ガンダムバトルオペレーション日記U323『ゾゴック戦機B新たなる妖精?』 - ぶつよくさんの『言いたい放題』。
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ガンダムバトルオペレーション日記U323『ゾゴック戦機B新たなる妖精?』

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意図せずして続く物語。その戦績にかけられた疑惑。その果てにつけられた異名とは。

【本日の進行具合】 大佐 LV4


ガンダムバトルオペレーション(2周目)323日目。んふー、遠距離スロット強化も成功!改めてLV6グフカスタム・フルハンガー強化完・了!!でもLV4ギガンの強化は失・敗!・・・冗談抜きで失敗し過ぎだ、気合を入れんかい!!

ゾゴック戦機B新たなる妖精?


ああ、今日もいいゾゴック日和(遠い目)。あぁ、全くそんなつもりは無かったのだけれど、3回連続でゾゴックネタである。故に今回もゾゴックの話にお付き合いいただけると嬉しい。まぁ上記の通りLV6グフカスタムの強化も終わった事だし、さすがに次回からはいつも通りに戻そう、そうしよう。

午前1時半頃。そろそろログアウトして寝ようと思っていたら、Dさん(仮称)からお誘いを受けた。「・・・こんな遅い時間に、随分とやる気に溢れているのね」そう思いつつ、チャットルームにお邪魔した。
どうやら、メンバーさん達の集まりがいつもより遅かったらしく、これからエースマッチ・4対4・コスト300制限で遊ぶという。ふぅむ、じゃあLV7グフを用意して、と・・・。

(ぴきゅりりーん)んんっ!!はーーーっっっ!!!!

この時、何の前不利も無く突然、次の様なことが脳裏をよぎった。

『普通の編成にゾゴックで参加してみたらどうなるのだろうか?』

これまで幾度となくゾゴックでプレイした時の記事を書いてはいるものの、思い返せばゾゴック隊以外で使用した時と言えば、実装された直後のLV1機体限定部屋くらいである。しかもあの頃は特性も何も分かっていない時である。多少なりとも使えるようになってきたような気がする今、どんな事になるのか興味があった。野良部屋で試すには難しいが、フレンドさん達の間であればそれも許されよう。一応ボイスチャット(VC)でその旨を伝え、満面の笑みでプレイに臨んだ。

連邦側に1人の野良プレイヤーを含めた4対4部屋で、2戦(無人都市・北極基地)プレイさせていただいた。ちなみに結果は1勝1敗。どう考えても友軍プレイヤーに負担を掛けまくりではあったが、意外と戦えたことに驚いた。
特に2戦目の北極基地では、負けはしたもののご一緒した方々から「熟練度が上がっているのが分かる」と言われた。戦績は芳しいものでは無かったが、その言葉で大いに救われた。こういうものはお世辞でも嬉しいものである。

この2戦後、1名が支給エネルギー切れで退室。この時点で、チャットルーム内に残っていたのは6人であった。とここで「全員でジオン側で出ますか?」との提案がなされた。そして、恐ろしく自然な流れで、全機ゾゴックで野良プレイヤー達と戦おうという話になったのである!恐るべきはゾゴックの魅力・・・その瞳と拳に、一体どれだけの魅了の魔法がかけられているというのだろうか!?

今回もホストはDさん(仮称)だったのだが、彼がホストをしているルームとしては思えない、極めて普通のルームコメントであった。相手側が全員野良プレイヤーになる為の配慮かと思うが、「まさかDさん(仮称)、お風邪をお召しになられて・・・?」と余計な心配をしてしまったのは言うまでも無い。
時間も時間であり、一方の軍が全員揃っている事もあって人の集まりが悪いかと思われたが、想像以上の早さで連邦側にプレイヤーが集まった。実にありがたい話である。誰ひとりとしてこちらがゾゴック部隊だと考えている者はおるまい・・・さぁ、ゾゴックの力を解き放て!!

