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2014年04月10日

1週間に一度は食べたいメニュー??

Manado_bunakenchacha_food1_2

病院めぐりやら、メナドのバー視察やら、忙しい合間をぬいつつ、不調の上、インドネシア食に飽き気味のダーリンに、野菜をガンガンとってもらおうと思うけれど、なにしろフツーに健康的なサラダや炒め野菜、ゆで野菜とかでは、なかなか食べてくれないので、結局ランチは彼の大好物である 「お好み焼き」 に。

普段殆ど食べないキャペツと人参、ネギを、ガッツリ山盛り入れて焼いてみました。 

山芋はないけれど、生のポテトをすりおろしたものも投入。 野菜ファイバーをこの際、たくさんとってもらいましょう。

生地には、メナドに以前お住まいだった上杉さんからお土産に頂いた、”桜えび茶づけ”1袋も投入。
これ入れると、エビのほのかな香りがして、またたく間に ”お店のお好み焼き” の味に???(ホンまかいな[E:smile]) 

お好み焼きの上にのった荒削りな鰹節は、スラウェシ島本島メナドの反対側の街、ビトンにある、”メナドミナ”さんから分けて頂いた、貴重な本場の鰹節。日本への輸出ものです。
これを冷凍保存して少しずつ使ってますが、もうすぐ使い切ってしまいそう...

そしてメナドのスーパーをチェックしたら、非常に珍しいことに、”クリームチーズ”が売っていたので、鍋焼きベイクドチーズケーキも。 ゲストにも大好評でございましたー!  

シンプルな手作りものですが、作ってから1日冷蔵庫でしっかり冷やし落ち着かせたものが、大変おいしゅうございます...ヽ(´▽`)/

ただこの”クリームチーズ”、1週間後にまたチェックしたら既に品切れ。 次の仕入れはいつ頃かと聞いても、「さあ...?」 ってことで残念...。

これら二つとも、必要素材が安定して手に入るのなら、定番メニューに取り入れたいなーと常に思っているメニューなんですが。

Manado_bunakenchacha_cheesecake

2014年04月08日

とある日の夕方の雲と虹

雲の中に浮かぶ虹。そこだけ雨が降っているのでしょう。 無視できない美しい光景でした。

Manado_bunakenchacha_rainbow

2014年04月06日

シロアン病院事情 病院ハシゴ報告

病院事情パート2

病院通いで忙しかったと書きましたが、バイク事故の息子さんをマララヤン病院に見舞った朝、ブナケン島についたいなや、今度は主人の体調が悪化、翌日には市内のSiloam Hospitals (シロアン病院) へ。
具合が悪くて私が留守中、夜も眠れなかった、というので、病院嫌いの彼を強く説得し、メナド市内にある比較的新しい病院に行ってみることにしました。

この病院も、かなり高いという声と、たいした金額ではなかった、という±の評判が存在。 でもまずは「検査に出向く」のが大事、って事で、出費地獄にビビリながらも、足を踏み入れてみました。
1階で尋ねると、フロントは3階にあるというので、キレイな近代的エレベーターで3階へ。

Manado_siroan_hospi2

想像以上に清潔なホテルのフロントのような病院の受付にビックリ。

ここって病院に立て替える前は、当方含め、多くの人が買い物をしていたあの”マタハリデパート”を改造したものなんですよね。 時代の流れを感じざるをえません。

この感じだと、お値段も相当とられそう...(汗)

Manado_siroan_hospi3

個別の診察室なんかも、小さいけれど、小キレイ。

Manado_siroan_hospi1

医療設備の良さを誇るかのようなベッドに寝た老女を移動中。あんなベッドがこの病院に用意されていたとは知らなんだ。ベッド使用料金チャージなんか有りかも??(すっかりマララヤン病院思考)

Manado_siroan_hospi4

ところが、エレベーターのドアや内側にまで貼られたステッカーポスターには、デカデカと、スキャン幾ら、レントゲン幾ら、人間ドック的な検査パッケージ、健康アップパッケージ、メタボリックシンドローム治療パッケージで幾ら、等々、宣伝があちこちに張り巡らされています。

マララヤン病院との違い、それは清潔感、人々がロビーや廊下、外の廊下などのあちこちに難民のようにあふれかえって寝てたりしない点、というだけでなく、一番気づいたのは、

わりと...明朗会計 ???

