前回のレビュー
【Intel40周年の限定品】Intel社「Core i7-8086K」6コア5Ghzをレビュー
おさらいとして簡単な比較表をまとめました。
CPU | core i7 8086k | core i7 8700k | Ryzen 7 2700X |
コア数 | 6 | 6 | 8 |
スレッド数 | 12 | 12 | 16 |
ベースクロック | 4.0Ghz | 3.7Ghz | 3.7Ghz |
ブーストクロック | 5.0Ghz | 4.7Ghz | 4.35 Ghz |
L1 cache | 384KB | 384KB | 768KB |
L2 cache | 1.5MB | 1.5MB | 4MB |
L3 cache | 12MB | 12MB | 16MB |
対応メモリ | DDR4-2666 | DDR4-2666 | DDR4-2933 |
TDP | 95W | 95W | 105W |
価格(6/15) | 51,775円 | 40.460円 | 39,220円 |
「8086K」のパワーがゲームで発揮した点とは
今も換装前「8700k」と換装後「8086K」との違いを探しているところですが「8086k」に換装して大きく恩恵を受けました。
そのゲームタイトルは「DiRT4」です。
換装前はレース中にフレームレートが「144Hz」をキープしながらも約3秒間刻みで一瞬「142Hz~126Hz」に原因不明のカクツキが起きてました。
「DiRT4」のバージョンを最新にして更にWindowsも定期的にアップデートを行いましたが「妙なカクツキ」は直りませんでした。
「DiRT4」はグラフィックボードがAMDベース「Radeon」に基づいてゲーム製作が行われているので「GeForce」よりも「Radeon」の方が最適化されている。
「GeForce」では相性が悪くて「カクツキ」が起こるのは仕方がないのだろうと諦めていました。
ところが「8086K」に換装してマザーボードも最新のBIOS(0805)に更新したら全くカクツキもなく非常に滑らかに安定して動作しました。
BIOSをアップデートしただけではダメ?!
PCの構成は以下の通りです。
「Core i7」
【CPU】「8700K」→「8086K」
【マザーボード】「ROG STRIX Z370-I GAMING」
【BIOS】バージョン 「0615」→「0805」
【メモリ】CORSAIR社「VENGEANCE RGB DDR4 3000MHz 16×2/32GB」
【GPU】「ROG-STRIX-GTX1080TI-O11G-GAMING」
「BIOS」は最新にしておきましょう。
BIOS更新ページへ
更新前・・・バージョン 0615(2018/04/20)
更新後・・・バージョン 0805 (2018/06/08)
CPU「8086k」を換装してBIOS更新(0805)しただけで妙な「カクツキ」はなくなりました。
試しに「8086K」から「8700K」に戻して「DiRT4」をプレイしたら、やはり「カクツキ」は起きてしまいました。
よって「8086K」+「BIOSバージョン 0805 」の組み合わせで「カクツキ」は、ほとんどなくなり非常に快適です。
総評
今回、「8700K」から「8086K」へのアップグレードは体感的な変化を感じない方が多いようです。
既に「8700K」をお持ちの方は「自己満足」以外の期待で購入は控えたほうが良いでしょう。
たまたま筆者のPCで「8086K」へ換装による改善が見られたので以上、報告でした。
お目通し戴き、ありがとうございました。
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