ぶつよくさんの『言いたい放題』。

あまりにも突然の別れ。かくして、過酷なる戦場の扉は開かれた。

【只今の階級】少将 ＬＶ６

ガンダムバトルオペレーション（２周目）７７０日目。うはーー！？ＬＶ２ゴッグの設計図が一気に７枚もドロップしたァーッ！！揃ったらもちろん開発するよー！早く揃っちまえっ！！

パイセンは星と消えて

『いやー、今日仕事で親指の肉がえぐれちゃったヨ』
「ほぁーーー！？ホントに気を付けてくださいよ！この時期、暑さで判断力が鈍ったり作業が緩慢になったりして怪我する人は少なくないんですから！！」
『そうだね、でも痛いのは別にいいんだよ！触ってると感覚が違うからその点が微妙なだけで』
「痛いのはいいんかい！」
『いいんだよ！！』
「いいんだ･･･」

これがプレイ開始前にパイセンと行った小粋なトークの内容である。読者諸氏もお気をつけあそばせ。ゲームをするにしても健康第一、じゃぜ？

さて、アップデートによって選択できるＭＡＰが変化したぞ。山岳地帯・無人都市ばかりもつまらないので、今回は主に廃墟都市を中心にプレイする事にした。これはその３戦目の話である。

戦闘開始。先の２戦はドームまで進んでそこから狙撃していたのだが、今回はハイウェイの上から狙撃してみようと思って移動していた。そしてちょうど狙撃ポイントに到着した時、パイセンから驚きの言葉が発せられたのである。
『え！？サインアウトしました、だって？？』
え？ははは、何を言っているんだいパイセン？色々な表示を確認したが、誰もサインアウトなんてしてな“SIGNAL LOST”
「ちょっとーー！？何やってんスか！！始まったばかりなのに！！」
『お、オオオオレじゃないぃぃ〜オレじゃないぃぃぃぃ〜！！』

先のＰＳＮメンテナンスの影響か？でも実際、こっちのアカウントでホストをやっていると２日に１回は誰かが離脱してる状態で始まっているケースがあるので全然笑えないのだ。
ちなみに、戦闘が始まってからまだ３０秒も経過していない。開始早々数的不利が確定した瞬間であった。

序盤から中継地点Ｂが主戦場となり、激しい戦闘が繰り広げられた。
こちら目掛けて突貫してきた敵格闘機はグフカスタム！その援護にゲルググがやってくるが、陸戦型ジムが駆けつけてきてくれた！しかしそれまでの戦闘で残り耐久値が少なかった為すぐに撃破されてしまった。
その隙にゲルググをダウンさせ、ビルとビルの間の狭い通路まで後退。ここでザクキャノンとすれ違うが、どうやらそっちはブルーディスティニー１号機に追われているようだ。お互い格闘機に追われて大変だな。
そのままブルーディスティニー１号機が狭い通路に突っ込み、ザクキャノンを撃破する。しかしそのままではこちらを追ってきたグフカスタムとゲルググに攻撃されてしまう！牽制射撃をすると、ゲルググが後退したようだ。
しかし今度はこちらが後ろから攻撃を受けた！振り返ると、すぐ近くにザク�U（重装備型）が立っているではないか！互いに中途半端な距離で射撃タイミングを狙っていると、リスポーンしてきた陸戦型ジムが援護に入ってくれた。２機で攻撃し、一気に撃破に持ち込めるかと思いきや、先程のグフカスタムがこちらに向かってきたではないか！！そうか、ブルーディスティニー１号機と戦って撃破したんだな！？
うおおーー！ここは互いにより相性のいい敵を狙うんだーーっ！ザク�U（重装備型）はこちらがやるから、グフカスタムを撃破してくれ陸戦型ジムゥッッ！！
果たしてその気持ちは届いたのか。こちらがザク�U（重装備型）を撃破した直後にグフカスタムの攻撃を受けたものの、すぐに陸戦型ジムがフォローに入り、グフカスタムを撃破。華麗とは言えないが、クロスアタックが決まった瞬間であった。

ふぅふぅ、何とまぁ目まぐるしい展開か。そしてリスポーンしてきた友軍機と共に、中継地点方面目掛けて攻撃していた。すると、突如強制ダウン攻撃を受けたのである！
何だ！？ザクデザートタイプなんていたか？？いや違う、ありゃあマゼラアタックかよ！！･･･鬱陶しいこと極まりねぇなコンチクショウ！！結局このマゼラアタックに撃破されてしまった。忙しない戦いを潜り抜けた結果がこれか･･･虚しい･･･。

リスポーン待機画面に切り替わる。残り５分でその差５０ポイント。

勝ってる。

おおぅ･･･確かに僅かな差でしかないが、ずっと数的不利で戦っていながら勝っている事自体素晴らしいではないか。味方に立派なプレイヤーが揃っているらしい。

他の友軍機を応援しつつリスポーン。･･･うわ、この人まだマゼラアタックで戦ってたの！？
先程こちらを撃破したプレイヤーであろうマゼラアタックがいたのである。近くにいたザク�U（重装備）を狙撃、そのままビームサーベルを突き立ててダウンさせる。そしてそのまま狙うのは･･･