ただ広告で良いイメージを植え付けているだけなのかもわかりませんが、明朗会計、というのはシンプルに有り難いことです。最初から自分の経済力では何が可能か、という事を察する事ができるわけですから。

ドクターの出社(病院出頭)は午前11時ごろから、とかなりのんびりみたいですが、ちゃんと英語も話せる優しい感じの女性ドクターによる個室での問診、やんわりしたスピードではありますが、すぐに基本的な診察検査を始めてくれる点も大きな違い、でしょうか。 問診や、ちょっとした診察程度なら、日本の病院スタイルとほぼ同じ、といってもいいくらいです。 

病院には予想以上に感心したのですが、この日、胃カメラだとか、内蔵のMRIとかは、さすがに直ぐやってくれるわけではなく、専門医師のアポイントメント等が必要というので、予約をして帰宅することに。 時間がかかる点では日本の医療体制と大差ないのかも。

<お会計内容>
胃酸過多をおさえる薬代で2千円程度でした。

一昨年、体調の悪さから日本に緊急帰国したけれど、MRIにしても、スキャンにしても、アポイントとったり、結果が出てくるのにとんでもなく日数がかかり過ぎる事を実体験。 
長期滞在不可の身としては2週間が限界、結局時間切れ。  原因判明ができないまま残念無念の帰国。  医療システムとはこういったものだったかと改めて認識しました。

でもとりあえず現在はこの地でもMRIが出来るようになった、と聞いて、少し心強いですね。
検査結果だけ持って日本の病院に行くこともできるわけですし。 でも料金はまだ怖くて聞いてないのですが(^-^;

本格的な検査はまだこれからゆえ、これから幾らかかるかが気になります。 
年齢的にみても、ちゃんと毎年の検査をきちんとしたほうが良い、ということで、今後は私もチェックしちゃうかも。 

以上、まずは病院2軒を”ハシゴ”??した結果をご報告させていただきました。

報告したところで、皆様にはなんの参考にもならなかったかもしれませんが (´,_ゝ`)


マララヤン病院事情

ここのところ、非常に色々あって忙しいかったのですが、その一つが病院通い。

Manado_hospi1

夕方5時ごろにローカルの友人から電話があり、彼の息子がバイク事故で危篤! という連絡。 普段は何事にも冷静なお父さんですが、彼が昔から一番可愛がってきた息子、という事情もあってか、相当パニックしているのが電話越しにもよくわかりました。

具合があまりよくないパートナーを送るわけにもいかず、 仕方ないのでメナドからボートを呼びよせ、私自身が急遽マララヤン病院へ。 夕日も落ちて暗くなりはじめ、港に付く頃には既に真っ暗になっていました。

Manado_hospi3_3

救急治療室に到着。 7、8年前に行った時から比べたら大分病院らしくはなっていましたが、設備の悪さは相変わらずの様子。このような部屋が3、4部屋ほどありましたが、どれも開け放たれており、冷房もない状態。まあ夜だったのでそれほど暑くはありませんでしたが、わりと多くの人でごった返していました。

Manado_hospi3_1_2


マララヤン的なやり方は以前とちっとも変っていない様子。

まず、お金がある家族の場合、たくさんの薬を買ってくるように命じられます。

ドクターらしき?人が書いた処方箋のうち少なくとも50%は買わなくても良かった量の薬。 

この息子さん、彼が2歳くらいから知ってる子。お父さんの様子では、もう今日すらもたないかも、と言う事でしたが、 私が到着した際は、彼の意識は非常にしっかりしていたので、まずは安心。

残念ながら、ご両親の言う事を聞かず、相変わらずヘルメットをかぶらずにバイクを運転中事故にあい、右目のあたりを強打。

渡しておいたお金で、まずは目の化膿止め用などの注射用の薬と注射器、点滴などを山ほど購入させられていました。 ハイ、点滴や注射針まで、自分たちで買いに行くのです。
お金がなかったらどうなるんでしょうか、この病院は。

同じ緊急治療室内には、彼以外にも少なくとも2人の人が運ばれており、若い女性がヤケドか何かで大けがをしていて、悲痛な叫び声をあげまくっており、かなりあり得ない光景。 あんな所に寝かされていたら、息子さんもかなり怖がる筈。 
しかも部屋には、誰かの付き添いか面会に来ているのか、どこの誰ともわからない人達が、ひっきりなしにこういった悲鳴をあげていたり,酷い症状の患者を野次馬しに入ってきます。一様セキュリティーの人はいることはいるんですが...ムムム。

