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2021年02月25日
あなたの人生がつまらないと思うんなら、それはあなた自身がつまらなくしているんだぜ。
スティーブ・ジョブズ「傷がつくのを嫌がって、カバーをしている人がいるけど、傷こそが、キミだけのものになった証じゃないか。傷こそ美しいのに……」
「事実は直接、人には影響を与えません。事実はその人の解釈を通じて、その人に影響を与えます」
「出来事(事実)」が人に影響を与えるのではなく、その出来事をどう「解釈」するかで、「感情」が変わり、「行動」が変わり、「世界」が変わるのです。出来事→解釈→感情→行動
出来事をどう解釈するかは1秒で変えることができます。 だから、世界は1秒で変えられる。 あなたの解釈ひとつで、世界はいくらでも素晴らしい場所になります。
さらに、「なんでジュニアさんの周りではそんなに面白いことばかり起きるんですか?」という質問に対しては、ジュニアさんは次のように答えました。 「お笑い芸人の周りだけで面白いことが起きてるはずなんかない。でも、わしらは人におもろい話をするって決めて生きてる。だから、面白いものが引っかかるんや」
面白いことが起きる人は、日常のなかで、面白いことに視点を当てています。 面白いことが起きない人は、面白くないところに視点を当てている。違いはそれだけ。
ガラガラのお店で食事をすると、実は金運が上がる。これは心理学博士の小林正観先生から教わりました。先生は、「お金にも心がある」と言います。それは、人間と一緒で喜ばれると嬉しいという心です。空いている店ほどお金はその店に喜ばれます。更にお金は、喜ばれる使い方をしてくれる人のところに行きたがる性質があるのだとか。
人は、歯が痛いときは文句を言うけど、歯が痛くないときには感謝をしない。髪だって、抜ければ不満を言うけど、抜けていないときは感謝のかけらもない。いつも頑張っている身体の為に、たまには身体を労わってあげましょう。「ありがとう」と伝えながら、全身をさすってあげてください。体に感謝することこそが、自分を大切にするという事です。自分を大切にすると、不思議と周りからも大切にされるようになります。
奥様に「くしゃみがでかすぎてムカッと来る」と言われたら、それは、「今大人気のお宿で、全国に展開する星野リゾートに、妻と一緒に泊まりに来る時が来た!」と、捉える事です。なぜなら、あなたの奥様があなたのくしゃみにムカッと来たのは、くしゃみだけの問題じゃないからです。なぜなら、あなたのくしゃみは付き合った当初から相当でかかったはずですから。水は100℃にならないと沸騰しないように、奥様は80、90℃まではあなたを許してくれていたのです。しかし、これまでの我慢の積み重ねで、奥様の限界である100℃を超してしまった。
グチを言いたくなったときは、遠慮なくいってください。ただし、グチを言った後に「いい意味で」と加えてください。「何かイラつく。いい意味で!」「あいつだけは許せない。いい意味で!」これで深刻になっている自分を笑い飛ばすことが出来ます。ふっと心にスペースが広がります。
人は自分すら思い通りにできない。ましてや他人を思い通りにできるわけがない。だから思い通りに動いてくれないことに不満を持つのではなく、思い通りに動いてくれることこそ奇跡と捉えて、日々感謝することが先。
例えば、ダイエットに成功したら、「南の島に行く」というご褒美を、自分に与えるのです。そして南の島についてワンサイズ小さい素敵な服や水着を、もう買っちゃう。痩せないと着られない服を先に買って、部屋に飾っておくのです。ワクワクしたら必ず成し遂げてしまうのが人間です。だから部屋を綺麗にするとどんないいことがあるのか、ワクワクするまで書き出してみる。あなたは根性が足りない訳じゃない。ただ、ワクワクのスイッチを押していないだけなのです。
才能やお金は、持っている人もいれば、持っていない人もいます。でも、ご縁は誰もが持っています。だから、誰があなたに素敵な人を紹介してくれるか分からないんです。今周りにいる人たちをちゃんと大切にすることが、新しい縁を拡げていく秘訣。
