2019年09月09日
介護保険のできる前は?★★/★3
介護保険ができる前はどうだったの?
介護保険制度が創設される前は、老人福祉法にもとづく老人福祉制度が高齢者介護の中心でした。
サービスは給付は拘置制度で、その費用については、公費と応能負担によって賄われてきました。
「拘置」って何?
「応能負担」って何?
<言葉の解説>
「拘置」とは、行政機関がサービスの必要性を判断して、行政処分として決定すること
「応能負担」とは、利用者本人とその家族の所得に応じて費用が決定され、その費用を負担することです。
国が行政処分でサービスを決定するってことは、
本人が希望するサービスがあっても、お役所がサービスを決定するイメージかな?
かなりめんどくさいし、お役所に文句を言いに行かなきゃだめかしら?
こんな制度だと、面倒くさいばかりで、高齢化社会に混乱するのは目に見えていたわけです。
これだけではありません。サービスを受けるのに、こんな問題が…
- 行政機関の拘置によって、利用者の権利が保証されるのか?
- 利用者がサービスを自由に選ぶことができない。
- 利用者の所得調査もあり、利用者本人が辛い思いをする
- サービスの内容が似たりよったりなものばかり
- 世帯に応じた応能負担のため、中所得者にとっては過重負担となる。
それから、こんな家庭も増えてきました。
「家じゃぁ介護できない。面倒を見る人がいない」
病気だったので、一度は病院に入院していた高齢者も、闘病生活の間に様々な能力が低下します。
「病気が治ったのに、入院前には歩いていたのに歩けなくなった…」
「入院前には自分で食事していたのに、手伝わないと食べられなくなった…」
など、入院前とは変わり果てた状態の高齢者が増えてきたのです。
そういう高齢者は退院して帰宅できないため、病院が引き受けてきました。(社会的入院)
これで医療費が増大する事態になり、国の財政を圧迫し始めたのです。
介護保険制度の創設の目的
国主導の高齢者福祉制度には、問題点が医療や介護に多く生じたため、これを解決するべく創設されたのが、
介護保険制度です。
介護保険制度は、2000年(平成12年)に施行されました。
介護保険制度のねらいは…
- 社会全体で取り組む
- 利用者本位のサービス提供
- 社会保険方式にして財源を公費と保険料で賄う
国は問題点をストレートに解決しようとしてるわね。
わかりやすいわ。
介護保険法の第1条では、
「個人の尊厳を保持して、自立した日常生活を営むことができるように、
保健医療サービスと福祉サービスにかかる給付を行うため、
国民共同連帯の理念に基づき介護保険制度を設ける。
国民の保健医療の向上と福祉の増進を図る」とあります。
また、第2条には「保険給付の理念」、第4条には「国民の努力と義務」が定められています。
読んだわよ〜
第2条に、「医療との連携」だって。
現場では、看護師と介護士の意見の応酬ばかりで、連携ほど難しいものはないけどね…
第4条の「国民の努力」はリハビリを勧めてるけど、現場は、慢性化した患者のリハビリこそ重要なんだけど、対応が手薄なところもあるわね。
他にも第5条には「認知症に関する施策の総合的な推進」が定められています。
オレンジプランとかのお話になってきますが、また後ですることにしましょう。
オレンジプランは7つの柱が定められていたと思うけど、これがなかなか覚えられないのよね〜
字ばっかりでつかれましたが、まだまだ概論的な内容ですよ。
本題はこれからです。
頑張りましょう!
ちょっとブレイク!
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それでは、ごきげんよう(^_^)/~
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