早く別室へ移してあげたいけれど、まだ様子を見ているため、今日は動かせないと言われました。 それも先生を探してプッシュ、プッシュしなければ、診察にも来ないし、「お金はあります!」 っといった様子を見せないとダメ。 

ドクターらしき人をつかまえて、診察の結果を迫ったところ、ようやく脳のスキャン写真や、胸部のレントゲン写真を見せて説明してくれました。 それまで家族には一切このような説明がなかったそうで。  
幸い骨はどこも折れてないし、脳にもダメージ無し、手術の必要も一切なし、「良かったですねー。」という目のドクターの一言でひと安心。

でも当方が激しくドクターをプッシュして迫ったもんだから、

 「この人、いったい誰??」 

とドクターが息子さん家族に聞いてるのがきこえました。

家族の一人が 「.... ボス...です。」 (組の親分かいッ??)

と答えてから、ドクターの態度は一変。 

ボス=会計係 ┐( ̄ヘ ̄)┌

って事で、チャリーンッ!ってレジ音でも聞こえたのか、その後またもや新たな処方箋ペーパーが家族に渡されました。そこにはまたまた沢山の薬のリストが。
 「これはさっき買った薬と同じだ。 幾つ買わせれば気が済むんだ?? コレはいらんだろう!」 と、パニックしていたお父さんも徐々に正気が戻り、大金がかかる現実に対処しはじめました。

その後、家族が集まって小さいペーパーを見ながら難しい顔してるので、それぞれ幾ら出せるのか検討中なのかと思ったのは単にコチラの気のせいでした。 これ、支払いお願いします、と手渡されたレシートには、たった2種類の薬で1万円。 ドヒャ〜ッ! 注射用とはいえ、粉をといて使う、目薬のような2個の薬にしては、あんまりな金額ですよね。 これはさすがにぼったくり詐欺じゃないのかと疑いたくなりましたゎ。

Manado_hospi5

そんなやり取りを行っていた緊急治療室の外の廊下というかロビーにも、バイクの大事故で運ばれてきた若者男性がいて、一時期は野次馬の人だかり。 写真をとった時は夜も遅く、さすがに野次馬は消えていましたが。
誰もがバイクに乗る昨今、死亡事故などは日々当たり前のように起きているようです。この男性も意識はなさそうでした。 彼が別室に移された跡の廊下には、治療した際の血まじりの液体が。 
おーい、そこでおしゃべりに夢中になっている若い看護婦さんやヘルパーたちよ、そんな暇あったらさっさとモップか何かで拭き取ってくれないッ?? と叫びたいくらいですが、彼らには全く気にならない様子でした。

さて、入院病棟移動の話を病院スタッフにプッシュする度に、「どこどこに行って書類をもらってきて。」 という回答。
つまり、お会計を先にして来い、そのレシートが無ければ移動は無し、というものでした。

<お会計内容>

最初の薬、注射器、点滴代・・・1万円
レントゲン代・・・・1万円
脳スキャン ・・・・約2万円。 
2種類の注射薬・・・・1万円

これはあくまでも最低限必要だった分。コレ以外にも、部屋への移動、入院費などはさらに別料金でかかったのは言う迄もありません。 

その上、さっきまで目の専門の筈のドクターは「手術はいりません。」ってきっぱり言っていたのに、総監督のようなドクターから 「手術が必要です。」とお達しが。 

Manado_hospi2

すっかり大金出費地獄に目覚めたお父さん、「手術はいらないってさっき3人のドクターが言ってたじゃないか?」と不信感もあらわに。 

このドクター、そんな彼を軽く流し、「今日明日という事ではありませんが、手術はするべきです。」ときっぱり。 
頬の下の骨が少し折れていた?という事で、将来目に影響する可能性があるからだとか。 
お父さんはきっぱり ”さっきあれだけハッキリ、骨はどこも折れてない、問題ないと言われたのだから、手術はいらない” と断り、顔の腫れもひき、17歳という若さゆえか、かなりの早さであっという間にかなり回復した息子を、数日緒後には無事退院させました。 

残念ながら、そういう方面で有名なこの病院。
”会計係”の存在がハッキリしたせいによる対応の変化、ととられても仕方ないのではないでしょうか...。

この病院でこのまま手術なんてなったら、幾らお金があっても足りません。
他の病院にレントゲン結果を持っていき、セカンドオピニオンをえるべき、ということでお父さんと話合いました。

でもとりあえず無事退院できて何よりでした。 お金のなる木があるわけじゃなし、こちらのヘルプにも限界有り、今後彼には絶対にヘルメットをつけさせるべきと念を押しておいたのは言う迄もありません。 

