RGB21-HDMI変換アダプタ RGBHDADP ※日本語マニュアル付き サンコーレアモノショップ 新品価格 |
今回ご紹介するのは2017年10月に発売されたサンコー社 「RGB21-HDMI変換アダプタ RGBHDADP」になります。
最近は2017年に「ミニファミコン」「ミニスーパーファミコン」が販売されました。
このミニチュアサイズのレトロゲーム機が一気に話題となり次々に登場する「メガドライブミニ」「ネオジオミニ」などに続きレトロゲームのブームがやってきました。
あの頃の感動をもう一度、今、最新のテレビで遊びたい!
しかし今は需要の流れから「コンポジット(黄色)」がテレビに付いておらず「HDMI」端子しかないのが現状です。
そこで「21PIN」ケーブルを使えば「HDMI」を介してレトロゲーム機が最新のテレビで遊べます。
それが 「RGB21-HDMI変換アダプタ RGBHDADP」です!
簡単に「21PIN」の歴史も含めレビューしたいと思います。
「21PIN」と「HDMI」の活用と歴史
「RGB21ピン」て何?
1本のケーブルで「アナログ信号」による映像、音声を伝送するための端子です。
左「21PINケーブル」、右「HDMIケーブル」
現在は1本のケーブルで「デジタル信号」による「HDMI」端子を用いて「液晶テレビ」「ブルーレイレコーダー」「AVアンプ」など様々な機器に使用されています。
「21PIN」の最大のメリットである高画質なRGB出力は「HDMI」規格の誕生により「21PIN」は使命を終え静かに消えていきました。
「HDMI」の性能は凄まじく映像面では超高画質(4K,8K)、音声面では超高音質(ドルビー、DTSなどロスレス音源)で映画館の感動をそのまま家庭で味わえるのが最大のメリットです!
こうして「HDMI」は世に欠かせない世界標準規格となって今に至ります。
「21PIN」は今、主流の「HDMI」の元祖と言えるでしょう。
「21PIN」と「HDMI」の大きな違いは「21PIN」は映像、音声を1本で伝送する能力しかありませんが「HDMI」は映像、音声以外に接続機器を相互に機器認証するなど膨大なデータ転送も行えます。
「21PIN」の活用とは・・・
❶1本のケーブルで映像、音声を伝送するだけでなく当時「コンポジットケーブル(黄色」、「S映像ケーブル」よりも鮮明で輪郭がハッキリした映像が楽しめました。
❷鮮明な映像を提供するためゲームセンターでは「アーケード筐体」として多く活用されました。
今は伝説のアーケードマシンとして崇められるセガ筐体「アストロシティー」「ブラストシティー」など今でも人気が衰えなくミニチュアモデルのとして販売しております。
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❸アーケードファンの間では「アーケード筐体」でしか味わえなかった鮮明な映像を家庭で再現したく「21PIN」を取り入れる方も少なくないです。
RGB21-HDMI変換アダプタ「RGBHDADP」の特長
❶往年名機「スーパーファミコン」「セガサターン」「初代プレステ」「ネオジオ」「メガドライブ」を「HDMI」化で美しい画面でゲームが楽しめる。
❷出力解像度の切り替えができる
@1080P A720P B800×600@60Hz C1024×768@60Hz D1280×1024@60Hz
❸表示形式の切り替えができる
@4:3 A16:9 Bフルスクリーン C4:3 エクスバンド D16:9 エクスバンド
開封の儀
外観
「RGBHDADP」をチェックする
各ゲーム機別に「21PIN」ケーブルを紹介します。
左「スーパーファミコン」、右「playStation」
なので「HDMI」ってとても便利に進化したんですね。
早速、接続してみます
今回は用意したのはスーパーファミコンと2008年製シャープ液晶テレビで試したいと思います。
接続を終えテレビに接続します。
スイッチオン!
ゲームタイトルは「スーパーマリオワールド」です。
まず「21PIN」でゲーム画面を見てみます。
ミニスーパーファミコンと比べると若干暗めですが「21PIN」は暗めになる傾向があるので、これはこれで良し!
【小さな名機】ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコンをレビュー
デフォルト設定では「16:9」で横長になってしまうので入力切替スイッチで比率を切り替えます。
「21PIN」「コンポジットケーブル」と比較検証
❶画面全体「21PIN」
パッと見では「コンポジット」の方が輪郭が柔らかい印象ですが画面に近づくとハッキリ違いが分かります。
❷マリオ、左「21PIN」、右「コンポジット」
❸りんご、左「21PIN」、右「コンポジット」
❹星マーク、左「21PIN」、右「コンポジット」
❺文字「21PIN」
それに比べ「コンポジット」はドットが潰れ色も褪せてます。
結構、違いが分かりやすかったのでこれを機にレトロゲーム機(セガサターン)も押し入れから出して遊びたくなりました!
使ってみた感想
画面はとても鮮明で綺麗ですが「21PIN」特有の暗さが少しありますが「HDMI」を介して映像表示しているので最新モニターなら細かな設定で「明るさ」「コントラスト」「RGB」のバランス調整など使えばレトロゲーム機の映像を惜しみなく、ご堪能できるでしょう。
また比率「4:3」にすれば画面がゲーム本来の画面表示に切り替わり当時の感覚をより綺麗な画面でそのまま楽しめます。
良かったところ
❶画面比率による切り替えスイッチを行えば操作性にも違和感もなく感動は当時のまま再現されます!
❷無駄な機能もなくシンプル設計で使いやすい!
❸価格は4千円でお釣りがくるコスパ最強のアイテム!
残念な点、注意する点
❶「21PIN」ケーブルを接続の際に接触が緩く画面がブレたり色が変色することがあるので「ゴム」などを使ってケーブルと本体ユニットを縛りつけた方がよいでしょう。
❷「21PIN」特有の暗さがあるのでモニター側で「明るさ」「コントラスト」など設定することをオススメします。
総評
ここ最近は「ミニファミコン」をはじめ当時人気あったレトロゲーム機が続々とミニチュアサイズで蘇ります。
当時は小学生だった子供たちは今は立派な大人になりました。
「お父さん、お母さん」が当時、熱中して遊んだゲームタイトルを子と共有できる時代になりました。
今こそゲームの歴史を子に継ぐ機会が生まれたことが何よりも幸せです。
今、世界ではゲーム祭典「e-sports」がオリンピック種目の候補となるくらいゲームは社会の一部とされています。
学校の専攻科目として「ゲーム」も取り入れられているくらいゲームの将来性はグングン広がるでしょう。
また医療分野で活用される「リハビリ治療」、F1 や航空など緊急事態、コース練習を想定した「シミュレーション」としても活用されてます。
ゲームの進化の過程を知ることで今後に必要な情報財源となりコンピューター技術は飛躍的に進化することでしょう。
今こそゲームの原点であるレトロゲームを最新機器でもう一度、遊んでみませんか?
主な仕様
【重量】 138g【入出力端子】 入力:RGB21、電源 出力:HDMI、AUDIO3.5mmステレオジャック
【RGB21入力形式】NTSC、PAL
【表示設定】 4:3、16:9、フルスクリーン、4:3エクスパンド、16:9エクスパンド
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