オマエだよ。

クルリと振り向きマゼラアタックにビーム一閃、これを撃破。どうせやるならＭＳ同士で戦いたいモンである。その後の戦闘で撃破され、中継地点が制圧されてしまった為拠点からリスポーンしたのだが

目の前にマゼラアタックがいる。

･･･またマゼラアタック使ってるの？
再びこれを攻撃するも、ほんの少しだけの耐久値を残して撃破に至らず。すると、脱出して歩兵で活動し始めたではないか。
うわ面倒くさ（汗）。でもこれで拠点爆破されたら本当にどうにもならないから、放っておくワケにはいかんし･･･でもただでさえ数が少ないんだから前線に行かないと･･･
ん？おお、量産型ガンタンクがリスポーンしてきたな。ちょうどよかった･･･すまん、ジムスナイパーカスタムだと爆風のある武器とか無いから歩兵を撃破しようとすると時間がかかるんだ、任せるよー。
歩兵がいることをバルカンで伝え、前線へと趣いた。まぁ歩兵が閃光弾とかバズーカとか撃ってるから、存在自体には気付いているだろう。

孤軍奮闘するブルーディスティニー１号機を追い、中継地点Ｂへと向かう。中継地点Ｂの奪取を試みるブルーディスティニー１号機のフォローにはいるが、攻撃を仕掛けてきたのはグフカスタムであった。
グフカスタムを撃破した後一気に前進するブルーディスティニー１号機。それを追いつつザク�U改を撃破し、ブルーディスティニー１号機と合流したもののそこは敵リスポーン地点のすぐ傍。結局２機共撃破され、遂に逆転を許してしまったのである。

残り時間は約４０秒で、そのポイント差は４００程度。必死で食らいついてきたつもりだが、このタイミングで逆転されてしまうとは･･･このまま負けてしまうのか？？
陸戦型ジムのプレイヤーは諦めたのか、何故かマゼラアタックで移動し始めている。量産型ガンタンクはずーーーーーーーっっっっっっと拠点で歩兵と戦っているようだ（そう、上記で任せて以来ずっとなのである！）し、これは諦めざるを得ないか？
しかしここに真の勇者がいた。ブルーディスティニー１号機である。おお･･･単体で突貫し、何とかして勝利をつかもうとしているその雄姿！！その姿は、弱気になった心に勇気を与えてくれる！！君はひとりじゃない･･･待ってろ、今援護するぞ！！

残り１８秒で量産型ガンタンクのパイロットが撃破された。え、機体で歩兵を撃破できずに歩兵で挑んだら返り討ちにあったってことか？？相手はどんなベテランなんだよ･･･。
残り６秒でザク�U（重装備型）を狙撃にて撃破！しかしまだ足りない！！あと２００ポイント程足りない！！しかし他の敵機も残り耐久値が少ないものばかり。まだ、終わってはいないっ！！
残り２秒、ブルーディスティニー１号機が敵機を撃破したと同時にアシストポイント入手！うおっ！こ、これはっ！！

逆・転・大・勝・利！！

最後の最後で敵機を撃破し、時間ギリギリで逆転に成功したのだ！！あ、熱い！なんて熱い展開なんだ！！
中盤からは実質３人で戦っていたようなもの、そして最後は２機も同然。更に言えば一緒に闘っているのが支援機なので、敵の集中砲火を受けざるを得ない状況。そんな中、決して勝負を投げずに最後まで戦い続け、見事勝利を掴みとったブルーディスティニー１号機のプレイヤーこそ英雄と呼ばれるに相応しい。実に素晴らしいものを見せてもらった。
パイセンのこともあったので、ブルーディスティニー１号機に惜しみない称賛を贈って部屋を閉じた。やや興奮気味に逆転勝利したことをパイセンに伝えたのは言うまでもない。

それから数戦プレイ。怪我の事もあるだろう、そして先程の回線切断に対するいら立ちもあったのだろう、もの凄い勢いで単騎で突貫、孤立後爆散を繰り返すパイセン。お、落ち付けー！いくらなんでもちょっと激しいぞ！？そう簡単に上記のブルーディスティニー１号機のようにはいかないってば！！

非常に残念ながら、この後は敗戦が続いてしまった。そして時間的にもいい頃合いになった頃･･･
『今日は焦ってたのかなー、自分でもうまくいかない感じがする。すまん、今日はこれくらいで･･･』
「やー、何だかんだ言って今日も遊びましたねぇ。疲れましたか？」
『いや、親指が痛い（キッパリ）』
「やっぱり痛いんじゃねぇか！！ゲームで無理すんなっちゅーとるでしょー！」

繰り返しになるが、ゲームをするにしても健康第一。暑い日が続く故に、読者の皆も気をつけるがいい。