2015年04月27日
山形金山町で その2
かつて山形県金山町で開催されていたバイクエンデューロレース「レイドカムロ」。
このイベントの良さは、地元の人との交流です。写真は、エントリーした参加者の夕食を作っている様子です。地元のおばちゃんやおねいさんたちが一生懸命につくった地元の料理です。
エントリーフィーを払った選手がこの給食を食べられます。で、食べられない随行員や選手スタッフ、観客は自分たちでキャンプ料理を作りみんなでわいわい飲み食いします。これがまたたのしいんですね。選手は夕食の時間になると、予め受け取っていた板(Raid Kamuro◎▲年と印刷された杉板)を持って、配給の列に並びます。地元料理に舌鼓をうち、ついでに随行員たちと飲んで食べて。けっこうはしゃいで夜遅くまで宴会が続きますが、あまり遅くまで騒いでいると、隣りのテントから「キミタチライダーダロ、モウネロヨ」と大声が飛びます。外人の選手です。勝負を明日に控え体調をしっかり整えるためです。
レースの途中、リエゾンとして設定された公道を走る場所があり、この道筋のあちこちに地元の人が自家製の野菜漬け物、冷えたトマト、スモモなどを用意して選手に振る舞ってくれます。梅雨明けの猛烈な快晴、気温はどこまでも上昇し、ヘルメットの中もモトクロススーツの中も、心も熱気が充満。こういう状態に冷えたトマト、スモモの美味しさは格別でした。レースの勝敗にこだわるよりも、こちらに幸せを見つけた連中はこの補給所を見つける度にバイクをおり、ヘルメットを脱いで、団欒タイムを楽しみます。最高に楽しいひとときでした。
金山町は金山杉の名産地であり、清流は清く美しく、だから食べ物もおいしい場所。いい所ですよ。また、バイクで行きたいもんです、テントと道具をしょって。
アウトドア&スポーツ ナチュラム
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