「どうして事件の起きる家はこうも水回りが汚れているのだろう?」これは、警察官たちの間で、ひそかに噂されている話です。事件が起きる家というのは、洗面所、お風呂、トイレなどの水回りが汚れていることが圧倒的に多いんだそうです。
「よく考えてみろ。『僕はミュージシャンを目指しています。1曲も作曲していませんが』というやつはミュージシャンになれると思うか?お前はそれと一緒だよ。俺は本を書きたいと思った時点で書いてた。で、いつ何時編集者にあってもすぐ渡せるようにカバに入れてた。なんでお前のカバンから、原稿が出てこない?今お前のカバンから原稿が出てきたら、俺はすぐに編集者に渡してあげたよ。お前はチャンスを台無しにしている。意味わかんねぇよ」
「解釈」とは別の言葉で言うなら、「意味づけ」「思い込み」「価値観」です。あなたが「〜ねばならない」「こうすべき」と思っていること全般が、あなたの解釈です。感情の背後には必ず、その原因となる「解釈」があるんです。ただし、問題の解釈は自分にとってごく当たり前のことであるため、普段はなかなかその存在にすら気づけません。でも、いやな感情が出てきた時こそ、見つけるチャンス。嫌な感情の裏には、必ず解釈(思い込み)があるからです。それを教えてくれるのが、感情というサインです。
ドイツの文豪ゲーテは、人間の最大の罪についてこう言っています。「人間の最大の罪は不機嫌である」不機嫌は伝染していきます。だから最大の罪なのです。逆にあなたがご機嫌でいることは、周りにハッピーを投げかけているという事。ご機嫌も伝染していくからです。ご機嫌でいるだけで、あなたは世界の幸せの立役者なのです。
【感想】
この本の1番伝えたい事はタイトルに凝縮されている。同じ出来事が起こっても解釈の仕方次第で、全然違った心の持ちようになる。これを応用すれば日常で起こる様々な出来事の解釈を変え、感情をコントロールできる。つまらないと思っている日々の仕事も、解釈を変えればやりがいが詰まっていたり、楽しかったりする。1度きりの人生、どうせなら毎日楽しく過ごしたい。そのためにはポジティブな解釈の仕方をもっと鍛えていかないといけない!
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2021年02月24日
頭がいい人はなぜ、方眼ノートを使うのか?
コンサルタントになって間もないころ、元マッキンゼーのパートナー(役員)だった上司から、あるものを手渡されました。 それは、A4の青い方眼ノートでした。 彼にその方眼ノートを手渡してくれた理由を尋ねてみたところ、「マッキンゼーのコンサルタントも、みんな方眼ノートを使っているから」という答えが返ってきました。
方眼ノートを使うと、 @記憶力がアップする(記憶回路が太くなり、学んだことが忘れにくくなる) Aロジカルシンキングができる(事実・解釈・解決策を考えるロジカル脳を強化できる) B問題解決力が高まる(複雑な問題も論理的に整理でき、解決策を見出せるようになる) Cプレゼンがうまくなる(ノートがそのまま、伝える力の強いプレゼン資料になる) Dモチベーションが上がる(書き心地がよく、ノートが美しく、やる気がアップする) E勉強力が高まる(子どもの勉強、受験勉強、資格試験などの学習効果が高まる)
それは、「人生のステージを変えるため」にノートを使うということです。 人は、人生の次のステージに向けて「ノートを進化させる」べきだと私は考えます。
見るからにすっきりと美しい 
A4サイズ以上の大きさである
使うペンは3色以内
1ページ1テーマで書かれている
黒板、ホワイトボードに書かれたものを整理して書いてある
余白が十分とられている
図、表、絵、グラフなどがたくさん入っている
ノートを見返して再現できる
ノートの生命線は「再現性」。これがいちばん大事な目的です。
大事なことは「どんなセミナーを受けるか」よりも「受けたセミナーの知識やスキルをいかに素早く再現し、実行できるかどうか」です。
★ノートが知らせる、8つの能力低下
@汚いノート→理解力、モチベーションの低下
A小さいノート→複雑なことを考える力・ロジカル思考力が育たない