結局親が買ってあげたバイクなのでしょうし、本来であれば、ヘルメットを装着しなかったらバイクの鍵など渡すべきではないと思うんですが、外でヘルメットを外してしまえばそれまでだし。

ようやく病院から出て、ついたホテルでも足下みられ、スイートしか空いてないと言われたけれど、深夜ゆえノーチョイス。 ベッドになだれこんでゆっくりし始めたのが午前2時すぎでした。 ふぅ〜ッ....(゚ー゚;

2014年04月03日

マンゴスチンの季節

「果物の王様」と呼ばれているのはドリアンですが、

クイーン オブ フルーツ (果物のクイーン(女王様))と呼ばれているのが、このマンゴスチン(インドネシア語ではマンギス、写真左)。

マンゴスチンって1月とか雨の多い季節かと思っていましたが、どうも今年は少し遅れて収穫?されたのか、見つけたのが遅かったのか、市場に出ていたので早速買って来てもらいました。
非常に甘くてやわらかい果肉を持つマンゴスチン、果肉の中にある大きな種を植えて育てて木にすれば、と種をキープ。  
でも本で調べてみると、マンゴスチンは成長させるのが超難しい事で有名な果物だ、と書いてあるのを発見。

日本なら種無しマンゴスチンさえも製造してしまいそうですが、もしかしてもう存在してるかも...??

種に邪魔されずにあの大きな果肉の粒を一度思いっきり堪能してみたいなぁ。 

というわけで、とりあえず種を鉢植えしてみました。

なんか出て来てくれる事を願う...( ̄▽ ̄)

2014年04月02日

ビーチの砂でお庭作り??

Caladium

Caladium(カラジューム) の中でも、フレイダヘンペルという植物を友人からゲット。

以前から、コテージ内の一部のシャワールームに設置したインドアガーデンに入れたいと思っていたので、うちで増殖させ、たのがだいぶ育ってきたので、この機会にいざ移植決行!
 と思いコテージに行ってみると、

ウギャーッ!  (゚∇゚|||)

「こんなの村ではどこにでも生えてるし...」という感覚からか、度重なる注意にも関わらず、”植物のケア”にあまり感心ない若者スタッフ達ゆえ、インドアガーデンの植物が元々少なかったのは承知していましたが、ちょっと私自身がチェックしてない間に、 植物がよく茂って成功していた部屋の南洋植物までもが、殆ど消えていました... 

でもここで驚くのはまだ早い

土を全部新しく入れ替えさせようと、良い土を島の内部から持ってこさせたのですが、わずかに残った1本の植物の横を掘ってみると....??!!!

なんと、掘れども掘れども出てきたのは、

ビーチの砂!!!!

切れましたヮ...さすがに....

こうするに至った裏の”ワケ”がみえみえだったからです。

最初にインドアガーデンを作った際、土がシャワーの水が落ちた際に飛び跳ねたりしないよう、土の上に白い石を置いてカバー。 少し見栄えもよくなります。

ただこの白い石も汚れてくるので、ゲストがいない暇な時に指示して、石をバケツの水につけてゴシゴシと洗わせていたのですが、

”石洗い作業”を面倒だと思った誰かが、”石を永遠に洗わなくて済む方法” と称したかどうかは知りませんが、ビーチから砂を持ってきて、インドアガーデンに敷いた。 

でも下に土があるばかりに、意外にすぐに砂と土が混ざってしまう。 

いっその事、全部砂にしてしまえ..!

という魂胆において行われた作業なのでした。

長く一緒に生活しているので、この手の”ショートカット”が得意な彼らの性格は理解していたつもりでしたが、今回のは、

”持込みガロン”に引き続き、

「そこまでするかっ?」級の予想外です。

リゾート業などが可能になる前は、農業で自給自足の生活をしてきた彼ら。塩分いっぱいのビーチに、植物や野菜を植えて育つわけがない事くらい充分承知なわけですから。

以前よく育ててから一生懸命植えた南洋植物だったのに残念。 

ハウスキーピング総監督係にもお説教、メインテナンススタッフ、スーパーバイザーにも、砂を除去し、土を全部取り替えてからカラジュームを植えるように指示。

隣の部屋をチェックしてる際も、たった今お説教くらったばかりのハウスキーピング係たちの、ケラケラッ、クククッという笑いをこらえた楽しそうな声が...。

NOT FUNNY!!! 
 (笑ってる場合かッ!) 

