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2019年05月08日

さよならクリスマスキャロル、92きっとどこかでサンタクロースが。。。

クリスマス前の日曜日。
神楽町と、音鳴り町の小学生のイベント。
クリスマスパレードの日がやってきました。

ところで。
昨日は。
音鳴り町の癌治療をしていた
クライド・フォレスター氏の退院でした。

しかし、クライド・フォレスター氏は、

ビアンカ院長先生から。、退院、
おめでとうございます、クライド・フォレスターさん。

と、退院をお祝いされまして。のち、
「もう、養父が危ないかもしれません。先に天国で待っている
養母が、お迎えに来ているって。
科学万能主義の
ビアンカ院長先生が、そんなことを言いはじめました。

しかし。。。見えないエンジェルのサン太にずーっと守られて愛されて来たクライド・フォレスター氏は、

ビアンカ院長先生のその言葉には違和感がなく、スンナリと、
マルベリー教会にいらっしゃったのも、
ご縁だし、お見舞いに行く。

クライド・フォレスター氏は、
音鳴り町病院の隣り合わせ施設。富裕層老人達の施設があり、

そちらの、ビアンカ院長先生の養父の病室へ顔を出そうと考えました。

それから、
ホワイトシュナウザーの
小児病棟のひかるちゃん。
ひかるちゃんには、たびたびお見舞いに行くので、
行くたびに元気になるように。

ワシは祈る、と。

ホワイトシュナウザーのひかるちゃんは、早めの手術が必要で、
謎のサンタクロースからの寄付があり

怖いながらも、クリスマスイヴに手術が決まりました。

クリスマスが、クライド・フォレスター氏の誕生日という事をひかるちゃんは知り

じゃあ、
僕は良くなって、クライド・フォレスターさんのお祝いをするからね、
と。

だって。もう、謎のサンタクロースがあらわれて治療費をくださってる。

手術を受けなさい、よくなるからと。

姿は見せてくれないけれど、どこかで。

がんばってる僕を見つめて見守って助けてくれるサンタクロースがいる。

勇気を出すよう。

僕はもう、病気に負けない。

クライド・フォレスター氏は、サンタクロースに、会えるようにしてあげるからね。

と。ホワイトシュナウザーのひかるちゃんに言いました。
クリスマスイヴに手術、
手術の終わる翌日あさ、

幼い頃。
クリスマスにも近いある日、クライド・フォレスター氏は

いつの日かマルベリー教会で、見知らぬおじいさんに、

サンタクロースのふりをして、なぐさめられた事があり。ホンモノのサンタクロースに会ったんだと感動した子どもの日を思い出しました。

多分、どこかで、サンタクロースのケーキ屋かチキン屋のアルバイトの衣装を拾ったか盗んだかもしれない、

そのへんのホームレスが、新しい温かい服があると、サンタクロースの衣装を着ただけかもしれません。

認知症のおじいさんが、サンタクロースの衣装を着ていたずら心を出したのかもしれません。

でもね、クライド・フォレスター氏は

嬉しかったんです。

泥棒だろうと、ホームレスがだろうと、認知症のおじいさんがだろうと。

サンタクロースになって。幼いクライド・フォレスター氏に、
優しく温かい勇気をくれたことが。

サンタクロースだと。
無償に優しくしてくれる人がいた事が。

本当のサンタクロースに会ったのかもしれないし。。

だから。なんとなく、さりげない優しさが、
さりげない無償の優しさが、身にしみて。

自分もそうしたくなった。

クリスマスには、サンタクロースの衣装を着て

ひかるちゃんの手術の成功を祈り、ひかるちゃんの目の前にあらわれよう。

それが、ワシだって、ひかるちゃんにばれても。サンタクロースは、わしが化けてるってわかっても。

ひかるちゃんさえ助かってくれたら。

手術は、むずかしく。
助かるのは、五分五分らしいが。

こんな年寄りなワシでも回復に向かっているんだ、

人生これからの。ひかるちゃんが、だめになるわけない。。
ヤブの腕を、いやいや、名医の腕を信じよう。
クライド・フォレスター氏にしか見えない

エンジェルのサン太は嬉しそうにしっぽをふります。



そしてさらには。。。。


「クライドさん、ありがとうございます。
ビアンカ院長先生が言いました。

ビアンカ院長先生は、日々戦場のように人の生死、死線を多忙にかけまわり。

人の生死。。は、あたりまえ、目のあたりにして。

だけど。。やっぱり。。

養父の死線をさまよう姿はこたえるのだろう。医者もやはり、血の通った人間。

クライド・フォレスター氏は、

音鳴り町病院の隣接の老人の施設の

ビアンカ院長先生の養父のラファエルおじいさんのお見舞いをしました。

ラファエルおじいさんは、ポヤポヤしています。子どものように。。。

認知症のおじいさん。。

あの日のマルベリー教会での出来事が、

嘘みたいなぐらい。

あんな頭がハッキリしていて明確に自分の罪を懺悔していて。

きっとあれは、

マルベリー教会で、神様がそうさせた。

クライド・フォレスター氏は、ラファエルおじいさんの手を取ると


ラファエルおじいさんは、

「神様。、、神様だ、このあいだは。。。わしは、嬉しいです。わしは。ありがとうございます、神様。


神様??わしは、祭壇に隠れ姿を見せずにラファエルおじいさんに神様のフリをしたけれど。。

ラファエル
おじいさん?

「神様。生まれてきてよかった、みんなに会えてありがとう。」

ラファエルおじいさんは、一人でブツブツ言うばかりでした。





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