徒然草子

漢字で書くと長い。
要するにざっくり言うと「生まれつき黒目が内側に寄ってしまっているよ」な病気で。弱視とは言え、近視ではなく、うちの場合（というか一般的にはどうなのか分からない）は遠視。これは旦那の遺伝によるもので。旦那も斜視、遠視で手術や眼鏡調整歴あり。

長男も幼少時に視力が「ガチャ目」＝右目１．０、左目０．２で、弱視だと診断されしばし眼鏡調整。斜視は大したことなかったけど。ところが娘はもう見た目から内斜視が激しく、両目とも内寄りで、しかもたまに目が白目だけみたくなることも。本人は真っすぐ前を見てるつもりなのに、どこ見てるか分からないし、時々「こわい」「気味悪い」と言われたりもしました。本人は小さくてよく分かってなかったと思いますが。

娘は１歳半検診で、斜視を指摘されて眼科受診を勧められて、即診断、眼鏡調整開始。ですが、近視と違い眼鏡をかけずとも日常生活で見え方に支障がないので、眼鏡はなかなかかけてくれない。女の子だから見た目の問題もあるし、色々調べたら斜視の手術は早めの方がいいというから、私は早く手術をしたいと思っていた。けど、命に関わるような病ではないから、受診していた病院は手術を勧めてくることもなく消極的だし、経過観察ばかりで、大きい小児病院だったから予約も取りづらい。このままでは手術まで何年かかるか分からないので、私は自分で調べて、比較的近くに小児眼科で小児の斜視手術の実績もある眼科を見つけ転院を決意。
転院したら、大らかな関西系の院長が「じゃあ手術しましょう」って言ってくれて。半年後くらいには右目を手術。それが４歳の時。簡単な３０分くらいで済む日帰り手術。でも子どもだから全身麻酔でした。

片目だけだけど、手術の効果は大きく。見た目の印象が大きく変わりました。まだ左目は内斜視のまま。私的には早く両目とも・・・と思っていたけど、旦那は手術後、麻酔の切れた娘の号泣する姿がショッキングだったようで、手術はやらなくていいならいいよと言うし。先生曰く「急いでやらなくてもいい。年頃になって本人が希望したら考えたら？」と言われて現在まで経過観察中です。

そのうちビフォーアフターっぽく写真を貼れたらと思います