思わず隣の部屋にいって喝をいれたくなりましたが、必死にこらえやめておきました。ふう〜ん...溜息。

2014年04月01日

60キロのまぐろでツナステーキ!@ブナケン

60キロ!!!もあるキハダマグロを漁師さんが釣ってきました。

今迄で最高に超ヘビー級!

60キロ...なんか丸秘さんの体重と同じではないかいッ?  そう考えると、ホントにデカい....
写真は後ほどスタッフに貰って掲載したいと思います。

それでなくても滅多に手に入らないマグロ。 水中で目撃することはあっても、捕獲されればすぐにメナド港へ送られ、日本や他の国へ輸出されてしまうマグロ。 なかなか地元民の口にははいらない、っていうアレです。

有り難くグループゲストと共に、まずはロール寿司、お刺身として堪能。最近は寿司大好き!というヨーロピアンの方が本当に増えたので、「生の魚なんて...」と手つかずのまま、という残念な事態は、ほとんど無くなってきました。

この日の晩は、ミディアムレアなツナステーキ。 
横幅18センチほどにカットしてありますが、弾力ある柔らかさ。
手作り刺身醤油に手を加えた和風ソースで、白ワインとも相性バッチリ。

ワインは、最近毎日頻繁に中程度の地震が起きているチリのタラパカからのシャルドネワイン。 タラパカの人達の無事と健康を祈って乾杯。

ゲストが少ないので、久しぶりにテーブルをバルコニーに出し、星空の下、ナスのヘルシーパン粉焼きなどと共に、美味しくいただきました。

Tuna_steak

Fokifoki

2014年03月31日

マナドのハイパーマート内でヘアカット

髪を切ろうと、8年ぶりくらいにメナドのヘアカットサロン探し。

以前数回行った事のある、メナドにしては昔から一番まともな”ビューティーサロン”ぽかった「スタイナー」の掲示板サイトを見ると、

「ここに行くなら最低でも2ジュタ(2万円程度)は必要ね。」

「お金持ちの行くサロン」

などなど、ローカル女性達の料金の件が大半を占めるコメントが載っていて、以前からお願いしても一切料金表も見せてくれず、いきなり最後に高い料金を提示してくるような恐怖美容室で、どうやら今もそれは健在の様子。 
構えも立派になってるし、料金を心配するような客はうちには来ない、というサロンなのでしょうね。

あきらめて、ショッピングモール内のサロンへ。

ここはスーパーのある”ハイパーマート”、いつも昼間っからにぎわっている巨大ショッピングモールの一つです。

Manado_restaurant6

地元の掲示板サイトで見つけたサロン 「d'Redz」にヘアカットの飛び込み。
料金表がカウンターに置いてありましたが、カウンターの男性に、カットとシャンプー、ブロードライで幾ら?と尋ねたら、Rp110,000(千円程度)ってことだったので、すぐにお願いすることに。

Manado_haircut2

空いてたので待つ事なくシャンプー台へ。 

みなさん、もうご存知かもしれませんが、こちらでは温水を使うサロンは殆ど無いみたいですよー。 いきなり ヒヤッ!!とくる、はい、冷水シャンプーのみです。

Manado_haircut3

黙々と切るカット担当。 メナドにありがちなおしゃべりな人でなくて良かった。
長髪を7センチほど切りそろえるだけで、前髪なども自分で切る、と断言したので、カットはあっけなく5分くらいで終了。 
「髪が多過ぎて、軽くしたいので髪を少しすいて下さい」ってインドネシア語で言えれば良かったけれど、言語能力不足で取り返しつかない事になるのが怖くて言えませんでした〜。

ブロードライをしてくれたお兄さん(右の人かな)のほうが、カットなんか比べモンにならん位、えらく時間をかけて丁寧にしてくれたので、総合的にみてかかった時間は、シャンプー1割、カット1割、ブロー8割、 って感じでした。 頭のうしろの温風が気持ち良くて時々眠りこける始末。

Manado_haircut 

日本円にして約千円が、高いのか、安いのかは、この土地では微妙なとこですが、さっさとできたのが良かったです。 
もう少し安めだとカットは4〜5万ルピア(400〜500円程度)というところも。

こんな音楽もソフトにかかっている美容室に来てると、なんだかメナドにいる、って感じがしない。 メナドの、何も無かった時代(期間)があまりに長過ぎたせいでしょうかね...



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選挙ポスターってどの人も同じに見えるけど..コレはぁ???

