サンタクロースに会いたい。。。
サンタさんに、病氣を治して、元気にして。っていってるのに。。。
サンタクロースも、僕のことは。。。
無理なんだろうな。
クリスマスの朝になって目が覚めると、
そこには、今時の毎年流行りの素敵なおもちゃがそこにあり。
ありがたいし、嬉しいけど。。。
よけいみじめになる僕は。
その時は、いつでもね。。。
来年には、このおもちゃが使えなくなり、来年には、僕は、
おもちゃを受け取ることができないかもしれないと。
いつも。。。
よけいに悲しくなるばかり。
ねぇ。。。サンタさん。。、
元気はくれないの?
こんなことを言う僕は、悪い子だから、くれないのかな。
どうして、みんなは、、、最初から元気なんだろうなぁ。。。
僕は、なんかしたのかなぁ。。。
「えっ、そうなの。。。突然サンタクロースから、、、」
笑〜は、音鳴り病院に入院お見舞いを、
仕事関係の、脚本家の如月翠先生、
クライド・フォレスター氏、そして、ひかるちゃんの、
三人のお見舞いをしていました。
ひかるちゃんに、ピンクや白のしなやかな芍薬の切り花を笑〜は、また持ってきました。
茶目コは、今日は、お仕事でこれません。
ちょうど、病室に、ひかるちゃんがひとりでした。
ひかるちゃんは、笑〜に、サンタクロースが、たくさんのお金を振り込んでくれた、と、お母さんが言うんだ。
実は。。。ちらっと。、
僕は、もしかして、サンタクロースが、お父さんか、お母さんか、なんじゃないかと思ったことがあったりしたけど。。。
そうじゃないんだ。。。でも。。なんで、お金を、、、なんだろう。
ひかるちゃんが言うので、笑さんは、
「それで、治療をしてください、元気になってくださいね、サンタクロースは、お医者さんじゃないから、元気になるために、治療を、と、言っているのよ。」
笑〜は、言いました。
サンタクロースからは、たくさんの振り込みが、何度かあったそうです。
ビアンカ院長先生は、むずかしいけれど。。。手術をする手もあると言うのだけれど。手術は、怖いし。
何度かは手術をしたけど、まだまだ入院してるし。
だけど、もしかしたら、良くなる?かもしれない。だけど。怖いし。。。
「サンタクロースは、僕に手術をしなさいって言うのかなぁ。お金をたくさんくれて。。。なんで、お金を、、なんだろうな。元気をくれないのかなぁ。。」
「お金で、元気や可能性や時間を買えるかもしれないから、サンタクロースは、ひかるちゃんに、お金をたくさんくれたんだよ。
ひかるちゃんに、幸せになって欲しいから。お金は、使い方次第で、ものすごく人を幸せにするから、サンタクロースは、
ひかるちゃんが、幸せなお金を使えるから、お金をたくさんくれたんだよ。」
笑〜は、ひかるちゃんにそう言いました。
お金で買えない幸せもありますが、お金で買える幸せや、お金で健康が買える場合もあります。
お金で買えない幸せも、買える幸せも、両方わからないと、人は幸せになれないでしょう。
やっぱり、お金は使い方しだいだし。素晴らしい贈り物です。
クリスマスパレードの、希望の袋と夢袋の、夢袋は、お金の寄付を入れる袋でしたが、
中には、子どもにむやみにお金を与えるなんて、との批判もありましたが、
お金を与える人は、子ども達が好きなものにお金を使ったり、街をよくするためないわば、投資ですし。笑〜は、なぜ、そんな批判をするんだろうどもおもいましたが、
それぞれは、それぞれ。
クライド・フォレスター氏も、ひかるちゃんと接する事により、
昔はよく、いつも、
クリスマスパレードの子どもの訪問を、こじきだなんだと、クレームやら嫌がらせをしていた事が恥ずかしくなりました。
子どもからは、与えられ。。。人の気持ちや環境を豊かにします。
環境が豊かであることは、何も知らない汚れない子どもにとって、かなり重要なことです。
サンタクロースは、いない、と否定され、
無理矢理な暴言で、未来の自由をもぎ取られてひねくれて、愛のない結婚で、
道具のために生まれた自分は、
また、愛のない結婚で、道具の息子ができ。
息子は、ヤクザになり。。。やっぱり、土壌が、環境が、悪いのでしょう。
クライド・フォレスター氏は、今更後悔しました。
あとのまつり。。。でも。昔の人は、時代もあったかもしれません。男尊女卑やら、無理矢理な家業を継がされるやら。戦争に行かされるやら。。。
今の時代は、虐待でしかありません。
クライド・フォレスター氏は、ナイショで、こっそり、ひかるちゃんに、サンタクロースと、お金を。
音鳴り病院の、ひかるちゃんへ、と。音鳴り病院に振り込みました。
ビアンカ院長先生は、ひかるちゃんと、ひかるちゃんのご両親に、そのままお金を渡しました。
それは、過去へのつぐないでした。
クライド・フォレスター氏は、ヤクザになった息子も。自分も、ひねくれ。。。
やはり。。よい環境を、お金はたくさんあったのに、作れなかった。馬鹿だな。。
息子には、気づかずに。
悪いことした。。。
と、後悔しました。
笑〜が、また、クライド・フォレスター氏にも、芍薬を持ってきて、
「あの、、、クライドさん、、、わたしの友人の、ほら。クライドさんの弟さんの絵を持ってる、三木龍馬氏、、、あの人が、
子供時代に、外国人の犬好きな男の子と、会って、迷った白い仔犬と一緒に遊んだそうなんですが、三木龍馬氏は、だいたい、クライドさんと同世代なんです。。。でも。。。クライドさんは、昔は、ワンちゃんは、苦手、でしたよね???
今はもう、ひかるちゃんが、いるので、そんなことは、ないと思われるんですが。。。」
「えっ。。。あ、、、あ、、それ、それは、、、あの、ひかるちゃんと、おんなじ、犬種の白い、、、サンタちゃん??」
クライド・フォレスター氏が、びっくりして言います。
「は、はい、確か、確か、、、サンタちゃんだと、おもいました。三木さんが、いうには。。、
」
「わし、わしだ、わしじゃ!!!それは、、、わし。」
「えっ。。。え、じゃあ、三木さんは。。。」
「間違いなし。。わしね。。。」
「それから、あの、三木龍馬氏の絵が届きまして、、、
秘書に持ってこさせる予定ですから。。。」と、言うが早いか、コンコン、とノックされ、
笑〜の第1秘書のロップイヤーのミミコさんが、大事そうに、
三木龍馬氏から届いた、小さなサンタクロース達が、の絵を、抱えてきて、
笑〜に渡しました。笑〜は、それを、クライド・フォレスター氏に見せると、
「この、感じは。。。あの、スケッチブックの絵と。。。おんなじ。。、」
「セントラル美術大学という、大学の学園祭で、千歳さんという、三木龍馬氏のお客様が、3枚ぐらいセットで購入したみたいですね。。。
こちらに、さいん?が、あるんですが、これは、Pでしょ?」
「あっ。。。ピカりん、子どもの時から、ヒカルは、ピカりんと呼ばれて、絵に、筆記体でピカりんと、書いてる癖があった。。。これは。。。これは、ピカりん。。ヒカルの。。。」
たくさんの、過去の思い出が、クライド・フォレスター氏に、舞い降りてきました。
2019年04月06日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/8698617
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック