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2019年02月02日

苺。。33金曜日。キャーな、ダブルブッキング!

「オゴリダー、トオモッテ、イーモンバッカリタベルンダカラー、
チョコレートパフェを、食べて、口周りがベターベタになったシュナ坊を、ヴィーナスが、すぐ、コボスンだからー、と、世話を焼きながら、おしぼりで拭いていました。

世話好きな
ヴィーナスは、グリがワンちゃんが大好きと言うので、グリの日帰り旅行のウエルカムに、友人のワンちゃんを、ごちそう招待しました。
ヴィーナスは、そーゆー事を言いつつも、
お金持ちで、お金に超、無頓着でした。

飛ぶ鳥を落とす勢い。お金がすぐに入ってくるので。持ったら使う、というか。。。

マスター、グーのハリネズミ喫茶店。
南風で、みんなで。IMG_3472.JPG
マスターを含め、ヴィーナス軍団が、
ペチャクチャペチャクチャ、喋っていると、

メンフクロウの、ピピコが、家族でやってきました。

「あ、ピピコちゃんとモカりんだー、ハロー、」ピピコは中学年、妹のモカは、ヴィーナス軍団と同級生です。赤ちゃんの弟のピカを、お母さんが連れていました。
両親とも、早めに福の神フルーツ社の勤務
シフトが終わり、たまには、と、甘いものを、親子で食べに来たようです。

ピピコの家は、家族全員甘党らしく。ファミリーコミニケーションとしての、たまに行く南風での、家族そろってな、
スイーツの時間がなにより楽しみでした。

「あらあら、こんにちは〜、ヴィーナスちゃんたち。」ピピコのファミリーが言うので、

「コンニチハー。コチラ、アタシノフルサトノオサナナジミノ、グリ、100パーセントウチュージンダカラ。ヒガエリチキューリョコウキテルンサ。」

「はじめまして。グリと申します。地球は、おもしろいとこですね、みんな可愛いし、食べ物はおいしいし。」エヘッ。グリが言いました。

「メンフクロウさんたちは、仲良しファミリーねー、今日は、みんな、相変わらず甘いものかしら。」マスターが、ミネラルウォーターを運びながらにっこりします。

ピピコの妹のモカが、ストロベリーパフェをオーダーすると、ピピコが、

「そうそう、こないだ、テレビに出てた、記憶喪失の女の子、苺ちゃんだっけ、あの子と、どっかの、妖怪のおじさんが、無料販売所で、山ほど苺を美味しそーに、食べてたよ。。。話すといい人だったんだよねー。とっても。おじさん、アヤシイなー、なんて思ってて、ごめんなさいって思った。迷子の女の子の事で、
テレビ局や、パスポート事務局を、すすめたけど、おじさん、自分の子供じゃないのに一生懸命だったんだよねー。」

「あ、あー、その子って、あれでしょ、いま、神楽教会の孤児院に預けられてるでしょー、さっき。わたし、教会をのぞいて、きたらさ。その女の子いたよー。記憶喪失の女の子で、妖怪のおじさんが、助けたんだって。。。で、いろいろ気になるから、。わたし、日帰り旅行じゃなくて、しばらく、地球に滞在しようかなー、」

「あらあら。。。無料販売所で、たくさん苺を食べた、って事は、かなりいい人なんだわね〜、あそこは、福の神様のお慈悲、お供え物だから、盗んだり、粗末にしたり、悪い人は、無料販売所で、福の神様の神通力で、買えないからね。」ピピコのお母さんが言うので、グリが、

「あの、妖怪のおじさんは、いい人ですよー、かなり、いい人。だって、わたしのサプライズストロベリーを食べて、無事だったんだからね〜!もしも、悪い人が食べたら、口がしびれるほど酸っぱいし。ま、不幸にはならないけど、悪人には天罰覿面。
泣くほどに酸っぱい。もしも、悪い人が黄色い苺を食べても、幸せも、なーーにもないし。

あのおじさんは、死ぬのをやめた、って言ってたの。。黄色い苺が効果あるなら、
心の底での本音。。。
天に沿った筋の通ったよき願い事が叶ったりや、
本人の望みどおりに幸せになる、傾向だし。

もしも、あのおじさんが悪い人なら、サプライズストロベリーは、酸っぱいお灸を据えるし。
あのおじさんは、
死にたいなんて。。。なにがあったんだろう。でも、あまり、干渉しちゃいけないし。

ペチャクチャペチャクチャ、あれや、これや、メンフクロウファミリーや、マスター、ヴィーナス軍団が、話していると、

「わー、大変、大変、どーしよう、マスター。
南風の隣のお店
居酒屋金曜日の仕込みで来たらしい、ハリネズミの純ちゃんが、ドタバタと、やってきました。
ハリネズミのアルバイト。
純ちゃんは、あわてんぼうで、おっちょこちょいです。純ちゃんは、
居酒屋金曜日のスタッフで、オーナーは、タチバナ。
タチバナのお店のスタッフさんは、ハリネズミがたくさんいました。

「わー、わ。ヴィーナス達っ。ど、どーしよ

ー、マスター、ヴィーナス、わたし、満席なのに、団体予約さん、入れちゃってたよー、わーわー。。。」

「純、バッカ、ばっかだねー、もー、ほんと、オーナーに、相談、」と、グーが言いかけた時に、ヴィーナスが、

「ア、アタシタチガ、アタシトフクチャンノウミベノイエデ、オナベヤオデンデモシヨウカ。ウミトホシヲミナガラ。。。キンヨウビノイザカヤサンノ、イザヨイガワノ、カワドコリョウリモイイケドネー。」

金曜日は、町の中心地を流れる十六夜川のほとりで、川床料理もでき、川のせせらぎや虫の声の風流や、星を見ながらお食事できるので、

グリにどうかな。居酒屋だから、お料理のバリエーションも抜群だし。と、チョイスしたものの、

よくよく考えましたら、グリは、宇宙人。星が綺麗より、星は、日常風景です、イルミネーション的なものが、よかったかなー、だしね。

なんて、言ってると、南風のドアが開いて、
オーナー社長のタチバナが、やってきて、「純。純、聞いたぞー、また、純は。。。あ、ヴィーナス。ヴィーナスたちも、今夜は、隣予約だよなー、」

「ジュンチャンガ、ヨヤクミスシタトカデ。。。アワテンボー、セワガヤケルワー、ダカラ、アタシタチガ、カシヲカエヨーカナ、ト。」「なんなら、ヴィーナスたち、申し訳ないし、ここ、南風、使ってもらってもいーよ。どーせ、俺、今晩隣のヘルプだし。」マスターのグーが、言いました。



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