ジリリリージリリリージリリリージリリリージリリリー。。。
マンダリン卿に不穏な警報が鳴り響きました。不審者、トラブル発生。。。
ミリオンは、医療室に寝かされています。医療室のドクターが、ミリオンの症状を検査しました。
グリは、すぐにスマホでヴィーナス達に連絡をしました。
えー
マンダリン卿で、
ミリオンが暴漢に襲われて
サファイアの鍵が盗まれた
何ですって。
マンダリン卿に警察がやってきました。ミリオンを気絶させて、所持していた宝石を盗難。。。
こんな小さな子と大変な貴重品を狙うなんて。。。ユルセナイ。。。
すぐにでも、警官は
ミリオンから事情聴取を受けたいのですが、まだ本人は意識を失っていました。
医師の診断によると、これ、暗黒草の毒ガスですね。
解毒注射は打つけど、これは、アブナイ暗黒草は。。。ここより大きな病院で検査を受けた方がいい。と。
緊急にひとまず解毒注射がミリオンに打たれました。
暗黒草。毒ガス。。。
「すぐ、月のサナトリウム、ウォーターサプライに緊急搬送して貰ったら、この子は、ウォーターサプライのオーナーのお子さんですし。ウォーターサプライは、最先端医療です。」グリが言いました。
その現場を警察や関係者に任せると、刑務所長さんに挨拶をして、
グリはすぐ、ヴィーナスに電話して、ウォーターサプライにUFOで、ミリオンを連れていきました。
「暗黒草ですって。。。」葉月さんも。月のサナトリウムの治療室に入ります。
治療室に緊急搬送されたミリオン。
つい最近でも、
暗黒草といえば、このサナトリウムの屋上から、
葉月とカモメのダイヤさんを狙って植木鉢を落とされました。
また、葉月は。すぐにミリオンにも輸血をしました。葉月細胞が身体に入って顔色がみるみる良くなり回復ミリオンは、静かに寝息をたてています。
ほー。
またしても、ドクター達は、葉月細胞の素晴らしさを目の当たりにし、驚愕しました。なんという効き目でしょうか。感動的です。
思わず。。、ドクターたちの割れんばかりの喝采が。。
親子だから特には。かもしれないにしろ。確実に何事もなかったかのように効く。
ますます、葉月の細胞は評判になり。ますます欲しいと思われました。
月のサナトリウムにも刑事がやってきて、ミリオンが落ち着いたら。事情聴取をするそうです。
しかし。。。サファイアの鍵が。。。
盗まれた
ミリオンが、目を覚ますと。。
やはり、サファイアの鍵がない。
「ミリオン、、大丈夫ミリオン誰に襲われたの」葉月が目を覚ましたミリオンに聞きました。
ミリオンは。。。。ミリオンは。。。
なんと。ミリオンは首を振りました。
覚えてないの。。。と。
ほんとは。。。
だけど。。。後ろからいきなり匂いを嗅がされて気絶した。と、
だから、顔は見てないので、よくわからないと。。。
ミリオンは、葉月さんの輸血により、葉月さんの細胞や血が身体に取り込まれて、
何事もなくピンピンしていますが、
50億円を超えるサファイアが盗まれた
ミリオンは、盗難届けを刑事さんに出しました。
そのとき。。。ミリオンの心はボロボロになっていました。、
50億円を超えるサファイアの鍵なんて、もう、どうでもいい。。大したことじゃないよ。
こちらは、ウォーターサプライの客室、
そして。。。グリが、ハッと思い出したように。。。
ゲストルームに集まって騒然とするみんなの前で言います。。
「ミリオンは無事だったよ。葉月さんも輸血してくれたから。鬼に金棒だけど、何者かにサファイアの鍵が盗まれた。
刑務所に出入り面会している人物か、あるいは、?刑務官関係か。。それは、ミリオンが犯人を見なかったらしくって。わたしと刑務所長が、トイレへ行ったミリオンを医療室で待っていた時に。。。事件は起きた。」
葉月細胞が身体に入った、ときくと、一同は胸をなでおろしました。
「だけど。。。転売できないでしょ。
あそこまでグレードが高くて個性があるサファイア。。」ベルモが言うと
「転売できなくても、闇ルートは、あるし、美術品として持ってるだけでも、自己満足の悦に入るわよ。」
笑〜がいいました。
「ところで。。、あの鍵なんだけど、マンダリン卿の刑務所長さんの推理だと、
ルビー、プルメリア、サファイア、ダイヤモンド、エメラルドが、蝶々。筋彫りと半分彫られた。。。で、数字333で、、これって、プルメリア島の、蝶々は、北が白蝶貝、南が黒蝶貝に住所は、わけられているから。
で、333で、住所じゃないかって。」グリが言いました。
「テコトハ。チョウチョガハンハン。」
「黒蝶貝と白蝶貝の境目の、
333番地。」福ちゃんも言います。
アッ。
白蝶貝黒蝶貝半々にまたぐ大邸宅。。
黒蝶貝白蝶貝半々というと、すぐに、ベルモは、あの石油王の別荘なんじゃないかと噂の大邸宅を思い浮かべます。
サイプレス博士が笑〜の前なので、かっこつけたいのか、サッとスマホを取り出すと、プルメリア、白蝶貝黒蝶貝333
スマホで、
颯爽と検索しました。ででで、デーン
そう。それは。。。まさしくあの、プルメリア島の謎の大邸宅です。
行ってみよう。。。行けば、なにか手がかりが。、
プルメリア島の謎の
あの大邸宅。
サファイアの鍵の行方も気になりますが、
盗難届けを出したし。ミリオンも回復した。。。
そう、行くしかない。
案ずるより産むが易し。
即実行とばかりに、グリのUFOで、グリと葉月を含め、ヴィーナス、ベルモ、ミリオン、シュナ坊、福ちゃん、笑〜。
そして。なぜか、サイプレス博士がついてきました。
「あんたは、見舞いでしょうに。」葉月がサイプレスに呆れると。サイプレスは、少しでも笑〜と行動したいようで、
まるで。ヴィーナスに執着するチワワのチーコみたいに。というか。。、ギャー。飲み屋で少しでもお目当ての女の子といたい時間稼ぎみたい。。ばっかじゃないのー。バーカ。
「少しでも、謎を説く人が多い方がいいでしょ。」「ミマイシロヨ。オンシナンダロ。」「師匠は元気さ。ここは避暑地みたいなもんだし。」
グリのUFOスプラッシュシールドに葉月たちは乗り込み。。。
プルメリア島
白黒貝蝶地区333
と、インプットしました。
UFOは、いとも簡単に月から瞬間移動。
一団は、門の前に来ました。。。固く閉じられた門の前には、センサーがあります。。
「そりゃ、オートロックは当たり前よね。門番がいてもおかしくないわけだし。」
威風堂々なる圧倒的な存在感の高級住宅街の群を抜く壮厳さ。。。
「鍵じゃない?鍵の、共通した333のところ。。。」笑〜が言います。笑〜は、美と魅力の福の神、。自分もラグジュアリーホテルをいくつか所有しているので、目の付け所がシャープです。
葉月さんが、センサーに鍵をかざすと、
あっ。。。
ビンゴ。
門がゆっくり開いていくと、同時に。。。
バサバサ、バサバサバサッ。フワフワ。。バサバサバサッ。。バサバサ。。
空から。。。大きな鳥が二羽飛んで舞い降りてきました。。。
うわー。
2019年09月20日
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