2019年04月07日
さよならクリスマスキャロル。63,神楽町小学校にて。。。
「あちら様がご迷惑でなければ、お見舞いを申し上げたいし。そちらに送った絵は、笑さん、クライド・フォレスターさんに差し上げてくださいませんか??千歳さんも、話をしてみたら、、それならと、」
思い立った三木龍馬氏は、笑〜に電話しました。
「大事なお客様からのプレゼントの長年の、三木さんの、大事な絵なんじゃないんですか??!」
「確かに。。。千歳さんが、あと、ふたつシリーズの絵を持っているので、大事にしてくださってるお礼に、三木さんには、もう一つの方を差し上げます、セシルや、独立したミニチュアシュナウザー達と仲良くやってこれたのも、三木さんとのご縁様ですから、と快く言ってくださいました。
千歳さんに、いいのですか、と聞いたら、あの絵を喜んで愛してくださる方に、私はひとつありますから、飾っていただきたいのですよ。どうぞ。わたしも、もういいおじいさんです。、。
幸せは、みんなでわけあいましょう、だって。
それに、弟様の絵だって。。。それは、素晴らしい巡り合わせです、って。」
まぁ、みんなで、千歳さんの優しさにお礼を忘れずにしよう、と言いました。
小さなサンタクロースたち。。。シリーズ。三枚セット。
lucky。新入社員時代の千歳さんは、
お小遣い程度で、お部屋が明るくなる絵が、セット買えたなー。と、もちろん気に入ってはいましたが。。。
やはり、大事な弟さんの、と、あれば、クライドさんは、その絵は宝物でしょう。
小さなサンタクロースたち、の、ミニチュアシュナウザーのサンタクロースの絵の三枚セットは、
千歳さんが、ミニチュアシュナウザーに興味を持ち。まだ、犬がいなかった頃に犬好きの社会人サークルで、奥様に出会え。
三木龍馬氏に出会い。セシルちゃんや、独立したミニチュアシュナウザーたち。
千歳さんは、三枚の絵から世界が広がって。日常生活が気持ち豊かになりました。
なにげなしに。気に入ってたまたま、買った絵が。
それこそ、幸福を呼ぶ絵だと。
だから。幸福をわけあいましょう、と。
とっても、とっても。
千歳さんは、幸せなんだろうな。
三木龍馬氏は、あの日のこと。。。あの少年に出会えた事が嬉しくもあり、
しかし、また、クライド・フォレスターさんが。。。今まで荒れた人生を送られたようでやるせない気持ちもしました。
時は優しく、時には厳しく。。。年月は流れ、年月は流れ、年月は人を変え、
年とともに人は変わっていく。。。
良くも悪くも堕落も成長も。。。
みんな。。。
もともとの素質もあるにせよ、親元の庇護下にある環境を越えるのは、子供には限界があり、
クライド・フォレスター氏は、今更ながら、それに気づいた。
自分も虐待を受けてきて、連鎖、息子にも虐待していた。。。ほとんど殴った事はないけれど、。、虐待は。そればっかりじゃない。
フォレスター一族の洗脳は虐待そのもの。。。
さて。笑〜が、学校で、校門で、ヴィーナスを見つけると、嬉しそうに、
捕まえて。
「ね、チワワちゃんのちいさいちゃん、ちいちゃんがいるでしょ。」と、言ってきたので、ヴィーナスは、ギクッ
として。。。
「シャチョウ。オハデスネー、イーテンキダナ」
ヴィーナスは、はぐらかしました。
「ヴィーナス、ちいちゃんに、はっきりした名前がなくて、ちいさいちゃんだの、ちいちゃんだのチビちゃんだの、教育係りのタチバナにかわいそうだから、チーコにしたら、チイコでも、イイけどって言ったら、チーコでいいよ。いつまでも、適当だと、確かにかわいそうだし、って言って、今朝、タチバナが、行き掛け役所に登録しに行ったのよね。」
すると、ヒョイと、シュナ坊があらわれて、
「ホラァ。おめでとう。。ヴィーナス。。。。嫁さんの名前がきちんと決まったよー。後はもー、結婚だけだー。
