せーの。。。
笑〜から電話があり、ヴィーナスにつかまって、シュナ坊と福ちゃんと、
福の神の家に帰ってきました。
ヴィーナスは、時間空間で、丁寧に包装した万能漢方健康茶と、南風のコーヒー豆を、送り先、福の神家とインプットし、空間に放り込みました。
ヘンなのー。
お茶やコーヒーなんて、わざわざいつも会ってる様な人に気持ち悪いぐらい馬鹿丁寧にラッピングして。
シュナ坊は、なんだか、モゾモゾと落ち着きません。
大掃除の免除といい。ま、ヴィーナスに、宿題を見てもらいなさい、
と、笑〜から言われて、ヴィーナスんちで宿題をしていましたが、
宿題を一緒にするにしろ、いつもだと、適当にお菓子やジュースや、食べて飲んで、
どっかの井戸端会議のおばちゃんみたいに、ガヤガヤガヤガヤしながら
やるのに。。?
ヘンな漢方健康茶とかいう真面目なお茶を出されて。コタツの蜜柑すら、冬は、ヴィーナスんちは、いつも出してあったり、
ダンボールの蜜柑が置いてあったり、するのに、そんなものも全くなく。。。
夜の7時にみんなで福の神家へ、
って言うなら。わざわざ最初っから、福の神家にみんなでこればいいのだし。
福の神家の男性連中が、割と掃除魔で、それほど大掃除は、しなくてもいいだろうし。
シュナ坊は、オヤツも出されず、ヴィーナスんちでは、漢方健康茶とかいうヘンなお茶をよばれただけで、
お腹ぺこぺこです。
夜の7時に、
福の神家にみんなでこれば、
笑〜が、リビングにみんなを通しましたが、隣の食堂は、どうも、シーンと静まり返っている気配で、
まさか。これから、ご飯つくりますよー、待て
オアズケ
なのかな。。。冗談じゃない。。
ヴィーナスんちで、むりやりオネダリでもすれば良かったーっ、、、あーん。
しかし、福ちゃんやヴィーナスは、涼しい顔。
ちいさいわりにモリモリ食べるヴィーナスが、学校のランチビュッフェで
ヴィーナスが大好きな、
酢豚が出たのにさ、、、
めーずらしく。なぜか、
今日は、おかわりしてないのに。
すると。。。ワッ、停電っ。
いきなり電気が消えて、あたりが真っ暗になりました。
ギャーギャ。
シュナ坊は、暗くて狭いところが苦手です。
夜に寝るときも、くらい電気
で、オレンジの薄暗い電気を点けて寝ます。
真っ暗にしては、ねれないので、
男性福の神の部屋でシュナ坊が、寝ると、男性福の神は、電気を消します。
高いところは平気でも。。。
オバケの友達がいるから、オバケは、怖くありませんが、暗くて怖い夜に不審者が、
殺人事件が、人さらいがと、不気味な人がひそんでいるようで、ダメなのです。
でも。。。
今の時代。。。停電なんか、あるの??
だって。。。
福の神家は、ブレーカーは、落ちない様になってるし。雷様は、福の神家や、神楽町には、
畏れ多いので、雷を落とせません。
だから。シュナ坊は、、、暗闇を夜の外しかしりません。家の中で、真っ暗になるなんて、ありえないでしょ。。。
夜の7時に、夏ならまだしも暗くないけど。
冬は夜が楽しいのか、日が短いし。夜の7時にもう真っ暗闇に。
でも、、。さ。
家の中で暗い?
早く、電気をつけようよー、
ね、ヴィーナス、福ちゃん!!!
と、ヴィーナスをトントン叩こうと思ったら、
ヴィーナスがいません。反対の隣の福ちゃんにつかまろうとしても、福ちゃんもいません。
え。。。真っ暗闇にひとりっ。
シュナ坊が、怖くなり身震いした、
そのときです。シャンシャン、シャンシャン。。シャンシャンシャンシャン。。。
歌うような。
鈴の音が響いてきました。
だんだん鈴の音が大きくなった?
