ガンダムバトルオペレーション日記U560『ミッドナイトドキュメント』 - ぶつよくさんの『言いたい放題』。
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ガンダムバトルオペレーション日記U560『ミッドナイトドキュメント』

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それは深夜に行われたショータイム。目に飛び込んできた光景は、衝撃的に過ぎて。

【本日の進行具合】 少将 LV4


ガンダムバトルオペレーション(2周目)560日目。キャンペーン終了まで、アシストトップでCPが大幅に入手できるですって??期間は短いが、有効活用するとしよう。さて、結果的に何ポイント稼げるかな?

ミッドナイトドキュメント


「あれは、(Dルームの)廃墟都市での作戦に参加した時のことです。その時はすでに汎用機の数が揃っていたので、未だに機種転換訓練中のガンキャノン重装型で出撃しました。支援型の機体運用って難しいですね、突貫傾向にある身としては。」

戦場で起こった様々な事件をドキュメンタリー形式でお送りする当番組。今回は先日の戦いで、稀有な体験をしたという連邦兵に話を聞いた。

「あの時はジオン側が珍しく支援機編成でしてね、ある意味では汎用機じゃ無くてよかったなって思いつつも、腕の違いが明白なので撃ち合いは分が悪いな・・・なんて事も考えながら戦っていました。えぇ、そんなザマでしたのでエースになるなんて心配はしていませんでしたよ。実際なりませんでしたし。」

三竦みの相性も作用し、ポイント的には多少負けていたそうだ。しかし戦闘内容そのものは至って普通であり、特におかしなところは無かったという。

「それで、残り時間3分になってエースが決まったんですよ。(検閲により削除)さんの駆る某格闘機でした。さすが、支援機編成相手になるべくしてなったという感じでしょうか。この時点でもポイント的には負けていたんですが、エース機が相性的に優位なんだからエースを援護できれば充分逆転は可能性だと思いましたよ。ですから、脚の遅い機体ではありましたが、エース機の近くに移動したんです。同じように、マドロックを使用していたふぁっ○んさんもすぐ近くに来ていました。支援機2機によるバックアップということですね。
その時エースのいた場所は、高架とビルに囲まれたトンネル状になっている狭い場所でね。いざ到着してみると、そこでエースとジュアッグが戦っていたんですよ。すぐ近くに他の敵機はいませんでしたが、画面の奥の方には敵エースのアイコンが見えましたから『エースを護るためにも向こう側に牽制攻撃しなきゃ』って思って、ちょっと踏み込んで砲撃したりもしていました。まずはジュアッグを撃破するのを邪魔させないようにしないといけませんから。実際、奥から敵エースともう1機の敵機が姿を見せましたからね、この判断は間違っていなかったと思います。」

ここまでの戦場の様子は、至極真っ当な展開としか思えない。しかし彼はここで、普段の戦闘ではまず見受けられないファンタスティックな場面に遭遇したと言う。

「ところが、通信から聞こえてくる言葉と、目の前で繰り広げられた光景が、一種異様な内容だったんです。」

戦場における異様な光景とは一体何か。それを聞いた時、我々は我が耳を疑った。

「その、(スカイプを通して)聞こえてきた言葉というのが・・・『痛ぁーー!・・・もう一回っ!もう一回ビンタしてビンタ!!(笑)』とか、『カウンターも決めて・・・あぁ失敗したぁー!・・・もぅ可愛いなぁジュアッグゥゥ(笑)』っていう感じのものだったんです。」
「要するに、聞こえてきたのは恍惚とした艶声で、目に飛び込んできたのは、わざとジュアッグに叩かれてみたり、カウンターアタックを受けようとしたりして喜んでいるエース機の姿だったんです。そりゃあもうすっごい嬉しそうな声で・・・。いやまったく我が目を疑う特殊過ぎるプレイでした。一瞬、オトナの遊技場にでも紛れ込んだのかと思う程シュールなシチュエーションでしたよ。ふぁっ○んさんもこれには唖然としていました。」

何というか、随分とマゾヒスティックな台詞である。MS越しに行われたそのプレイを目撃してしまった彼に同情せざるを得ない。

「しかし、流石に戯れが過ぎたと思ったのでしょうか、機体から煙が噴き出し始めて、動きが変わったんです。ああ、これでジュアッグを撃破して攻撃に専念してくれるのかな、と思っていたら」

その直後に続いた言葉に、再び耳を疑ったのは言うまでもない。

「何故かジュアッグを放置して敵エース他のいる方へ単身突撃、あっという間に爆散してました。」

その時の瞬間を捉えたのが上記の写真なのだそうだ。確かに、つい先程まで戯れていたという瀕死状態のジュアッグを尻目に、単身複数の敵機の待つ方へと正面から突っ込んで行くエース機の雄姿が写っている。おいてけぼりを喰らい、所在な気なジュアッグの後ろ姿が哀愁を醸し出している。そしてエース機はこの1秒後、正面の敵機に攻撃されて爆散したのだという。

「いやー、あれはあまりにも予想外過ぎる展開でした。ちなみに残されたジュアッグは、○ぁっきんさんがSO COOLに撃破していました。その後は我々が敵機に包囲された形で攻撃を受けまして・・・ホント、あれは不幸な事件でした」

彼の話はここまでである。やはり戦争は、人の心を蝕み、狂気へと駆り立てるのか。それとも、単にジュアッグが愛らし過ぎるのが罪なのか。
いずれにしろ、かのエースパイロットの精神に安息の時が、そして世界には平和が訪れる事を願ってやまない。



koukoku



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