2018年06月17日
「雨どい」内側を清掃しましょう! 見えない場所だからこそ専門家にお任せ、雨漏り予防にも効果的です!
雨どいの内側は、ふだん自分では見ることができません。
水瀬次郎です。
梅雨の時期になると気がかりになるのが、雨どいの状態です。
雨どいの内側に枯葉が積もっていると、雨水の流れを堰き止めてしまいます。
枯葉は秋から冬の間のものが多いです。自宅の敷地に木を植えていなくても、近所の庭木で発生した枯葉が風に舞って運ばれてくることだってあります。ましてや、街路樹がある住宅街などでは、タイミングによっては大量の枯葉が舞い運ばれてきます。
神経質にならなくても良いのですが、「最近、枯葉が多いな」と感じたことがあるのなら要注意です。秋から冬にかけての落葉樹は、大量の枯葉を発生させます。しかも、いつのまにか枯葉は消えていますよね。街路樹ならば行政の管轄の元で清掃作業が行われる場合もありますが、基本的に街路樹のある通りだけです。
飛ばされてきた枯葉の清掃までは、行政は担当してくれません。
自宅の敷地内に飛ばされてきた枯葉は、自分でどうにかしなければなりません。
といっても、「枯葉なんて見かけない」ことも、あると思います。
実際のところ、私は「あまり枯葉で困ったことがない」状況でした。ところが、結論から言ってしまいますと、雨どいが枯葉で詰まっていて、堰き止められているどころか「腐葉土になっている」状態だったようです。
これは、知らなければ知らないで済ませてしまう要素です。私が、そうでした。
「枯葉が腐葉土になってしまうと、重さで雨どいが歪んでくる。ますます流れが悪くなる」
と工務店の方に指摘されました。
具体的な状況として言えるのは、
「雨どいから水が、こぼれている」
「豪雨の日は、あふれる水の量が多すぎて、音も大きい」
「なにかが割れるような? ズレたような? 音が響いた」
などです。
そういった症状が日常化していました。
家族とは「うちの雨どい、機能しなくなってるね」と話していました。軽く考えていました。
雨どいは、雨水を自然な傾斜で排水させられるように設計され、大量の雨を受け止めても歪んだり壊れたりしない強度で施工されています。
枯葉が積もり積もって、排水の流れを堰き止めてしまうと、枯葉が水分を吸収した状態が続きやすくなります。当然ながら、重くなりますよね。枯葉だけならば軽いものです。しかし雨水を吸収して重くなれば、雨どいには負担になります。
もともと「雨降っているときに限り、排水させる」ための雨どいですから、慢性化した状態は想定されていません。もちろん雨が何日も続くことは梅雨の時期や台風シーズンには珍しくありませんが、晴れていても水分を含んだままの枯葉が雨どいに積もり積もっているのは異常な状態というわけです。
雨どいの「底」も、高くなってしまいますので、屋根から流れてきた雨水が、雨どいの「内側」に収まり切れません。ついには「跳ね返り」するようになります。雨どいで跳ね返されてしまった雨水は、予測困難に方向へ飛び散ります。つまり、それが「雨漏りの原因」につながることもあるというわけです。
私の家では、雨漏り発生を工務店に報告すると、屋根を調べてくれました。これが原因だろう、と明確な個所は発見できず、「雨漏りの直接の原因は不明」と言われました。それでも「室内に水滴が落下しないように」と、室内の天井を応急処置してもらいました。
室内に水滴が落ちるタイプの「雨漏り」は、なくなりました。が、天井裏にポタポタと、『あきらかに雨が落ちてきているよなあ』という音がしていました。しばらくしてからゲリラ豪雨級の激しい雨が降り、天井と庭からは快適な音の衝撃が。
雨どいが落下したのです。
雨は空から垂直方向に落ちてきますので、「傘をさすような状態の屋根」で、雨を避けられます。しかし、大きな跳ね返りが発生して、傘の内側に当たってしまうと、どうなるでしょうか。傘の内側から水滴が落ちてくることになります。同じことが、屋根でも発生します。
雨どいで跳ね返った雨水は、屋根板裏側の、わずかな隙間に当たり、少しづつ、隙間から屋内へ侵入していくというのです。雨量が少なければ、たとえ屋内に入ったとしても、乾燥してくれます。雨量が多いと、屋根板の裏側から壁板材や柱や梁を伝わって、どんどん壁材の内部に侵入してしまうというわけです。
雨どいは、スムーズに「雨水を排水」させることが役割です。
流れてくれなければ、不具合が発生しやすくなります。
屋根板・屋根材に穴が開いていないのに「雨漏りが発生する!?」という状況にも、なりかねないのです。
私の家は、雨どいを交換してもらい、それ以降は「雨漏り」しなくなりました。
落下した雨どいを見ましたが、まるでアスファルトみたいに変質した「どろどろな腐葉土」みたいなものが、こびりついていました。底の方は、すでに石化みたいな状態で、すごく硬くなっていました。
結論!
「雨どい内側、どうなってるの?」
とチェックしてもらいましょう!
なにごともなければ、修理も交換も必要ありません。
清掃が必要でも、清掃コストで済みます。
雨どい交換と雨漏り修繕が伴うと、めちゃくちゃコストで、かなり痛い出費です!!
定期的にメンテナンスしてもらうのがオススメです。
私は五月、つまり梅雨の時期に入る前に、定期メンテナンスをしてもらうようにしました。修理修繕を依頼して施工してもらった工務店に、そのまま依頼しています。
雨漏りしてしまったら、「こんなもんじゃ済まないよ」です。高圧洗浄は雨どいを傷めずに、こびりついた腐葉土・石化固型化したゴミの除去ができます。素人が自分で施工するには危険なので、工務店や専門家に依頼するのが安全です。いわば、「安心料・安全コスト・保険」です。
雨どいだけでなく、「雨どい〜排水管」すべてをトータルでメンテナンスしておくと、さらに効果的です。
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