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2017年03月09日

本屋さんおすすめの本を選んで読んでみる

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本屋さんは本のプロ。本屋さんオススメの本をチェックするのは、面白い本に出会う近道といえるのではないでしょうか。
1.POPを参考にして選んでみる

多くの書店では、「POP(ポップ)」と呼ばれる書店独自の広告に力を入れています。平積みされた本の近くに立てられた手書きのカードを見たことがあるのではないでしょうか。そのPOPに書かれたオススメコメントを参考に探すのも、読みたい本に出会う手がかりになります。
2.本屋大賞から選んでみる

新刊を扱う書店(オンライン書店を含む)で働く書店員の投票でノミネート作品、受賞作が決定する文学賞です。現在では、直木賞や芥川賞を受賞した作品よりも、売上部数が伸びる賞として大きな注目を集めています。
3.本屋大賞から届けたい5冊
『一瞬の風になれ』佐藤多佳子text014_01.png

>一瞬の風になれ(第1部) [ 佐藤多佳子 ]


感想(32件)


あらすじ/内容
春野台高校陸上部。とくに強豪でもないこの部に入部した二人のスプリンター。ひたすらに走る、そのことが次第に二人を変え、そして、部を変える?。思わず胸が熱くなる、とびきりの陸上青春小説。
『八日目の蝉』角田光代

>八日目の蝉 [ 角田光代 ]


感想(266件)


あらすじ/内容
逃げて、逃げて、逃げのびたら、私はあなたの母になれるのだろうか。理性をゆるがす愛があり、罪にもそそぐ光があった。角田光代が全力で挑む長篇サスペンス。
『海賊とよばれた男』百田尚樹

>海賊とよばれた男(上) [ 百田尚樹 ]


感想(82件)


あらすじ/内容
敗戦の夏、異端の石油会社「国岡商店」を率いる国岡鐵造は、なにもかも失い、残ったのは借金のみ。そのうえ石油会社大手から排斥され売る油もない。しかし国岡商店は社員ひとりたりとも馘首せず、旧海軍の残油集めなどで糊口をしのぎながら、たくましく再生していく。20世紀の産業を興し、人を狂わせ、戦争の火種となった巨大エネルギー・石油。その石油を武器に変えて世界と闘った男とはいったい何者か―実在の人物をモデルにした本格歴史経済小説。
『テンペスト』池上永一

>テンペスト 上(若夏(うりずん)の巻) [ 池上永一 ]


感想(27件)


あらすじ/内容
小説界をなぎ倒す嵐(テンペスト)襲来!ノンストップ王朝ロマン。美と教養と見栄と意地が溢れる珊瑚礁の五百年王国は悩んでいた。少女まづるは憧れの王府を救おうと宦官と偽り行政官になって大活躍。しかし待ち受けていたのは島流しの刑だったーー。見せ場満載、桁外れの面白さ。
『サウスバウンド』奥田英朗

>サウスバウンド(上) [ 奥田英朗 ]


感想(49件)


あらすじ/内容
小学校六年生になった長男の僕の名前は二郎。父の名前は一郎。誰が聞いても「変わってる」と言う。父が会社員だったことはない。物心ついたときからたいてい家にいる。父親とはそういうものだと思っていたら、小学生になって級友ができ、ほかの家はそうではないらしいことを知った。父はどうやら国が嫌いらしい。むかし、過激派とかいうのをやっていて、税金なんか払わない、無理して学校に行く必要などないとかよく言っている。家族でどこかの南の島に移住する計画を立てているようなのだが…。型破りな父に翻弄される家族を、少年の視点から描いた、長編大傑作。
おわりに

本と読者を最もよく知る立場の本屋さん。本屋さんのオススメを手がかりに新しい作家や作品にチャレンジするのは間違いない楽しみ方です。


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