2019年04月16日
さよならクリスマスキャロル、71セントラル美術大学。
小学生の頃
ある日。。。
突然その男の子が現れて。。。
どうも、ご近所さんの自動車整備商店の養子になったみなしごの男の子みたいだけど、、、
勉強ができて利発な倉橋麻美は、その、ビアンカ君という少年に、軽々成績のトップを抜かれ。。。孤児院からきた、とはいえ、ビアンカ院長先生は、昔から正義感もあり、世話好きで、
さらに、養父母が良い人だったので、たちまち、ビアンカ院長先生は、クラスの人気者になった。。。
悔しい。。。
最初は、反発ばかりしていた負けず嫌いな倉橋女史も、ビアンカ院長先生の明るく優しい人柄に。いつのまにか、なぜに?!、感服しました。
まぁ、ビアンカ院長先生が、なかなか可愛い顔なのも、かなり現金にも
イケメンは、女性を幸せな気持ちにさせる、で。確かに。
事実、文句なしに、
大きいですが。
倉橋麻美さんが、音鳴り町での少女時代は、
ある日突然、下町の車整備商店に、養子手続きをし、孤児院から息子さんになった、ハツラツとした、ビアンカ院長先生と。
お城の様な要塞に住んでいる、
深窓の謎めいた感じの、ヒカル・フォレスター美少年。。。対比する陰陽の眉目秀麗なカッコイイ男のコ、が、
町の少女達の華になりました。
いつの時代も場所も関係なく。。。王子さま。。イケメン男子は、女性にトキメキを与える存在なのは永遠普遍です。
「お互いに、音鳴り町に住んでるとは言っても、全然会わないものね、」倉橋女史はビアンカ院長先生に言いました。
「そら、お互いに、忙しい身だからなんじゃない、灯台下暗しというか、そういうやつって、考えたら、よくいるかもよー。」ほろ酔いの星合が横から、言いました。
ミージイサンに捕まえられたビアンカ院長先生でしたが、
「こちらの、ワシの幼なじみの、お龍さん、三木龍馬氏が、クライド・フォレスター氏の弟さんの絵の持ち主です。笑〜さんに送り、クライドさんにも、あの弟さんの学生時代の絵を。。。」
ミージイサンがいうと、
ビアンカ院長先生が、にっこりと。。。
「わたしも、あの絵を、笑〜さんから見せていただきましたよ。実に優しい絵でしたね。
クライド・フォレスター氏は、弟氏の絵や、入院患者の男の子、弟さんと同じ名前をしたひかるちゃんとのふれあいで、ずいぶん変わっていきました。それは、もう、びっくりするぐらいに。
」
人は人で変わるもの、なのだ。。。と、言うことはよくも悪くも長年の病院勤務死線をさまよう人間模様を垣間見る。。
ビアンカ院長先生には、それまでの人が目覚めたり。別人になるような様子を見るのは、極めて、よくあること。
だけど。。
クライド・フォレスター氏ほど、変わりようのすごい人も珍しくもありました。
三木龍馬氏は、
「私は、ミニチュアシュナウザーの、ブリーダーの家に産まれました。
ブリーダー業を
祖父が初めて、
今はもうわたしも海外に行きまして、息子も一緒ですから、ブリーダー業は、ただいま現在は。。。休会していますが、、、
確かに、クライド・フォレスター氏と、子供の頃に、会った事があります、
うちにいた、白いミニチュアシュナウザーが、隣町に行ってしまって、迷路のようなお屋敷に迷い込み。。。
まるで、おとぎ話にでてくるようなお城みたいな。。。きっと、、、サン太。あっ、その時の、犬の名前ですが、サン太と言いまして。。。クライドさんが、サン太を見つけて、実に楽しそうでした。。。」
全然知らない少年同士だったが、サン太を通じてすぐに笑いあって、すぐに仲良く遊んだ。
この子も、犬が好きなんだなぁ
「クライド・フォレスター氏が。。。
犬が嫌いだ。って、クライドさんが。。。そんな時が、あったんですね。」ビアンカ院長先生が、言いました。
「クライド・フォレスター氏は、私に、誕生日は、犬を飼ってもらいたい、みたいな話しをしていた気がして。だけど、両親が、犬が、嫌いだから、みたいな確かそんな話をしていて。。。でも、こんなお城みたいなお庭のおうちなら、ワンちゃんは、幸せみたいな話しをしていて。。。」懐かしむような、、、三木龍馬氏が言いました。
三木龍馬氏は、クライド・フォレスター氏に、クライドさんの弟さんの絵を差し上げよう。。。お見舞いにいこう。。。
サン太と、遊んだ、
あの日のことを、覚えていてくれたので、と笑いました。
「クライド・フォレスター氏は、犬に襲われてから、犬に対してトラウマができたようですが。。。元々は、犬好きだった様ですね。。。と、いうか、小さな穏やかな犬は大丈夫なのかな、
いなくなった、弟さんの絵も、、、かわいい犬の絵ですよね。しかし、、、クライドさんの、弟さんの、ヒカルさんは、、、どうなってしまったんだ。。。」
ビアンカ院長先生が。言います。
「セントラル美術大学。。。私は、駆け出し記者の頃に取材がありましたよ。。最初はなんだ、学生相手かぁー、事件じゃないのか、と、正直、もっと血なまぐさい事件をさっと取材するのかな、記者は、と、がっかりしたんですが、記者のイメージ崩れで。しかしね、
なかなか、セントラル美術大学の、事件というか、あの当時は、新興宗教と、大学とで、対立というか、買収問題で、取材しているうちに、こっちも熱くなりましたなー、」
浅見先輩が言いますと、
「ほぉ、セントラル美術大学が、買収されたんですか?」ビアンカ院長先生が言います。
「いいえ、大丈夫でした。芸術性を守れ、贅沢嗜好の馬鹿趣味、金にモノを言わす悪徳宗教の買収反対!!!と、学生さんの反対運動が、ありましてね。
まぁ、ことなきをえ。無事でしたが、なんせ、相手はあの、悪徳宗教名高い北斗山水。。。」と、浅見氏が言うと、
「えっ、、、北斗山水です??!北斗山水が、セントラル美術大学を、買収しようとしていた?」ビアンカ院長先生が、言います。
「はい、それから、10年以上たちまして、北斗山水は、セントラル美術大学の買収には失敗しましたが。だけど、いろいろトラブルを起こし。。。うちの会社の、先輩が一人、命を狙われて殺されました。
正義感の強いいい先輩だったのに。。」
浅見実咲が、涙目になると、
「えっ。。。私も、私も北斗山水の、、、被害者の救済活動をしていて。。。命を狙われました。
私は、、、無事でしたが、、、私の車を盗んだ実の父親が。酒を飲み車を盗み、北斗山水に、車を細工されていて。。。実の父親が、事故で亡くなりました。」
犯人らしき、北斗山水の信者鴻山潔は何者かに殺害された。。。しかし。
恐らくは、北斗山水の宗教団体が、鴻山潔だけに、罪をなすりつけ、口封じに
鴻山は殺されたのだろう。。。
あの、北斗山水が、セントラル美術大学を買収しようとしていた、とは。。。
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