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2019年04月06日

さようならクリスマスキャロル。61,思い出が舞い降りる日。

サンタクロースに会いたい。。。

サンタさんに、病氣を治して、元気にして。っていってるのに。。。

サンタクロースも、僕のことは。。。

無理なんだろうな。

クリスマスの朝になって目が覚めると、

そこには、今時の毎年流行りの素敵なおもちゃがそこにあり。

ありがたいし、嬉しいけど。。。

よけいみじめになる僕は。
その時は、いつでもね。。。
来年には、このおもちゃが使えなくなり、来年には、僕は、

おもちゃを受け取ることができないかもしれないと。

いつも。。。

よけいに悲しくなるばかり。

ねぇ。。。サンタさん。。、

元気はくれないの?

こんなことを言う僕は、悪い子だから、くれないのかな。

どうして、みんなは、、、最初から元気なんだろうなぁ。。。

僕は、なんかしたのかなぁ。。。

「えっ、そうなの。。。突然サンタクロースから、、、」
笑〜は、音鳴り病院に入院お見舞いを、

仕事関係の、脚本家の如月翠先生、
クライド・フォレスター氏、そして、ひかるちゃんの、

三人のお見舞いをしていました。

ひかるちゃんに、ピンクや白のしなやかな芍薬の切り花を笑〜は、また持ってきました。

茶目コは、今日は、お仕事でこれません。

ちょうど、病室に、ひかるちゃんがひとりでした。
ひかるちゃんは、笑〜に、サンタクロースが、たくさんのお金を振り込んでくれた、と、お母さんが言うんだ。

実は。。。ちらっと。、
僕は、もしかして、サンタクロースが、お父さんか、お母さんか、なんじゃないかと思ったことがあったりしたけど。。。

そうじゃないんだ。。。でも。。なんで、お金を、、、なんだろう。

ひかるちゃんが言うので、笑さんは、

「それで、治療をしてください、元気になってくださいね、サンタクロースは、お医者さんじゃないから、元気になるために、治療を、と、言っているのよ。

笑〜は、言いました。

サンタクロースからは、たくさんの振り込みが、何度かあったそうです。

ビアンカ院長先生は、むずかしいけれど。。。手術をする手もあると言うのだけれど。手術は、怖いし。

何度かは手術をしたけど、まだまだ入院してるし。
だけど、もしかしたら、良くなる?かもしれない。だけど。怖いし。。。

「サンタクロースは、僕に手術をしなさいって言うのかなぁ。お金をたくさんくれて。。。なんで、お金を、、なんだろうな。元気をくれないのかなぁ。。」

「お金で、元気や可能性や時間を買えるかもしれないから、サンタクロースは、ひかるちゃんに、お金をたくさんくれたんだよ。
ひかるちゃんに、幸せになって欲しいから。お金は、使い方次第で、ものすごく人を幸せにするから、サンタクロースは、
ひかるちゃんが、幸せなお金を使えるから、お金をたくさんくれたんだよ。
笑〜は、ひかるちゃんにそう言いました。

お金で買えない幸せもありますが、お金で買える幸せや、お金で健康が買える場合もあります。
お金で買えない幸せも、買える幸せも、両方わからないと、人は幸せになれないでしょう。

やっぱり、お金は使い方しだいだし。素晴らしい贈り物です。

クリスマスパレードの、希望の袋と夢袋の、夢袋は、お金の寄付を入れる袋でしたが、

中には、子どもにむやみにお金を与えるなんて、との批判もありましたが、

お金を与える人は、子ども達が好きなものにお金を使ったり、街をよくするためないわば、投資ですし。笑〜は、なぜ、そんな批判をするんだろうどもおもいましたが、

それぞれは、それぞれ。

クライド・フォレスター氏も、ひかるちゃんと接する事により、
昔はよく、いつも、
クリスマスパレードの子どもの訪問を、こじきだなんだと、クレームやら嫌がらせをしていた事が恥ずかしくなりました。

子どもからは、与えられ。。。人の気持ちや環境を豊かにします。

環境が豊かであることは、何も知らない汚れない子どもにとって、かなり重要なことです。
サンタクロースは、いない、と否定され、

無理矢理な暴言で、未来の自由をもぎ取られてひねくれて、愛のない結婚で、
道具のために生まれた自分は、
また、愛のない結婚で、道具の息子ができ。

息子は、ヤクザになり。。。やっぱり、土壌が、環境が、悪いのでしょう。

クライド・フォレスター氏は、今更後悔しました。

あとのまつり。。。でも。昔の人は、時代もあったかもしれません。男尊女卑やら、無理矢理な家業を継がされるやら。戦争に行かされるやら。。。

今の時代は、虐待でしかありません。


クライド・フォレスター氏は、ナイショで、こっそり、ひかるちゃんに、サンタクロースと、お金を。

音鳴り病院の、ひかるちゃんへ、と。音鳴り病院に振り込みました。

ビアンカ院長先生は、ひかるちゃんと、ひかるちゃんのご両親に、そのままお金を渡しました。

それは、過去へのつぐないでした。

クライド・フォレスター氏は、ヤクザになった息子も。自分も、ひねくれ。。。

やはり。。よい環境を、お金はたくさんあったのに、作れなかった。馬鹿だな。。
息子には、気づかずに。
悪いことした。。。
と、後悔しました。

笑〜が、また、クライド・フォレスター氏にも、芍薬を持ってきて、

「あの、、、クライドさん、、、わたしの友人の、ほら。クライドさんの弟さんの絵を持ってる、三木龍馬氏、、、あの人が、
子供時代に、外国人の犬好きな男の子と、会って、迷った白い仔犬と一緒に遊んだそうなんですが、三木龍馬氏は、だいたい、クライドさんと同世代なんです。。。でも。。。クライドさんは、昔は、ワンちゃんは、苦手、でしたよね???
今はもう、ひかるちゃんが、いるので、そんなことは、ないと思われるんですが。。。」


「えっ。。。あ、、、あ、、それ、それは、、、あの、ひかるちゃんと、おんなじ、犬種の白い、、、サンタちゃん??」

クライド・フォレスター氏が、びっくりして言います。

「は、はい、確か、確か、、、サンタちゃんだと、おもいました。三木さんが、いうには。。、


「わし、わしだ、わしじゃ!!!それは、、、わし。」

「えっ。。。え、じゃあ、三木さんは。。。」

「間違いなし。。わしね。。。

「それから、あの、三木龍馬氏の絵が届きまして、、、
秘書に持ってこさせる予定ですから。。。」と、言うが早いか、コンコン、とノックされ、

笑〜の第1秘書のロップイヤーのミミコさんが、大事そうに、

三木龍馬氏から届いた、小さなサンタクロース達が、の絵を、抱えてきて、

笑〜に渡しました。笑〜は、それを、クライド・フォレスター氏に見せると、

「この、感じは。。。あの、スケッチブックの絵と。。。おんなじ。。、」

「セントラル美術大学という、大学の学園祭で、千歳さんという、三木龍馬氏のお客様が、3枚ぐらいセットで購入したみたいですね。。。
こちらに、さいん?が、あるんですが、これは、Pでしょ?」

「あっ。。。ピカりん、子どもの時から、ヒカルは、ピカりんと呼ばれて、絵に、筆記体でピカりんと、書いてる癖があった。。。これは。。。これは、ピカりん。。ヒカルの。。。」

たくさんの、過去の思い出が、クライド・フォレスター氏に、舞い降りてきました。


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