Bカラフルなノート→優先順位を決める力・判断力を培えない
Cメタボなノート→捨てる力・整理力の低下
Dコピペノート→記憶力・自分で考える力の低下
Eすし詰めノート→理解スピード・復習力の低下
F文字だけノート→視覚的に把握・表現する能力が養えない
Gきれいなだけノート→勉強力・理解力の低下
頭がいい人とそうでない人を分けるもの。それは、記憶力以上に「情報の整理力」です。頭がいい人は、頭の中がいつも整理されています。つまり、整理されたノートを書きます。
頭の良さは「フレーム」で決まります。正しいフレームで頭の中を整理すれば頭がよくなり、誤ったフレームを使い続けると頭の中は混乱します。仕事も勉強もフレーム次第で結果が変わります。フレーム=思考整理の本棚に例えられます。知識や情報を本だとすると、たくさんの本を持っていても、乱雑に積み上げられていたとしても、とりあえずそこら辺においてあるようでは、必要な時に本の取り出すことが出来ず、結局、役に立ちません。
マッキンゼーのコンサルタントは徹底しているフレームがあります。それは空・雨・傘です。今の状況、その状況に対する解釈、どんな行動をとるかを表したもの。シンプルさは究極の洗練。レオナルド・ダ・ヴィンチの言葉です。
ノートには「覚える」「考える」「伝える」という3つの機能がある。黒板を見る→頭の中のスクリーンに焼き付ける→黒板を見ずに頭の中のスクリーンに焼き付けた内容をノートに再現する」というやり方に変える。黒板を見ながら丸写しするのではなく、「黒板→書き写す」の間に頭の中のスクリーンに1秒間焼き付ける。この1秒間を私は「空白の1秒間」と呼んでいます。この時間を持つだけで、あなたのノートは頭がよくなるノートの取り方に進化するのです。
更に凄いのは、この眼の使い方は記憶回路の効果も実現することです。はじめのうちは粉の方法は少しハードルが高いと感じられるかもしれません。でもあなたがハードルが高いと感じたら、それは大いに喜ぶべきことです。ハードルを感じているのは、あなたの脳が新しい高速の記憶回路を開拓している証拠。
私が2万人以上のノートを見てきて気が付いたのは、勉強ができる人、頭がいい人は、理解できているところと理解できていないところをキッチリ色分けしていること。そして、理解できていない点、疑問点はすぐに解決しようとアクションを起こすことです。アクションとは、例えば「先生に訊く」「グーグルで検索する」「その分野の知識を持っている人に聞く」などです。
社会人のノートは捨てるために使うのです。仕事では、あれもこれも情報を収集することではなく「1つの結論」を導くことが求められます。そのために必要なのが捨てる力です。
ロジカルシンキングが苦手・・・な理由は簡単です。毎日のノートがロジカルに書かれていないからです。毎日のノートをロジカルに書いていないから鍛えられないのです。
本来、会議というのは「事実に基づいて自分の考えを述べる場なのですが、自分の意見ばかり主張する人、意見も事実もなく、ただ何となく発言する人がよくいます。そしていつの間にか、事実はどこかに埋没していしまう。結果として、成果を生まないまま無駄な会議となってしまう。日本中の会社で繰り広げられる光景です。
【感想】
メモの取り方だったり、ノートの書き方を1から見つめ直すキッカケを与えてくれた1冊。整理された美しいノートを書く人は、頭の中も整理されている。だから綺麗なノートが書ける。ロジカルな思考が出来る人は日々のノートもロジカルな内容になっている。日々の訓練、積み重ねによって思考に変化が出てくる。「フレーム」という概念も今までの自分にはなかったし、まだ自分の中に落とし込めていない部分はあるけどモノにしていきたい!空白の1秒間を持つことで、より理解力を高められるかも知れないというのも新たな発見だった。自分の頭で考え、噛み砕いてから吸収していくイメージ。メモの魔力とはまた違ったアプローチでメモ・ノートの取り方が提示されていてめちゃくちゃ読んでいて面白かった。
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