2017年03月27日
大人にもおすすめの絵本10選
アンデルセンの誕生日で「国際子どもの本の日」の4月2日前後2週間が絵本週間に定められています。素敵な絵本との出会いとなる大人にもおすすめの絵本をご紹介します。
『幸せな王子』オスカー・ワイルド
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あらすじ/内容
「だってぼくは、きみをほんとうに好きだから」つばめは、像になった王子の願いを叶えるため、彼がまとう金や宝石を貧しい人たちへ運びます。やがて冬が訪れ、鉛の心臓になった王子とつばめの亡骸は。形にはできない大切なことを、果てしない優しさで伝える物語。
『おどる12人のおひめさま』エロール・ル・カイン
あらすじ/内容
「イメージの魔術師」と呼ばれた絵本作家エロール・ル・カイン。いま、よみがえるめくるめく色彩と魔法の幻想世界。原書の色味を再現した、美しい新版の登場です。
『クレーの絵本』パウル・クレー
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あらすじ/内容
クレーの色彩世界に谷川俊太郎の詩が重なる。
スイスが生んだ今世紀最高の画家クレー。音楽理論を融合させた詩情あふれる色彩世界に触発された詩人が紡ぎだすイメージ豊かな言葉が、新しい画集の形を提示する。
『あさになったのでまどをあけますよ』荒井良二
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あらすじ/内容
なにげない日々のくりかえし、そのなかにこそあるたしかな希望、生きることのよろこび、きみのまちははれてるかな。大気にみなぎる光と気配、風景の力を描く荒井良二のあらたな傑作。
『ちいさなあなたへ』アリスン・マギー
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あらすじ/内容
母でいることの幸福、喜び、不安、痛み、そして子どもへの思いー母であることのすべてがつまった絵本。
『のにっき』近藤薫美子
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あらすじ/内容
晩秋、小動物が死んだ。大地に横たえた体に、どこからともなくハエがとんできて、ツマグロヨコバイがひなたぼっこを始め、クモが毛にもぐりこみ…。あっ、という間の出来事でした。小動物の形が崩れていく様を、不思議な感動と静かな畏れを抱きながら、観察し続けた日々でした。やがて花に埋めつくされ、跡形もなくなった時、小動物の死は、私の中で思い出に変わったのでした。
『ペツェッティーノ』レオ・レオニ
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あらすじ/内容
自分をとるに足りない小さな部分品だと思っていたペツェッティーノ。自分はだれの部分品なのかを確かめるために、友だちを訪ね、とうとう海をわたることに…。レオ=レオニのメッセージがモザイクの技法で描かれています。
『アライバル』ショーン・タン
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あらすじ/内容
新たな土地に移民した者が、その土地で生まれ変わり、新生児のように成長していく。そこには過去の自分を捨てなければならない辛さと、新しい人生を歩むチャンスを手にした幸せとの両面がある。それをまるでサイレント映画のように一切の文字を使用せず表現した、究極の文字なし絵本。
『茶色の朝』フランク・パヴロフ
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あらすじ/内容
心理学者フランク・パヴロフによる反ファシズムの寓話に、ヴィンセント・ギャロが日本語版のために描いた新作「Brown Morning」、哲学者高橋哲哉のメッセージが加わった日本だけのオリジナル編集。
『はじめて考えるときのように』野矢茂樹
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あらすじ/内容
「考える」ってどうすること?「わかる」ってなに?-本書では、もっと上手に考えるための方法を心なごむ絵とともに解説。“問題そのものを問う”“「考えてる」と「考えてない」の違い”“コップと飲み物の関係”“「論理」ってなんだ?”“自分ひとりで考えるのではない”…みるみる考える力が湧いてくるヒントが満載。ものごとの見えない枠組をはずし、本当の「考える力」が身につく哲学絵本。
おわりに
思考を越えて感じる。絵と文が一体になって、心に深くしみてくる。ずっとそばに置いておきたい。絵本にはそんな魅力があります。
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