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2017年03月31日

『源氏物語』の世界を堪能する受験生にもおすすめの5冊

本小説源氏物語.jpg
日本で一番有名な恋愛小説ともいえる『源氏物語』ですが、読破する人が少ないのはもったいない。1000年続く魅力を現代でも。
『源氏物語』の成立

平安中期に成立した日本の長編物語、小説。作者とされる紫式部は970年頃の生まれで一条天皇の中宮・彰子に仕えた。

  • 第一部:光源氏が数多の恋愛遍歴を繰り広げつつ、王朝人として最高の栄誉を極める前半生
  • 第二部:世の無常を覚り、やがて出家を志すその後半生と、源氏をとりまく子女の恋愛模様
  • 第三部:源氏没後の子孫たちの恋と人生
『源氏物語』ビギナーズ・クラシックス

>源氏物語 [ 紫式部 ]


感想(16件)


あらすじ/内容
平安貴族の風俗と内面を描き、いつまでも新しい傑作「源氏物語」の全体がわかる楽しい一冊。わずらわしい文法などの障壁を取り払い、こなれた現代語訳によって、世界初の長編ロマンの面白さがしっかりわかる。現代語訳も原文も総ルビ付きで、朗読にも最適。
『新源氏物語』田辺聖子

>新源氏物語(上巻)改版 [ 田辺聖子 ]


感想(8件)


あらすじ/内容
現代のヒーローとして甦った“光る君”。平安の宮廷で華麗に繰り広げられた光源氏の愛と葛藤の物語を、新鮮な感覚で“現代”のよみものとして描いた大ロマン長編ー比類ない美貌と知性、そして高貴な身分を持つ源氏は、至福の愛を求めて、許されぬ恋、苦しい恋を重ねる…。上巻には、「眠られぬ夏の夜の空蝉の巻」より「佗びぬればはかなき恋に澪標の巻」までを収める。
『平安人の心で「源氏物語」を読む』山本淳子

>平安人の心で「源氏物語」を読む [ 山本淳子 ]


感想(2件)


あらすじ/内容
日本文学の最高傑作『源氏物語』。現代の読者が、少しでも平安社会の意識と記憶を知り、その空気に身を浸しながら読めば、物語をもっとリアルに感じることができるのではないか。本書は、平安人の世界を様々な角度からとらえ、読者を誘うことを目指した一冊。
『源氏物語』瀬戸内寂聴訳

>源氏物語(巻1) [ 紫式部 ]


感想(21件)


あらすじ/内容
誰もが憧れる源氏物語の世界を、気品あふれる現代語に訳した「瀬戸内源氏」。文学史に残る不朽の名訳で読む華麗なる王朝絵巻。巻一では、光源氏の誕生から、夕顔とのはかない逢瀬、若紫との出会いまでを収録。
『「源氏物語」の色辞典』吉岡幸雄

>「源氏物語」の色辞典 [ 吉岡幸雄 ]


感想(4件)


あらすじ/内容
『源氏』千年の色彩がいま甦る。五十四帖に描かれた襲の色目を完全再現、光源氏の愛した色、女人らの華麗な衣裳。平安の夢368の色布総覧。
おわりに

雅な平安貴族・光源氏の世界をもっと身近に。それは日本の伝統文化を知ることにも通じていくでしょう。


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