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2024年04月29日

「5月病」ならぬ「4月病」に注意️

新年度が始まり、新しい環境で張り切る一方で、気が焦って疲れたり、よく眠れなかったりしてはいないだろうか。大型連休明けに体調不良になる「5月病」はよく知られるが、実は「4月病」とも呼ばれる特有の症状があるという。
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■5月病とは?
5月病(ごがつびょう)は、主に日本で使われる言葉で、新しい環境や生活に適応する際に起こるストレスや不安などの症状を指します。一般的には、新しい学校や職場に入る際や新入生や新入社員が多い時期によく見られます。この言葉は、新しい環境に適応する際に、4月から5月にかけて多くの人が症状を感じることから名付けられました。

典型的な症状には、ストレス、不安、うつ、集中力の低下、食欲不振、睡眠障害などが含まれます。この症状は、新しい環境や生活に適応する際に感じる心理的なプレッシャーによって引き起こされることが多いです。

頭痛、めまい、倦怠感……

会社勤めの人が多く訪れる東京都中央区の人形町メンタルクリニック。4月は、体の機能を保つ自律神経の乱れから、頭痛やめまい、倦怠(けんたい)感や不眠を訴える患者が多い。

勝久寿院長は、新年度に伴う職場や家庭などの環境の変化や、寒暖差に対応するため、自律神経に過度の負担がかかることが影響しているとする。春は気分が高まりやすく、知らずにオーバーワークになってしまうことも要因の一つだという。

医薬品メーカー「ツムラ」による「働くことと不調に関する意識調査」では、社会人歴3〜5年の人の約6割が「1年のうちでも4月は不調を我慢しがち」と回答している。

4月に抱えたストレスや疲れが大型連休明けに表面化して「5月病」となり、「やる気がでない」などの適応障害になってしまうという。

■放置すると「6月病」のおそれ

4月、5月は何とか乗り切れたものの、6月に心身の調子を崩すケースもある。「6月病」とも言われ「うつ病」に分類される。勝院長は、ストレスをバネにつるされた「重り」に例えて、こう説明する。

「急性疾患の適応障害は、重りを取り除けばバネが戻ります。しかし、うつ病はバネが伸びきってしまい、重りを除いてもすぐ元に戻らない。ストレスから離れても調子が戻らなければ、慢性疾患のうつ病への移行を疑ったほうがいいでしょう」

特に注意すべきは、中高年の管理職だ。休んだり、人に任せたりしにくく、数カ月間ストレスを抱え込んだ結果、症状が悪化してしまう。

■4月からの対処が重要

「単なる体調不良」と安易に判断し、放っておくと症状が重くなるおそれがある。だからこそ、4月からストレスの解消を意識することが大事だ。

入浴やアロマなど自律神経を整えるリラクセーションや、軽い運動も効果的だ。予定を入れすぎず、睡眠をしっかりとって休息する。アルコールに頼るのは逆効果で、規則正しい生活を心がけるのが原則だ。

勝院長は「職場など周囲の注意やサポート」も重要だとする。年度始まりの繁忙期で本人は仕事に熱中し、体の変化にうとくなる。4月病は広く認知されていないため、周囲は精力的に仕事をする様子を問題視しにくい。

「焦ってせかせかしている、予定が多くて仕事が回っていない。そんな変化に気づいた場合は、ブレーキをかけてあげることが大事です」

頭痛、めまい、胃腸の不調などの症状で内科を受診しても所見が見当たらない場合は、メンタルの不調が疑われる。

■まとめ
仕事が回らず、不安が増す悪循環が起こってしまった際も、専門家への相談が好ましい。勝院長は「適応障害は、怠けているように思われがちだが、職場に行こうとすると吐き気や動悸(どうき)が止まらなくなる。そうなった時は専門医に相談し、周りも受診を勧めてほしい」とアドバイスする。


posted by entermate at 20:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑学
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