戦闘開始。色とりどりのゾゴックが、我先にと峡谷を飛翔する・・・今や峡谷の風物詩である。中継地点Eを制圧し、中央の崖に上がる。他のゾゴック達はブーメランカッターで牽制射撃中だ。しかしこちらが中央の崖に上がり終えた頃「よし、突撃だ!」との声が上がった。その声に呼応し、ゾゴック達が崖上から崖下から、思い思いに連邦機に襲い掛かった!!
フゥーハハハハ陸戦型ガンダムゥゥ!貴様の相手はこの身が務める!
ブーストダッシュで襲い掛かるも1撃目はハズレ。そのまま追いかけて今度は命中!シールドをふっ飛ばし(・・・)追い撃ちをかけようとした、その時!

バビィーン(ごっそりと減る耐久値)

うぼぁーー!!な、何事!?(キョロキョロ)・・・あれは・・・ジ、ジムスナイパーだーーー!!
強烈極まりないスナイパーライフルの一撃が、一瞬にして我がゾゴックの耐久値を奪い去った!あの威力は恐らくLV7ロングレンジビームライフル、何と言う威力だ!これは洒落になって無い!!彼奴めは要注意、要注意だ(事実このジムスナイパーは容赦なくゾゴック達の頭部を、脚部を粉砕していったのである)!!
陸戦型ガンダムよりもこちらの方が遥かに脅威!ヤツだ、ヤツを止めなければ我がゾゴック隊に危機が訪れる!格闘機を使用している時と同じような感覚で、ジムスナイパーをメインターゲットを定め、行動を開始した。

1度目はこの後でアッサリ粉砕されてしまった。2度目に挑んだ時は護衛機によって幾度となく邪魔され続け、これまた返り討ちにあってしまった。
そして迎えた3度目の対決。ぬふぅぅぅぅん!必ず!必ずあのジムスナイパーを撃破してくれるぅぅぅ!!ここまで来たら最早意地を通り越して粘着である。

中継地点Bの近くで交戦していたジムスナイパーを捕捉、崖の上から急襲した。今なら近くに汎用機がいたとしても、すぐには護衛機として機能するまい、もらった!!
1撃当てるもまだ撃破には至らず。悲しいかな、追い撃ちも間に合わない。起き上がりの無敵時間を利用して後退し始めるジムスナイパー・・・このまま逃がしてたまるものか、必ず撃破してくれる!ブーストダッシュで間合いを離さず喰らいつく。無敵時間が切れる直前、ジムスナイパーが射撃体勢に入った。分かっていながら避ける事が出来ず被弾!しかしそんなものは無視!さらに近付いて、必殺の間合いに入った!!
三度目の正直、これで、トドメだーー!!ゴインッ(爆散)

こうして、ズタボロになりながらも3度目の挑戦でようやくジムスナイパーを撃破!途中で他の敵機を攻撃してアシストポイントを稼いでいたとはいえ、壮絶なまでの大赤字である。そしてすぐに友軍機達と合流したのだが、陸戦型ガンダムに翻弄されて撃破されてしまった。

リスポーン待機中、VCから「おおっ今すごい気持ちい連携が取れた!」との言葉が聞こえた。うむ羨ましい。このゲームの楽しいと思う要素の一つには、「見事な連携が取れた時」というのがある。それをゾゴックでできた時・・・前々回の天下餅コンボのような連携が取れると実に気持ちがいい。
よーしこっちも連携だ!!リスポーン後、前後で敵機を挟み撃ちできる態勢になった。よぉし、一緒にコイツを粉砕してやろううぜ!!ドゴンッドカンッ
・・・ゾゴック2機がダウンしているのに、敵機がダウンしていないなんてどんな展開なんだい??豪快過ぎるフレンドリーファイアをやらかしてしまった。イカンな、ここは任せて他の機体に向かった方がよさそうだ・・・。

