2018年06月14日
【Intel40周年の限定品】Intel社「Core i7-8086K」6コア5Ghzをレビュー
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40周年記念「Core i7-8086K」とは・・・
Intel社「Core i7-8086K」はIntel創業50周年そして1978年に発売された16ビットCPU「Intel 8086」が登場し40年が過ぎ「40周年記念」として「Core i7-8086K」が誕生しました。
今、既存の「8700K」と「6コア12スレッド」と基本スペックは同じですがベースクロックは「8700K」は「3.7Ghz」に対し「8086K」は「4.0Ghz」と「0.3Ghz」ほどスペックが上がりました。
そしてターボブーストをかけた場合「8700K」は「4.7Ghz」なのに対し「8086K」では「5.0Ghz」まで上がりました。
簡単にスペック表をまとめてみました。
CPU | core i7 8086k | core i7 8700k | Ryzen 7 2700X |
コア数 | 6 | 6 | 8 |
スレッド数 | 12 | 12 | 16 |
ベースクロック | 4.0Ghz | 3.7Ghz | 3.7Ghz |
ブーストクロック | 5.0Ghz | 4.7Ghz | 4.35 Ghz |
L1 cache | 384KB | 384KB | 768KB |
L2 cache | 1.5MB | 1.5MB | 4MB |
L3 cache | 12MB | 12MB | 16MB |
対応メモリ | DDR4-2666 | DDR4-2666 | DDR4-2933 |
TDP | 95W | 95W | 105W |
価格(6/15) | 51,775円 | 40.460円 | 39,220円 |
ベースクッロクとブーストクロックが0.3Ghzの差が約1万円の性能に見合うのか検証していきます。
それでは「8086K」と「8700K」のスコアなど違いを見ていきます。
開封の儀
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外観
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「Core i7-8086K」をチェックする
今回は40周年記念と相応しく台座に「8086K」が乗って凝った演出が際立ちます。
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早速、換装してみる
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今回、換装するマザーボードは「ROG STRIX Z370-I GAMING」です。
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「8086K」にグリスを塗って完了!
「8086K」と「8700K」のスコアの差は?
これから「3D MARK」、「Cinebench R15」、「RISE OF THE TOMB RADER」、「デウスエクス マンカインド・ディバイデッド」のベンチマークにて測定しスコアを検証してみます。
PC構成
「Core i7」
【CPU】8700k
【マザーボード】「ROG STRIX Z370-I GAMING」
【メモリ】CORSAIR社「VENGEANCE RGB DDR4 3000MHz 16×2/32GB」
【GPU】「ROG-STRIX-GTX1080TI-O11G-GAMING」
「Ryzen」
【CPU】2700X
【マザーボード】「ROG STRIX X470-I GAMING」
【メモリ】CORSAIR社「VENGEANCE RGB DDR4 3000MHz 16×2/32GB」
【GPU】「ROG-STRIX-GTX1080TI-O11G-GAMING」
「8086K」「8700k」「2700X」スコア比較表
【定格】
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【オーバークロック】
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しかし【オーバークロック】すれば「FireStrike」では「8086K」と「8700K」が「2700X」を大きく上まわっており、それ以外は僅かな差であるが「8086K」が全てにおいてスコアを伸ばしている。
Cinebench R15ー「CPU性能」
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左「8086K」、右「8700K」
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「OpenGL(fps)・シングル・マルチスレッド」
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大きく差はないが「0.3Ghz」の性能差は順調に表れております。
RISE OF THE TOMB RADER-「デフォルト設定」
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「平均フレームレート」
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デウスエクス マンカインド・ディバイデッド-「デフォルト設定」
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「平均フレームレート」
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ひと通りゲームしてみた感想
「8700K」と比べ体感的にも、ほとんど違いは感じなかった。
約1万円の差の恩恵を受けるかと言えば答えは「ノー」です。
40周年記念をお祝いして購入するといったところでしょうか。
はっきり言えば「自己満足」となってしまいます。
グラフィックボード「1080TI」がボトルネックになっているようです。
早いとこ次世代グラフィックボードが発表されることを期待する。
良かったところ
ベンチスコアは「8700K」と比べ全勝したことがGOOD!
当たりを引いて大満足です。
残念な点、注意する点
ゲームや動画エンコードなど体感的な速さは感じられない。
総評
今回の「8086K」は「8700K」を更に性能をアップグレードとして期待するCPUではなく「40周年記念品」として割り切って購入すると良いでしょう。
これから「自作PC」に挑戦してみようと考えている方も1万円安い「8700K」がおススメです。
「限定品」「40周年記念」というキーワードに興味をそそられるのであれば是非、購入してみませんか?
お目通し戴き、ありがとうございました。
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お時間があれば、こちらも目を通して戴けると幸いでございます
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