、しっくりとなじみなぜか、違和感がないのが。
でも。。。この小坊主さんって。。
茶色黒。。チャイ黒。。ぷぷっ。舞は思わずおコゲみたいなゴボウみたいな茶色黒の名前がフィットして笑をこらえた。燃えかすと言ったら失礼過ぎるけど。。。黒こげみたい、
なんか。大丈夫なのかな。。この子。修行とかね。あははは。。。とほほのほ。ずいぶん
か細いこだなぁ。。修行についていけるのかしら。
どこの星かは知らないけれど、若いみそらで、こんな遠く離れた地球に、修行僧にくるなんて。
舞は、チラッと茶色黒にそう思えてきて。。。そんな茶色黒について行きました。。。
「奥様。。。お客様がお越しになりました。」茶色黒が縁側から身体に似合わない大きな声で呼ぶと。。。着物の年配の女性が出てきた。紫子。。ゆかりこ。。。が、しゃなりしゃなりと出てきて。
舞が、「はじめまして、こんにちは。よろしくお願いいたします。名古屋から参りました、舞でございます。」舞が深々とお辞儀をすると、
「こんにちは。。。遠いところをようこそお越しくださいまして。木蓮寺の住職の妻の紫子でございます。どうぞ、おあがりくださいませ。」にこやかに紫子が、挨拶し、舞を促した。靴脱ぎの敷石に舞は靴をぬぎ、お邪魔致しますと一礼しました。隣り合わせの幼稚園から、オルガンの音や園児の歌う声や歓声があがる。。。子どもの事に関しては。。。
遠目に運動場を駆けまわる子ども達の姿や
幸せな歓声に。。。舞は切なく
胸が痛み。。。
ピースやグーの子育て時代。。舞のシングルマザー時代に比べると、再婚相手の未森との間に出来た子ども達。。。小学生の
ハリーやココアは、最初の結婚に比べてまだまだ子育てをしているつもりでも。。。シングルマザー時代に仕事癖がついてしまった。。。今でもどっか。。。子どもよりお仕事。。
舞は、
ママより、小料理屋蝶々の女将さん。
なんで。。。私はろくろく子育てもしないのに。。。結果なぜ、いまどき四人も子どもを産んだんだろう
ピースとグーは、俊の気持ちを惹きつけて俊を手に入れたいから。
どうしても好きな男性の子どもが欲しかった。。。
再婚相手の未森との子ども
ハリーと舞は。。。女の子がどうしても欲しかったから。
正直言って。。。
ハリーは、男の子で、ガッカリした、
ま。。。またなのまた、男の子
なんて。。。本人は愚か誰にも言えない。
同居してはいないけれども、長男教の夫の未森の母親に知られたら大揉めかな。
長男教。。。跡取りを産め、オババ。ばっかじゃないの。長男教の教祖みたいな未森の母親から、同居しない私は恨まれたのよね。長男の嫁は同居しろ、跡取りを産め、って。
いまどきなに、馬鹿な事を言ってんの
毒親でしょ、それ。冗談じゃない
だけどね、、、私にべた惚れのスナックのお客さんだった未森には、プロポーズされて。
同居とか、できませんからね。
それじゃあ私は結婚しないわよ。あなたにはお姉さんがいて出戻りでご実家にいるんでしょ。
そんなところに同居ですって。じゃあ結婚しないと言ったら、未森は折れてきた。別居、未森の親の介護をしない事を条件に結婚を承諾しまして。。。
ギャーギャー姑はブチ切れていたようで。、
だけども。。。お気の毒さん。
結局は、私の味方をする長男息子未森に嫌われたくないので、姑は折れるしかないしね
気の強い嫁と姑からは嫌われてるけど。気の弱いお嫁さんでも、無理やり同居して貰っても。。。ある日お味噌汁にでも一服盛られるでしょうに。
あの厚かましい気性の激しい姑から。。。温厚息子の旦那が生まれ育つなんて。。
精神的に去勢されたのかな。。
女の子が欲しかったのは。。。
私は女、きょうだいは、弟の剛しかいないし、
ピースやグーは、息子だし。。。
ずーっと
姉妹に憧れていたけど。。
実際には幼い頃、舞の両親が離婚して生き別れ離れ離れになってた七歳年上の姉がいたのも。。。
最近。。。
突然に知らされたし。。。それについても。言葉にならない。気が動転するばかりで。
子どもも。。。最初の旦那の
俊の時は、ピースとグーが、男女どちらでも健康に生まれてくれたらと嬉しくて。だけども。。。
再婚の
未森の時は。。。お金に余裕があるし。子どもを女の子が欲しい、女の子しかいらないと思ったり。。。
なんて。。。欲まみれなわたし。
抹茶を楚々と立てる紫子住職夫人。。
時間が静かに緩やかに流れる静寂な空間に身を置くと。。。舞のなかの欲にまみれた煩悩が次から次へとデトックスされるようにあふれ出して止まらなくなりました。
魂が震える。。。
心が洗われるってこんなことなんだ。
https://blog.with2.net/link/?2019256
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2019年11月02日
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