2019年04月06日
さよならクリスマスキャロル、62,三木龍馬氏と、天使の羽根。
「なんだって。。。えっ、、、じゃあ、やっぱり。。、あの子は?
あの子は、クライド・フォレスター氏と。。。」
笑〜は、三木龍馬氏に電話をしました。
小さな頃の思い出は、特に印象的なのが、点々と、こまぎれに、悲喜こもごも。。。
あの日の、三木龍馬氏。。
確かに。。。そう。。同じぐらいの年齢で、外国人で音鳴り町のお金持ち、と言ったら。。。
そうそう、限られてくる。
それに。。。クライド・フォレスター氏も、
無邪気なくったくないそんな頃が、
誰にもあるはずだし。
サンタが迷い込んだ、お城のような
夢みたいな素敵なお屋敷。。
サンタがなついて。。喜んでた外国人の男の子。
サンタに、あったあの子は、クライド・フォレスター氏だったんだ。
サン太は、白いミニチュアシュナウザーで、
これから、大きくなったら、初めての白いファミリーを作ろう。
祖父の龍之介が言っていました。
しかし、サン太は。。。ある日突然家を出ました。
もしかして、コアラみたいな、既に三木センチュリオンで育ったファミリーに、
たった一人でポツンと、赤ちゃんの白いミニチュアシュナウザーがいて。
だけど、よその家族に混ざり合って。
みんな、仲良しで、みんなと仲良くしていると、こちらは思い込んでいた。
コアラみたいな色のシュナ坊たちみたいなカラーのミニチュアシュナウザーのママは、白いサンタを受け入れ育てて。
他の兄妹とも仲良くしていたんだけど。。。
やっぱり。。。どこか。。。ひとりぼっちだと、感じてしまったのかなぁ。
サンタが、どうして家を出たのかわからず、
戻れば。。。冷たくなって戻ってきて。
家族みんなで泣いて。
三木龍馬氏の、おじいちゃんの龍之介が、白いミニチュアシュナウザーを迎える事がなく、三木龍馬氏のお父さんも。。。
三木龍馬氏は、お兄さんが2人いましたが、サンタが亡くなった時は三木龍馬氏より少し年上ぐらいの、子どもだったから、
サンタの悲しい事件以来、トラウマになり、犬は大好きだけど、自分が、三木センチュリオンを継ぐのが怖くなった。
龍馬氏は、サンタとは短いほんの一瞬だけど、
サンタの為にも、また、白いミニチュアシュナウザーを迎える事にしました。
三木龍馬氏の
幼なじみの、神楽小学校の用務員さんの、三ッ蔵正義さん、ミージイサンの本名ですが、
ミージイサンは、白いミニチュアシュナウザーの話を聞くと、子どももいないので、一緒に暮らしたい。ばあさんと共働きで、犬と暮らす事を忘れていたけど、
わしらも、もう歳をとったし、と、ミージイサンは、最初っから、白いミニチュアシュナウザーを希望しました。
それが、科学者の卵パピルスです。
神楽町の東部のイーストサイエンスの大学の研究室にいて、いまは、1人で暮らしています。
三木龍馬氏は、白いミニチュアシュナウザーを迎えてヨカッタ。と、親友のミージイサンの幸せを喜びました。
これで、良かったんだね、サンタ。
クリスマスに近いあの日、幼いサンタは天使になりました。
三木龍馬氏は、笑〜と電話で話をして、
ローズ夫人と、三木龍馬氏にクライド・フォレスター氏の弟さんの絵をくれた、千歳さんに、
「千歳さんに申し訳ないんだけど、あの絵は、行方不明の弟さんを気遣うクライド・フォレスター氏に差し上げたいんじゃ。
お叱りは覚悟です。だけど、、大事ないなくなった弟さんが残したもの、、、
ワシだって。クライド・フォレスター氏なら、ぜひ欲しい。」
すると、千歳さんが、
「あの、あの絵は三セット。わしは、もう一つあるんじゃな。だから。もう一つを、また、大事にしてくれていた三木さんに差し上げましょう。
神楽町に、三木さんのあの絵を送ったんなら、そのまま、クライド・フォレスター氏に差し上げたら?
ワシだって、自分の大事な弟の絵があるなら、そりゃ、欲しい。みんな、そうじゃ。」驚いて、いいんですか、
三木龍馬氏は、
寛大な千歳さんに、感謝いたしました。
笑〜の話だと、筆記体のサインは、Pで、ピカりん。
クライド・フォレスター氏の弟のひかるさんは、小さな頃ピカりんと呼ばれて
以来、絵にピカりんと、ローマ字の筆記体のサインを入れるそうです。
三木龍馬氏が、とりとめなき考えごとをしながらお庭に出ると
冬の陽だまりのような優しい日。。だから、思わず、三木龍馬氏は、外に出てしまいました。
あっ。。。雪???冬なのにこんな、暖かな日に??と。。。
思ったら。。。あっ。。。
雪ではなく。。。まるで、天使の羽根のような白い羽根が空から舞い降りてきました。
サン太が、天使になった事を思い出して。
なんだか。。。
サン太が、見ている様な。。
サン太。。。サン太は。幸せだったのかなぁ。
幸せじゃなかったから、家を出たのかな。。。
幼い頃の、喜んで三木龍馬氏にじゃれついて。喜んで、既にいたミニチュアシュナウザーの親子とも仲良くして。
あれは、優しいサン太が、小さいのに気を使ってくれていたのかな。
赤ちゃんの時に、お母さんから離れて
1人でみき家に来たサン太。
誰だって。。。悲しいかもしれない。
三木龍馬氏が、手のひらに、その天使の羽根を受け止めました。
すると。。。
クライド・フォレスターさんの、お見舞いに行きなよ。神楽町に帰郷するんでしょ。
音鳴り町の病院に、行きなよ。
クライド・フォレスターさんに、会いに行きなよ。
三木龍馬氏に、小さな男の子の、そんな声が聞こえてきました。
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