すると、今この戦場において最も恐るべき紅い閃光が駆け抜けた。ジムスナイパーの射撃である。ヤロウ、やっぱりお帰りでしたかコンチクショウ!ターゲット捕捉、すぐにリスポーン待機画面へお帰り願おう!
ブーストダッシュしつつスナイパーライフルの攻撃を華麗に回避。距離的にもすぐ近くであった為、あっさりと間合いに入れた。そしてそのままワンツーパンチがきっちり決まった!ごっそりと耐久値を減らし、煙を噴き出し始めるジムスナイパー。ふははは、今度はこちらの勝ちのようだなジムスナイパー!これでもら(ドムンッ)ぇあ!?は、汎用の護衛機だと!ちょっと待てぃ、アイツをやっ(ズバー)ぎぃやー!ぬうう早く!早く起き上がれ!!起き上がって拳を(バビィーン)あー

ここで残り3分を迎え、ついにエースが選抜された。この時点でポイントは約4000対約8000、倍近いポイント差だが・・・エースマッチはここからが面白い。ちなみに連邦側のエース機はジムスナイパー・・・チクショウ、大活躍してるじゃネェか!!ジムスナイパーがエースになった事で、尚一層優先撃破対象となった。が、先程の戦闘であと1撃攻撃を当てる事が出来れば撃破に至る。ガンバレ同志達よ!敵エースをやっちまえー!
しかし敵エース機は懸命極まりない行動に出た。単騎で思いっきり後退したのである。ぬぅぅまだまだ時間はあるというのに無粋な・・・!とこれは、勝利に拘るのであれば非常に正しい選択肢であり、単に逆転の可能性が少なくなった事に対するやっかみである。クキィー

中継地点B付近が主戦場となっていた。敵エースが拠点に籠ってしまったとしても、完全に諦める様な者はゾゴック隊の中にはいない。敵機を見つけ次第一丸となって撃破を目指した。豪快過ぎるフレンドリーファイアが嵐のように吹き荒れたが、最早誰ひとりそれを気にする者はいなかった。
とここで、一筋の希望が見えたのである。
ふと見れば、一度後退していた敵エースたるジムスナイパーが前線まで戻ってきているではないか!おお・・・スイマセン、さっきは「無粋」とか言っちゃって!お詫びにこの拳をプレゼントさせていただきます!!敵エースがいるとなればそれを狙うのは当然のこと。友軍機と共に敵エースを囲む!この時のジムスナイパーのプレイヤーの心情や如何に。まったくもって酷い絵面であるが、これを撃破した。

しかし最後までポイント差を埋めきる事は出来ず、最後まで敵機を追い続けていたが、そのまま戦闘時間終了となった。

結果は敗北。そのポイント差は約2000・・・エースが選抜された時に比べればその差は確かに縮んでいた。残念な結果ではあるが、力を出し切っての結果故に誰もが満足していた。

・・・そう思っていた。

しかしリザルト画面に切り替わった時、更なるドラマが待っていた。
なんとDさん(仮称)の戦績が、アシスト1回+中継地点制圧1回で140ポイント、さらに被ダメージ最小だったのである!!

ざわ・・・ざわ・・・

(一緒に戦っていたのでそうではない事を誰もが知っているのだが)当然のごとくVCで怒涛の突っ込みが入った。「Dさん(仮称)、なんかすごい事になってますが!?」「ちょっとDさん(仮称)、後ろの方でブーメラン撃ってただけじゃないでしょーねー!」「芋ゾゴックですなww」「イモック(笑)」等々。
プレイ中に盛り上がり、プレイ後にも別の理由で盛り上がるという、なんとも稀有な一戦であった。よし、次回ゾゴックでプレイする時はイモックスタイルで戦おうかな(笑)。

※イモック(I'MOK):何となく新しいゆるキャラの名前のようだが、実際に野良部屋等でやったら確実に怒られる、実に新しい“ゾゴック専用地雷チックプレイスタイル”である。

笑いの絶えぬ時間もこれで終わり。笑い過ぎて腹や頬の筋肉が痛いが、気持ち的にはとても満たされていた。ふふふ、これでプレイし終わった時間が午前3時を回っていなければもっと気持ち的に楽だったのだろうな(冷や汗)・・・いやはや、平日はツライねぇー。



koukoku



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