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2021年02月24日
勝つ投資 負けない投資
僕の現在の主な投資手法は、小型の成長株がその頭角を現し始める初動を捉えて集中的に投資をするというものです。これをやるには、普通の人があまり見ていないような小さな株を常にウォッチしながら、世の中の次のトレンドはなんだろうかということを考え続ける必要があります。小型の株は特定の製品やサービスに特化していることが多いだけに、そこに時代の風が吹けば業績や評価が一変する可能性を秘めているからです。
よく聞かれるのが、どうやって成長株を見極めているのかということなのですが、これは先ほどから口を酸っぱくして言っているように、「変化」に着目していく以外にありません。
そのためにも、日頃から幅広い分野の情報を総合的に収集しておくことは投資家にとって必須の行動となります。 そういう意味で、僕は新聞を読むことをとても大事にしています。今や情報そのものはネットでいくらでも手に入るし、速報性の面では新聞を代表とする紙のメディアはまるで役に立たなくなりました。ですが、逆にネットの場合は紙面や時間の制約がなく情報が垂れ流しになっているので、どれが本当に重要なことなのかを自分で判断する必要に迫られます。
投資家という生き物は、薄く広く色々なことに通じていることが価値になるので、新聞のように総花的な情報を受動的に与えてくれるメディアは実に相性が良いのです。
「信じることは疑う事をやめること」。これは僕の敬愛する偉大な個人投資家の名言ですが、投資においては疑う事をやめた瞬間に大損へのカウントダウンが始まっています。本当にこの銘柄でいいのか？今考えているストーリーに穴は無かったか？という疑いは常に持ち、それをチェックし続ける態度は崩すべきではありません。いい企業だと信じているからこそ、徹底的に疑って調べ上げ、「やっぱり何も問題はなかった。流石自分が良いと信じた企業だ」という結論を得る。これが、投資先を本当に信頼するために必要な姿勢なのだと思います。そこまでやっていれば、多少の下落があっても落ち着いて構えることが出来ます。株価が想像以上に下落した時は、他の投資家が何らかのリスクを感じて投げている可能性が高いので、その背景をとにかく調べます。
トレンドを掴める人、つかめない人の決定的な違いは、「好奇心」の有無にあります。それは何でも知りたい性、要するに知性の問題です。学歴などは関係ありません。この要素を持っていない人は、絶対と言っていいくらい、投資には向いていません。
会社を見る上で最も重要なことは、間違いなく社長の質と言えます。会社の業績が伸びるか伸びないかを決める要素の8割以上は社長次第です。事業戦略も、財務戦略も、投資決定も、社員のモチベーションも、全ては社長という1人の人間のセンスに依存しています。
伸びる会社の経営者はROE（当期純利益/株主資本）という視点で会社を経営しています。
継続的に高い成長率を遂げている会社には社外取締役が多いという特徴があります。別の業界で業績のある人物を取締役に加え、様々な角度から社長の仕事をチェックしてもらうというガバナンス機能が働いています。
自社ビルを建てる経済合理性は全くありません。大企業でも本社機能はワンフロアで十分に足りますし、クリエイティブ系の会社でも、コアな人材は多くても数百人で済みます。
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2021年02月22日
ポジティブインパクト まわりにいい影響を与える人が上手くいく
人の人生を豊かにすれば、あなたの人生も豊かになります。言葉や行動を通して人にポジティブな影響を与えることに集中すると、あなたを取り巻く世界がよい方向へ変わります。さらに、あなたの人生が好転します。すべての人にポジティブな影響を与えられるわけではありません。影響を与えたい人を選んでください。身近な人たちや友人、同僚、あなたが関わりたい人、あなたと関わりたいと願っている人から始めましょう。
今日あなたが人に会うとき、ポジティブな影響を与えるために、どんな行動をとり、どんな言葉をかけることができますか？言葉や行動によってポジティブな影響を与えるという意識的な決断をするだけでいいのです。
スウェーデンの心理学者アンダース・エリクソン氏は、物事がどこまで上達するかを決めるのは、生まれつきの才能ではなく、どれだけ厳しい練習を積む意志があるかだと主張しています。エリクソン氏はこれを「限界的練習」と呼んでいます。
起業家になるのに自分の会社を立ち上げる必要はありません。誰でも、たとえ大きな組織のなかにいても、起業家になれます。取り組みが必要なことを見抜き、行動を起こす人は、誰もが起業家なのです。起業家は、取り組みが必要なことを見抜き、行動を起こします。たいてい許可は求めません。ただ、実行に移すのです。
ムードメーカーは誰に対しても好意的です。皆に気持ちよく楽しんでほしいと願い、独特の前向きなエネルギーを放っています。彼らの目や関心は人に向けられ、人の目は彼らに向けられます。
育成者の基準①人の学びを手伝う②機会を提供する③潜在能力を評価する④新しいスキルを教える
質問する方がはるかにポジティブな影響を与えます。質問すれば、相手は考えます。アイデアを共有します。あなたは相手の思考プロセスを理解できます。関心や好奇心を持っていることを示せます。
ポジティブな影響を与えるには、人から信頼されている必要があります。自分が望む人生を生き、思い通りの働き方をしている時は、信頼性が高まり、周囲への影響力も増します。それが人を刺激することに繋がります。
自分に問いかける質問は、最も重要な質問と言えます。私たちには、日々の生活を振り返る時間が必要です。自分に質問を投げかけ、その答えを熟考しなければなりません。そのためにはひとりになる時間が必要なのです。
重要な転機を迎えていなくても、今の状況と自分が目指す状況とをしっかり見極めるようにしてください。1人で自分の人生を考える時間は、誰にとっても必要です。実際、孤独に1番効く薬は、1人で過ごす時間なのです。
タークル氏の研究によれば、2人で話している時に、携帯電話がテーブルに置かれているか視界に入っているだけで、話の内容も、相手に感じる繋がりの強さも変化するといいます。中断されても差し支えない話題で会話をするようになり、互いに意識を注いでいるだけで、人と人との繋がりを損なうのです。
先陣を切って行動する人になってください。そうすれば、後に続く人たちのために道を開くことが出来ます。人に刺激を与えられます。
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