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2018年11月22日
冬のあれそれ
こんにちは!猫novaスタッフYです=^_^=
「久しぶりにブログ書いて!」とオーナーに唐突に言われ書いています…
久しぶりってまたまた〜!だって最後に書いたのなんてつい最近じゃ…ない…え…あれから時間が経ち過ぎてる…
時の流れにビックリですね…気づいたらもう来月で今年が終わってしまいます。これはいけない。
とりあえず月日の流れに呆然としているYは放っておいて…すっかり寒くなりましたね!
我が家でもつい最近猫に催促されコタツを出しました。おかげで猫はコタツにこもりっぱなしで
ご飯の時にのっそり這い出てくる猫に「お、久しぶり」なんて声を掛けています。これはいけない。
ただでさえ飲水量が少ない子が動かず寝てばかり、でもご飯はしっかり食べる…猫飼いの方々、特に
オス猫と暮らしている方は聞き覚えがあるのではないでしょうか…
そう、尿路閉塞。今日はこのお話を軽くしていきましょうか!
尿路閉塞は「下部尿路疾患」という排尿に関わる病気のカテゴリに分類されます。
排尿という行為は、身体の毒素や不純物を排出するものです。
夏と違い冬の猫は、運動量が減り寒さを凌ぐ為に水分補給の時間やトイレも惜しみずっと丸まって寝てばかりな子が多く…そうすると身体の水分が減り尿が濃くなります。濃度の高い尿から結石が出来てしまい、それが膀胱内でゴロゴロ…そして欠片が排尿の時に尿道に引っかかってしまいます。そうなると痛いだけでなく尿が排出されず身体に毒素が溜まり腎臓にダメージを与える「尿毒症」という病気に進み死に至ります。閉塞から尿毒症までの悪化は二日もあれば十分なほどで、尿路閉塞の早期発見は一分一秒の差が命取りになります。
病院時代、冬になれば必ずこの病気で入院する子を大勢見てきました…飼い主さんの発見が早く尿の出が悪い膀胱炎の状態での治療なら安価で済みますが、既に閉塞の状態での治療になると
尿道にカテーテルを入れ尿道内の石を膀胱に押し戻してから尿を抜き、カテーテルを陰部に縫い付け固定させたまま入院になります。見てるだけで痛い…
この病気の発症は冬季に多いですが、それを乗り切った子が春先に発症するので油断禁物です!
それに尿道が細く短いオスの発症が多く、メスでの閉塞は見たことがありません。
だからといってならないとは限りませんので…排尿するたび痛がる、血尿、何度もトイレに入るのに出ていない、排尿されたものを観察するとキラキラしたものが見える等の症状が見られたらすぐに病院へ!偶然だとしても、こればかりは心配性になるくらいが丁度いいんです!
ちなみに閉塞は結石だけではなく、細菌感染でも起こりますし結石にも二種類あったりと…
とにかく油断なさらず一度なった子は再発する可能性も高いので、そんな子は今の時期だけでも
療法食を与えてあげた方がいいかもしれません(>_<)
と、いう記事を書きながら 10年程前…今は亡きオス猫が尿路閉塞になった時(出てなくても元気だった)
泣きながら抱っこして病院に向かって到着した瞬間、一気に排尿し私のズボンや助手席が尿でビタビタになり
さらに泣いた記憶を思い出した次第です…(笑)
お付き合いいただきありがとうございました(=゚ω゚)ノ
「久しぶりにブログ書いて!」とオーナーに唐突に言われ書いています…
久しぶりってまたまた〜!だって最後に書いたのなんてつい最近じゃ…ない…え…あれから時間が経ち過ぎてる…
時の流れにビックリですね…気づいたらもう来月で今年が終わってしまいます。これはいけない。
とりあえず月日の流れに呆然としているYは放っておいて…すっかり寒くなりましたね!
我が家でもつい最近猫に催促されコタツを出しました。おかげで猫はコタツにこもりっぱなしで
ご飯の時にのっそり這い出てくる猫に「お、久しぶり」なんて声を掛けています。これはいけない。
ただでさえ飲水量が少ない子が動かず寝てばかり、でもご飯はしっかり食べる…猫飼いの方々、特に
オス猫と暮らしている方は聞き覚えがあるのではないでしょうか…
そう、尿路閉塞。今日はこのお話を軽くしていきましょうか!
尿路閉塞は「下部尿路疾患」という排尿に関わる病気のカテゴリに分類されます。
排尿という行為は、身体の毒素や不純物を排出するものです。
夏と違い冬の猫は、運動量が減り寒さを凌ぐ為に水分補給の時間やトイレも惜しみずっと丸まって寝てばかりな子が多く…そうすると身体の水分が減り尿が濃くなります。濃度の高い尿から結石が出来てしまい、それが膀胱内でゴロゴロ…そして欠片が排尿の時に尿道に引っかかってしまいます。そうなると痛いだけでなく尿が排出されず身体に毒素が溜まり腎臓にダメージを与える「尿毒症」という病気に進み死に至ります。閉塞から尿毒症までの悪化は二日もあれば十分なほどで、尿路閉塞の早期発見は一分一秒の差が命取りになります。
病院時代、冬になれば必ずこの病気で入院する子を大勢見てきました…飼い主さんの発見が早く尿の出が悪い膀胱炎の状態での治療なら安価で済みますが、既に閉塞の状態での治療になると
尿道にカテーテルを入れ尿道内の石を膀胱に押し戻してから尿を抜き、カテーテルを陰部に縫い付け固定させたまま入院になります。見てるだけで痛い…
この病気の発症は冬季に多いですが、それを乗り切った子が春先に発症するので油断禁物です!
それに尿道が細く短いオスの発症が多く、メスでの閉塞は見たことがありません。
だからといってならないとは限りませんので…排尿するたび痛がる、血尿、何度もトイレに入るのに出ていない、排尿されたものを観察するとキラキラしたものが見える等の症状が見られたらすぐに病院へ!偶然だとしても、こればかりは心配性になるくらいが丁度いいんです!
ちなみに閉塞は結石だけではなく、細菌感染でも起こりますし結石にも二種類あったりと…
とにかく油断なさらず一度なった子は再発する可能性も高いので、そんな子は今の時期だけでも
療法食を与えてあげた方がいいかもしれません(>_<)
と、いう記事を書きながら 10年程前…今は亡きオス猫が尿路閉塞になった時(出てなくても元気だった)
泣きながら抱っこして病院に向かって到着した瞬間、一気に排尿し私のズボンや助手席が尿でビタビタになり
さらに泣いた記憶を思い出した次第です…(笑)
お付き合いいただきありがとうございました(=゚ω゚)ノ