こちらでは、もうすぐ選挙が始まります。 そのせいか、例の港の道路工事もすっかり停止中。 町中のあちこちに選挙のポスターがデカデカと!

今朝友人が送ってくれた写真のこの方も、立候補者の一人のようですが..

Hitler

いいんですかねェ...

このお名前...Σ( ̄ロ ̄lll)

カルチャーショックとはよくいったもんで...

インドネシアに長く住めば住む程、直面お付き合いをしていかなきゃならんのが、この”カルチャーショック”? インドを旅した方などからも聞いたことがありますが、 ”比較的几帳面な日本人なら気が狂っちゃうかも” というご意見もごもっともかもしれません。 
今日もそんな”カルチャーショック”をひとつご紹介。

キッチンからお米、油等のお家に”お持ち帰り”

Bunaken_people1_2

古い油を下さい”と、こちらに移住した当初から言われ、「そんな古い油は体によくないから止めたほうが良い」と何年も言い聞かせても、彼らは古い油を使いこなす達人?? 
当時は働いていなかった家族も多かったせいか、油はボスからタダで貰うのが一番!と決め込んでいたようで、どんどんお持ち帰りしていきます。

今は働く人も増え、いい加減、自分の給料で調理用油を買っているのかと思いきや、今度はスタッフ同士で、うちの廃油のとりあい...。 

「廃油」といっても、ゲストの食事用にたった1回程度使った油ゆえ、多少茶色に色がついても、まだまだ実は全然使える油です。

もったいないけれど、こちらでは”クルプック(エビせん)”やら、肉にしても、なかなか匂いが強いモノが多いため、油の使い回しは殆どできません。

どんどんうちが油を新たに購入するので、スタッフも”当然”のごとく、惜しげもなく使ってくれてムダも多い。まだ未使用の油がガロン容器に多少残っていても、古い油をジャーッと入れ、「これは廃油だからもういらないでしょ?」 と平気な顔。 

お持ち帰り用の油の色が、放っておくとどんどん薄茶色に。

未使用油と廃油、五分五分じゃないんかそれぇ〜ッ??」 

とたまに当方が喝を入れると、 今度は御丁寧にも、ゴミ箱用の黒いプラスチック袋を勝手にどんどん使用、ガロン容器をその中に入れて、「見えない...見えない...色も見えない...誰にも見えない....」 とやってくれます。 当然了解なども得ないうちに、です。

他のスタッフに対しても、自分の”お持ち帰り”が目立たないから、体裁も保てるため、相当都合が良い様子。 少々の注意だけでは止めないため、時々見兼ねて袋を開けさせてチェックするまでは、ずっとこのスタイル。 あんまり酷くなって来たので、「事前了解もなく、ガロン容器の持ち出し禁令」を出したんですが、それは当然ながら、廃油の持ち出しも禁止、という意味で理解してると思いきや、

あワワワワワワワァァァァァッ〜[E:shock]

遂に発見しちまった!!!

名前入り ”油持ち帰り用ガロン容器”

がキッチンの油置き場にさりげなく置かれてるぅ〜!!!

「油は、これからは直接こっちにいれてくれよな!」

ってことっすね。

ちなみにこの方、チャチャスタッフではなく、うちの日雇い大工さん。 しばらくしてわかったのですが、彼は同僚大工の間でも、”建築資材のお持ち帰り”でも有名な人。 表面上は一番優しくいい人顔してるってのに、かなりの厚顔人物。

この人がうちに仕事を探しにきた際は、 「別のリゾートで働いてたが、コーヒもたったコップ1杯しか出さず、それをスタッフ全員で分けろ、なんていう非常にケチなオーナーだったから辞めてこっちに来た」  ということでしたが、この彼の行動、 長年経験している子供っぽいスタッフ達の行動からして、そんな話は大ウソであることくらいは既に察しがついてましたが、この厚顔レベルはなかなか最大級。

こんなくだらん事につきあってる暇はないし、使用済油くらい、皆でケンカせずに、一言断ってお持ち帰りしてくれれば文句は言わないけど、形式的な ”お伺い” もなしに、必要以上にモノが消費され、油以外のお米やら何やら他にも消えて行く、ってのは、どうにも気持ちのいいものではないし、目をつぶるってたって限界もある。

というわけで、毎日直面する”カルチャーショック”のうちのひとつをご紹介してみました。

空だった容器はキッチの外へ アウトスウィングキィ〜ック!!

怒った後は、むっちゃ疲れるわぁ〜...

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