と、思ったら、たくさんの、冷たくない雪の可愛い結晶が、祝福の紙吹雪や、ライスシャワーの様に降ってきては、消えて、
また、降ってきては消えて。。。
ハッ。うすぼんやり。シュナ坊の目の前に、大きな大きなクリスマスツリーが現れ、
クリスマスツリーの幹には、真っ赤な大きなリボンがかけられて。
シュナ坊へ。メリークリスマスアンド、遅くなってごめんね、
ハッピーバースデイ。
シュナ坊のサンタクロースより。
その、クリスマスツリーには、飾りのようだ?と、思ったら、
飾りの代わりに、赤や青や黄色やピンク、などなど、何個も、リボンのついたプレゼントが、下げられていました。
靴下の中に。プレゼントが入ってるのも、あり。。。
「シュナ坊、おめでとう。」
あーっ
そこには、
サンタクロースのおじいさんがあらわれました。
そして、パーン、クラッカーがはじかれ、
えっ。。。
クリスマスパレードのお洋服をくれた
サンタクロースの弟さんが、言っていた、本物のサンタクロース
あっ、、、えっ、えー
なんと。。。
シュナ坊が、薄っすら覚えていた、
シュナ坊の兄さん、姉さん、ポポロ、イチゴ姫、コモモ、、も、サンタクロースの格好をして、パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ、拍手と、クラッカーで、
シュナ坊を祝福してくれました。
どうして、ここにいるの、
サンタクロースが、
「これは、それぞれ、わしらからの、シュナ坊への、プレゼントが下げられた、もみの木。。。そして。。。」
サンタクロースは、
パチン、と指を鳴らすと、
パーン
七色の、
花火があがり、飛び散り流星になってきえました。
花火が、流星に変わり。
キラキラキラキラ輝いて落ちていきます。
サンタクロースは、
暗闇を、ドアのように開けると、
空間がドア大にあき、
あちらは、明かりがついています。
「サンタクロースさん。。。?」
「シュナ坊さん、どーぞ、」
明かりがある部屋から、福の神達の声が聞こえてきて。。。
アーッ。
目の前には、たくさんの美味しそうな暖かい作りたてのお料理があふれんばかりに並んでいます。
あっ、あの、シチューパイは。
パイ包みのシチューは、シュナ坊の元飼い主さんの、三木龍馬氏の家にいた頃、三木龍馬氏の奥様のローズおばあちゃんに、シュナ坊が、
よくねだっていました。
たくさんのお料理と、大きな大きな夢のような、美しいケーキ。
あっ、おばあちゃん
ローズおばあちゃんが、シュナ坊、元気そうで良かったわー、お久しぶり、
カリスマお料理講師の、
ローズおばあちゃんがいて、、たくさんの暖かい美味しそうなお料理と、素敵なバースデイケーキのプレゼントです。
福の神家のみんなも、並び。
そして。
さっきまで、一緒にいたはずの、ヴィーナスや福ちゃんも知らん顔して、席についていました。
みんな、みんな。。。シュナ坊に、誕生日のプレゼントを。
サプライズで。
花火や美しい雪の結晶やら、照明のマジックは、ヴィーナスの担当さんです。
みんな、みんなありがとう。
すると、サンタクロースが、モジャモジャの白いひげをとり、帽子を取ると、
なんと。。。
白い口髭の、
シュナ坊の、元飼い主さんの、おじい。
三木龍馬氏。。。
おじいがサンタクロースだったなんて。
感激。いやいや、みんなみんな、みんな僕のサンタクロースだったんだ。
おじいもおばあちゃんも、元気だし。
お兄さんやお姉さんもいて。
サプライズクリスマスアンド、ハッピーバースデイ。
2019年04月10日
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