チワワちゃんは、チワワちゃん同士で結婚しないとね。」
シュナ坊は、今日は、笑〜に連れられて登校したようです。
「ダレガチワワダストーカーコムスメノハナシヲスルナ」
気の強い活発なヴィーナスですが、
相手がチワワちゃんの赤ちゃんだし、自分を好きだと言うとどーも憎めないところがあり。
「チワワ用の服を着るからヴィーナスは、チワワさ。宇宙人やめて、チワワになれば似合うのに。」
「スナボウ
モーキョーハ、ツナボウトクチヲキカナイ」
「おしゃべりなヴィーナスが、そんな事我慢できないくせにー。」アハハハー。
ギャーギャー、言ってると、早く校門に入りなさい、遅刻するぞっ!!。
生活指導の先生が、ビシッと
だいたいの、
先生は、天使と鳥のハーフティチャーズですが、
生活指導の先生は、雷様です。
あまり怒ると、まわりが、夕立や稲光りで、大荒れになるので。。。
キャー
校門前で、のんびりしていた
生徒たちは、慌てて、
蜘蛛の子を散らす様に、教室に入っていきました。
シュナ坊が、教室に入っていくと。
「そうそう!ヴィーナスと、シュナ坊たち。クリスマスパレードの、
あたしらの班は。ふり分け、神楽町小学校の高学年いないってよ!
笑さんと、ヴィーナスが、児童会役員だから、」
シーズーのクラスメイトの牡丹が言うと。
「ゲゲゲのげ。偏り過ぎだよー。小姑が二匹。もー、
オバケだね〜。」
シュナ坊が、言うと、ヴィーナスが、お尻でシュナ坊をキックしました。
「誰だよ、って小姑が、って誰とかさー、名前言ってないじゃん。とーとー、ヴィーナスは、自分を、小姑って認めたか。」
ヴィーナスが、またシュナ坊にお尻でキックしました。
「あとは、、、音鳴り町の。。。さっき、先生が教えてくれたけど、、ひとり入院してこれない子がいるんだって。」
牡丹が言います。わ
「シロイシュナボー。ダヨ。オトナリビョウインノ。エミーシャチョーガ、オミマイニイッタリシテルヨ。ワレワレトオナジク、テイガクネンジドウミタイ。」
ヴィーナスが、言うと、シュナ坊は、
「ほら、ひかるちゃんでしょ。僕の惑星のかけらのサンタクロースが、その子の元へ行ったんだよ。」
シュナ坊は、サンタクロースの弟に、クリスマスパレードの服をもらい、
いまに、
ホンモノのサンタクロースに会えるから
と、言われ。
惑星のかけら、グリがくれた虹のかけら、両方彫刻したサンタクロースが逃げてしまいましたが。
サンタクロースに会えるから。で、
単純。
もう、そんなことは、どうでもよくなりました。
あとは、音鳴り町の小学生メンバーは、高学年が、ひかるちゃんのお兄さんのヨルザちゃんと、オバケの子供。
中学年は、像の男の子。
低学年児童は、ウシ柄のチワワちゃんでした。
「ミニチュアシュナウザーが、2人で、ひとり入院。チワワが、2人なんだねー。」
シュナ坊が言うと、ヴィーナスが、
「ダレガチワワダ」再三、シュナ坊をお尻でキックしました。
「誰だよ、って名前言ってないじゃん!ヴィーナスは、自分で自分が、やっぱりチワワなのを認めたか?」
プイッ
ヴィーナスは、かんかんです。
ヴィーナスだって、チワワちゃんは、可愛くて好きなのですが、
ヴィーナスにべた惚れの、
福の神タチバナの赤ちゃんチワワちゃんのチーコは、ヴィーナスを見ると、
ちぎれんばかりに、シッポをふって、
喜んで飛びついてシツコイし。
チビだの、ちっちゃくて落ち着きなくウロチョロしてるだの、こうるさいだの、
シュナ坊を尻に敷かないと気が済まないヴィーナスは、それが、しゃくにさわるのです。
ま。ヴィーナスは、順位づけするし、犬じゃん、チワワちゃん、と、シュナ坊がからかうのでした。
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