2020年04月18日
色覚異常
3人の子どもの内末っ子が、先天的に色覚異常があります。とはいえ、特に日常生活に大きな支障があるわけではなく、もちろん命に大きく関わるわけでもなく障がい者という範囲には入らない程度です。
判明したのは、1年前。
私が子どもの頃色覚検査は、小学校で必須で行っていましたが、現在は1,2年生の希望者のみ任意の検査のようです。実は私の弟が子どもの頃同じ検査で「色弱」だと診断を受けました。現在は、色弱とか色盲という言葉は差別用語的扱いになるらしく「色覚異常」と呼ぶらしいです。弟が色覚異常だと知っていたので、私は自分の子どもたちには全員色覚検査を受けさせました。なぜなら、これは遺伝性のもの、しかも女の子は因子を運ぶだけで男の子に受け継がれてしまうことが多いと知ったからです。学校での検査の結果、上の二人は陰性でしたが、末っ子だけ「異常の可能性あり」と言われ、眼科を受診し色覚異常だと判明しました。
弟の場合は、赤い色の中にある緑色の点が見えづらかったり、時々緑と赤系、茶系の判別がつきにくいことがある色覚異常でしたが、私の子どももほとんど同じ状態です。ここ数年で、日常生活の中で「あれっ?」と思った場面がいくつかあります。
例えば、長男に焦げ茶色の毛布、末っ子に深緑色の同じ素材の物を与えたところ、末っ子は「どちらが自分のか分からない」とたびたび言うのです。長男や娘はそんな末っ子を「色を知らないだけ」「なんでわかんないだよ」などとからかったりバカにしたりしていましたが、末っ子は本気で判別がつかなかったのです。最初は寝室を暗くしているからわかりづらい程度だろうと思いましたが、明るい中でも分からないのです。
他にも、電化製品の充電アダプターのランプの色「オレンジ」「黄緑(蛍光の黄色?)」の判別がつかなかったり、沢山の色の中に混じった緑色系の物が見つけられないといったことがたびたびあります。
これらのことは、私の家系に色覚異常の遺伝的要素があることを知っていて、息子が生まれつき色覚異常を持っていると診断されてからは、特性の一つとして納得できましたが、そうでないと不安になっていたかもしれません。
確かに、自分の子どもに先天的な目の異常があるということは、母親として申し訳ないと思うことがあります。それでも先に述べましたが、成長に影響を及ぼしたり命に関わるわけではない、多少生活に不便が生じる程度だと私は思っていますし、子供たちにもそう説明しています。確かに、将来、就ける仕事が限られてしまうというマイナス面はあります。パイロットなどの操縦者や細かい電気系統の整備や作製する仕事など、色の判別が重要視される仕事は無理があるのでしょう。それでもあらかじめ、この特性を知りつつ、自分で出来ること、得意なことを活かして就ける仕事、やりたいことは見つけていけるはずです。
現在のところ、治療法はなく上手に付き合っていくしかないそうです。親である私が、あくまで前向きに、子どもが心豊かに楽しい生活を送ってゆけるよう、見守っていきたいと思います。
判明したのは、1年前。
私が子どもの頃色覚検査は、小学校で必須で行っていましたが、現在は1,2年生の希望者のみ任意の検査のようです。実は私の弟が子どもの頃同じ検査で「色弱」だと診断を受けました。現在は、色弱とか色盲という言葉は差別用語的扱いになるらしく「色覚異常」と呼ぶらしいです。弟が色覚異常だと知っていたので、私は自分の子どもたちには全員色覚検査を受けさせました。なぜなら、これは遺伝性のもの、しかも女の子は因子を運ぶだけで男の子に受け継がれてしまうことが多いと知ったからです。学校での検査の結果、上の二人は陰性でしたが、末っ子だけ「異常の可能性あり」と言われ、眼科を受診し色覚異常だと判明しました。
弟の場合は、赤い色の中にある緑色の点が見えづらかったり、時々緑と赤系、茶系の判別がつきにくいことがある色覚異常でしたが、私の子どももほとんど同じ状態です。ここ数年で、日常生活の中で「あれっ?」と思った場面がいくつかあります。
例えば、長男に焦げ茶色の毛布、末っ子に深緑色の同じ素材の物を与えたところ、末っ子は「どちらが自分のか分からない」とたびたび言うのです。長男や娘はそんな末っ子を「色を知らないだけ」「なんでわかんないだよ」などとからかったりバカにしたりしていましたが、末っ子は本気で判別がつかなかったのです。最初は寝室を暗くしているからわかりづらい程度だろうと思いましたが、明るい中でも分からないのです。
他にも、電化製品の充電アダプターのランプの色「オレンジ」「黄緑(蛍光の黄色?)」の判別がつかなかったり、沢山の色の中に混じった緑色系の物が見つけられないといったことがたびたびあります。
これらのことは、私の家系に色覚異常の遺伝的要素があることを知っていて、息子が生まれつき色覚異常を持っていると診断されてからは、特性の一つとして納得できましたが、そうでないと不安になっていたかもしれません。
確かに、自分の子どもに先天的な目の異常があるということは、母親として申し訳ないと思うことがあります。それでも先に述べましたが、成長に影響を及ぼしたり命に関わるわけではない、多少生活に不便が生じる程度だと私は思っていますし、子供たちにもそう説明しています。確かに、将来、就ける仕事が限られてしまうというマイナス面はあります。パイロットなどの操縦者や細かい電気系統の整備や作製する仕事など、色の判別が重要視される仕事は無理があるのでしょう。それでもあらかじめ、この特性を知りつつ、自分で出来ること、得意なことを活かして就ける仕事、やりたいことは見つけていけるはずです。
現在のところ、治療法はなく上手に付き合っていくしかないそうです。親である私が、あくまで前向きに、子どもが心豊かに楽しい生活を送ってゆけるよう、見守っていきたいと思います。
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